シリーズトー タルとしての評論で、この梨田の講評が的を射ているのではないか。オーダーの中に強力な外人選手がいない、という中で綱渡りの接戦を幾つも乗り越えた日本一である。選手たちも中島監督も素晴らしい戦いだった。
なお、ネットの野球サイトでは「バント不要論」「守備軽視論」「ホームラン至高主義」がのさばっているが、それらの馬鹿思想がすべて引っくり返されたのがこのシリーズでありこの試合である。ヤクルトの敗因は実は守備力にあった。特に外人投手の守備がひどかったようだ。それを放置してきた首脳陣の罪は大きい。ヤクルトに多発したエラーは監督以下選手全員の精神(野球脳)の未熟に原因があったとも言える。広岡あたりの辛辣な意見が聞きたいものだ。
ちなみに下のコメントは「セーフティバント」ではなく、送りバントが守備の乱れで安打になったものだろう。
今日の試合、2連続でセーフティバント決められたとこアレで力量の差を見せつけられた気がする(以下引用)
【梨田昌孝】日本一オリックス攻守で珍現象 助っ人不在オーダーをカバーした右偏重リリーフ陣

- 26年ぶりの日本一を決めナインに胴上げされるオリックス中嶋監督(撮影・上田博志)
<SMBC日本シリーズ2022:ヤクルト-オリックス>◇第7戦◇30日◇神宮
オリックスは全面に投手力を押し出した。ストッパーに起用する人材がポイントで、初戦は平野佳、2戦目に阿部が打ち込まれて決まらなかった。その流れを変えたのが、宇田川、山崎颯らの力投だった。
このオリックスの日本一には珍しい現象も見受けられた。リリーフが右投手に偏って、ワンポイントで左腕リリーフがつぎ込まれるような駆け引きはなかった。右のリリーフが相手打者の左右に関係なく抑えられる力を証明した。
それにオーダーに外国人の名前が並ぶこともなかった。これも珍しい。日本シリーズのような大舞台では助っ人のパワーが勝敗を分けることは多い。それだけに得点力不足は否めないが、助っ人野手不在もリリーフ陣がカバーしたと言える。
日本シリーズ序盤は、ヤクルトの圧勝かと思われた。第4戦で先発山岡から宇田川、山崎颯がイニングをまたいで好投し、抑えにワゲスパックを起用して1-0で逃げ切って風向きは変わった。
第5戦はこのリリーフ2人をベンチから外したのは驚いたが、これも中嶋監督の踏ん切りの良さだろう。その一戦の結末が吉田正のサヨナラ本塁打だから短期決戦は怖い。第6戦もゼロ封勝ち、7戦は1点差勝ちで、最後まで投手力の高さを見せつけた。(日刊スポーツ評論家)
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サードに入る為に後ろ向いて目を離した村上も、振返ってえっ?何で捕りにいってないの?って混乱してた。
でも、ピッチャーが獲ったとしてもサードは間に合うか微妙な感じだから、村上に獲らせてファーストで良かったと思う。キャッチャーの指示ミスだと思う。