- 遅い球、遅い球じゃついて来られるんだよ。アホか
「蔵建て男ツィッター」から転載。
他人にはあまり興味の無い話だろうが、備忘として保存。
下の記事とは無関係だが、選抜(特に決勝戦)の総括。
平安の優勝は、投手の使い方がわりとうまかったこと、打線のつながりが非常によかったこと、ミスが比較的少なかったこと、などの総合による。以前の記事で平安の四番打者の打席での無意味なパフォーマンスを批判し、それと同時に四球を多く選んでいるのを褒めたが、決勝戦でも四球をよく選んでいたのは偉い。おそらく、全部の試合を合わせれば、10個近く選んだのではないか。(あるいは10個以上かもしれない)これは素晴らしいことであり、四球は安打と同じである、と考えれば、彼はこの大会で20安打くらいしたのに等しい働きをしたことになる。安打も結構打っているから、出塁率で言えば、7割以上かもしれない。これは驚異的ではないだろうか。
なお、今大会のベストプレーヤーには、平安のキャッチャー、高橋ユウヤを挙げる。彼のリードによって、平安の二流投手数人が、全員集めたら一流の投手と同等の働きになった。また、打撃でもかなりの貢献をしている。打撃での貢献は、三塁手の常、高橋捕手、河合一塁手、その次が、マスコミ好みの俊足トップバッターの何とかいう中堅手だろう。彼は決勝戦以外はそれほどの働きではない。まあ、能力的には唯一のプロレベルかもしれないが、貢献度はそれほどではない。
平安の監督は、なかなか大胆な試合運びで、今回の大会のベスト監督ではある。判断ミスもあったが、それを試合の中で修正できたのは彼くらいだ。決勝戦の三番手投手にノーコンの左腕を出してピンチを自ら作り、すぐに背番号1の投手を出して火消しに成功した「マッチポンプ」采配は間抜けだったが、他チームの監督に比べれば、「修正能力」があったとも言える。
全体に、ヘボ監督のヘボ采配が目立つ大会だったから、平安の原田監督程度でも「比較優位」によって最優秀監督になったわけである。
もちろん、平安高校というチーム自体は、飛び抜けた選手がいない中から作り上げるとしたら最良のチームであり、(それを象徴するのが、ほとんど継投で勝ってきた投手陣だ。エース不在と言っていい。)それを作り上げたということだけで原田監督は今大会のベスト監督であり、また他校の監督がチーム作りをする上では非常に参考になるチーム作りをしたと思う。
前に書いたように、高校野球ではスーパースター一人で優勝できることはほとんど無い。チーム全体の力が必要なのであり、それを考えれば、エースと他の投手、クリーンアップと下位打者との間に、「価格差」など無いのである。「スター選手偏重主義」のチームは、決勝まで残ることはほとんど無い。まあ、スター選手がいればマスコミも取り上げてくれて、監督の名も上がるというのは確かだが、そういう「邪心」はチームを毒するのも確かだ。
(以下引用)
蔵建て男 @kuratateo
- もう一つは、構えた時に体を動かして揺らぐ選手が少なくなり、タイミングの取り方が下手になっている点。恐らく強豪校だとマシンを持っているチームが増え、体を揺らがなくても一定のタイミングでボールが出てくるのに馴れているためではないのだろうか?体を動かさないと受け身になり、対応が鈍くなる
「蔵建て男」さんのツィッターから転載。
黒羽根はリードも良くなったという評判だったが、あれは嘘だったようだ。ならば、嶺井を、試合で使わないまま二軍に落としたのは何だったのか。代わって一軍に上げた高城も、リードがいいとは聞いていない。西森に至っては、捕手というよりは「捕手もできる外野」という印象だ。またしても、横浜は捕手不在のチームになるのか。
下に書いてある「リードの基本」は、素人が読んでも、合理的そのものだ。プロの捕手(黒羽根)が、それすら分かっていないとは。
(以下引用)
蔵建て男 @kuratateo
- 巨人だってミス続出の試合なのにな
(追記)あまりに頭に来たので、ついでに某サイトの、この試合についてのコメントを付記しておく。コメントの一つにあるように、中畑の巨人に対する片八百長ではないか、と疑われても仕方の無い試合である。今シーズン、巨人との対戦で3割の勝率を切るようなら、中畑は実質的に巨人の一員のまま横浜の監督をしていると認定、である。なお、(球場も協力して)巨人の攻撃の時だけ「飛ぶボール」を使っているというのは私の妄想だろうか。まあ、妄想だろう。
コメント一覧
- 2014年04月03日 10:47
- ID:egKLXbbD0
- しかもブランコ下げたしな
- 2014年04月03日 10:53
- ID:WT.AGXEk0
- 戦犯は山口中畑とか言ってるけど平田黒羽根も悪い
- 2014年04月03日 10:55
- ID:egKLXbbD0
- つうかどすこいに球数投げさせすぎ
敗戦処理じゃないんだから
- 2014年04月03日 10:56
- ID:O8aXwt1X0
- 最大の戦犯はキヨシ
- 2014年04月03日 11:08
- ID:yYnRJrsF0
- ※2イヤ、黒羽根は分からんけど。
平田はわかる
山口はわかる
中畑はくっそわかる
というか、なぜ平田を出したというよりその前の大原と長田をもっとひっぱれよ。変えるの早すぎ。
- 2014年04月03日 11:11
- ID:.yfJRYbc0
- ※5
ほんとこれ
この2人を1イニングで使い切ったのが最大の失敗よ
- 2014年04月03日 11:13
- ID:iuNJeXZR0
- 読売戦に付き物の演技だろ。
ミエミエわかってる。
- 2014年04月03日 11:20
- ID:bOIlkcZ00
- 巨人相手に快勝出来そうな展開で気持ち良くなっちゃったんだろ。
ルーキーの三上が三連続四死球で無死満塁、大炎上寸前まで行ったから
本来は慎重にならなきゃおかしいんだが、
奇跡的に0点で抑えて更に次の回3点とって突き放すって流れだったからな
それでまた調子に乗っちゃったんだろうな。
- 2014年04月03日 11:21
- ID:O.8CNqrtO
- 結局大原と長田の使い方だったな
キヨシ的には慎重に継投したんだろうがあれが結果的に首を絞めた
- 2014年04月03日 11:25
- ID:4Gcq1myi0
- 3連発のあとの無死満塁で0点
その裏に3点とってまた5点差
普通はここで気持ち切れて勝負ありだがなぁ
- 2014年04月03日 11:30
- ID:XymkQa4a0
- てかシーズンでみても中継ぎの使い方下手糞だろ
デニーの方が良かったんじゃね
- 2014年04月03日 11:45
- ID:X4iyWpu30
- どすこいは準備できてなかったんだろうねえ・・・。
- 2014年04月03日 11:54
- ID:he9HIu8t0
- 冷静に見たら戦犯中畑黒羽根やわなぁ
- 2014年04月03日 12:07
- ID:pkNOWhfu0
- 糞羽根に正捕手なんて絶対無理
どすこいをトレードの駒にして捕手を取ってこい
キモシは今年でクビ
- 2014年04月03日 12:10
- ID:hyRCowbz0
- そもそも何で中畑は筒香と一蓮托生って言ってんの?
本来コイツが一蓮托生なのは白崎だろう
中畑は今年限りで辞めていいけど白崎はずっと使い続けろ
- 2014年04月03日 12:11
- ID:N4uwA2cV0
- キャッチャークソみたいなリードしてたな
外外外であっという間に3ボール
- 2014年04月03日 12:24
- ID:O8aXwt1X0
- 鶴岡いなくてもいいとか言ってたやつw
- 2014年04月03日 12:26
- ID:.aQ2xb5F0
- ※15
2012なんて筒香の打率がどんどん下がってるのに拘ったよね。
つまりキヨシは筒香に過度に期待してるんやろ。
- 2014年04月03日 12:33
- ID:MOdpBKPP0
- 中畑はどすこいと一緒に
2軍へゆけよ
(-_-;)
- 2014年04月03日 12:44
- ID:zw21tQGY0
- いやいやいや
どー考えても平田とどすこいが悪いは
5点差で投げさせるに値しない投手がいるかね?
草野球じゃないんだから
- 2014年04月03日 12:47
- ID:LSgEbmZw0
- 大原入れてもかわらんだろ
- 2014年04月03日 13:05
- ID:q8AoHSMR0
- ※3
でもあの時残りの中継ぎ林とソーサの二人しかいなかったから同点で抑えるのを信じて延長も考えるとどすこいを引っ張るしかなかった
まあその前の大原長田の使い方が悪い首脳陣が一番くそだわ
自分のチームの選手、特に投手がどんな特質か、彼らはまったく分かっていないのではないか。平田は初年度だからまだしも、山口という投手がどんな投手か、まだ分かっていない。いったんピンチになった時の山口があっと言う間に炎上するのを、いったい何度見てきたのか。中畑は「いい奴」だが、学習能力が無いのでは監督には不適任である。もちろん、投手コーチも駄目だ。
誰か、頭のいい、そして手腕のある投手コーチを見つけ、(落合前中日監督が森コーチにすべてを任せたように)投手運営についてはすべてを任せるしか、今の横浜投手陣をやりくりする方法はない。高橋尚が先発して「ゲームを作った」後だけに、この敗戦はあまりに痛すぎる。
これでは、久保や高橋尚という新戦力による投手力向上も無意味である。
(以下引用)
DeNA屈辱の逆転負け 5点差守れず 中畑監督「見せてはいけない野球」
セ・リーグ DeNA9―15巨人 (4月2日 横浜)
8回、降板する平田(左)を見つめる中畑監督 Photo By スポニチ |
屈辱以外のなにものでもない。2度5点差をつけながら、4時間以上かかったゲームが終わってみれば、6点差をつけられての敗戦。14安打9得点を奪いながら勝てなかった一塁側ベンチのDeNA選手の足取りは重かった。
「ファンに見せてはいけない野球をしてしまった」と中畑監督。8回、新人の平田が先頭のロペスに死球を与えてから流れがおかしくなった。平田が1死しか取れず降板し、火消しに回った山口が炎上。巨人の勢いもさることながら、「ここまでひどいとは…変えなければいけないところがある」と絞り出すように話した指揮官の表情は苦渋に満ちていた。
連敗したこと以上にこの逆転負けの影響は大きくなる可能性がある。前向きな中畑監督でさえ「引きずる負け方」と声が小さくなった。「あした元気な顔で出てくれば」と最後は、選手がショックな逆転負けをどう切り替えてくるかにかかっていると強調した。
下記記事は、別に部下に対する態度の話ではないが、彼の、他者に対する冷酷さがあからさまに出ているように思う。他者に対するとげとげしい態度で思い出すのは中日の前監督、高木だが、彼は、子供っぽく、無思慮に他人を責めるだけの「子供老人」だったからまだいい。私が伊原に感じる冷酷さは、昔の日本陸軍の参謀や下士官、古参兵によく見られたタイプの冷酷さである。もともと、伊原がなかなか監督になれなかったのは、彼のそういう人間性が彼を知る人々から危惧されたせいだったと記憶している。年を取っても、彼は変わっていないようだ。
いくら、現在は敵だと言っても、かつての西武を支えた功労者に対する、こうした冷酷な発言ができる、というところに彼の人間性は現れているし、それは近いうちに、彼自身の足を引っ張ることになりそうな気がする。
(以下引用)
レオの意地!元エース完全攻略に伊原監督「涌井はあんなもん」
FAで去った涌井を打ち崩し、伊原西武が初勝利を挙げた。3番に打者転向2年目の木村、捕手に上本を起用。打線の組み替えが功を奏した。
三回に同点とし、なおも一死一、二塁で、木村が外角のフォークに食らいつき、右前に弾き返した。投手として2007年に高校生D1位で入団した木村(埼玉栄出)は、2年先輩だった涌井の弟分。「走者が前に出ていたので、かえそうと思った」と“恩返し”の一撃を振り返った。
詳細こそ明かさないが、涌井の緻密なデータが生きた。田辺打撃コーチは「過去のデータから絞り球を徹底した。コースをしっかり絞り、確率の高いコースを狙った」と指示。西武で9年を過ごした元エースの攻略を選手も一丸で遂行した。
伊原監督は「涌井はあんなもん。ここ2年ぐらいは四、五回ぐらいでスピード、切れがなくなってやられていた。今日はよく持ったんじゃないですか?」と当然の結果だと言わんばかりだ。
指揮官は炭谷からの初星のボールを受け取らず「俺がもらっても、屁の突っ張りにもならない。もっと欲しいものがある」。選手会長として初勝利した牧田にプレゼントしたのも反撃に自信があるからだ。(塚沢健太郎)
昨日の巨人・横浜戦は、2対1の好試合だったらしいが、長田がロペスに決勝ホームランを打たれて、横浜の惜敗だったらしい。久保が好投したらしいのが横浜にとっては大きな収穫だろう。誰かも書いていたが、久保を中継ぎで腐らせていた某球団首脳陣のセンスの無さが分かる。ところで、横浜首脳陣もセンスの無さではひけを取らないと思うが、長田という投手が、ランナーはあまり出さないが一発を打たれやすいという特性のある投手なら、試合終盤に出していい投手ではない。試合前半で出すべきであり、長く投げる能力があれば先発向きだろう。そういう投手特性を考えて、先発、中継ぎ、セットアッパー、リリーフは決めるものだ。ランナーをあまり出さない、というのは素晴らしい特性であり、「試合を作れる投手」だということだ。先発か、早めの中継ぎが適役だろう。
使いにくいのは山口のような投手である。登板させてみないとどんな投球をするかさっぱり分からない、というのでは、リリーフ投手として使うのは怖すぎるし、先発して長いイニングを投げる能力も無い、というのでは、先発にも使えない。いくら球が速くても、使いどころが無い。昨日は好投したようだが、それを信じて使うと、次には裏切られる可能性が高い。もっとも、これは昨年までの山口の話であり、彼が向上しているという可能性もあるだろう。
(以下引用)
- 2014年04月01日 23:31
- 長田はあんまり無駄なランナーは出さないけど打たれるときはホームランって西武ファンが言ってた
豊川の敗戦原因は、まさにその言葉に尽きる。5回まで履正社を0点に抑えていた阿部を、なぜ代える必要があるのか。それまで抑えていた、ということは、相手打線は阿部を攻略できていない、ということであり、試合の中でそれが攻略できるようになる確率は非常に低い。阿部続投こそが最良の判断であるはずだ。阿部が疲れて四球を出し始めるとか、打たれ始める、という気配も特に無かったのだから、これは監督が「最初に決めた方針」を依怙地に貫いた、ということである。監督談話で、「阿部を続投させようかという『甘い考え』も無いではなかった」などと、自分の判断ミスへの非難に対する予防線をあらかじめ張るような言い方をしているが、笑止である。何が「甘い考え」か。投手など、マウンドに立たないと、その日の調子は分からないものだ。マウンドに立って結果を出しているなら、その投手こそが「その日のエース」なのである。だが、豊川の監督は阿部を降板させた。
つまり、監督はエース以外の投手を本当はまったく信頼していないし、田中と阿部には「階級差」がある、と見ていたのである。「価格差」かもしれない。
結果的には、豊川が一度は逆転したために、阿部降板のミスが目立たなくなったが、「エース」への過度の期待と偏重のツケが、(田中がわずか2イニングで降板したため)その後の継投を困難にし、結局敗戦につながったのである。最後は、キャッチャーにまで投げさせるなど、お笑いだ。(案外と投手らしい投球はできてはいたが)
要するに、「疲労したエース」は、「活きのいい二番手投手」に劣る、ということであり、監督の「エース信仰」から来る悪采配によって敗戦に終わった試合が、今大会では非常に目だっている。そもそも、エースと二番手、三番手投手との差など、普通のチームではそれほど大きなものでもないだろうし、逆にその差があまりに大きいなら、甲子園での優勝などただの夢である。
こうした「選手間格差信仰」は「4番打者」についても言えることで、4番打者にされたことで自分を特別な存在だ、と思うようになる馬鹿が後を絶たない。平安の4番打者の「森(現西武)の真似」など、見苦しいにもほどがある。四球をよく選んでいるのだけは偉いが、あの大げさにボールを避ける身振りや、バットを無意味にくるくる回すことに使う頭を投手攻略や試合状況判断に使うがよい。(四番だからといって、守備が下手でいいというものでもない。彼の守備ミスで試合がピンチになることが数回あった。そういう人間が主将だというのだから、主将とはいったい何なのか。)
(以下引用)
履正社 延長10回に一挙5点!豊川との激闘制し王手
第86回選抜高校野球大会準決勝 履正社12―7豊川 (4月1日 甲子園)
<豊川・履正社>9回無死、履正社・金岡が左越えに同点ソロを放つ
<豊川・履正社>9回無死、履正社・金岡が左越えに同点ソロを放つ
Photo By スポニチ
第86回選抜高校野球大会第11日は1日、甲子園球場で準決勝2試合を行い、第1試合は履正社(大阪)と豊川(愛知)が対戦。履正社が延長10回、12―7で勝ち、春夏通じて初の決勝に進んだ。
6度目出場の履正社はエース溝田、初出場の豊川はここまで3試合を一人で投げ抜いた田中に代わり、阿部が先発した。また、インフルエンザで準々決勝を欠場した豊川の佐藤と杉田が平熱に戻り、医師から出場には差し支えがないと診断されてベンチ入りした。落合が1日朝に38・8度の発熱があり、欠場した
初回、履正社は四球、犠打で1死二塁とするが、3番・吉田は二ゴロ、4番・中山は右飛に倒れる。豊川も2死満塁の好機をつくるが6番・武市が二飛に終わり、無得点。
履正社は2回も2死一、三塁と攻め立てたが溝田が三振。豊川はその裏2死から先発唯一の2年生・島が右翼線二塁打を放ち、1番・中村の右前適時打で先制した。
4回も中村。1死二塁から中前に落とし、豊川が1点追加した。履正社は溝田から永谷に投手交代。
6回から豊川のマウンドに田中が上がったが、ここから履正社が反撃。1死二、三塁から8番・立石の代打・三浦が左中間二塁打を放ち、2―2の同点とする。だが、その裏、豊川は1死一、三塁とし、再び勝ち越しのチャンスだったが、4番・高桑が併殺に倒れる。
7回、1死一、二塁から5番・西村が三遊間を破り勝ち越し。さらに満塁とし、絹田の中前適時打で5―2とした。8回にも1点を追加。
8回、豊川が3番・氷見の左前適時打で1点。5番・伊藤の二塁打で1点差に。6番・武市の中前適時打で逆転に成功した。
だが、9回、履正社は途中出場の金岡が同点本塁打。試合は7―7で延長に突入した。
10回、履正社は無死満塁の大チャンス。押し出し死球で決勝点。その後も得点を重ね、優勝に王手をかけた。 【試合結果】
実に私好みの考え方である。ランナーがいない時に、逃げの投球をして四球を出す投手が私は一番嫌いだ。それがノーアウトの場合は、そんな投手はマウンドから降りろ、と言いたくなる。
打者と勝負する以上、打たれるのは覚悟の上であり、「状況次第ではソロ本塁打でOK」というのはまったく正しい。もちろん、0対0の接戦でホームランを打たれても、それは仕方が無いのである。低めを狙って長打を避けるのは当然だが、失投は当然あるのだから、たまには打たれて当然であり、いざという場面で抑えて、やり返せばいいだけである。
昨日は負けたが、明徳義塾の岸などにも、この久保のような野球哲学を感じる。というのは、好調な打者との勝負を避けて、安全を狙うが、いざという時にはキチンと勝負しているからだ。敬遠は逃げではない。むしろ、あえて(ランナーを増やし、投球を難しくする)危険に立ち向かう、積極的な作戦なのである。ランナーもいないのに出す四球を、私は逃げの投球だと言っているのだ。
(以下引用)
DeNA久保 巨人戦は自然体「状況次第ではソロ本塁打でOK」
外野を走る久保
外野を走る久保
Photo By スポニチ
1日の本拠地開幕戦・巨人戦に登板予定のDeNA・久保が自然体で鬼門に挑む。
中畑監督の就任2年間で巨人戦は9勝35敗4分けだが、「熱くなっていい投球ができるわけではない」と平常心を強調。古巣の阪神相手に開幕3試合で47安打を放った巨人打線の映像を見て、「阪神を応援していた。巨人が走ったら(独走したら)あかんし。球場が狭いから状況次第ではソロ本塁打でOKだと思う」と分析した。川村投手コーチは「今年一年の巨人戦を占う登板になる」と期待を込めた。
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[ 2014年4月1日 05:30 ]
試合途中まではテレビ放映があったのだが、肝心のこの場面は放映時間外だったので、残念ながら見ていない。
阪神も、やればできるではないか、という感じだ。私のペナントレース予想では阪神は最下位候補なのだが、こういう試合ができるなら、2位も狙える。横浜では残念ながらこういう試合はできない。「こういう試合」というのは、実は下の記事の場面ではなく、それ以前の部分、6回くらいまでに、3度、外野からの返球で巨人の本塁突入を阻止したという部分である。大和が2回、マートンが1回である。特に大和の素速いホーム返球には感心した。大和は打撃も好調だし、今年の阪神を実質的に引っ張るのはこの選手ではないか。顔は変な顔だが。
鳥谷の打力の劣化が目立つだけに、それと入れ替わるように大和が出てきたのは阪神にとっては大きい。西岡も好調、ゴメスも使えそうである。
ところで、下の阿部のプレーだが、野球選手というものは、一瞬の判断を迫られるから大変だ。下のプレーはそれほど難しい判断でもなさそうだが、頭に血が上っていると、こういう間違いも起こるのだろう。それとも、ロペスが先に一塁を踏んでいたことを失念していたのか。ここは、(バッターランナーがフォースアウトになった以上)三塁走者には三塁に帰塁する権利もあるのだから、当然タッチプレーでないとアウトにはできないという、そういう事例だろう。
まあ、私は野球のルールに詳しくないので、そのルールの成り立ちを考えて、適当なことを書いているだけである。間違っていても、べつにコメントなどで教えてくださるにも及ばない、とあらかじめ言っておく。
野球のルールは難しく、プロでもよく間違うものだが、ルールをあまり知らなくても楽しんで見ることはできる。そういうスポーツである。
(以下引用)
セ・リーグ 巨人3―5阪神 (3月29日 東京D)
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<巨・神2>阪神の勝ち越し点=9回表無死満塁から西岡のゴロを捕球したロペスはそのまま一塁ベースを踏み本塁へ送球。捕手・阿部は本塁を踏んだだけで走者・上本にはタッチせず Photo By スポニチ |
9回、守備に痛恨のミスが出た巨人・原監督は「あれは起こしてはいけないプレー。ジャイアンツは二度とあのようなプレーは起こしません」と険しい表情だった。
3―3の9回無死満塁。4番手・マシソンは西岡を一ゴロに打ち取った。これを処理したロペスは一塁ベースを踏んだ後、本塁送球。捕手・阿部はホームベースを踏んだだけで、三走・上本(代走)にはタッチせず、一塁転送。上本の生還が認められ、阪神に勝ち越し点が入った。
三走をアウトにするにはタッチプレーが必要だった。 【試合結果】
智弁と佐野日大の試合は、岡本と田島の評価を下げる役にしか立たなかった。特に岡本は、投手レベルが少し上がると、打つ能力が無さそうである。もっとも、二線級相手に安打やホームランを稼いでいく、という選手でもプロではやっていけるが、大選手になれる素材ではなさそうだ。田島は、どこが良くて相手打線がなぜ打てないのか、私には良く分からないのだが、中盤までは智弁を軽く抑えていた。解説者が言っていたが、肘や手首の関節が柔軟で、球に伸びがあるタイプかもしれない。もっとも、少しプレッシャーがかかると慌てるし、球も棒球になるタイプのようで、うまく育って10勝級の投手か。左腕は貴重だから、買い手はあるだろう。明徳義塾の岸の方が、まだ精神面や投球術の面では上かと思う。もっとも、彼もスケールは小さい。やはり、今年の投手では安楽が一番だと思うが、最近見ていないので、何となく劣化している予感がある。
智弁対佐野日大の試合結果については、「迷スカウトツィッター」の次の言葉に尽きる。私も、あの場面で同じことを思った。打線の中に、打てないとはっきり分かる選手がいて、その選手にチャンスが廻るようでは、勝てるはずはない。もっとも、岡本が田島の前にあれほど凡退を繰り返さなければ、試合展開は大きく変わっていたはずだ。三番手に岡本を投げさせたのも間違いで、二番手投手をもっと引っ張るべきだっただろう。(佐野日大はその二番手投手を打ちあぐんでいたのだから。)まあ、智弁の監督が岡本と心中した試合である。要するに、監督が阿呆。佐野日大の監督や選手も凡采配、凡プレーの続出で、勝てたのは運が良かった(相手がそれ以上にヘボだった)からだけである。
(以下引用)
蔵建て男 @kuratateo
- 野球というのはあとから追いついても、そこで勝ち越せないと大体負けるもの。
嶺井については最近聞かなかったので、開幕一軍入りは嬉しい。同郷のよしみである。黒羽根がすべてに成長しているようだが、捕手は激務だから嶺井にも出番は多いだろう。幸い、今の一軍投手陣は去年までのノーコン若手が少なくなり、「捕手がリードできる」程度の制球力のある投手が中心になっているようだから、嶺井の力が生かせるだろう。
下記記事とは別に、今シーズン、私が関心を持っているのは日ハムである。ここは面白い選手が非常に多い。西川遥輝、近藤陽介(字は違うかも 訂正:ケンスケだったと思う)、大谷らに加え、今年は岡大海(ひろみ)という「エースを狙え」まで出てきた。もっとも、エースは狙わず、野手一本やりで行きそうだが、いざという時の中継ぎ、抑えなどにも使えば、「大谷が二人」である。
斎藤の復活も、日ハムの一般的人気上昇の助けになるだろう。ほかに、杉谷、北などの若手が伸びれば、もっと面白い。主力の陽、中田はまだまだ若くて、活躍できそうだし。稲葉はたぶん、年齢的限界、そして外人があまり力が無さそうなのが日ハムの欠点か。ウルフのソフトバンク移籍は痛かっただろう。
楽天の松井がどこまでやるかも興味深い。今年はパリーグが面白い。
セリーグは、個人的に応援している選手が活躍すれば、それでいい。何しろ、巨人の独走以外のシナリオは無いのだから。
(以下引用)
DeNAは新人3選手が開幕1軍 ドラ3嶺井「自分にできること」
DeNAの開幕1軍メンバーにドラフト2位の平田(ホンダ熊本)、3位の嶺井(亜大)、4位の三上(JX―ENEOS)の新人3選手が入った。中畑監督は「若い選手は計り知れないものがある。火が付くと、とんでもない力が起こる」と活躍を期待した。
平田、三上は救援として、嶺井は2番手捕手として期待される。嶺井は「長いシーズン、1軍で貢献できるように自分にできることをしっかりやる」と意気込んだ。
[ 2014年3月26日 20:13 ]
(参考)開幕一軍登録メンバー)日ハム
投手 | 11 | 大谷 翔平 | ||
投手 | 14 | 大塚 豊 | ||
投手 | 18 | 斎藤 佑樹 | ||
投手 | 19 | 増井 浩俊 | ||
投手 | 20 | M.クロッタ | ||
投手 | 21 | 武田 久 | ||
投手 | 25 | 宮西 尚生 | ||
投手 | 34 | 吉川 光夫 | ||
投手 | 40 | 金平 将至 | ||
投手 | 48 | 谷元 圭介 | ||
捕手 | 2 | 大野 奨太 | ||
捕手 | 54 | 近藤 健介 | ||
捕手 | 56 | 市川 友也 | ||
内野手 | 5 | 小谷野 栄一 | ||
内野手 | 6 | 中田 翔 | ||
内野手 | 7 | 大引 啓次 | ||
内野手 | 8 | 金子 誠 | ||
内野手 | 9 | 中島 卓也 | ||
内野手 | 26 | 西川 遥輝 | ||
内野手 | 31 | 岡 大海 | ||
内野手 | 41 | 稲葉 篤紀 | ||
内野手 | 42 | M.アブレイユ | ||
内野手 | 46 | J.ミランダ | ||
内野手 | 61 | 杉谷 拳士 | ||
外野手 | 1 | 陽 岱鋼 | ||
外野手 | 37 | 北 篤 | ||
外野手 | 52 | 佐藤 賢治 | ||