忍者ブログ
ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
o-zone
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8
アニメ版のW3は子供時代にほとんど見られず、中年を過ぎてから市民図書館で漫画版を読んで、その素晴らしさに驚いたのだが、先ほどdアニメでアニメ版を見て、そのひどさに再度驚いた。漫画版とは設定以外、話としては何も共通点がなく、その話もひどい「やっつけ仕事」である。
これを見て、原作漫画が「この程度の作品だろう」と思われるのは気の毒な話である。まあ、本業の漫画が忙しくて、アニメの大半は(オリジナル脚本も含め)他人に任せきりになったのだろうから、責任は手塚本人にあるのは当然だが、「神様」の汚点になった仕事だと思う。
なお、先ほど見たのは33話と34話である。残りは見る気も失せた。

(以下引用)

アニメ版
アニメ版は虫プロダクション製作で、1965年6月6日 - 1966年6月27日にフジテレビ系で全56回(全52話+リピート放送4回)で放送されたモノクロ作品。オープニングでは「W3」に「ワンダースリー」のルビが振られ、後の主題歌集などでは「ワンダースリー」となっている。提供はロッテ。大まかなプロットは共通しているが、全52話のうち大部分が漫画版とは異なっている。

スタッフ
原作・総監督:手塚治虫
プロデューサー:池内辰夫
プロデューサー補佐:黒川慶二郎
チーフディレクター:杉山卓
OP原画:大塚康生
作画監督:中村和子
作画:杉山卓、中村和子(ボッコ担当)、松尾信吾(プッコ担当)、三輪孝輝(ノッコ担当)、大貫信夫
音楽:宇野誠一郎
美術監督:伊藤主計
音響監督:鈴木芳男
技術監督:山浦栄一
仕上監督:進藤八枝子
演出助手:下崎闊
編集:松浦典良
資料:三上康雄
音響効果・録音:アオイスタジオ
広告代理店:東急エージェンシー
制作進行:下崎闊
制作協力:フジテレビ
制作:虫プロダクション
キャスト
ボッコ:白石冬美
プッコ:近石真介
ノッコ:小島康男
星真一:沢田和子
星光一:金内吉男
星兄弟の母:桜井良子
星兄弟の父:池田一臣
銀河連盟長官 / オープニングナレーター(第22 - 40話):愛川欽也
各話リスト
第35話までは日曜 19:00 - 19:30より、第36話以降は 月曜 19:30 - 20:00に放送された(東京地域の場合。地方局では放送の曜日や時間帯は異なっていた可能性がある)。

話数 放送日 サブタイトル 脚本 演出
1 1965年
6月6日 宇宙からの三匹 若林一郎 手塚治虫
2 6月13日 24時間の脱出 杉山卓
3 6月20日 シャングリラの謎 鈴木良武
4 6月27日 くすの木物語 柴山達雄
5 7月4日 浮ぶ要塞島 W-3演出部
6 7月11日 摩天楼動物園
7 7月18日 シバの女王 柴山達雄
8 7月25日 サーカスの怪人 杉山卓
9 8月1日 沈むな太陽 杉山卓
富岡厚司
10 8月8日 ミイラ工場 高橋良輔
11 8月15日 北の谷の決闘
(北の谷の決斗) 手塚治虫
12 8月22日 モグラモチ計画 虫プロ文芸部 W-3演出部
13 8月29日 食鉄魚 若林一郎 高橋良輔
14 9月5日 野犬の砦 杉山卓
15 9月12日 犠牲は許されない 北斗輝 高橋良輔
16 9月19日 我が名はエックス
(我が名はX) 丘津宏 岸本吉切
17 9月26日 黒いエキス 若林一郎 杉山卓
18 10月3日 サイロ爆破せよ 柏倉敏之 柴山達雄
19 10月10日 フェニックス物語 鈴木良武 斎出光布
20 10月17日 狂った標的 丘津宏 柴山達雄
21 10月24日 火山の追跡
(火山の冒険) 柏倉敏之 岸本吉切
22 10月31日 危険なステージ 丘津宏 杉山卓
23 11月7日 嵐の対決 北斗輝 高橋良輔
24 11月14日 謎の発明家 斎出光布
25 11月21日 死の自動車レース 山崎邦保
杉山卓 杉山卓
26 11月28日 海底にかける橋 柏倉敏之 斎出光布
27 12月5日 ダイヤモンドへの招待 月岡貞夫
28 12月12日 稲妻地帯
(稲妻の谷) 北斗輝 波多正美
29 12月19日 失われた一日
(消された一日) 佐脇徹 岸本吉切
30 12月26日 ペンギン作戦 柏倉敏之 杉山卓
31 1966年
1月2日 奇々怪々
(キキ・カイカイ) 佐脇徹 高橋良輔
32 1月9日 ワンパク合戦
(ちびっこ合戦) 柴山達雄
33 1月16日 四人の魔女 三木瀬たかし 高橋良輔
34 1月23日 雪女 北斗輝 杉山卓
35 1月30日 片目の灰色狼 大沢健一 月岡貞夫
36 2月7日 ジャングルの誓い
(ジャングルのちかい) 北斗輝 斎出光布
37 2月14日 アマゾンの謎
(アマゾンのなぞ) 唐十郎 大貫信夫
38 2月21日 恐怖のスキー大会 三木瀬たかし 岡崎稔
39 2月28日 砂漠の英雄
(サバクの英雄) 唐十郎 岸本吉切
40 3月7日 謎のピアノ
(グランドピアノの秘密) 杉山卓 波多正美
41 3月14日 飛び出せプッコ
(とび出せプッコ) 北斗輝 柴山達雄
42 3月21日 W3西部を行く
(ワンダースリー西部を行く) 唐十郎 高橋良輔
43 3月28日 宇宙から来たネズミたち
(宇宙からの恋人) 北斗輝 斎出光布
44 4月4日 動く大仏像 高木厚
45 4月11日 人工衛星ドロボー計画
(人工衛星ドロボウ計画) 杉山卓
46 4月18日 大ワニ騒動 三木瀬たかし 杉山卓
47 4月25日 くたばれテキーラ 柏倉敏之 斎出光布
48 5月2日 危険な風船旅行
(危険なフーセン旅行) 三木瀬たかし 大貫信夫
49 5月9日 スモッグミサイル 月岡貞夫
50 5月16日 ヘンテコマシーンでやっつけろ
(てんてこマシーンでやっつけろ) 波多正美
51 5月23日 地底の鯨
(地底のクジラ) 北斗輝 高橋良輔
リピート(第3話) 5月30日 シャングリラの謎 若林一郎 鈴木良武
リピート(第25話) 6月6日 死の自動車レース 山崎邦保
杉山卓 杉山卓
リピート(第24話) 6月13日 謎の発明家 北斗輝 斎出光布
リピート(第19話) 6月20日 フェニックス物語 鈴木良武
52 6月27日 さようならW3
(サヨウナラ・ワンダースリー) 手塚治虫 W-3演出部
注記:エピソードのタイトルで丸括弧で括られたものは『虫プロダクション資料集1962-1973』に表記されたものである。

新聞のテレビ欄に書かれたものや実際に放送された画面でのタイトルがどうであったのかは解明が必要。丸括弧の中の方がむしろ正しいかもしれない。脚本や演出についての情報は『虫プロダクション資料集1962-1973』の方には欠落不明な箇所が多い。おそらくこの上の表はLD化やDVD化に際して調査を加えたものであろう。放送期間やリピート放送の存在、第36話以降の放送曜日と時間の変更についても同資料集の記述に拠った。

本番組の後継番組は同じスポンサーによる手塚治虫原作の『マグマ大使』(カラー実写特撮版で製作はピー・プロダクション)であった。 『W3』の第51話から最終話の間に4回のリピート放送が入っているのは,1966年7月4日の『マグマ大使』の放送開始までの準備期間であったということである。
PR
ネットフリックスが見られなくなったので(まあ、見たいアニメも「シングレ」以外に無いのでさほど未練もないが)、無料アニメ(ほとんどが第一話のみ)を見ているが、たまたま見た「ムシキング」の美術(虫の視点の自然描写・色彩感・光の使い方)の素晴らしさに驚いた。しかし、話そのものはゼロに近い。内容がないよー、である。幼児や年少者でも面白くないのではないか。途中、主人公(擬人化された虫)の母親(これも擬人化)のセミヌード(おっぱい出し)があり、こういうのは幼児向けで許されるのか、と少し疑問に思ったが、まあ、昭和中期までは人前で授乳する光景はたまにあった気がする。おそらく監督は美術生上がりで、ヌードは世間一般の禁忌だという観念が少ないのだろう。
それと、「月がきれい」という、あまり食指をそそらないタイトルのアニメ(学園アニメか)が脚本柿原優子、監督岸誠二の「瀬戸の花嫁」の黄金コンビであったのにびっくりした。ただ、この作品は笑いがゼロの内容で、このコンビの無駄遣いであるが、学園もの抒情アニメとしては優秀である。
なお、前に書いた、「スレイヤーズ」の監督名は渡辺信一郎ではなく、渡部姓の別人である。(名前は数秒後に忘れた。)
見る気の起こるアニメが無いもので、「ラザロ」を見てみたが、まあ、「カウボーイビバップ」みたいなアニメで、30分のうち半分くらいの時間が「お洒落」アクションのアニメである。伴奏はやはりお洒落にジャズ風味。で、最初に出た制作陣名がアルファベットで、読めない。漢字なら一瞬で読み取れるが、英字では無理である。
さほど話としては面白そうでもないので、別の作業をしながら作業BGM代わりにちらちら見ていたが、最後に「渡辺信一郎」という名前が、たぶん「脚本・構成」として出てきたので驚いた。まさに「ビバップ」の監督ではなかったか。
まあ、正直言って、私はビバップもさほど面白くは感じなかったのだが、確か彼は「スレイヤーズ」の監督もしていた記憶があり、そちらのほうがはるかに面白かった。しかし、ビバップは海外人気の高かったアニメとして有名だったと思う。つまり、そこが見込まれて「ネットフリックス」制作アニメに起用されたかと思われる。
しかし、正直言って、こういう「昔の名前で出ています」アニメが、今の若者に受けるとも思えない。私のような爺ですらさほど惹かれないのだから。

なお、そのほかに「状態異常スキルで何とかかんとか」という異世界転生アニメも見たが、登場人物のほとんどが下種で、視聴感が悪いが、「状態異常スキル」をバトルに使うネタ自体は工夫されている。キャラが不快キャラ揃いで、主人公が周囲から見下げられ、その後強くなって周囲を見返すという「ざまあ展開」というか、復讐展開を視聴するのが楽しいという人向きである。異世界そのもの(冒険者世界)が異常に格差社会である(SランクとかAランクとか)、という「ゲーム性」を不愉快に思う私などは例外かもしれない。何となく、隣国の社会や人間性を連想するのは、私の偏見だろうか。「俺だけレベルアップな件」なども同様である。まあ、アメリカや日本の「スクールカースト」も似たようなものか。
ただ、そういう「日常的なカースト」というのは、日本では最近の話である。昔(バブル以前)は貧乏人は貧乏人で、金持ちや高等学歴者をうらやむでもなく、さほど不満もなく助け合って仲良くくらしていたはずなのである。運動エリートや成績優秀者は「努力家で偉いね」と周囲から尊敬されていたが、それだけのことだ。つまり、最初から上級国民と下級国民は別という今の格差社会が、人々をギスギスさせているのだろう。アニメはその反映かと思う。
いや、だから脚本家は誰だよwww
原作ありのスペースオペラをテレビアニメに落とし込むなら脚本家の腕が鍵になるのは明白だろうに、その名前が予告編にすらはっきり出てこない。脚本というのをどこまで馬鹿にしているのか。

ウィキペディアで確認すると、脚本担当は監督の肥塚正史本人で、最後のあたりを川口友美とかいう人との共同脚本にしたらしい。つまり、監督自身が途中から大失敗作だという自覚があったため、予告編にも脚本家名を出さなかったのだろう。

なお、ここ(下記引用)には肥塚を「進撃の巨人」の監督と書いているが、実際は肥塚(二期三期監督)の上に荒木哲郎(アニメ「デスノート」の名監督。「進撃」の一期の監督。つまり、「進撃」の方向性を決めた監督だ。)が総監督として存在したようで、その際にも肥塚には脚本経験は無い。
邪推だが、原作自体、かなり「とっ散らかった」話ではないだろうか。
壮大な話をまとめるのは非常に困難で、映画やアニメはむしろ、短い話を「膨らませる」ほうが成功作になりやすいのである。それだと、原作の美点を生かしながら、いくらでも「見せ場」(視覚的な山場)を入れることができるからである。
私は見ていないが、田中芳樹のスペオペ(ヤンとかラインハルトのあれ)も、アニメでは原作の名場面やエピソードを「削る」のにかなり苦労したと思う。しかし、それでもあれは「短いエピソードの連続」だからアニメ化できたのだ。さて、冲方丁の原作には、そうした短いエピソードの魅力はあっただろうか。下の記事だと、やたらに登場人物を出しながら、それぞれの掘り下げはまったく無かったのではないか。キャラの人形化が起こっていないか? 〈そこへ判官出でてきて「さしたる用もなかりせば」とて退場す〉、となっていないか。

(以下引用)

Netflixアニメ『ムーンライズ』。本作品について、米Gizmodo内io9にてIsaiah Colbert記者がレビューをしています。米国の文化圏から見て、本作はどのように映ったのでしょうか? 以下、レビューです!

経歴あるクリエイターたちによって生み出された『ムーンライズ』ですが、惜しい部分もありました。

本作は、『進撃の巨人』で知られる肥塚正史氏が監督を務め、『鋼の錬金術師』作者の荒川弘氏がキャラクターデザインを担当しています。さらに、原作は『蒼穹のファフナー』でシリーズ構成や脚本を務めた作家の冲方丁氏によるもの。

こうした背景もあり、『ムーンライズ』は『スター・ウォーズ』や『宇宙戦艦ヤマト』のようなハイクオリティなスペースオペラになることが期待されていました。

『鋼の錬金術師』と『進撃の巨人』。古いアニメファンも、新しいアニメファンも魅了するようなコラボレーションが実現したといえる本作は、リリース前のプロモーションには苦戦したとはいえ、失敗するようにはまず見えない作品です。

しかし実際に見てみると、SFアクションシーンやアニメーションは素晴らしい一方、シナリオがかなり苦戦しているように感じられました。

『ムーンライズ』どんなお話?

本作のあらすじは以下の通り。

『ムーンライズ』の地球は、戦争や差別、汚染などから解放されたユートピアのように見える近未来世界。この世界は全人類から全幅の信頼を置かれたAIネットワーク「サピエンティア」の下に成り立っているものです。サピエンテティアの広範な取り組みの一環には、かつての地球が抱えていた問題を解決するための、犯罪者や汚染物質を月に隔離する月開発プロジェクトがあります。

この計画が火種となり、月面の反乱軍、サピエンティアの信奉者たち、地球連合軍、3つの勢力間での内戦が勃発することに。月の反乱軍によって家族を奪われた主人公・ジャックは復讐を誓い、地球軍の調査兵として月へ向かうことを決意するのでした。

『ムーンライズ』のココがよかった

Image: Wit Studio/Netflix
Image: Wit Studio/Netflix
『ムーンライズ』はハリウッドの大作スペースオペラのような壮大さがあり、才能あふれるクリエイター陣の名声に恥じないものでした。そびえたつCGの宇宙貨物船は、船首から船尾に至るまで、精巧なデザインになっています。

戦闘アクションも素晴らしく、無重力状態で画面をなめらかに滑りながら戦うような戦闘は、『進撃の巨人』の立体機動装置などを想起させるものです。

また、本作は重厚な政治的テーマを取り入れており、現代の世相を反映したようなものになっています。サピエンティアを信奉する者と反乱軍の分断などは、非常に現代的と言えるでしょう。

さらに、本作には「エングレイブ」という魅力的なSF技術が登場します。人々は、この技術を使い、サピエンティアによって作られた特殊な物質を、刃物、銃、弾薬などの武器に変換することができます。エングレイブの設定などは比較的ルーズですが、この作品のクールな要素であることには依然変わりありません。

AIコネクターの活用事例を紹介 - 過去の資料から自動で提案書作成 - Notion AIでRAGを簡単に実現
info.notion.so
AIコネクターの活用事例を紹介 - 過去の資料から自動で提案書作成 - Notion AIでRAGを簡単に実現
PR
くわえて、キャラクターデザインにも魅力があります。ジャックやフィルといった主要キャラは荒川弘氏らしいキャラクターデザインを保ちながら、さまざまな個性を感じさせる仕上がりです。

こうした要素を踏まえれば『ムーンライズ』は大傑作となりうるポテンシャルがあるはずですが、シナリオの面での苦戦がボトルネックとなってしまいました。

シナリオ面の問題
物語中盤に差し掛かるころ、それまで非常に魅力的であったシナリオが急に失速し始めます。この背景には、本作特有の奇妙な物語展開があるように思われました。

序盤は、政治用語や同盟関係、宇宙領土といった、完成度の高いSF作品らしい要素が満載なものの、中盤以降の変則的な時系列によってこの基盤は無駄になり、その深みが失われてしまっているのです。

時系列が何年も経過しているのにも関わらず、それがなかなか言及されないシーンでは、視聴者はシナリオに置き去りにされたような気分に。本作はこうしたフラストレーションを感じたり、人物の思惑を理解するのが難しかったりする場面があります。

多数の要素を織り交ぜようと試みたにもかかわらず、本作はその一貫性を維持するのに苦戦し、物語は、感動的なシーンを省いた総集編映画のように感じてしまいました。

結果、18話と話数は多いにも関わらず、重要なディテールや説明が欠落しているという感覚を視聴者に与えてしまったのです。

キャラクターの掘り下げがもったいない
さらに、このようなリズムの悪さは、見事にデザインされたキャラクターにも影響を及ぼしています。主要キャラ以外の人物は、印象的なビジュアルであってもテンプレート的な役割に留まり、物語的な必然性があまり見えません。

関係性や個性など、彼らについて有意義な掘り下げはエンドロール内で行なわれるため、皮肉なことにNetflixの自動再生によってスキップされてしまいます。

さらに気になった部分は、政治的陰謀と各派閥間の政変をめぐる緊張感を捉えきれていない点。政治的対立における鋭い心理描写は、唐突な第4の存在の登場によって鈍化し、人間ドラマの勢いが失われています。

結局、『ムーンライズ』はテーマ、アクション、複雑なプロットを一本にまとめようとするものの、見事な結論には到達できていないという印象に。

クライマックスも、序盤の政治的な複雑さを回避するような形になっており、初期の期待感を裏切るものになっています。アニメのアクションは非常に素晴らしかっただけに、シナリオ面が残念で、政治的なアプローチも惜しいものになっているように感じました。


『ムーンライズ』の全18話はNetflixで配信中です。


ためしに「デデデデ」(正式なタイトルは覚えきれない)を見てみたら、冒頭に吉田玲子という名前が出てきて驚いたので第一話(ゼロ話)を最後まで見たが、脚本担当ではないようだ。構成担当だろうか。吉田玲子にまったく似合わないダークファンタジーで、画面がほとんど暗い上にキャラが全員不細工な顔である。監督名は確認していない。まあ、浅野いにおという漫画家のキャラはだいたいそうなのではないか。同業漫画家の間での評価が高いという印象だったが、要するに緻密な構成の漫画を描ける、あるいはキャラ以外の部分、たとえばアクション画面が上手いとか、そういうものではないか。
いずれにしても、第一話から子供がふたり殺されるという殺伐さで、このまま見続ける気もしない。もともとアニメに娯楽以外は求めないし、殺し合いを娯楽として見ることは私には不可能である。しかも、殺されるのが子供ときては、視聴に堪えない。

同じように崩壊世界・終末世界を描いても、「天国大魔境」や「ヨコハマ買い出し紀行」のような娯楽性(視聴者の精神的救い。前者ではユーモアとキャラの魅力、後者の場合は抒情性)がある作品と無い作品では大違いである。
何か、見たことのないものばかりだなあ、まあ、趣味が違うか、と思っていたら、別スレで「馬むすめシンデレラグレイ」を「シングレ」と略していた。
まあ、面白いよな。
ついでに「ウマ娘プリティダービー」も見たが、私はシングレのほうが好みである。オグリのあのアホっぽさが抜群にいい。何で、馬鹿な女の子は可愛いのだろう。
ちなみに、「ウィッチ・ワッチ」を見たばかりだが、こちらもS級である。赤尾でこ脚本で面白いのを初めて見た気がする。原作と監督がいいのだろう。この魔女っ子もかなりアホである。

なお、「プリティダービー」の真の主役的なサイレンススズカは、私には「競争中の故障で薬殺された」悲劇の馬というだけの印象しかなかったが、ウィキで見ると、「もしかしたら史上最強馬ではないか」というくらいの名馬だったようだ。競馬というのは年度によって名馬がそろう年があるので、その中で一番というのが史上最強という可能性があるわけだ。サイレンススズカに負けたエルコンドルパサーは凱旋門賞で2着した凄い馬である。つまり……。

(以下引用)

今期アニメの格付けしたぞ!!!
2025年04月14日 12コメント アニメ
skklll

1: 名無しさん ID:otakumix
Dアニ限定です

S 忍者と殺し屋、シングレ
~~~~~覇権の壁~~~~~~~~~~~~~~
A ざつ旅、ボールパーク、阿波連さん、mono、飯うまし
B 魔女死ぬ、ガンダム
C サマーポケット、ロック淑女
~~~~~面白さの壁~~~~~~~~~~~~~~
D スライム300年、工房主
E 治癒師
~~~~~1分切りの壁~~~~~~~~~~~~~~
鼻血、星間国家
見たいアニメが無いので、これまで食わず嫌いしていた「ウマ娘」のアニメを見てみたが、これがかなり優れたアニメで、「競走馬を人間の少女の姿で描く」という、モラル的問題があるにしても、アニメ作品としてはB+くらいある。Aにしないのは、古い競馬ファンには、作中のレース結果は分かっているだろうからだ。もっとも、現実そのままかどうかは分からないが、今回の「シンデレラグレイ」の主人公であるオグリキャップについては、「笠松競馬場」出身である、という、「地方出身の根性娘」という路線は現実に沿っている。もちろん、現実のオグリキャップは牡馬だが、そこは作品の基本コンセプトとして、全部「ウマ娘」になるわけだ。
私は、アニメ制作者の手腕を、キャラのギャグ顔やギャグのレベル(新しいか古いかではなく、ちゃんとギャグとして機能するかどうか)で測るのだが、それもなかなかいい。脇役の「人間たち」のキャラ絵もいい。老人はちゃんと老人の顔である。(これが描けない漫画家やアニメーターは多いのである。)つまり、アニメ制作陣に「手腕」がある。
なお、「学園もの」としてもかなり楽しい内容である。学園ものの「お約束」の出来事・事件が大半だが、見せ方が上手いから面白い。

なお、「シンデレラグレイ」とは、オグリキャップが葦毛馬で、葦毛馬は若いころは灰色だからである。もっとも、引退後のオグリキャップが白馬になったかどうかは知らない。

(追記)第二話の中のコメントのひとつ。オグリの新馬戦の話。


    • 154. アニメ好き名無しさん
    •  
    • 2025年04月14日 23:06
    •  
    • ID:vygLMWut0 >>返信コメ

    • >>151
      だぶんこのレース史実の新馬戦を元にしていますよ
      10頭立てでしたし1番にマーチ、5番にオグリ
      道中6番の馬(リードウォーク)にぶつけられて不利を受けるのも史実通り
      何でゲートに入るのが後になったのかはわかりませんけど
 
これまでまったく見る気がなく、評判も聞かない「魔王2099」だが、見てみると案外な拾い物で、冬アニメの中では「悪役令嬢転生おじさん」の次くらいにランクされる好アニメ、上出来のアニメなのではないか、と思う。
キャラ絵が「どこかで見たような絵柄」であるのがやや弱点だが、見ているうちにキャラの個性とキャラの顔がぴったりしている感じになってくる。ギャグの質もいい。
一番いいのは「キャラが生きている」ことだろう。主人公の魔王も悪くないが、その周辺の女性キャラがいい。性格が可愛い。なお、私が好きなのは悪役の秘書的存在の「冷酷女史」キャラ(声は伊藤静だったか。オーバーな英語イントネーションが面白い。)である。もっとも、魔王が主人公だから、「悪役とは誰だ」という問題もあるが、まあ、この魔王は昔の「働く魔王さま」みたいな、「いい奴」でもありながら魔王という職務に忠実なだけなのである。
なお、舞台は近未来の日本の新宿である。で、魔王が生活のためにユーチューバーになったりする。知名度があがり、魔王への愛憎の感情が増大すると魔王の魔力が上がるらしい。
第8話くらいまで見たが、このあたりから「学校生活」が舞台になるので、ますます好みである。教師のマグ・ロサンタとやらいう女(声は日笠陽子)がなぜか中国イントネーションで面白い。そういう細部に監督や演出のこだわりが出ていて、丁寧な仕事だなあと思う。

(追記)

11回まで見てかなりがっかりした。7回までで終わるべきアニメである。あるいは、お気楽アニメにすべきであった。学園ものどころか、話がどんどん陰惨になり、視聴する楽しさゼロになる。まあ、原作がそうなのだろうが、書いている当人はそういうのが「面白い」とか「凄い話だ」とか思っているのだろう。一種の中二病か。こういう残酷な話を考えられる俺ってスゲー、というつもりなのだろうか。当初のキャラ(特に女性キャラや主人公の魔王)と話の内容があまりに合わない。
某映画評論ブログの初回の記事で、この筆者は「世間が高評価している作品」を酷評することがあり、その意見に私も納得することが多いのだが、この回に関しては、私と正反対の意見なので、参考までに私の評価を言えば、個別評価は別として、トータルで(5点満点として)4.3という評価、つまりかなり高評価である。
いや、私はこういう「機械人形との恋」というのがなぜか好きなのであるが、それは「神秘の世界エルハザード」の後遺症かもしれない。

個別評価で言えば

コンセプト 5点
カメラワーク 4点
ビジュアル 4点
脚本 4点
総合 4.25点

か。さらに言えば、学校唱歌(題名は忘れた「月無きみ空に~」で始まる星空の歌)を歌無しで使った哀切さが効果的だった。


(以下引用)


今回より始まった私流刑囚がその時々で見た映画を紹介するコーナー、「流刑囚の映画千夜一夜物語」第一回は『planetarian~星の人~』(’16日)。


 このコーナーではまず最初に映画を「コンセプト」「カメラワーク」「ビジュアル」「脚本」の4つの観点から5点満点で評価し総合評価を下したいと考える。




というわけで本作の5段階評価は…

コンセプト…1.5点
カメラワーク…1点
ビジュアル…1点
脚本…1点
総合評価…1.1点


 この作品はフォロワーの方の推薦で鑑賞することになった(おそらくそうでなければ見ることもなかっただろう)のだが、想像していたよりもつまらなかったのがある意味意外であった。


 一言で言えば「普通の深夜アニメ」であり、「この作品でしか見れない何か」を見出すことは残念ながら出来なかった。



 まずは「ビジュアル」の問題である。「映画のビジュアル」の例でわかりやすいのはクリストファー・ノーラン監督の『インセプション』における「直角に折れ曲がった都市」であろう。このイメージを予告編や序盤で提示することによって観客は「これがどんなビジュアルを伴った映画なのか」を直観的に理解することが可能となる。また同じく「映画におけるビジュアル提示」を強く意識していると思われる作家が新海誠だ。新海誠の映画はその具体的内容を知らずとも予告のワンショット、その画面の色調を見ただけでそれが「新海誠の作品」であると理解することが可能だ。


 翻って本作の場合諸々のデザインから画面の色調に至るまですべてが「よくある深夜アニメのそれ」でしかなく初見で「これ」というインパクトを与えることができない。「凡百の深夜アニメであること」を作り手たちが提示したかったわけではあるまい。



 次に「コンセプト」の問題だ。所謂「ポストアポカリプス」と呼ばれる舞台設定は特に珍しくはない。人間の文明は”時ととも”に滅亡崩壊していく可能性があるのだが、それに対極する概念として本作では「星空」がある。「核の冬」によって「星空」をみることができなくなった本作の人類は「プラネタリウム」という「偽の空」によって擬似的により不変(時間による影響が知覚されにくい)な世界の存在に触れることが可能となる。


 しかしここで問題となるのはその描写だ。前述の通り本作はそのビジュアル的な弱さのせいでこの「プラネタリウム」という「主要モチーフ」に説得力を持った描写をするこができていない。


 百歩譲って「星空」を説得力ある形で描写することができないのだとするならば「その周辺」に説得力を持たせる必要がある。例として本多猪四郎監督の 『空の大怪獣ラドン』や『三大怪獣 地球最大の決戦』を見てみよう。


 まず『ラドン』ではラドンの出現以前に「炭鉱での連続殺人事件」が描かれる。この「殺人事件」にはラドンという「主要モチーフ」は関与していない。この事件の真犯人はメガヌロンという巨大なヤゴ、つまりは「周辺モチーフ」であり、このヤゴを捕食する存在として初めて主要モチーフたるラドンの存在が浮き彫りになる。次に『三大怪獣』。この作品においてもまず描かれるのは「流星」であり「王女の暗殺計画と失踪」である。こうした一見関係ない「周辺のモチーフ」をちりばめそれぞれの線を辿っていったその先に本作の主要モチーフたる「金星の文明を破壊した怪獣キングギドラ」が待っているのだ。


 さて、本作『planetarian』においてはこうした「周辺のモチーフ」の描き込みが圧倒的に欠如している。「核戦争後の過酷な生活」はあくまでも記号的なそれと描かれるに留まり、それが観客の五感を刺激し納得させる描写にまで昇華されていないのだ。これによって本作は「主要モチーフ」たるプラネタリウムの存在に説得力を与えることができなくなってしまった。また(これも「ビジュアル」の項との関連であるが)プラネタリウム以外に関してもキャラクターやメカのデザインなどどれも(良く言っても)平凡で「この作品ならでは」の何かを訴えかけることができていない。



 また脚本も問題である。そもそもこの作品は所謂「泣きゲー」と呼ばれる美少女ゲームの映画化であり「観客を泣かせる」ということに主眼が置かれている。個人的な好みはさて置きそのコンセプト自体はまあ良いとして、果たしてこの作品で泣くことができるのであろうかという疑問がある。確かに様々な映画サイトのレビューを見るに「泣けました」的な感想は多いのであるが個人的にはこれが信じられなかった。


 これも「ビジュアル」や「コンセプト」で語ったことの繰り返しになるのだが本作に登場するロボットの言動(の描写)などはほとんどがテンプレ、クリシェでしかない。主人公に贈り物をする、転んでも泣き言を言わず主人公について来るといった誰でも思いつきそうな言動で「健気さ」をアピールしているだけだ。そこにはなんの捻りもオリジナリティもなく作り手のあざとさだけが伝わってくる。


 また展開に関しても急すぎるのではないかと思わされる。作中の時系列がコロコロ変わるのだがその繋ぎ方も上手さ(必然性)があるわけではないように感じた。



 長々と記述したが本作は一言で言えば「失敗作未満」だろう。まず「描きたい何か」がありそのアプローチに失敗したとすればそれは「失敗作」となる。しかし本作はまず「何を描きたいのか?」がはっきりとは分からないのだ。「描写」どころか「コンセプト」すらろくに設定できず、しかし観客の「泣く」という反応を期待するのはあまりにもご都合主義が過ぎるのではないだろうか。

「コードギアス」は何度も見るかどうか迷ってきたが、やはりあの絵柄(クランプ)が生理的にダメで見ることができない。いや、大昔に第一話だけは見たが、少しも引き込まれなかった。ちなみに、クランプの絵柄はいつも同じではない。木之本桜(「カードキャプター桜」だったか)とかの頃の絵はまともだった。それをクランプの大将格の女が強引に変えたと思う。それから間もなく、クランプの時代は終わった。つまり、絵柄変更が嫌われたと思う。
「シュタインズゲート」は第一話が無理で、何度も挫折したあと、最後まで見通したが、まあ、ふつうのSFアニメである。ただ、仲間内の会話の大半が(声優の演技も含め)気持ち悪い。ストーリー自体は、よく分からない。真面目に理屈を考えるほど入れ込んでいなかったからだ。その、タイムトラベルの理屈が話のキモだったとしたら、見る人を選ぶアニメだろう。
「あの花」がつまらないのは何度か書いた。子供(高校生)の話だから大人にはつまらない、という話ではない。そもそも、話に引き込まれる要素が無い。特にキャラがすべて魅力が無い。幼馴染が子供のまま幽霊になって出てきたから何だと言うのか。お前ら、何年も忘れていた相手だろう。これが一部で話題作になったために、その脚本家が大御所づらしているのがかたはら痛い。

(以下引用)

3大過大評価アニメ「あの花」「コードギアス」「シュタゲ」
2025年04月02日(水) 20:00
ネタ
22コメント
2: ああ言えばこう言う名無しさん 25/03/28(金) 19:00:37 ID:DacD

136819

ギアスは1期だけならすき



4: ああ言えばこう言う名無しさん 25/03/28(金) 19:03:02 ID:03cI

あの花見たけど普通におもろかった
でも絶評するほど面白くはない



6: ああ言えばこう言う名無しさん 25/03/28(金) 19:06:19 ID:6Axe

まどマギは?



7: ああ言えばこう言う名無しさん 25/03/28(金) 19:07:47 ID:rtNS

ぼざろ



8: ああ言えばこう言う名無しさん 25/03/28(金) 19:12:58 ID:jj4B

大正野球娘



9: ああ言えばこう言う名無しさん 25/03/28(金) 19:14:31 ID:Ycu6

あの花はそもそも見てねえから何も言わんが
コードギアスとシュタインズゲートはマジで面白かったから却下で



16: ああ言えばこう言う名無しさん 25/03/28(金) 19:16:30 ID:ktse

>>9
コードギアスとかアホな主人公に無茶苦茶なストーリーなのに
厨二心をくすぐる何かがあるんやろな
子猫が人間のヘルメット被って逃げ回って捕まえられないのは草生えた



26: ああ言えばこう言う名無しさん 25/03/28(金) 19:20:04 ID:QHJg

シュタゲはラストスパートのおかげで許されてる

忍者ブログ [PR]