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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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広澤克実は昔のいしいひさいちの漫画では何を言っているのか意味不明の発言ばかりするキャラクターだったが、現実には、実に理路整然とした文章を書く人間である。しかも、ものの見方がユニークで常識に囚われておらず、読む価値のある野球評論をする。
で、現在の阪神タイガースの惨状の根本原因について、まさしく的を射た発言をしているのが、下の文章だ。
要するに、首脳陣がアホ、選手もアホ、というだけのことだ。脳みそが筋肉でできているのが普通である選手というものがアホなのは当たり前である。それを正しく動かすのが監督やコーチの役目だが、現在の阪神はそれがアホ揃いだということだ。
一番アホなのが和田監督であるのは言うまでもない。あのむっつりした顔がテレビ画面に出ること自体、視聴者を不愉快にするのではないか? 最初から戦力不足の横浜なら、まあ仕方がない。阪神以下の戦力の広島より下位の5位であるのは、これは完全に首脳陣の責任である。どうやら藤川球児の戦線離脱は、その首脳陣へのプロテストの可能性もありそうだ。
何より昨夜、和田監督が、セカンド守備に関しては球界の至宝である平野をスタメン落ちさせたのは許しがたい。平野は守備だけでもスタンドを驚嘆させ、満足させる選手である。チーム打率2割3分程度のチームで、2割4分を打てば立派すぎるほどだ。
というわけで、下の広澤氏の文章を読めば、今の阪神の成績は、そうなるべくしてなっていることが明らかである。
記事タイトルは江本氏の名言として伝えられたものだが、今の阪神の選手のほとんどはそう思っているだろう。 


(以下引用)
 
問題意識
テーマ:阪神タイガース
ゲーム差が 11ゲーム、今日・明日、負けると 自力優勝が無くなる。

しかし、寂しいが 気になるのは 3位のヤクルトだ。ヤクルトとのゲーム差が 6.0、クライマックスシリーズに出るには ギリギリのラインだ。
然程、良くない沢村を 攻略 出来なかった。
1・2回の失点で意気消沈なのか。
7回、1死満塁 打者新井、 3球三振。

いつも、見ている ワンシーンだ。

「あそこを打つ練習はしていない」
と 新井の談話だ。

私が見た判断だが、ストライクである。
よしんば、ボールでも 簡単に見逃すボールではない。
最近のストライクゾーンの傾向では間違いなく ストライクだ。
それを 練習してなくて 毎日 何を 練習しているのだろう。
もう、ストライクゾーンの問題を取り上げて久しくなる。
対策も対応もしていない選手や球団があるとしたら
勝てる訳がない。

コーチも対策を考えない
選手も練習していない
では この戦力で5位は うなずける。

普通、打撃コーチなら選手に
「ストライクゾーンがワイドになっているから、意識して、1個ぐらいボールでも打って感覚を覚えおく事」
と注意をを喚起し、
選手も対応する為に、
「積極的にストライクゾーンの確認をする」、
当たり前の話だが、まだ、対応・対策をしていないとは驚きだ。
それだけでも、ガッカリである。

他の球団の試合を見ているが セ・パ 合わせて ストライク・ボールの判定に 一番 クレームをつけるのは 阪神タイガースだ。

しかも、露骨だ。

私には 責任回避・自己弁護にしか見えない。
とんでもないストライクもあるが 昨夜の判定は正しい。

審判も人間である。

しょっちゅう 文句を言う人間には嫌悪感を覚える。
それが チーム全体だと 尚更だ。
ストライクゾーンの問題は タイガースだけの問題ではなく、プロ野球全体の問題だ。

しかし、 もう 他球団は対策も対応もしている。
タイガースだけが出来ていないのは 問題意識が欠けている。

「オールスターまでに 借金を返済しよう」
と選手に呼び掛けた監督。
では、どんな戦略・戦術で、そして、どんな方法で? と
結果を得る為の方法論を聞きたいが 選手の問題意識の低さをみると オールスターまでではなく、シーズンが終わって、借金が二桁って事にならない事を祈る。

勝負は 試合の前の準備で決まる。
正しい準備をする為に 自分達には 何が足りなくて 何が足りているのか 正確な自己分析が必要である。

“敵を知り 己を知れば 百戦危うからず”

孫子の言葉である。





(野球評論家)
広澤克実
 
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某書評ブログ(多分)から転載。
書評全体としては江本に批判的な内容なのだが、江本の提言は素晴らしいと私は思う。
まあ、私はゲームとしての野球は最高である、と思っているので、他人とは考えが合わないだろうとは思う。なにしろ、サッカーなど、何が面白いのか、さっぱり分からない人間なのである。ゲームとしての野球は、麻雀に匹敵する天才的な創造である。そのどちらも衰退しつつある、というのが悲しいところだが。
でまあ、野球ならリトルリーグでも草野球でも見ていて楽しいという私からすれば、野球の裾野を広げるという案は素晴らしい案だ、と当然考えるわけである。その理由も江本が言う通り、今の野球は「人的資源の無駄遣い」をしているということだ。アマチュア野球の好素材は、準プロ野球の組織で野球を続け、その中からプロに上がるようにすればよい。つまり、アメリカの3A,2A、1Aのように、プロ野球の傘下組織を作ればいいのである。今の2軍制度程度では人材が不足する。また、準プロ野球は、それ自体としてファンが付く可能性もある。江本が言うように、3500人の観客動員を目指すということだ。これはけっして難しいことだとは思わない。地方テレビ局と契約して、試合の放映をしたら、スポンサーを得ることだって可能だろう。なぜなら、野球ほどゲームとして面白いスポーツは無いからだ。リトルリーグから知っている選手が成長していく様子を眺めていれば、その選手が準プロのままで苦しんでいたら応援するだろう。そのように、まず、「知られる機会を作る」のが一番大事なのである。
私は、草野球がテレビ放映されたなら、喜んで見ると思う。そういう人間は、おそらく私だけではない。もし、観客が求めるものがプロの妙技だけなら、なぜ「がんばれベアーズ」や「メジャーリーグ」などの映画を喜ぶ人間があれほど多いのか。なぜ万年最下位チームを応援するファンがいるのか。


(以下引用)



江本の言いたいことは以下のとおり。

プロ野球チームが16(四国アイランドの4つを含む)は少なすぎる。
アメリカがマイナー、独立リーグ含めて200~300のチームがあるのだから、人口比でその半分のチーム
数なら100~150のチーム数があったほうがいい。
社会人チームをプロ化し、二軍の選手をちりばめれば可能だし、採算だってとれる。
毎試合三千五百人集めればいいだけだ。
『茨城ゴールデンゴールズの試合には、毎回一万人近いお客さんが集まっているではないか』
(球団存続決定、おめでとう!)
マイナーなんだから給与は最低限の食えるくらいでいい。がんばって上にくればいいだけの話だから。

江本の言うように、日本中各地にみんなが応援するチームが出来れば、スポーツ環境は発展していくと思う。
応援ってのは、されるほうはもちろん、するほうだって元気になるもんだからね。

プロ野球球団が多いほうがいいのは何故か。
高校生のドラフト指名は2005年度は24人だった。高校球児が16万人だから、三年生が5万人としたら5
万分の24人しかプロに入れない、と著者は言う。
『高校時代、甲子園を目指して死ぬほど練習しても、ほとんどの人は卒業したらそこで終わり。好きな野球
を続けて、それで食っていきたい、あるいは鍛えてもっとうまくなりたいと思っても、ほんの一握りのエリート
以外には、そういう場が用意されていないということ。』
『これは多くの才能が野に埋もれていくことを意味する』
前に書いた記事でサッチェル・ペイジはサイドスローだったと書いたが、正確には上手でも横手でも下手でも投げることができたという、とんでもない投手だったようである。ニグロリーグではあまりにも飛びぬけた存在だったので、お遊びでいろいろな投げ方をやっていたのだろう。
まあ、腰の回転と腕の回転の連動を考えれば、体をやや斜めに倒しながらのスリークォーターか、体を立てたまま下半身から横にひねっていくサイドスローが合理的ではあるだろう。
「ヤフー知恵袋」から、投球フォームについての記事を拾ったが、回答はなかなか論理的で面白い。
オーバースローが一番球速が出る、というのはただの先入観だろう。オーバースロー最強幻想は、球に体重が乗る、というイメージから来ているが、球に体重など乗るわけはない。
しかし、体重のある投手の球は、体重の無い投手の球より威力があるように、我々はどうしても感じてしまうのである。「巨人の星」の刷り込みのせいだろうか。実際には、体重のある投手は筋肉量があり、筋力もあるから、速い腕の振りで球を離すことができる、というだけのことだと思う。つまり、小柄な投手でも、訓練次第で速球は投げられる、ということだ。で、それはサイドスローでも同じことである。
長身ならサイドスローには向かないかというと、もちろんそこにはランディ・ジョンソンという明白な反例がある。
好きなフォームが自分に向いたフォームとは限らない。要するに、我々の頭など、妄想や迷信でいっぱいなのであるから、自分自身でさえ疑うべきなのである。まして、指導者の多くは過去からの伝承による指導法を無批判に繰り返す、馬鹿なオウムなのだから、妄信してはならない。いろいろ試せばいいだけだ。


(以下引用)


オーバースローで投げることが出来ません。

g45gdf34f34df4eさん

オーバースローで投げることが出来ません。

正確には投げ辛いです。
私は幼いころからオーバースローを意識しようとしても腕が下がってしまい,サイドスローが主です。
サイドスローでの球速は135キロ程で、無理にオーバースローを投げると球速が20キロほど落ちます。
怪我をした事も無く,今年17歳なので身体の成長も終わりかけの状態だとは思うのですが
自分なりに考えたところ恐らく、身体全身が硬すぎるのが原因じゃないかと思いまして
開脚しても90度いかない 直立した状態で地面に手をつけようとしてもスネの頭までしか届かない 両手を背中の裏に回して
片手は上からもう片手は下から腕を伸ばし繋ごうとしても届か無いほど硬いです。
数年前から風呂上りは必ず柔軟をしているのですがあまり変わらないので恐らく生まれつき硬い体質かもしれません。
上から投げたい理由は身長が190近いので角度を利用したいのと、変化球を主体とする横手投げに比べてストレート主体で勝負するイメージがある上手投げに魅力を感じるからです。

長くなりましたが 文だけで確実に原因を突き止めて貰うほど私に文章力は無いので
質問は、今のままサイドスローで行くか、強制的にオーバースローで投げ続けて行くか のどちらが良いと思いますか?

 
 

ベストアンサーに選ばれた回答

gyroballdoorさん

サイドスローが良いと思います
サイドスローのほうが骨盤の回転を上手く使えるし解剖学で見れば明らかに理にかなっています

事実質問者さんもサイドの方がレベルの高い投球が出来ています

オーバースローの本格派というのは結構幻想に近く
良い投手はサイドスロー、スリークォーターの腕の高さで骨盤の動きを上手く使います

岩隈、ダルビッシュ、川上、上原、斎藤隆はスリークォーター
サイドスローでも斎藤雅樹という速球中心の投手はいます

メジャーリーガーでもペドロマルティネス、ランディー・ジョンソンはサイドスローに近い腕の高さです

オーバースローというのは骨盤の回転を使いにくく上半身に頼りがちになります
田中、杉内、和田のようにオーバースローでも体の使い方に長けた投手もいるので間違いな投法では決して無いと思います

しかし、サイドやスロークォーターの方が使いやすく良い投手の割合が多いです
これに質問者さんは当てはまっています
問題は無いと思うし変えるべきでは無いと思います

 
 

回答日時:2010/5/8 14:33:06

「Adminではないけれど」というブログの過去ログから転載。
山本昌の、あの独特の投げ方は、若い投手などが真似をして受け継いでいくべき投法だと思う。高校野球などで、今一つ伸び悩んでいる投手は、あの投げ方を試してみてはどうだろうか。
スリークォーターやオーバースローははたしてベストの投げ方かどうか、再考してみようということだ。
昔の大投手であるウォルター・ジョンソン、サッチエル・ペイジ、それに最近まで最大の投手であったランディ・ジョンソンなど、サイドスローであったと思う。スリー・クォーターやオーバースローが速球を投げるのにベストの投球フォームであるという認識は、誤っている可能性が高い。ついでながら、サッチェル・ペイジは速球も凄かったが、コントロールが驚異的に良かったという。制球力の面でもサイドスローの方が優れているという可能性も高い。
山本昌は、あれはサイドスローとも少し違う感じである。そもそも、投球フォームの分類は、投げる腕が体と角度を作っていることが前提だが、腕そのものがたたまれて、肩口からボールが出てくるようなフォームは何に分類されるのか。
今年大リーグに行った、元ソフトバンクの和田投手なども、研究に値する投手だ。この二人とも、球は速くないのに勝てる投手である。そして投球フォームが独特である。その独特さには必ず合理性が隠れているはずだ。
なぜ平凡な投手たちは、彼らを研究しないのだろうか。


(以下引用)

] 山本昌はセ・リーグNo.1の速球投手だ  山本昌はセ・リーグNo.1の速球投手だを含むブックマーク Add Star

登録名は山本昌なのだが、どうもなじめないので、以下、本名の山本昌弘と書く。

山本昌弘は中日ドラゴンズの現役投手である。ベイスターズの工藤が頑張っているため現役最年長とはいかないが、数々の最年長記録を持っており、高卒後プロ入りして一度も移籍がなかったことから、同一球団の在籍記録は日本記録を更新中である。

ラジコンは趣味の域を超えるほどの膨大な時間とお金を投資していて、成績も相当なものらしく、山本昌弘はプロのラジコンレーサーで、副業の野球はその資金稼ぎ……などと揶揄されることもある。が、もちろん、現在のプロ野球を代表する投手のひとりである。

20代の頃は最速で133キロくらいだったのが、30代になって138キロほど出るようになり、43歳で143キロを記録するという、不思議な投手(節制と努力の賜物であろう)。スクリューボールやカーブを駆使する変化球投手と思われがちだが、投げる球の約半分がストレートという、れっきとした速球派投手だ。

平均的な投手の投げる球の回転数は37回転/秒、松坂大輔が41回転/秒、藤川球児が45回転/秒であるのに対し、山本昌弘は54回転しているという。*1すさまじいほどキレのある速球を投げ込んでいるわけである。リリース直前までボールの出所がわからないような投球フォームと相俟って、打者が感じる速さという点では、セ・リーグNo.1かも知れないのだ。

スピードガン全盛時代になり、ある部分がきちんと数値化されたのは進歩だが、打者が感じる速さや威圧感は別物であるという。王貞治は晩年に「セ・リーグで一番球の速い投手は?」と訊かれて「スワローズの安田猛」と答えたことがある(安田猛も一般には軟投派投手といわれている)。スピードガンによるスピードとは別の形で投手の再評価がもっとなされるべきだろう。


いやまあ、釜田は高卒ルーキーとしては立派なんだが、確か甲子園ではポカスカ打たれていたような気がする。そうするとプロ野球ってのは高校野球よりレベルが低いのかな。まさか半年くらいでレベル倍増ということもないだろうから。 
まあ、巨人というチームは昔から新人投手には弱いんだけどね。中日の近藤のプロ初登板ノーヒットノーランという空前絶後の記録の相手が巨人である。その近藤は、その後の成績で見ると、大した投手じゃなかったようなのだが。
その時の監督も星野じゃなかったかな。ならば、釜田クンはせいぜい気をつけて、近藤みたいに潰れないようにほどほどに頑張ることである。


(以下引用)

釜田 杉内と勝負も「投げながら盗もうと」星野監督「すげーヤツだな」

スポニチアネックス 6月17日(日)16時51分配信

釜田 杉内と勝負も「投げながら盗もうと」星野監督「すげーヤツだな」
拡大写真
完投勝利を挙げた楽天・釜田はガッツポーズ

 ◇交流戦 楽天2―1巨人(2012年6月17日 Kスタ宮城)

 楽天のルーキー釜田が、巨人打線相手を5安打1失点5三振1四球に抑え、見事な完投勝利を挙げた。

【写真】満面の笑みの星野監督と握手する楽天・釜田

 「ファンのみなさんの熱い声援があったからこそ、できた勝利だと思う。今回は、完投したので、次回は、完封狙います」とまだ18歳の右腕は、充実した表情で次の約束をした。

 前回、無安打無得点試合を決められた杉内が対戦相手だった。「すごい投手。試合をしているが、いいところを盗もうと思った」と、新人らしからぬ発言。「ピッチングは、技術じゃなくて、気持ちだと思った」という強気な姿勢は、6回以降も1安打投球をみせる好投を演じた。


私が投手を高く評価するポイントの一つはタフさである。昔の稲尾など先発投手でありながらシーズンに70試合くらい登板したのではないか。つまり、先発でないときは、平気でリリーフもしたということだろう。それでシーズン40勝くらいしたのだから、今のように5試合に1ぺんくらい登板して、しかも7回くらいまでしか投げないという現代のエースとは出来が違う。エースなら300イニングくらい投げて当たり前だろう。つまり、最低でも40試合は登板し、20勝20敗くらいしてこそのエースである。なぜ20敗かと言うと、相手もエースが投げるからである。
まあ、以上は半分は冗談だが、1試合投げ切ることもできないようなスタミナで、エースとは言えないとは思う。もちろん、8回9回を完全に抑えるセットアッパーやリリーフがいると言うのなら仕方がないが、現在、そういう抑え投手はいない。藤川や岩瀬ももはや絶対的存在ではない。ならば、もう少し先発投手が頑張るべきだろう。
そういうタフさで、愛知大学野球リーグでこの春二部優勝し、一部昇格した愛知産業大学の湧川雄貴投手は面白い存在である。何しろ、10試合に登板して9勝1敗、防御率も1点そこそこである。10試合に登板とは、ほぼ全試合に登板、90イニングを投げているから、ほぼ全部完投、というタフさだ。
これだけ投げきれるというのは、合理的な投げ方をしているということだろう。ということは、球速や変化球のキレ味などとは別に、それだけでプロの素材だと私は思う。1試合の死四球も2個平均くらいのようだから、制球力は十分だ。そうでなければ、二部とは言え、これだけ安定して勝てないだろう。
現在4年生で、大学進学後、順調に成長してきたようだ。
高校時代(沖縄の中部商業出身)から、力はある程度あったようだが、無名リーグに進んだためにドラフトにもかからない、ということにならないように、このブログでプッシュするわけである。
今年のドラフトはもちろん東浜が人気独占だろうが、下位指名でも多分いけるだろうから、横浜DeNAあたりどうだろうか。何しろ、先発投手の数がいないのだから、いきなり先発グループに入れて鍛えるのも面白いのではないか。制球難の国吉などより、使えるんじゃないかな。
「ベースボール・バイブル」というサイトで紹介されていた記事である。
要するに、「違う球種を同じフォーム(同じ腕の振り)で投げる」
ただこれだけのことだ。これができるかどうかで、投手としての能力や成績が格段に上がるのではないか。もちろん、ものすごい速球やものすごい変化球を持っていれば、フォームで投げる球種がわかっても打者を圧倒できるだろう。だが、それは天才の道である。
私が見た限りでは、各球団のエースで、天才というタイプはほとんどいない。ヤクルトの石川や日ハムの武田など、小柄な投手であり、球も速くないのに、安定して勝てるが、彼らより体格に恵まれ、球も速いたくさんの投手が一軍にも上がれずに引退していく。それはひとえに「制球力」と「投球術」の有無のためなのである。で、その「投球術」の中でも大切なのが、「違う球種を同じフォームで投げる」ことができるかどうかだと思うのである。
ついでながら、西武の大石がこの前一軍で投げたが、ほとんどストライクが入らず、無惨なざまであった。自慢の速球も影をひそめ、プロのマウンドに立つレベルではないのは明らかであったが、なぜそうなったのか。あるいは、もともとプロに入れるレベルではなかったのか。まさか後者であるはずはない。そうならば、各球団がドラフトで競合するはずはないだろう。ならば、西武の投手育成には、大きな問題があるのではないだろうか。
 
(以下引用)
 

49歳モイヤー最年長勝利「投げる上で年は関係ない」

ナ・リーグ ロッキーズ5―3パドレス (4月17日 デンバー)
 
<ロッキーズ・パドレス>49歳151日で勝利投手になったロッキーズのモイヤー。大リーグ記録を80年ぶりに更新
Photo By AP
 すっごいオジサンが新たな歴史を刻んだ。ロッキーズのジェイミー・モイヤー投手(49)が17日(日本時間18日)、パドレス戦で勝利投手となり、メジャー最年長勝利記録を実に80年ぶりに更新した。7回6安打2失点(自責0)の好投で、49歳151日での白星。1932年にドジャースのジャック・クインがつくった49歳74日を塗り替えた。一昨年に左肘の腱移植手術を受けて復活した左腕が、大きな勲章を手に入れた。

 モイヤーの顔は、笑うとしわだらけになった。白髪が増えた髪をかき上げながら静かに、勝利の余韻にひたった。

 「ベストを尽くそうとしただけ。でも、歴史上の人物や殿堂入り選手と同じように称えてくれるのは本当に特別だね」

 最速は79マイル(約127キロ)と高校生より遅い。そんな中でカットボール、スライダー、チェンジアップを丁寧にコーナーに投げ分けた。6回まで無失点。7回に失策絡みで2点を失ったが、その老かいな投球に本拠地のファンも拍手喝采だ。「投げる上で年は関係ない。まだ自分はチームに貢献できると思ってマウンドに立っている」。漫画「野球狂の詩」の岩田鉄五郎もビックリの「アラフィフ」の快挙だった。

 10年12月1日に左肘の腱移植手術を受けた。当時48歳。「スーパーマン(モイヤーの愛称)は必ず戻ってくる」と、厳しいリハビリにも耐えた。「息子に近い年齢のトレーナーに“痛みを我慢しろ”と言われたら頑張るしかないだろう」とモイヤー。昨季の登板はゼロで、今春キャンプのマイナー契約から不死鳥のごとくはい上がった。96年から背番号50。「50歳までマウンドに」が理由だ。子供は7人で長男ディロンさんは20歳、一番下は5歳。野球に打ち込む姿を子供に見せることも、原動力となっている。

 どの球種でも同じ腕の振り。打者のタイミングをずらすフォームをつくり上げるため、エアロビクスで体幹を鍛える日々は変わらない。さらに、究極ともいえる考えがモイヤーを支える。「本塁打と紙一重の大ファウルは、“危ない”じゃなくて“やった”と思う。ファウルを打たせた上に、打者は打ち気にはやる。打ち取れる確率が上がるんだ」。絶妙な緩急に抜群の制球力、相手心理を読み切る力――。だからこそ49歳でも勝てる。

 「1勝するために復帰したいと思ったんじゃない。まだ夢の中を生きている。野球への情熱を持っている」。メジャーデビューから26年。当時まだ生まれていなかった若手選手に負けないくらい、その目は輝いている。

 ▼中日・山本昌(15日の阪神戦でセ・リーグ最年長の46歳8カ月で白星)あの年までやるということは、運不運もあるが凄いことだと思う。(自身も体力面の衰えはないが)だからと言って、49歳までやれるとは言えないな。

 ≪年長登板は史上4位≫モイヤーはこの日が49歳151日。J・クインの49歳74日の大リーグ最年長勝利記録を77日更新した。また、この日は自身が持つ史上4位の年長登板記録を、前回登板時から5日更新。来季も現役を続行すれば、2位のJ・クインの50歳6日を上回る。1位のS・ペイジが持つ59歳80日は、話題作りのため1試合だけ現役復帰してマークしたもの。日本での最年長勝利は浜崎真二(阪急)が50年に記録した48歳148日。
 
[ 2012年4月19日 06:00 ]
「現代ビジネス」から転載。
阪神はこれから長期低迷が続くのではないか、という暗い予想を書いた記事の一部である。しかし、伊藤隼太を春のキャンプ段階でフォーム改造させた、というのはあきれた。野球選手のフォーム、いや、スポーツ選手のフォームというのは、長い間かかって身につけた、その選手だけのフォームであり、ドラフト1位に指名されるということは、そのフォームにその選手にとっての合理性があったということだ。それを改造するというのは、選手生命に関わるような無謀な行為である。
しかし、プロ野球では、こういう蛮行が案外平気で行われているのである。
あのイチローでさえも、落合でさえも、コーチや監督からその打撃フォームではものにならない、と言われ、改造させられようとしたのである。それを頑として拒否する強い精神力があったから、彼らは生き延びることができ、歴史的な選手になれたのである。
普通の選手では、上の人間に命令されたら、拒否などできないだろう。
おそらく、伊藤は今季はまず駄目だろう。場合によってはこのまま引退まで一軍にも上がれないかもしれない。で、彼を玩具にした上層部は、その事について、けっして責任など取らないのである。これほど残酷な話は無い。まあ、伊藤が再度自分なりの打撃フォームを作り上げ、大成することを期待したい。
 
(以下引用)
 
〝迷える桧山2世〟伊藤隼太
悩めるドラ1・伊藤隼太。金本と同じ左打ちで長距離砲で外野手。後継者として、大いに期待されている
 阪神の主力が高齢化しがちな原因は「球団体質というか・・・・・・ドラフト戦略にある」と憤るのは山田氏だ。
「白仁田(寛和・26)も二神(一人・24)もそうでしたけど、『ドラフト1位が故障持ち』というのが〝阪神あるある〟になってますからね。ここ数年、まともな新人、獲ってないでしょう? 去年の1位の伊藤(隼太・23)にしたって〝大学ナンバーワンスラッガー〟という触れ込みでしたが、そんな大物をなぜ阪神が一本釣りできたのか(笑)。獲れる人を獲るんやなくて、もっと勝負してほしい」
 入団後の伊藤についた呼び名は「桧山2世」。スケールが大きいのか小さいのか悩むところだ。阪神OBが声を落とす。
「伊藤の実力を疑問視する声があるのは球団も把握していて、キャンプでフォームの徹底指導を試みた。これがアダとなったのでは、と言われとるね。頭の辺りで固定していたグリップの位置を胸の前に移し、そこから後ろに引いてトップを作るというフォームに変えたんやけど、ドラ1の新人をキャンプ序盤にイジること自体が前代未聞。伊藤はクソがつくほどのマジメ人間だけに、考え込んでしまった。開幕スタメンは勝ち取ったものの、一本もヒットを打てずに二軍落ち。周囲に『どうしていいのか分からない』と漏らしているとか・・・・・・」
 
「2ちゃんねる」でも星野はさんざんに批判されているのだが、自分の頭で考える人間なら、誰でもそう思うだろうが、マスコミに作られた星野の虚像しか知らない人間も多いから、その星野批判がピンと来ない人もいるだろう。
もっとも、素人だけでなく、野球人の中にも星野を高く評価する人間もいるかもしれないよ。脳みそが筋肉のスポーツマンは多いから、星野タイプが合う、という選手もいるだろう。
それはともかく、下記記事にもあるように、チームを作る上で大事なのは、実は監督よりもコーチであり、監督は与えられた戦力で試合を戦う能力がもっとも求められるのである。その能力において、星野はレベルが低い、というだけのことである。星野擁護論の中に、「選手がちゃんと働かないからだ」と、まるで星野本人みたいなことを言う者がいるが、選手の能力を勘案して選手を使うのが監督の仕事である。選手に文句を言うような監督は、監督失格である。
落合は、選手の悪口を言ったことは一度も無いはずだ。あるとしても、「努力をしない選手」や「頭を使わない選手」、「努力の方向の間違っている選手」の全体を批判しただけだろう。間違っても自チームや特定選手を否定するような発言はしたことがないはずだ。


(以下引用


98代打名無し@実況は野球ch板で:2012/04/20(金) 05:08:56.98 ID:oDgmiXUJO
ハムはドラフトも首脳陣の編成もうまいよな
栗山はやってみたら優秀だわ
99 :代打名無し@実況は野球ch板で[sage]:2012/04/20(金) 05:17:01.87 ID:8KT6Zu0N0
と言うか誰が監督しても強さを維持出来るフロントが偉い
100 :代打名無し@実況は野球ch板で[sage]:2012/04/20(金) 05:49:13.25 ID:faKK4y7r0
ハムは監督を変えても、コーチは変えなかったからな
フロントが野球を知ってる

どこかに逆に監督、コーチを総入れ替えするたびに金がかかって弱くなってる球団があったなw

 

「日刊ゲンダイ」電子版の記事が面白いので転載する。
私は、昨年のパリーグの優勝は楽天だと予想した。それくらい楽天の戦力は向上したと見たからだ。しかし、結果はご存じのとおりである。そして、今年もまたこのザマである。ならば、結論はただ一つ、指揮官および首脳陣に責任がある、ということだ。

もともと私は監督としての星野をあまり高く評価していない。選手としても売名の名人であっただけだと見ている。あの程度の実力と成績で、あれだけの知名度というのは、マスコミとのコラボレーションの結果にすぎない。その成績も、全盛期の王との勝負から逃げ、引退間際の長嶋と勝負することで巨人戦での勝率を高くしただけである。
ただし、公正を期して言えば、監督としての彼には一ついい点があった。それは「二軍から選手が上に上がってきたら、すぐに試合に使った」という点である。二軍から一軍に上がる選手は、好調な選手であり、それが試合に出て好結果を出せば、そのままレギュラーや一流選手へと駈け昇る可能性もある。だが、多くの監督はそういう未知の選手より使いなれたベテランを使って、若手に機会を与えず、腐らしてしまうものである。その点でだけは星野は良かった。

しかし、星野は下記記事の発言で完全に監督として失格した。
「このチームは何も考えていないんじゃないか。劣等感も何もない」
「このチーム」とは何か。誰が「このチーム」の監督なのか。
これは完全な責任転嫁であり、こうした発言がもし本当なら、即座に彼は監督解任されて然るべきである。
この発言を聞いた楽天ファンのほとんどは、この発言に非常な違和感を感じたはずである。その違和感の理由は、これが指揮官として最高に無責任な発言であり、卑怯な責任転嫁の発言だからだが、自分の感情分析が苦手な人のために、今日のこの記事は書いたわけである。


(以下引用)


楽天の「巨人アレルギー」元凶は星野仙一

【野球】

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2012年6月1日 掲載

ノーヒットノーランの翌日も完敗で7連敗

<「名前だけ見て圧倒される」>

 最後の打者となったフェルナンデスの飛球が左翼・松本哲のグラブに収まるや、星野監督は誰よりも早くグラウンドへ背を向け、そそくさとベンチ裏に引っ込んだ。
「このチームは何も考えていないんじゃないか。劣等感も何もない」
 そう吐き捨てた表情には、諦めがにじんだ。
 30日にあわや完全試合となるノーヒットノーランの屈辱を味わった楽天が、31日の試合でも巨人に完敗。2失策にスクイズ失敗、走塁ミスとヘボを連発した巨人から主導権を奪うどころか、拙攻に次ぐ拙攻で巨人の4投手から2点を奪うのがやっとだった。
 対巨人戦はこれで7連敗。星野監督になってから、1つの白星も挙げていない。通算成績は、10勝24敗。4試合制になった07年の交流戦から勝ち越した年は一度もなく、「劣等感すらない」と指揮官が嘆くのも分からなくはない。松井、鉄平、嶋などの主力を故障や不調で欠いているとはいえ、交流戦はここまで6勝3敗、リーグの3位をキープするなど好調だったチームが、巨人戦になった途端に大ブレーキである。
 試合前、大久保打撃コーチが言っていた。
「オレら(が現役)のときみたいに、巨人が苦手とか、憧れがあるみたいなのも別にない感じなんだけど、どこか意識しているんだろうね。巨人は当然強いチームだし、(スタメンの)名前だけ見ても圧倒されてしまうところはあると思う。東京ドームの独特な雰囲気もあって、その空気にのまれそうになってるなあというのは感じる。こういう雰囲気に負けないような訓練というか、メンタルトレーニングはしている最中なんだけどね」
 戦う前から、選手が萎縮しているというのだ。
 森山投手コーチも言っていた。
「選手の中には、巨人はどの選手にも打たれそうな気がする、と思ってしまうやつもいる。ひとりずつアウトを取るように意識させないと」

<「プロ野球選手に向いてない」>

 こういう選手の精神面が星野監督のカンに障るのだろう。ノーヒットノーランの屈辱から一夜明けたこの日は朝から、
「打てないなら打てないで、ベースにかぶって死球でもいいから塁に出てやろうとか、気迫も何もない。オレたちの時代なら、巨人戦で活躍して目立ってやろうと思ったものだが、ウチの選手にはそういうものもない」
 と、報道陣を相手にグチることしきりで、
「うちの選手はプロ野球に向いていないんじゃないかと思うわな」
 とまで言っていたそうだが、だったらなぜ選手にそうさせないのか。

<グチる前にやることないか>

 星野監督は現役時代から、巨人戦には特に闘志を燃やした。中日、阪神での監督時代も「打倒巨人」を旗印にして、それが「闘将」とファンに支持された。就任1年目の昨年は「チームを把握すること」「選手を見ること」に重きを置いたのは分かる。2年目の今季は選手の性根も含め、本格的にチームの改革に乗り出すはずだったにもかかわらず、成果が見えてこない。戦う前から選手が白旗を掲げていた今回の巨人戦が象徴的だった。
 星野監督は試合中のベンチで表情を歪め、「ったくもう」と頭をかきむしるばかり。指揮官からして、何が何でも巨人にひと泡吹かせる、という姿勢は感じられなかった。選手が不甲斐ないなら、それをなんとかするのが監督の仕事。グチる前にやることがある。
 交流戦最終カードとなる6月16日からの巨人2連戦の結果次第では、「闘将」の看板を下ろす必要があるんじゃないか。

▽東京ドーム=3万6503人(巨人2勝)
楽天000 100 001―2
巨人010 003 00X―4
(勝)内海5勝4敗 (S)西村1敗12S (敗)ヒメネス2勝6敗
(本)高橋由4号
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