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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「マリンブルーの風」というロッテファンのブログから転載。
この問題はロッテだけではない。下位チームには多かれ少なかれ存在する悪弊である。とりあえず、ロッテの話をしよう。
西村監督は、昨年の「ほとんど新人王」の伊志嶺を、開幕直後の不振で二軍に落として以来、とうとう最後まで一軍に上げようとしなかった。その伊志嶺は二軍で無駄に活躍している。
で、外野で優先的に使われたサブローや荻野がどれほどの活躍をしたというのだ?
あるいは、福浦をほとんど使わずに、その代わりにほとんど出ずっぱりだった大松の成績は?
これで監督が務まるのなら、監督ほど楽な商売は無い。



(以下引用)



昨日の試合についての東スポの記事ですが、こんなことが書いてありました。

「このチームにいる幸せ感じる」と選手に言わしめる日ハム強さの秘密とは(東スポ)

(前半略)
ベテラン、中堅、若手が何の遠慮も無く融合し、ただチームの勝利だけを目指す理想的球団。どのチームも目指していることだが、実際の環境は各チームでまるで違う。そこには選手起用の全権を持つ首脳陣による好き嫌いや、派閥等の主観が介在するだけでなく、無能なフロントによる人事が選手のヤル気をそいでいたりすることもある。

しかし、日ハムは違う。選手の育成方針や情報のすべてを数値化して管理。フロントに多くの権限を集中して成果を上げる独自のシステムによってチームを一体化させ、見事な常勝軍団を作り上げている。

ある選手が「この時期に他球団のゴタゴタを見ていると、このチームにいる幸せを感じる」と語っているのは心からの実感だろう。

試合に出るためには結果がすべてに優先され、首脳陣に媚を売る必要も顔色をうかがうことも意味を成さないからだ。栗山監督が「オレは何もしていない。ただ心から勝ちたいと思っている選手がやりやすい環境を作っているだけ」という言葉は、この球団のシステムが正しく機能している証明である。


これほど的確な記事があるでしょうか。
どの球団と比較して書かれたかは明白です。素人のフロントがいて監督がえこ贔屓するあのチームにほかなりません。

日ハムとロッテとの溝は、今や海よりも深いのです。
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さらについでに横浜の二軍コーチ陣である。
阪神や横浜は、一軍よりもまず二軍首脳陣やフロントの改革から先である。



(以下「ウィキペディア」より引用)



二軍 [編集]



名前

背番号

役職



山下大輔

88

二軍監督



川村丈夫

75

二軍投手コーチ



岡本克道

81

二軍投手コーチ



高浦己佐緒

87

二軍バッテリーコーチ



波留敏夫

71

二軍打撃コーチ



高木由一

78

二軍打撃コーチ



馬場敏史

83

二軍内野守備走塁コーチ



水谷新太郎

79

二軍内野守備走塁コーチ



中根仁

80

二軍外野守備走塁コーチ



蓬莱昭彦

74

育成コーチ
ついでに阪神の二軍コーチ陣はこうである。まあ、来年にはこの大半が変わるだろうが、阪神OBの知恵の無い連中が採用されることはほぼ確実だろう。


(以下「ウィキペディア」より引用)



二軍 [編集]



名前

背番号

役職



吉竹春樹

74

二軍監督



中西清起

71

二軍投手コーチ



湯舟敏郎

79

二軍投手コーチ



立石充男

98

二軍打撃兼育成コーチ



風岡尚幸

73

二軍守備走塁総合コーチ



中村豊

87

二軍守備走塁コーチ兼打撃コーチ補佐



田村藤夫

82

二軍バッテリーコーチ



続木敏之

90

二軍トレーニングコーチ



八木裕

76

二軍育成チーフ兼打撃コーチ



筒井壮

96

二軍育成コーチ
私はジャイアンツは嫌いなのだが、今のジャイアンツの投手育成能力の高さは特筆ものだと思う。若手がこれだけ頭角を現すチームはほかには無い。しかも、そのほとんどはアマ時代は無名選手である。これは二軍投手コーチの育成力とともに、ジャイアンツのスカウト陣の目の確かさがある。
ジャイアンツと言うと、札束で顔を引っぱたいて、他チームの大物選手を強奪する、というのがかつての姿だったが、今はそうではない。見事に、ファームで選手を育てている。まあ、難を言えば、育つのが投手だけで、野手があまり育っていないということくらいか。
と言うわけで、ジャイアンツの二軍コーチには誰がいるのか、ウィキペディアから転載しておく。
何しろ、二軍投手コーチだけで5人もいる、という時点で育成への意気込みが他チームとは違う。
横浜、阪神、オリックスなどは参考にしてはどうか。


(以下引用)

二軍 [編集]



名前

背番号

役職



川相昌弘

78

二軍監督



阿波野秀幸

72

二軍投手コーチ



河本育之

84

二軍投手コーチ



田畑一也

97

二軍投手コーチ



玉木重雄

105

二軍投手コーチ



豊田清

77

二軍投手コーチ



岸川勝也

86

二軍打撃コーチ



荒井幸雄

87

二軍打撃コーチ



清水崇行

81

二軍打撃コーチ



上田和明

70

二軍内野守備走塁コーチ



小関竜也

74

二軍外野守備走塁コーチ



野村克則

92

二軍バッテリーコーチ



吉原孝介

106

育成チーフコーチ



大道典嘉

107

育成コーチ



伊藤博

101

二軍トレーニングコーチ



木村龍治

104

二軍トレーニングコーチ



会田有志

103

二軍トレーニングコーチ


「マリンブルーの風」というロッテファンのブログから転載。
私はべつにロッテファンではないが、西村監督の選手起用にはあまりにも疑問が多いので、少し調べて、このブログに行き着いたわけである。
いやあ、なかなか面白い。球団の背後関係がまるで野球漫画か野球映画である。選手起用は選手の能力や調子ではなく、人間関係で決まっていたわけだ。しかし、野球選手の1年は普通人の5年か10年に相当する。球団フロントや監督やコーチの好き嫌いで二軍に落とされたり、干されたりして1年を無駄にする選手が可哀想だ。
もちろん、私は伊志嶺外野手のことを言っている。
二軍ではダントツの36盗塁という好成績を残しながら、春先の不調だけでまったく一軍に上げられない。細田圭などもとっくの昔に一軍で活躍していていい選手だ。岡田という天才的外野守備の力を持っている選手を固定的に使わないのもおかしい。彼より低打率の外野手を使うなら、守備力と走力だけでも岡田を使うべきだ。
つまり、ロッテという球団は「人材豊富」なのである。投手力も悪くない。だからこそ二軍はすでに優勝しているのだ。
要するに、一軍の監督とコーチが悪い、ということである。これは阪神、横浜、オリックスなど低迷する球団すべてに言えることだ。でありながら、監督続投とか、馬鹿な話である。監督の人材など無数にいる。何なら、高校や大学の監督、あるいはズブの素人にさせても今よりはマシだろう。
低迷球団の監督や首脳陣の中で許容できるのはソフトバンクだけだろう。何しろ、エース級投手3人と正遊撃手が一度に抜けては、最下位になってもおかしくはない。それで、今の成績ならば立派なものだ。
補足だが、下記記事末尾の「正義と真実のクオリティペーパー東スポ」はたぶん冗談だろう。東スポと言えば、真面目なのか不真面目なのか分からない記事とユニークな記事タイトルで有名なスポーツ紙である。


(以下引用)


スポニチにもこんな記事がありました。

ロッテ 昨年9月以来の9連敗…打線低調変わらず  (スポニチ)

ロッテは低調な打線が振るわず、昨年9月以来の9連敗を喫した。連敗中に先制したのは1試合だけで、この日も追いかける展開だった。試合序盤での出塁率が低いと指摘された1番の根元は「それを求められてもねえ…。自分は四球を選ぶより初球から打っていくタイプだから」と、不本意そうに答えた。
 7試合ぶりに2得点したが、9試合で11得点と貧打が続く。長嶋打撃コーチは「積極的に打っていく方針だから、安打になるか凡打になるか。きょうはいい当たりを捕られたのもあった」と残念がった。


試合序盤での出塁率が低いと指摘された1番の根元は「それを求められてもねえ…。自分は四球を選ぶより初球から打っていくタイプだから」と、不本意そうに答えた。

ダメだこりゃ・・・。
このチームには打線として繋げていこうというつもりが無いのでしょう。
バッターがすべて根元のような考えでは点なんか取れませんね。根元に1番が向いていないのは事実ですが。
長嶋打撃コーチも無策です。当たるも八卦、当たらぬも八卦の占い打線。もはやどうしようもありません。

あとはサブロー。
それにしてもサブローが打てません。
今日も無安打で2割4分を切りました。ベンチではうつろな目をしています。
どうしてこうなってしまったのか。
サブローはチームの生え抜きですし、本来であれば他球団から恐れられるバッターです。
しかし、ここまで全試合に出場しており、疲労がはっきり見て取れます。
なぜ、明らかに状態が悪いにもかかわらず、サブローを使い続けるのか。

確かに去年のサブロー放出には異を唱えましたが、だからと言ってサブローを全試合出場させろなんて誰も頼んでませんよ。
むしろベテランなんですからバテないように適度に休ませながら起用すべきです。
そうすれば本来持つ実力を遺憾なく発揮できたのではないでしょうか。

疲れたら休ませる。
調子が上がらなければ2軍で調整させる。
ホークスはあの松中や多村ですら2軍落ちするのです。
他球団が当たり前にやっていることが、どうしてマリーンズではできないのでしょう。
疑問です。

そして、嗚呼そして!
明日の予告先発をみましたか?
私は涙無しには見られません。
大谷ですよ。大谷。

大谷は8月29日に先発して7回を投げ、9月5日に中継ぎで3イニング、9月8日に中継ぎで2/3イニングを投げています。そして9月12日はまた先発。
いくらなんでもこの起用はひどすぎるでしょう。
西村監督は何を考えているんですか?
西村監督は人間ですか?人間としての情はあるんですか?

先発した後2回も中継ぎで出てきたからてっきり先発転向は無くなったと思っていましたが、私の考えが甘かったようです。西村監督の起用には常識も良識もありません。

そんなわけで、西村監督の退団を指折り数えて待つ毎日ですが、夕刊フジに信じがたい記事がありました。

ロッテ・西村監督“続投”の陰に女あり?知られざるお家事情(夕刊フジ)

前半戦を首位で折り返しながら、泥沼の8連敗でついに5位まで転落したロッテ。西村徳文監督(52)の進退に影響が及びそうなものだが、「続投が既定路線」とされるお家事情とは-。

 ロッテは今週、2位・日本ハム、首位・西武を本拠地QVCマリンに迎えて6連戦。クライマックスシリーズ(CS)進出圏の3位・ソフトバンクに4ゲーム差まで離され、まさに正念場だ。
 西村監督も「気迫を出して戦うしかない」と悲壮感たっぷり。就任1年目はシーズン3位から日本一に輝いたが、昨季は最下位。だが仮に2年連続Bクラスに沈んでも、「来年も西村監督でしょう」と球団関係者はサバサバと話す。
 監督人事のカギを握るのは、2月に退団した女性幹部だ。重光昭夫オーナー代行(66)の信任が厚い“女帝”は、2009年のバレンタイン前監督の退団や、昨年9月に球団首脳2人が電撃辞任した裏で、暗躍したとされる。
 「表向きは球団を離れたが、オーナー代行との関係は変わらない。出身校が同じPL学園のサブロー(外野手)をいずれ監督にするため、今もいろいろ動いている」(前出関係者)
 昨秋には“女帝寄り”の首脳陣が一掃されそうになったが、旧フロント陣の失脚とともに留任が決定。旧フロント陣と契約を更新済みだったコーチも残ったため1、2軍とも複雑な人間関係が絡み合う原因となった。今オフは改めて、意に沿った人事刷新があるとみられている。

 “サブロー監督”への地固めを進める中で、内部事情を知らない監督や懐刀のコーチを新たに招へいすることは得策といえない。球団内のパワーバランスに新たな不確定要素が生まれるからだ。
 こうした状況で来季の指揮を任せられるのは、ロッテ一筋30年の西村監督が最適任というわけ。
 ただ球団外からは「ああいうところでやる選手が一番大変。かわいそうだ」と同情の声も聞こえる。シーズンの分水嶺(ぶんすいれい)でプレーに集中できるだろうか。(笹森倫)


また米田容子かよ!
あの人はいったいどれだけファンに迷惑をかければ気が済むのでしょうか。
ただ夕刊フジの記事だけでは信憑性がいまひとつ。
正義と真実のクオリティペーパー東スポが取り上げるまでは信じないことにします。

「日刊ゲンダイ」から転載。
私は本来はこういうスパルタ野球は嫌いなのだが、しかし、今の巨人の優秀な投手陣は阿部のこの鬼軍曹ぶりに原因の一つはあるだろう。もちろん、リードもうまくなったのだと思われる。
打てて、守れて、リードが良くて、しかも自ら憎まれ役を平気で買って出るという、こういう優れたキャッチャーがいれば、たとえ原が監督でもチームは勝てる、ということだ。まあ、原の采配は良くは知らないが、ネットでは酷評する発言しか見たことがないので。
しかし、関西の野球中継は、いい加減に阪神ばかり放映するのをやめんかなあ。いつ見ても、能見、岩田、スタンリッジ、等々、同じメンツが投げて、しかも試合も毎度、0対1での負けばっかり。横浜といい勝負である。だから5位6位を争っているわけだが。
打てないなら、守備で観客を魅了する平野でも使えばいいのに、平野を外野に追放するという滅茶苦茶さだ。
和田に来期も監督させるなら、暗黒時代の再来は確実だろう。GMの中村と言い、なぜ阪神は無残な結果を残した連中を重用するのだろう。オーナーにお歳暮でも贈っているのか。




(以下引用)

敵も味方も小便ちびる 巨人 阿部の罵詈雑言

【野球】

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2012年9月14日 掲載
 巨人の阿部(33)が凄みを増している。
 13日の広島戦、1点リードの五回2死一塁から、右翼スタンドへ23号2ラン。結局これが決勝点になった。打率、打点は現在2冠。本塁打もトップのヤクルト・バレンティンに4本差に迫り、三冠王も射程圏内に捉えている。
 他球団の投手たちがこぞって「どこに投げても打たれそう」とビビる今年の阿部。が、怖いのは破壊力抜群のバットだけではない。
 巨人先発の笠原がプロ初勝利を挙げた12日の試合でこんなことがあったという。広島の某選手がこう証言する。
「ピンチを迎えた場面で阿部さんが笠原に、『おい、ちゃんと腕振れって言ってんだろ!! 聞いてんのか! おまえ、コラッ!』って怒鳴っているのがこっちのベンチにも聞こえてきた。今年は前から、投手の球が抜けるたびに『おいっ! てめえ、コラッ!』ってドスの利いた声で怒っているんです。打席に立っていると、自分が怒られているみたいで……。めちゃくちゃ怖いです」

<「ランドに帰るか?」>

 今季はプロ初勝利を挙げた投手が6人に上る巨人。一軍に若い投手が多いため、大黒柱の阿部が引き締め役、憎まれ役を買って出ているらしい。
 巨人の某内野手が言う。
「ピンチにマウンドに集まった時に、今年は特に厳しいゲキを飛ばしている気はする。ある試合で投手に『おまえ、もう帰るか? あ、家にじゃねえぞ。ランド(ジャイアンツ球場)にだよ』って。こういう厳しいことを言えるコーチが今はひとりもいないから、チームが独走してもダレないように“鬼軍曹”役を買って出ているんですよ」
 先日、二軍落ちした球団期待の大田(22)にも「今年ダメなら野球をやめろ!」と突き放したこともあった。主将、主砲、捕手、そして「鬼コーチ」も兼務し、味方を引き締め、“罵詈雑言”で、敵の打者をも震え上がらせている。



 

「ZAKZAK」から転載。尾花前監督が杉村茂のインタビューに答えて、横浜の根本的欠陥を語っている。
敗軍の将が語る内容だから言い訳と自己弁護が無意識的にも入っているのは当然だが、それを割引しても横浜ベイスターズの「選手の万年負け犬体質」と「フロントのいい加減さ」は相当なもののようだ。まあ、中畑にそれを劇的に変える頭も手腕も無いだろうとは予想できたが、彼にアドバイスできる軍師や参謀もいないのなら、チームが変わるはずはない。せめてチームを明るくし、「面白い野球」でもしてくれればいいのだが、それもできていない。案外、真面目でセオリー重視の「面白くない野球」である。弱いチームがセオリー通りにやれば、負けるのがセオリーだろう。
ここは頭脳抜群のGMを招いて、「影の監督」にするのが一番だ。(誰か、現役時代の実績は無いけど、頭は抜群にいい、という引退野球選手はいないかね。)
要するに、「マネーボール」式のGM中心チーム改革を行うのである。
もちろん、戦力補充をしっかりやる事、チームの癌(フロントの無駄飯食いの大半ね)を摘出するのが第一段だ。
幸い、今度のドラフトは有望選手の数が多そうなので、横浜でも数名の有望選手を獲得できるだろう。「有名選手」じゃなくて、「有望選手」に目をつけることが大事だ。菅野、東浜、大谷、藤浪がビッグ4となるだろうが、光星の田村捕手もなかなかいい。まあ、本当は来年の目玉である大阪桐蔭の森捕手と桐光の松井投手が一番欲しいが、それは来年の話だ。東海大甲府の神林投手の投手センスも、プロ向きだと思う。長打力なら光星の北條遊撃手もいいが、遊撃手よりは三塁手向きだろう。守備はそれほど敏捷な感じはしない。
で、ドラフトよりも、これが一番の目玉だが、阪神の平野をトレードで取れる可能性が非常に高い。彼は和田監督に嫌われているようで、あの天才的内野守備を無視して今や外野の補修選手である。補修選手とは、空いた場所を埋めるだけの選手、ということだ。和田は平野の天才的守備に嫉妬し、彼に二塁をやらせないつもりのようだ。
平野が横浜に来れば、もちろん、その本来のポジションである遊撃を守らせることだ。梶谷のようなチョンボばかりする遊撃手が内野を守っているかぎり、投手は生きた心地がしないだろう。
ついでに、外野手が有り余っている阪神からは大和も貰えばいい。彼も実はすぐれた遊撃手であるそうだ。大和も来るなら、平野を二塁にし、これで十二球団最高の鉄壁の二遊間の出来上がりだ。
さらに、外野手が余っているロッテから伊志嶺外野手、捕手が余っている楽天から同姓の伊志嶺捕手を貰えば、かなりな補強になるだろう。どの球団でも、監督のすき好みのためにまったく登用されない優秀選手が何人かいるものだ。ロッテだと西村監督はやたらに荻野が好きで、あの低打率にも関わらず、彼を一番打者に使い続け、それでチーム成績も夏場から(つまり荻野起用の頃から)急降下していったようだ。
楽天の伊志嶺捕手は、現在の横浜や阪神の捕手陣ならばすぐに正捕手になれるのではないか。あるいは投手リードならば、同じく楽天の岡島豪郎とか言う新人捕手もなかなかのようだ。岡島は顔もいいから、控え捕手にはもったいない。
まあ、現在の横浜の支配下選手のうち、これまで結果を出せなかった選手、負け犬根性の染みついた、いい加減なプレーをする選手はトレードするか、首にすることだ。
もっとも、その前に、監督、コーチの総退陣が必要だろう。私は中畑監督に期待していたが、彼では横浜の立て直しは無理なようである。
一つだけ彼の良くない采配の例をあげれば、筒香をずっと五番打者にしていることだ。結果が出せていないのに彼をクリーンアップに使い続けることは他の選手に「えこひいき」の印象を与え、チーム内競争が有名無実になる。これは「選手を育てる」ことにはならない。今の筒香は打線の中に置くことさえ、「打線の邪魔」であり、「打線の中のエアポケット」なのである。こういう打順を組む限り、まともな試合ができるはずはない。
日ハムの栗山監督が中田をずっと4番で使うのは、他の選手が穴埋めができ、また中田自身の穴もそれほど大きくないからだ。チーム力という前提条件がまるで違うのだ。
今の横浜なら明らかに五番打者は後藤であるべきだ。筒香は七番か八番、あるいは二軍で鍛え直すべきである。潜在能力がいくらあろうが、今の彼は一軍レベルではない。打率2割ということは、5回に4回は失敗しているということだ。そういう選手が打線の中に存在するというのは、遊撃か捕手以外のポジションでは、プロとしてありえない。
ついでに言えば、後藤の一塁守備もかなり怪しげであり、梶谷の遊撃と共に、横浜の投手陣は最初から守備のハンディ付きで戦っているようなものだ。左翼のラミレスの守備も同様だが、あれは打撃でカバーしているからまだいい。もっとも、落合が言うように、ラミレスの守備も、鍛えればいいのである。外人だから打つだけでいい、ということは許されない。それは契約更改の際にはっきり言えばいいのである。
*以上の文章はすべて記憶で書いているので、名前の誤記などがあると思う。 

 
(以下引用)
 
 
--昨年後半からチームは軌道に乗り始め、今年は上位進出も狙えると思ったのでは

「でも戦力はそこそこ補強してくれないと。『こういう補強をしてくれ』と頼んで、『金がない』と返されたら、もう何も言われへん。身売り前提だから金を使いたくなかったんでしょ。身売りのための2年間だったというなら残念だね」

 --戦力は絶対的に不足していた

「球団の心臓部は編成。その心臓が動かなかったらチームに血が通わないよね。まずドラフトで獲った選手を主力に育てて、チーム力を上げるのが本来あるべき姿。特に上位指名は絶対に戦力にしないと。加地(隆雄球団)社長に過去10年の指名リストを見せて説明もしたけど、1位や逆指名で入った選手が17人いて、主力に育ったのが3人しかいない。スカウトは『育ててくれない』、コーチは『なんでこんなの獲ったの』とお互いに言い分はあるだろうけど、それを引き受けたのはオレたちだから」

 --結果として選手起用で悩まされることに

「同じような選手ばかり、なんで重なってんねん。なんで左打ちばっかりやねん、右はどうした? 逆に投手は左が少ない。外野手が多く内野手は足らない。捕手は若手ばかりでベテランが少ない。偏った編成のツケだよね。投手に問題があるとわかっているのに、獲ってきた外国人は機能しない。トレードでも、オレが好感触を得てから頼んだのに『ダメだった』と。相手の球団に確認すると『おまえのところが“見返りがない”って言ってるからだよ』とか」

 --選手獲得に関与できなかった?

「去年は編成会議に1度も出ていない。現場が入らない球団なんてほかにないで。『いつやるの?』と聞いても何も返ってこない。ドラフトで誰を獲るかさえ知らなかった」

 --環境面でも問題を感じていた

「雨天練習場も、ウエートトレーニング室も、スコアラー室もプロのレベルにない。弱いチームほど練習が必要なのに。キャンプも含めて、雨が降ったらきちんと練習できないんじゃ引き離されるだけ。横浜スタジアムの室内練習場は、打つスペースが2カ所だけで守備練習は無理。キャンプ地(沖縄・宜野湾)の室内も全体練習ができない。スコアラー室だけは1年目の終わりに整備したけど、あとは新しい親会社に期待だね」

 --けが人も多かった

「特に主力にね。100%の戦力でどうかというチームが、主力を欠いたら勝つのは難しい。トレーナーには常々、『悪いことほど真っ先に知らせて』と言ってきたのに事後報告が多かった。ひどいのは『手術させてもいいか』の相談もなく、『手術しました』と。これには参った。こういうシステムの問題を延ばし延ばしにしてきたのも、長期低迷の原因だろう」

 --コーチ人事も思い通りにはいかなかった

「3年(契約)なら3年、きちんとこっちが言った人事でやりたかった思いはある。たとえば2年目の打撃コーチは、オレの意思に関係ないフロント主導の人事。1年目にチーム打率が前年から2分近く上がったのに、何の説明もなく杉村と波留敏夫の2人とも替えるんだから、『え? なんでですか』となるよ。ちょこちょこ手を入れられるのはね…。すべてが中途半端。任せるなら任せてほしかった。そうしたら全員で責任を取れた」

 --昨季の打線は前半は好調だったが、途中から点が取れなくなった

「1年目に教えてくれたことが浸透してきて、秋と春のキャンプ、オープン戦もいい流れでやれた。ただシーズンに入って、ちょっとうまくいかなくなったとき『大丈夫や。今までやってきたことをやっていこう』という後押しがほしかった。流れが止まったときにもう1度流れに乗せるのは、1年目からの流れを知らないコーチには難しい。同じような言葉でも、本質が違えば選手は『いつから変わったの?』と戸惑うからね」

 --勝負に集中してもらいたかったが、支えられず申し訳ない

「雑用が多かったな。でもいい経験。ずっと日本一の投手コーチになろうと思ってやってきたけど、監督になってコーチ時代には考えもよらないことを考えられた。監督は“トンボの目”にならなアカン。(チームの)全部を考えるのはなかなか広い」

 --また監督を?

「縁があればね。育てるということに関しては、いい感じになっていると思うよ。勝てるチームをつくって次にバトンタッチせえと言われたら、やれる自信はある」

http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20120126/bbl1201260856001-n1.htm
イチローのヤンキース移籍記念に、過去記事を再掲載しておく。これはイチローが9年連続(10年か?)200安打を達成した時の記事だ。



現在の、大リーグ歴代安打数最多記録保持者のピート・ローズがイチローの偉業を称えながら、苦言を一つ呈している。それはイチローのフォアボールの少なさのことである。一番打者の役目は塁に出ることであり、その内容がヒットだろうと死四球だろうと価値に変わりはない。安打数よりも出塁数と出塁率こそが一番打者には大事なのだ、という趣旨の発言である。
これは私もそのとおりだと思う。イチローの成績とマリナーズのチーム成績が比例しない一番の原因はそこにある。イチローは確かに安打数は多いが、死四球の数は驚くほど少ない。それは、彼には長打が無いとわかっているから、四球を与えるよりは、勝負する方を投手は選ぶからである。イチローの驚異の安打数も、相手投手が勝負するからの結果なのである。結果的に、イチローの安打数は毎年200を超え、その積み重ねた記録は歴史的なものになるが、しかし、チームとしては彼が1試合に1回か2回しか出塁しないのでは、それを得点に結びつけることは容易ではないのである。これがマリナーズの成績とイチローの成績が比例しない理由だ。逆に言えば、他の選手がだらしないからそうなっているのだが、とにかくシングルヒッターは、一人では得点できないのである。だからこそ大リーグではホームランバッターがもてはやされるのだ。しかし、野球本来の面白さは、「ホームラン無しでいかにして点を取るか」という頭脳の競い合いにあったのであり、ベーブ・ルースが出て以来、野球というゲームの本質が変わったことを球聖タイ・カッブは嘆いていた。おそらくイチローこそはタイ・カッブ時代の野球の再来なのである。
これもピート・ローズが言っていたことだが、イチローの野球は強豪チームにいてこそ意味を持つという。他の選手との有機的なコンビネーションで得点に結びつけてこそ、イチローの存在は意味を持つということである。すなわち、投手力があり、1点の重みが意味を持つチームに行かないかぎり、イチローはただ自分の記録のためにのみ野球をしたプレイヤーの一人にしかならないだろう。
テレビ観戦内容を備忘的に書いておく。
昨日は京都の高校野球地方予選準々決勝を4試合連続で見たため、誰がどこの選手だったかも分からなくなっているが、新聞などを参考にして、思いだせる限り、その印象を書いておく。
1番印象に残ったのは福知山成美の2番打者(ここは2番に最強打者を置く方針のようだ)の中村渠兄。打席での雰囲気が素晴らしい。打席で無表情に投手を見ている顔がいいし、打ってもべつに嬉しそうでもない、荒野のガンマンみたいな選手だ。試合を左右するタイムリーを二度も打つ勝負強さも素晴らしい。ただし、試合の大勢が決まった後、見逃し三振を一つしたのは減点。
もしかしたら8チーム全体での最強打者かと思われたのは、チームは忘れたがなぜか代打で出てきた「うっかり八兵衛」ではない、何とか八兵衛という右打ちの一塁手。体が素晴らしいし、打撃も抜群。ただし足は遅い。打撃はプロでもやっていけそうな予感がある。
打撃の正確さでは福知山のトップを打った選手と、どこのチームか忘れたが、どこか(平安か?)の4番の高橋大樹という選手。この高橋大樹は打率7割でも満足できないという貪欲さは将来性を感じさせる。
投手では東山の幾田の、球速は遅いが、確実にファーストストライクを外角低めで取る制球力に感心した。球威球速は、抑えで出た同じ東山の山口のほうが上だが、頭は幾田のほうが良さそうだ。
概して、捕手のリードが弱気なのが見ていて気に入らなかった。つまり、大きな得点差でチームがリードしていながら、投手にコーナーを狙わせ、カウントを悪くして四球を出したり、打たれたりというリードが目についた。なぜ投手にそれほど高度な要求をするのか、わけがわからない。ど真ん中めがけて思い切り投げれば、相手が四番打者だろうとそうそう打てるものではない。逃げるから打たれるのであり、その責任はそういうリードをする捕手にあるのだ。(ど真ん中めがけて力いっぱい投げた球がど真ん中に行くことは滅多にないものだ)
高校通算で50本以上の本塁打を打ってプロ注目らしい西城陽の真砂勇介とやらは、弱小チームの普通の4番打者にしか見えなかった。確かに背は高いが、顔が森本ひちょりに似ている以外には特徴は無いし、オーラも無い。それにテレビアナウンサーが「ドラマ」を作ろうとしてしゃべり散らしたプライベートなエピソードによれば頭もあまり良くなさそうだ。つまり、将来性に疑問がある。頭の良さと向上心、努力する能力は名選手になる条件の一つだ。
アナウンサーがつまらないエピソードを試合中に話したり、解説者がいるのに自分でプレーの意味やら価値やらまで全部しゃべるという傾向が昨日の放送では見られた。解説者の一人などはうんざりして、アナウンサーに水を向けられてもろくに返事もしなくなったほどだ。アナウンサーがそれに気づく程度の頭があればいいのだが、プレーのアナウンスさえ間違いだらけのアナウンサーにそういう頭があるかどうかは疑問である。
夜はプロ野球のオールスター戦を見たが、ここでもそういう「邪魔くさい過剰演出」が目についた。いちいち選手を放送席に読んで達川という馬鹿解説者と漫才をさせるものだから、プレーの放送などそっちのけである。まあ、芸能人をゲストに呼ぶよりは、まだましではあるが。
これも備忘的に書いておく。
日ハムの中田は打撃フォームが劇的に良くなった。あのフォームならば、彼の持ち前の能力からして、毎年40本塁打以上確実に打つようになるだろう。
セリーグではヤクルトの畠山のホームランではなく、その前の大ファールの打球に驚いた。外人バッターでも滅多に見られないような打球速度であった。かなりの潜在能力のある打者だ。もしかしたら、これから進化して、昔の南海ホークスの門田博光みたいな打者になるのではないだろうか。門田の場合も、大打者になったのは30歳を過ぎてからであった。




歴史的記念日の記録として転載しておく。
私自身は、あるいはこれはイチローの「第二ステージ」となる可能性があるのでは、と思っている。
というのは、マリナーズの中軸打線の弱さではイチローが出塁しても無駄になることが多く、イチローの成績とマリナーズの成績が連動していなかったからだ。ヤンキースくらいの打線の厚みがあれば、イチローは名脇役としてうまく生かされるだろう。しかし、シーズン途中での移籍とは驚いた。
まあ、トレードされたのではなく、(報道が正しければ)自ら志願してのトレードだというところがまたイチローらしい。自分を出して若い投手を取るほうがマリナーズのためだ、というイチローの発言は、けっしておためごかしではなく、本気だろう。イチローという人間は、自分の利益だけのために動くレベルの人間ではない。
イチローの「チーム適性」については、このブログの過去ログ、「ピート・ローズのイチロー評」その他の中にも書いてある。
しかし、川崎はどうなるのか、どうするのかねえ。


(以下引用)


イチローがヤンキースへトレード

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 マリナーズ・イチロー外野手が23日(日本時間24日)、ヤンキースへ移籍することが決まった。ヤンキースのミッチェルとファークワーの右腕投手2人プラス金銭によるトレードが成立した。

 イチローは今季ここまで402打数105安打で打率は2割6分1厘。打点は28で本塁打は4。

 イチローは移籍会見で、目をはらし声を詰まらせながら「11年半ありがとうございました。良かったときも悪かった時も同じ時間を共有してきたと思うと感慨深い。どんなときもファンが支えだった」とマリナーズに対し感謝し、続けて「オールスター休みに、若い選手が多いこのチームにいるべきではない。自分も環境を変えて刺激を求めたいと思ってきた。そうであれば、できるだけ早くチームを去ることがいいのでは」と、移籍に至った経緯を説明した。

 両チームはこの日、マリナーズの本拠のセーフコフィールドで対戦し、ヤンキースは黒田博樹投手が先発予定となっている。

 [2012年7月24日8時27分]

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