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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「日刊リウイチ」から転載。
私は長い間「自爆テロ」というものがなぜ存在しうるのかと不思議だったのだが、そのからくりがこれで分かった。つまり、宗教的な自己犠牲の精神から来る「特攻隊」ではなく、自分でも知らぬ間に爆弾を運ばされ、遠隔操作で爆破されていたのである。したがって、これまでの「イスラム原理主義」による狂信的な行為と見られていた自爆テロは、べつに宗教とは関係なく、テロリストあるいは傭兵集団の常套手段であったという認識がこれからは世界の常識になるだろう。
そういう意味では、このテレビ放送は貴重だし、その意味を書き残した「日刊リウイチ」のこの記事も貴重である。
あるいは、これは拡散するべき記事かもしれない。


(以下引用)


 朝の5時半からチバテレビではBBCワールドニュースを同時通訳でもって放送していてそこではやっぱりシリア情勢がトップに来てはいたけれど、日本のワイドショーが一昨日あたりから連日繰り返しているような山本美香さんのこれまでの活動だったり娘を失って嘆く父親だったりを伝えて情動を動かすドラマなんてものはまるで見せず、今なお起こっていることを伝えては当地の大変さってものを見せてくれる。今日はといえばすでにNYタイムズが映像ニュースか何かで伝えたように撮影していた映像に偶然映っていたという、爆弾を後ろに積んだ軽トラックが、実は反政府側の人間爆弾計画に使われそうだっていう恐ろしい事実が明らかに。反政府側に与して戦う武装集団が、捉えた政府側の人間をとりあえず慰撫して英気を取り戻させ、政府側の方へと軽トラックで帰ってもらおうと表面上はしながらも、それが検問所に近づいたら、内緒で積んであった爆弾を遠隔操作によって爆破させようと考えていたらしい。




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いやあ、頭のいい人の言葉は明快だ。無数のブロガーが百万言を尽くして言うことを、たった一言で言う。

(以下引用)


小田嶋 隆@tako_ashi

マンションの壁にだってある程度の厚みは必要なわけだし、国境にグレーゾーンがあるのはむしろ自然な話なんではなかろうか。っていうか、そもそもマンションの壁は「共用部分」で、壁を挟んだどちらの部屋の所有にも属さないケースが普通ですよ。



馬鹿だねえ。こういうのが「改心」して教師になり、教育評論家になり、あげくのはてには政治家になるんだよ。
ボクサーとかお笑いとか、いくらでも「更生」して勝ち組になる方法はある。勝ち組にけっしてなれないのは被害者たちだ。


(以下引用)


97 ベンガル(チベット自治区). 2012/08/21(火) 13:37:42.75 ID:Ro1RJecC0
・大津で、暴行や恐喝、強要など6つの罪
・加えて、京都での傷害容疑・かばんを燃やしたりした罪
13か14歳にして、罪だらけやないか
将来こっからどーやって勝ち組になるんだよ
おまえら、こいつの人生単体で考えると、
このステータスはいくらなんでも可愛そうだとは思わないか?

相変わらずうまいね。
魚釣島という一粒の豆。



(以下引用)



小田嶋 隆@tako_ashi

馬鹿だからプライドが高いのではない。プライドが人を馬鹿にしてしまうのだ。

 

一粒の豆を奪い合って闘う男たちは、豆のためにでなく、プライドのために闘っている。つまり豆ほどの価値もないもののためにという意味だが。

「小田嶋隆ツィッター」から転載。
まあ、マスコミ総動員で作り上げた「大事件」である。しかし、そういう火遊びがやがてナチスの台頭や太平洋戦争につながっていったという歴史を、人々(特にマスコミ人種)は軽く考えすぎていないか。

(以下引用)


小田嶋 隆
@tako_ashi

Hey Men、check it out,来たぜhongkongから来たぜdingdong汚ねえオヤジ来たねえ来たぜ汚ねえオヤジたち来たねえdongdong  (笑)ぐらいなトーンで伝えれば良かったのではなかろうかと。

 

テレビは数字の取れそうなニュースにはいくらでも時間を割く。おかげで、尖閣上陸みたいな愚劣なプロパガンダがまんまと成果をあげてしまう。あんなものは担当部局が粛々と処理して、新聞がベタ記事を載せれば十分。誰も注目しなければ彼らの茶番にも意味がなくなる。

備忘のために書いておく。うろ覚えだが、昨夜のNHK特番「終戦」で、日本政府の一部の人間は、ロシアの参戦をそのずっと前から知っていた、という新しい情報が述べられていた。しかし、政府内部の「陸軍」「海軍」「外務省」「その他の政府部署」相互の反目のため、その情報を一部の人間だけが知っていたらしい。そのためだけではないが、ソ連の日本への協力が条件であった「終戦工作」はこうした見通しの甘さなどから不発に終わり、満洲の日本人がソ連抑留されたり、広島長崎に原爆投下されたり、沖縄での地上戦(これは4月からすでに始まっていたが)で住民の5分の1が死亡したりという悲劇が起こったわけである。
番組後半はあまり面白くなかったので、最後までは見ていないが、この「情報隠匿」は、在米日本大使館のミスによる「宣戦布告前の真珠湾騙し打ち攻撃」と並ぶ政府の大失態ではないか。
まあ、馬鹿な政府を持ったために国民がひどい目に遭う、というのは現在も変わらないが。
いずれにしても、こういう番組をたまに作るから、民放よりは、まだNHKはましではある。
「ヘンリー・オーツの独り言」というブログから転載。
私もこの「シッコ」(ったって小便じゃないよ。たぶん、「シック・コーポレーション」=病んだ会社のこと)という映画は見たし、このゲバラの娘さんのインタビューも印象に残っている。しかし、それを文字起こししたのは初めて見たので、貴重な保存資料として、ここに掲載しておく。
問題は、ただ医療だけのことではない。「企業のための国家」である米国と、「国民のための国家」であるキューバという政治哲学の根本が問題なのである。マイケル・ムーアも「共産主義への偏見」を拭いがたく持っていることはインタビューの中で冗談めかした言い方だが、示されている。共産主義フォビアはまだまだ全世界にあるのだ。
そして、キューバはけっして地上の天国でもないことは確かだ。物質的な豊かさならば、アメリカの貧民の水準かもしれない。しかし、経済発展は今後の課題にしかすぎない。これまで米国の経済封鎖により貧困を強制されてきたキューバの中に、「先進国」が学ぶところがある、というのが重要な点だ。そしてそれは「国民を大事にする政治」が政治の根底にある、ということなのである。
引用文は残念ながら誤字が多いが、そのまま引用しておく。



(以下引用)


医療費がタダという国が存在する!マイケル・ムーア「シッコ特別編」より

2010-04-14 15:19
イケル・ムーア監督の作品シッコ特別編は本編に収まりきれなかった7つの取材と4人へのインタビューがあります。このブログにおいてはこんな刑務所なら逮捕されたいなぁ~!(笑)シッコ特別編ノルウェイの刑務所で紹介した。一作日、夜に久しぶりにこのDVDを見て翌日にツイッターで少しご紹介したら反応が良かったのでチェ・ゲバラの娘さんであるアレイダ・ガベラさんへのインタビューを掲載することにしました。後期高齢者医療制度などというふざけた制度を押し付ける官僚天国を止めさせるには「医療費がタダ」という国がこの世界の中で存在している事実を知らなければなりません。


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●アレイダ・ガベラ(チェ・ゲバラの娘、キューバで医師として活動)
 マイケル・ムーア:「人は一般的に敵視する相手から学ぼうとは考えません。でも話し合ってみると多くのことを吸収できます。」「聞かせてください。キューバの制度を米国人にどう説明すべきでしょう?」「特に医療制度に関してです。」「もしかして----“説明しても意味がない”とお考えですか?」

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 アレイダ・ガベラ:「まず、キューバの医療は----誰に対しても完全に無料です。人種や思想による制限はなく、文化の違いも関係ない。キューバの医療費はタダなんです。原則が破られることはありません。医療は商売じやないから。人命は尊く値段はつけられない。もし、あなたが----子供の命にいくら払うかと聞かれたら?全部差し出すと言うはず。」「生後5ケ月の患者を診察したときに-その子の父親に泣きつかれました。」「治療に必要な薬を一翼えないって。」「その薬は米国で特許が下りていたけど一経済封鎖のせいで買えなかったんです。少しもね。」「5ケ月の子供に思想なんてありません。犯罪者でもないし危険はないはず。死なせようなんてひどい。経済封鎖なんて無関係でしょう。」「私たちは是が非でも薬を入手しようとしました。世界中のツテを頼ってでも一買おうとしました。キューバの医療が重視するのは-どんな患者も大切にする姿勢です。命は等しくて尊いものです。それを守るためなら私たちは何でもします。命を救うために。それがキューバの医師の美点です。」

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「医療というのは----心を開いて取り込むべき仕事。人間らしさが必要です。患者さんへの優しさを忘れたら----医師ではなくなってしまう。医師たちは----そう肝に銘じないといけません。キューバではね。時に必要な設備が足りないことも。それは認めます。でも私たちは心を大切にしています。患者は自分の担当医を街で見ると----“私の先生だ”そして抱き合う。とても美しい光景です。」

 マイケル・ムーア:「不思議な点があります。米国の医療費は一人当たり年6000ドル。キューバの医療糞は一人当たり年250ドル。でも僕ら(アメリカ人)は短命で----ハバナの新生児生存率はデトロイト(日本のトヨタ市のような自動車座業の企業城下都市)を上回ります。なぜでしょうか。」

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 アレイダ・ガベラ:「医療の大事な原則はほかにもあります。予防第一ということです。治療より予防が安上がりだと----キューバでは考えます。」「よりよい生活を追及するには-どうすべきか自問した結果です。ありふれた病気は予防を徹底しています。キューバに多い病気は特にね。」

 マイケル・ムーア:「キューバの医療費は無料だと映画で伝えましたが-ここに自由はありません。」

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 アレイダ・ガベラ:「自由というのは相対的な感覚です。私の自由は心の中にあります。言いたいことを言っても、他人の意見も必ず聞く。声高な自己主張は別に構わないけど----人の話も聞かなきゃ。そうしないと----何も実現せず一緒局不自由に陥る。」
「時には自由も限界があると思います。ある時、私は意見を求められました。アラブ女性が被っている----ペールについてどう思うかと。私は“意見はない”と答えました。なぜなら----私は身に着けないから。文化が違うから口を挟む資格はない。どうするか決めるのは当事者です。アラブ女性だけに語る資格があるのです。」
「他者を尊重するのも自由のひとつの形です。なぜ、それが自由なのかと言うと----人を助けられると感じるからです。見返りを求めることなく----助けが必要な人に手を差しのべられる、私にとってそれが“自由”です。でも自由の定義は人それぞれだと思います。」

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「キューバの医療制度が整ったのは----革命の初期でした。医療以外の分野も考慮しているんですよ。例えば教育も。国民の教育水準が落ち情報が不足すると----人は病気こなってしまう。ありふれた病気にも対処できないから。国民には情報を伝えなけれぼ----よどみなく。」

 マイケル・ムーア:「この映画の中で1つ----探りたかったことがあります。“キューバについて、どう語るべきが”です。米国では----キューバは50年もプロパガンダの対象でした。

 アレイダ・ガベラ:「それが罪のように思われています。キューバは小国だけど世界に訴えました。“気をつけないと大変だ”“なぜ環境を破壊する?”“どうして人の命を大切にしない?”“理解できないからと他人を敬わず----”“異なる文化を見下して平気なのか”」
「人と共存するのは大切なことです。キューバという国は一致団結しています。そして、少ない資源で幸せに暮らしている。でも世界の巨大企業は----人を搾取しています。それぞれの人間を見ようとしない。」
 「ホセ・マルテイは“真の教育だけが人を自由にする”と言いました。自分が求めるものを把握し----それを得る方法を知るには----知識が必要です。誤った情報の多さが米国は世界一。実害もあるはず。」

 マイケル・ムーア:「確かに僕らは一間違った情報を植えつけられています。大量破壊兵器の話しを信じたり…、でも正しい情報を手に入れるのは----僕らの責任ですか?」

 アレイダ・ガベラ:「そういう状況だから情報を発信しなければ。冷静に判断し具体例を挙げながら----優しく伝えるんです。それが米国の大きな課題ですね。米国人は自分の国の力を---自覚していない側面もあります。ベトナム戦争の時、世界中の反輸を無視した。“やめよう”と国内で声が上がるまでです。起きてはならない戦争だったのに----国内の反戦運動がなければ終わらなかった。よく考えてください。米国には大きな力があります。」

 マイケル・ムーア:「共産主義者の言葉を聞くぺきでしょうか。米国人は聞く耳を持たないかもしれません。だって…結局、共産主義者ですから」
 アレイダ・ガベラ:(笑っている)

 マイケル・ムーア:「笑っていますね」

 アレイダ・ガベラ:「おっしやるとおり。ムリに話を聞かなくていいんです。別に構わない。でも周りを見て下さい。ほんの少し注意深く目を凝らせば----大切なことが分かります。世界の人たちはみんな平等なんです。優劣はありません。人は生まれ、成長し、やがて死ぬ。神のように振舞う権利は誰にもありません。世界中の人たちはみんな平等なんです。それに気づかなければ。」

 マイケル・ムーア:「僕の親のように運良く長生きする人もいますが、お父さんは違いましたね。」

 アレイダ・ガベラ:「父ゲバラから大事なことを学びました。何かを犠牲にしても闘ううべき時があることを。」「命を投げ出しても…理恵を追い求め、本当に必要なものを望むならそうなると。」「何かに心を痛めるだけでは一不十分です。間違いに気づくだけでなく----それを正すために身を捧げなければ。行動していい結果を出すべきなんです。他者のためにね。夢物語じやありません。ただし、誰に頼るでもなく----自分で動くんです。素晴らしい考え方です。父は気高い生き方を教えてくれました。」
 

自分で書いた記事が世間にどういう影響を与えるか、そんなのはこういう無名ブログでは何も気にしていないが、ロンドンオリンピックでの日本選手団場外追放と瓦礫メダルと、BBC放送の三つを結びつけたのは、多分私のブログ記事はかなり早い部類だっただろう、と思う。(もしかして日本で最初か?)しかもそれは他人の記事を読んでではなく自分の頭で考えた記事だから、我ながら偉い。まあ、とんでもない勘違い、という可能性もあるが、「解答に関して他人の指摘していない要素の可能性を指摘できただけでも偉い!」と私は自画自賛するわけだ。


(以下引用)*こちらは「山科恭介のブログ」で知った記事だが、ブログ名は忘れた。

2012-08-03 22:51:20 | 未分類

選手がつけた福島の瓦礫製のバッジ

”放射能がれき持ち込みを問題視した英BBCが生放送し、強制退場”

 

オリンピック開会式と瓦礫 (gareki)

2012-08-02 22:05:58

野田が出発前に選手たちにお守りとして福島の瓦礫製のバッジを。

ヒースロー空港を通過したが、IOCが問題視。

開会式の入場で英BBCらはこの事実を生放送。

NHKは急遽その場で無言で放送。

300人の日本選手は一周した後に誘導されて会場外へ。

JOCはこの事実を認めず「選手らが間違って外へ」

 

がれき拡散に対する国際社会の答え (もうやめて・・・(泣く))

2012-08-03 09:50:14

オリンピック開会式、日本選手団強制退場事件。
“がれき拡散防止”が国際社会の常識であることが、証明された形になりましたね。

日本のマスコミが必死になって隠すはずです。

がれき拡散防止は、前代未聞のこのような事態を引き起こすほどに重大で許されない行動であると言うことです。

がれき拡散防止の活動が、本当に正しく重要であることが、証明された事件です。

楽しみにしていた選手が本当にかわいそうです。
このバカげた放射能安全・拡散PRにより
多くの日本人が国際社会で肩身の狭い思いをしなければならなくなるのです。

やっぱり、気違いです。
野田のバカが、壮行会で518人分(選手全員分)の、がれきバッチを配り、開会式でつけるように言ったみたいです。
現地では、ヒースローで持ち込みを許された所から、
放射能がれきの持ち込みを問題視し、BBCが放送。
(まだ、映像等私は見ていません。ソースを持っている方、拡散お願いします。)

選手団が開会式に瓦礫バッジを持って入場との情報がIOCに入った事から、強制退場になったらしいです。

当たり前ですよね。。
放射能物質が付いているかもしれないがれきをひとりひとり持って、大勢のしかもトップアスリートの集まる所に参加なんて、テロと同等とみなされても当然ではないですか。。

本当に選手が持っていたかは不明ですが、
選手513人分すべて用意はされたのですから、JOCより開会式に持ち込むことはないとの確認がない限り
そうするしかなかったと思います。

この事実を知って、悲しくて力が抜けました。
多くの日本人が自国の選手が締め出されたこと事さえ知らない、独裁国家並みの言論統制。 自分の利益の為なら子供や選手まで利用するその破廉恥な手法。
こんな国もう嫌です。。本当に嫌です。

日本を救うために立ち上がらなければ、本当にダメになってしまう。再稼働反対の運動始め、金食い虫の原発を止めて経済を立て直し、国民一人一人の命と権利を守れる国に変えていく努力を惜しんではいけないと言う決意を、改めて確認することが出来ました。

大勢の人に気づいてほしい自分がいる場所の本当の姿に・・・・

末代までの恥、という言葉があるが、文章を公にすると、そういうことになることがしばしばだ。
サンスポというスポーツ新聞(すなわち半分はエロ記事という新聞)に元高校野球指導者という右翼のオヤジがつまらないコラムを書いているようだが、その新しい記事があまりに低レベルだというので、ちょっと評判らしい。
なるほど、オリンピック代表選手にむかって激励メッセージを送るとか言っているが、その内容は激励どころか「命令」である。しかも、右翼になれ、という命令である。橋下や石原だけで十分だと思っていたが、世に馬鹿右翼の種は尽きまじ、である。高校野球の監督である、とは言っても教壇に立っていたとは限らないが、このオヤジの日本語能力はひどい。

八、拳拳服膺(けんけんふくよう)して厳かに振る舞え!(こころの扱い方で物にも品格は生まれる)

って、何を「拳拳服膺」するんだ。ふつうは「師の教えを拳拳服膺する」のように、何かを「拳拳服膺」するのであって、目的語抜きで「拳拳服膺して」と言われても意味がわからない。
漢字を知っているだけ偉い、というのも間違いで、今はワープロソフトが勝手に変換してくれるだけだ。
まあ、低能だな。
何も十カ条も書かなくても、ほとんどが表彰台に立った時の姿勢や態度なのだから、もっと短く言えるだろう。それとも、彼が指導していた野球部では、小学生に教えるくらいに噛み砕いて言わないと理解できないような頭の部員だけだったのかな。
まあ、アホらしい文章である。よくもこんな文章をたとえエロ新聞だろうが、紙面に載せたものである。


(以下引用)


2012.8.1 05:00

【末代までの教育論】五輪で金メダル獲っても噛むな

特集:
末代までの教育論 野々村直道(前開星高校野球部監督)

 「父上様母上様 三日とろろ美味しうございました。干し柿もちも美味しうございました」

 こう始まる遺書を残して円谷幸吉選手は自らの命を絶った。

 1964(昭和39)年の東京五輪。マラソン(当時は男子のみ)で銅メダルを獲得、日本中を沸かせた男である。

 国立競技場に、先頭のアベベに続いて入ってきた円谷選手はトラック内でドイツのヒートリーに抜かれ銅メダルに終わる。最後の最後に抜かれたが、彼は一度も後ろを振り向かなかった。父親から「男は後ろを振り向くな!!」と言われ続けてきたからだという。

 東京五輪最終日に展開されたこの劇的なドラマは、中学1年生であった私に鮮明な記憶として残っている。特別に華々しいパフォーマンスをすることもなく淡々と表彰台に登り、少し照れ臭そうに優しく手を挙げて大観衆に応えていた。開催国日本の陸上界唯一のメダルであった。

 そして、期待と重圧の中で迎えた4年後のメキシコ五輪、68(昭和43)年の新年に人生を終えた。享年27。遺書は兄姉や親戚の子どもたちに語りかけたあと次のように締めくくられる。

 「父上様母上様 幸吉はもうすっかり疲れ切ってしまって走れません。何卒お許し下さい。気が休まる事なく御苦労、御心配をお掛け致し申し訳ありません。幸吉は父母上様の側で暮しとうございました」

 彼が陸上自衛隊所属であり“国家の為”を強く意識していたとはいえ、この責任感と自尊心の美しさは何なのだろう。

 国を守るため毅然として死地に赴く特攻隊員と似たものを感じる。自殺と呼べば簡単だが、これは“走れない”ことで国家に迷惑をかけるという武士道の“恥”の概念からの「切腹」と同意である。

 ロンドン五輪が始まった。野々村から十箇条の応援メッセージを発信する。

 一、選手よ! 自分のためだけに闘うなかれ!

 二、国家の栄誉と誇りのために闘え!

 三、国に殉ずる覚悟で闘え!

 四、国を代表しているのなら国旗と国歌に真摯に向かえ!

 五、斉唱中に体をゆすったり首を回したりするなかれ!

 六、国旗国歌に敬意を示さぬ者は国民でもなく代表でもない!

 七、最高の栄誉である金メダルを獲ってもメダルを噛むなかれ!(メダルは名誉ある勲章)

 八、拳拳服膺(けんけんふくよう)して厳かに振る舞え!(こころの扱い方で物にも品格は生まれる)

 九、民族としてその精神性を世界に示せ!

 十、日本人として振る舞い世界にその格調を知らしめよ! (毎週水曜日掲載)

「日刊リウイチ」という、アニメやライトノベル評が中心のブログから転載。
私としては好きなブログなのだが、「人は信じたいものを信じる」というのはリウイチ氏自身にも言えることで、自分がどれほどの信頼できる情報を持っているのかも検証せずに、一部の人間の意見や推論をデマだとか風評だとか決めつけるのは、どうなのだろうか。少なくとも、下記の「スタジアムのキャパシティの都合のためだ」というリウイチ氏の言い分が正しければ、他の国々も日本と同様に「場外追放」されていなければおかしいだろう。そのあたりは確かめたのだろうか。
また、私が書いたように、BBCのアナウンサーは「東北の瓦礫で作ったメダルがどうのこうの」という発言をその場でやっていた、ということは「瓦礫メダル」の事は英国側も知っており、わざわざアナウンスする以上はそれを重要視していた、と見るべきだろう。できれば、「瓦礫メダルを……」の後がどういう発言だったか知りたいが、いずれにしても「誤誘導」ではなく、「意図的追放」だったと見るほうが状況証拠から言って合理性があると思うのだが。
今どき、大手マスコミなどに信頼性があると思うのは、その大手マスコミに属する「井の中の蛙」のみなさんだけだろう。

(以下引用)


なんというか、人は信じたいものだけを信じようとするというか、ロンドン五輪の開会式でスタジアムに入ってきた選手団が、そのまま場外へとでていってしまったことを取り上げて、何の差別だと吹き上がったり、実は放射線を嫌って追い出されたんだと妄想したりする見解が大発生。いくらなんでも危険だったら、そもそも入国が果たされないんじゃね? って素朴な疑問も言いたいことを言おうとするためには邪魔と無視される。まさに聞く耳を持たないって奴。そういやあ区役所が自衛隊を追い返したとかいった報道が、謝罪した翌日に再び掲載されたのも、そう思い混んだからって理由が示されていた。最初に拡散した人たちも、それがそうあるのが自然じゃね的流れから真実と思い多いに広めた模様。それで区役所にわんさか苦情が行って大騒ぎになたっけ。

 後で報じた側が「もっと疑おうぜ」って言っていたけど、手前のところの報道を「疑え」って書く間抜けっぷりに自省はなさそう。それともそういう「疑え」という意見すらも疑ってかかれって問いかけか? どっちにしたてみっともない。さて五輪の選手団について真相めいたことがあるとしたら「日本選手団は、入場行進の95番目に登場した」んだけれども、「調整を優先し、参加した選手はわずか四十数人。スタジアムを一周しただけで、旗手を残し、すぐ会場を後にした」(2012年7月28日付け朝日新聞夕刊より)そうな。決して巨大ではないスタジアムのフィールド部分にいっぱいの造形が施されていて、あれだけの選手団がそもそも全員はいるはずがない。

 入ったとしたらそれはドラえもんがスモールライトで照らしたか、小さくなるトンネルを途中で抜けたから。そうでないなら抜けた人たちがいたと考えるのが自然な流れで、実際にそうしたことを伝える報道もあるのにまたぞろ信じたくないことは信じず信じたいことだけを信じる病に冒されている人たちは、大手メディアはなぜこれを報じないのかと言って吹き上がっていたりする。報じてるっての即日で。とはいえそうしたすぐに明らかになることでも、信じたいことしか信じない人たちの圧力の中で拡散され広められ、一方で既存のメディアに対する信頼の低下が本当のことを本当と思わせなくなっている。そして定着するデマゴギー。それを信じる大勢の人たち。信頼への回帰がないと遠からず大変なことになりそうだなあ。


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