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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「ゲンダイネット」から転載。
角田美代子という鬼婆は、最初からそれが分かっていて、自分で手は下さず、家族同士に殴り合わせたものであるらしい。
こういう犯罪に対しては、この部分だけでも法改正が必要だろう。だが、「法の不遡及の原則」により、今さら法改正をしても、この鬼婆はおそらく死刑にはならない。殺された人間は、殺され損、というのが現実である。



(以下引用)




それでも角田美代子は死刑にならないのか


【政治・経済】



2012年10月20日 掲載


3遺体 4人不明 尼崎連続変死

<殺人も遺棄も直接、手を染めず>

 いったい何人、殺されたのか。すでに3遺体が発見され、まだ4人が行方不明となっている兵庫県尼崎の死体遺棄事件。日本の犯罪史上に残るのは間違いない。
 まだ全貌は見えないが、これだけ多くの犠牲者を出しながら、主犯格とみられる角田美代子(64)は“死刑”にならない可能性があるという。殺人にも死体遺棄にも直接、手を染めていないからだ。
 美代子は「なんで身内のあんたらが殴らんのや!」と、祖母、父、母、娘など、家族で互いに暴行させていた。大江和子さん(当時66)が、コンクリート詰めの遺体で見つかった事件では、長女(44)、次女(41)、次女の元夫(42)の3人が犯行に関わり、逮捕されている。
「美代子は、他人の家に入り込み、いつの間にか家族全員をマインドコントロールしてしまう。次女は逮捕後も『私は悪い。殴られてもいいほど悪かった』と供述している。呪縛が解けていない」(捜査事情通)
 美代子が利用していたのが、いとこの李正則(38)だ。正則は相撲取りのような体格で凶暴な性格。接点を持った相手に「この子はずっとヤクザやっていたんや。怒らせたら何をするか分からん」と恐怖心を植えつけていた。実際に激しい暴力をふるっていた。その正則を美代子が支配している構図だ。
「死体遺棄で実刑判決を受けた正則は、動機を『死亡に美代子が関与しているかもしれないと思い、世話になった美代子を助けなければならないと考えた』と認定されています」(司法関係者)
 相手に恐怖心を植えつけながら、時には褒め、小遣いをやって支配していた美代子。いつも4~5人のヤクザ風の男を引き連れていた。
 美代子の罪はどのくらいになるのか。刑事事件に詳しい長谷川裕雅弁護士が言う。
「罪の重さは『教唆』なのか『共謀共同正犯』なのかで大きく変わってきます。ポイントは“支配の度合い”と“指示の具体性”です。もし、支配の度合いが弱く、指示も『懲らしめてやれ』という程度では『教唆』になり、死刑には問いづらい。逆に、長期間軟禁状態にして殺害させていたり、凶器を用意してハッキリと『殺せ』と指示していた場合は共同正犯に問えます。被害者の数が多ければ、死刑も当然ありえます」
 逮捕された美代子は、兵庫県警の調べに固く口を閉ざしているという。死体遺棄の時効は3年。見つかった3遺体が遺棄されたのは、04~09年。どこまで真相に迫れるのか。
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