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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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私は芸能事情にうといので、潘めぐみが潘恵子の娘であることを知らなかった。「潘」という姓だけしか目に入らず、同一人物と思って、ずいぶん昔からいる人だなあ、と思っていたのである。
50歳くらいの人がゴンやアッコや有馬かなの声をやっていると思っていたwww

(以下引用)


165. アニメ好き名無しさん 2024年08月15日 21:49 ID:y0k4QzQ.0 >>返信コメ
>>153

潘恵子の娘である潘めぐみ自身が「あいつ2世だろ」「結局知名度かよ」呼ばわりされたことはおそらく実際にあるはずで。それを乗り越えて演技派声優として確固たる地位を築いてきた彼女自身このセリフにどのくらいの思い入れがあるか。有馬かな=私、ぐらいの勢い。H×Hのゴンやリトルウィッチアカデミアのアッコなど主役級を演じた経験がありながら、どちらかというと演技上手を買われて脇役の方が多いのもなんか重なる。まあリアル本人と役を重ねるのは余計なノイズだそうだけど・・・(笑)

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私は暗い話がまったくダメなので、アニメ「ジョゼと虎と魚たち」は、気になってはいるが、見る勇気はない。障害者が主人公(ヒロイン)というだけで、ダメだ。(「聲の形」も未視聴)
もちろん、原作が田辺聖子なので、安易な障害者美化やお涙ちょうだい話ではないだろうとは想像できるが、実写やアニメのスタッフが、どこまで誠実な仕事をするか、なかなか信じがたいのである。
しかし、仄聞するところでは、実写化もアニメ化も成功しているらしい。
なお、暗い映画の代表とも言われる「ダンサー・イン・ザ・ダーク」は、話が暗いというより、面白くない(そもそも画面そのものが物理的に暗い)ので、最初の15分か20分くらいで視聴をやめた。見た限りではカトリーヌ・ドヌーブの自然な演技が素晴らしかった。まあ、最後のシーン(ヒロインの絞首刑か?)だけでも見れば良かった。

(以下引用)
相楽@sagara1

以前劇場で観た『ジョゼと虎と魚たち』再視聴。 amazon.co.jp/gp/video/detai… 改めて、圧倒的なジョゼのビジュアル、仕草、声のかわいさと……そして恒夫の"分かっていなさ"のあまりに直接的物理的な"わからせ"が x.com/sagara1/status… ※連投↑ いやあ、すごいよな!と思った。


2022-06-30 0:24:15
相楽@sagara1

ジョゼ~の原作で恒夫が「虎」として胸触らせろのおっさんとどれだけ違いがあるのかとか、およそジョゼの思いや感覚が分かっていない(実感を持って分かりようがないところがあるのは勿論なんだけど、分かっていない事すらわかっていないことと、


2021-02-08 14:14:35
相楽@sagara1

もちろん、ジョゼがこれほどまでにかわいく可憐だったり、画の才能の設定追加とか便利な"いろいろわかってる"お姉さんキャラ付きの図書館で至れり尽くせりのケアとかは(原作や実写映画版も見やりつつ)それでいいの?というのはあるのだけど。 例えば


2022-06-30 0:35:33
相楽@sagara1

『マイ・フェア・レディ』も『ティファニーで朝食を』も、原作読めば「え、これ、ハッピーエンドにしていいの?」とそりゃあ思うわけだけど「オードリー・ヘップバーンが演じるならそれでいいんだよ!演じたから、そうなったんだよ!!」ということであるように、


2022-06-30 0:35:34
相楽@sagara1

この造形のジョゼを出すというならそりゃあまあ強大なハッピーエンドへの引力が生まれるというか、そうでないと収まらないよなと思えたりする。出してきた、また出せた以上、押し通れるし、押し通ったなー、とも。


2022-06-30 0:35:34
相楽@sagara1

見ておいたほうがいいですよ…アニメ版『ジョゼと虎と魚たち』は… 『ジョゼと虎と魚たち』は原作小説、実写映画版、アニメ映画版でジョゼが完全に別人で、どれにも独自の魅力があるというだいぶ面白い作品。


2024-06-22 19:03:19
相楽@sagara1

アニメ版『ジョゼと虎と魚たち』。「おい恒夫!どうだ、ここまですれば鈍感極まるお前にも少しはジョゼの感じているものが少しは伝わったか?どうだ?痛いか?苦しいか?悔しいか?それでようやく伝わったか?どうだ恒夫!おら何か言えよ!」と言わんばかりの"物理的わからせ"が最高にロック。


2024-06-22 19:08:44
相楽@sagara1

『ジョゼと虎と魚たち』実写映画版はとにかく池脇千鶴が素晴らしいのと妻夫木聡のすごくリアルなダメさ情けなさがたまらなく良い。妻夫木聡は『来る』のクソ天然ダメ男も本当に素晴らしかったし『ある男』で苦しみ煩悶を重ねていく姿も本当に良かった。妻夫木聡のダメ男からしか得られない栄養がある。


元がゲームであるとは知らなかったので、脚本家に誤爆した部分があるかもしれない。
まあ、公開されたアニメへの批評をするのは勝手だと思っているが、攻撃対象の間違いはやったほうの罪である。イスラエルを攻撃するつもりでガザに攻撃したようなものだ。
だが、話はゲームそのままなのか、脚本家の作った話がどの程度なのか、分からないので、「話は一応脚本家の手を経由して完成品となった」という考えから、話がダメなのは脚本家に責任の大半はある、とは思っている。

(以下引用)


35: 名無しさん ID:otakumix

ゲームの方知らないけど
サクナヒメ以外の周りのキャラが無能・無責任でサクナヒメに全部やらせて胸糞で序盤から見続けれない…
いやもちろん物語って最初落ち度があって物語を通して成長するってよく分かるんだけどさ
胸糞すぎる

36: 名無しさん ID:otakumix
>>35
ちなみに田植えデブは最後までゴミのままだよ

「魔法高校の劣等生」(「魔法科高校の…」だったか)のアニメは、主人公キャラのスカシっぷりや兄妹相姦的描写など、視聴感が良くないアニメで、中国を仮想敵国としているネトウヨ的スタンス(これはマスコミ的にはむしろ売るのに有利。「マスコミ=電通=アメリカ」が後押しする。)も嫌いだが、第三期の監督のジミーストーンというのが気になってネットで調べてもあまり情報が出て来ない。
一応、本人らしき人物がXでこう言っている。日本国籍のハーフらしい。
よほど見たいアニメが無い時でないと、「大人の視聴」には耐えられない内容である。もっとも、子供向けアニメでも大人の視聴にも耐えられるアニメは多い。まあ、原作者やスタッフの品性の問題だ。

(以下引用)


ジミー ストーン Jimmy Stone
@jsq1988211robo
一応、本名です。ハーフなんです(生まれも育ちも国籍も日本ですが)
英語は聞き取るのは大体できますが流…
ネットフリックスで「君に届け」の3rdシーズンを見ているが、正直言って、「終わった話」を無理に続けている印象である。前のシーズンまでは爽子が話の中心で、他キャラは完全に脇役だったが、だからこそ脇役として輝いていた。ところが、爽子の話が一段落ついたので、話を続けるために、他キャラの比重を大きくし、その結果、キャラの性格まで変わった印象になっている。まあ、いわば「作者自身による二次創作」といった感じだwww
だが、吉田と龍の話もまとまりそうだし、千鶴と軽薄男(実は誠実だったとされている)の話もクリスマス回でほとんど完結し、これから先を続けるのが難しそうである。ピンなど、無理やりに「実は立派な先生でした」となっており、いったい、どうする気かww

ついでに言えば、クリスマス回の脚本が横手美智子で、少し仕事をし過ぎではないか。「来るもの(仕事)は拒まず」主義なのだろうか。

(追記)先ほど「はてな匿名ダイアリー」に「君に届け」についてのスレッドがあり、その中のコメントで納得した。まあ、「推しの子」で言っていた「編集の仕事はヒットした作品をやめさせないことです」のあれだろう。とすると、「付け足し」部分をわざわざアニメ化したネットフリックスが馬鹿みたいである。なお、彼らにアニメを見る目が無いのではなく、「ロマンチックキラー」のような、珍種の、いい作品も作っている。ただ、日本の漫画界のこうした悪習(ヒット作の引き延ばし)に無知だっただけだろう。

両思い以降は編集部というか出版社の意向による引き伸ばしだったんだろうなと思ってる(主人公カップルに関してはテーマ的にも付き合ったところで書くことなくなっちゃった感。→...
見られそうなというか、見る価値がありそうなアニメが無さそうなので、試しに「天穂(てんすい)のサクナヒメ」とやらいうアニメを見てみると、脚本が、私が嫌いな花田十輝なので、見るのをやめようかと思ったが、日本神話をネタにしたアニメに思えるので、とにかく見てみた。
まあ、案の定、さほど面白くはないし、糞たれガキ(サクナではなく人間のほう)が悪態をつくのが不快なのだが、話をどう動かすつもりなのか、研究目的で二話まで見た。相変わらず面白くはないが、農業が話の柱になるというのは、少し興味深い。
しかし、畑(苗代か)作りをするのに、荒廃した石だらけの畑の無数の大石を除去しないままで土を掘り返すのは、順序が違うだろう。原作が小説か漫画か知らないが、農業についての想像力が欠如していないか? 絵面重視での、意図的なものか?
で、豚鬼とかいうのが出てくるが、頭は豚だが体は人体で、それを狩りの獲物として、その肉を食べるのはどうなのだろうか。さすがに「ダンジョン飯」でも、人型魔物の肉は食べなかったようだが。まあ、人間の死体でも食べる対象だというのは、古代には珍しくないことではあるが、子供がこれをどう見るか、娯楽とは別の意味で興味深い。

(追記)飯のついでに第三回まで見たが、花田十輝の作劇法は「問題と解決」、よりドラマ的に言えば「対立と和解」が基本であるようだ。第三回は田植えの話だが、全体の3分の2くらいまで、島で農業を始めたサクナ姫と人間たちの対立の描写である。その有様が実に不快で、視聴をやめたくなるくらいだった。とにかく人間たちが我儘で無理解で、サクナにすべての責任を押し付けるのである。あまりにも不合理で不人情な話である。で、最後に解決するのだが、その解決した理由もまさにご都合主義であり、前の対立の意味は、要するに脚本家、あるいは原作者の勝手な作劇思想にあるようだ。つまり、繰り返すが「対立と和解」がドラマを作るという思想だろう。で、和解があれば「感動」があるはずだという、ゲスい思想だと思われる。
確か、「響けユーフォニアム」第三期は、花田十輝脚本で、原作者の了解のもとに原作改変をしていたと聞いているが、それも、三期の終わり近くまで部内の対立の話だった。つまり、それが花田十輝の作劇の好みなのだろう。
大半の視聴者にとっては無意味な「長所」を挙げれば、手植え時代の稲作の基本をよく調査しているようだ。
気まぐれで、「夢見る男子高校生は現実主義者」(タイトルは正確かどうか知らない)という、いかにもダメアニメ臭をぷんぷんさせているアニメを見始めたら、脚本構成が横手美智子で、あのベテランが参加しているとは、思いがけない拾い物かもしれないと身を入れて見ていると、回が進むに従って段々面白くなってくる。
まあ、もともと青春アニメ、学園アニメが好きなのだが、案外これは「負けヒロインが多すぎる」レベルの優良作品ではないか。後者が、今後の展開が難しそうなのに比べて、こちらのほうがこれから面白さが増す雰囲気もある。難はキャラの絵柄が少しダサいことか。それだけで一話切りしたアニメオタクも多そうだ。それと、タイトルがどうしようもなく、「見る気を無くす」ダメタイトルである。これは原作の失策だろう。よく、こういうタイトルの作品をアニメ化しようと思ったものだ。
なお、数回見ているうちに、私のごひいき声優のひとりである花守ゆみりが脇役で出ているのに気づいて、これもある意味、私にはボーナスだ。聞いていると、やはり彼女の声で、なかなか楽しい。キャラとしてはヒロインの親友でおせっかい焼きの陽気な劣等生という、ありがちキャラであるが、今後、実は彼女が主人公に本当は惚れている、という展開もありそうである。
話としては、「これまでキャラを作ってきた」主人公の男子高校生が、突然醒めた気持ちになって、そのキャラをやめて本来の性格を素直に出すようになり、周囲を動揺させるという、逆「弱キャラ友崎くん」である。これは無数の「自分のキャラを演じている」高校生たちには突き刺さるテーマだと思う。
そういう「自己表現演技」がテーマだとすると、「夢見る」云々というタイトルは作品テーマに即していると言えないこともないが、あまりに「意図的に矛盾したタイトルにして売れ線を狙っている」臭さが漂うから、ダメタイトルだと私は言っているわけだ。しかし、売れたら、これも良タイトルだとして広まるかもしれない。
なお、「青春物」がなぜある種の人に刺さるのかについての心理分析(というほど大げさではないが)も書くつもりだったが、長くなったので、またの機会にする。まあ、簡単に言えば「心理(心的)補償」であり、それだけで即座に分かる人もいるだろう。

私は嫌いなアニメを見るのは当然嫌いだが、そのアニメについてのコメントを読むのは嫌いではない。的確な批判をしている妥当なコメントがあると気分がいい。まあ、私もシャイデンフロイデ(と言ったか?)の持ち主だということだ。
なお、荻生徂徠が、世の中で一番楽しいのは、干し豆(か何か)を齧りながら世間の有名人の悪口を言うことだ、みたいなことを言っているらしい。

以下は「小市民」最新回(私は見ていないが、その前の回は見たので、コメントの主旨は大体わかる)のコメントの一部である。
コメント60はコメント19が無いと意味不明だが、何となく推測できるのでそのまま載せる。

なお、私は「小市民」という言葉も、市井の普通人への侮辱を感じて嫌いである。その「小市民」を目指すというところにも、作中人物の自惚れと思い上がりを感じる。つまり、キャラ(作中人物)のキャラ(性格)が嫌いである。

(以下引用)

48. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 19:49 ID:yH830lGA0 >>返信コメ

作画はきれいだけど肝心の謎解きが面白くないなあ
氷菓は面白かったから期待しすぎたのかな
15返信:>>51

50. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 19:50 ID:8Ti..6.a0 >>返信コメ

あんなしょうもない不良グループが小遣い稼ぎの為にこんな手の込んだ準備するか?
あと住民票って発行に本人確認が必要だったと思うけどどうやって用意したんだ?
住民票って必要になった時に発行するのが普通じゃないの?普段家に置いておくものじゃないから、空き巣で手に入れるのは無理がありすぎでは?
14返信:>>65返信:>>82

51. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 19:51 ID:RkeC.d.40 >>返信コメ
>>48

冷静になって考え直してみて?
氷菓も肝心のとかいう謎解き部分はかなりくだらんかったぞ
違いは制作会社とキャラの魅力だよ
6返信:>>75

52. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 19:57 ID:0yijE.iI0 >>返信コメ

俺はなんか勘違いしてた
「サカガミ」って名前を知ってるから「中学の時に知り合いだったのか?」って思ってた
サカガミの名前を突き止めるシーンあったっけ…
あと健吾が「小山内?これが?」って、こないだココア飲みに来てなかったか?このリアクションは何だ?
2返信:>>59

54. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 19:59 ID:8Ti..6.a0 >>返信コメ

自転車盗まれた時に盗難届出しておけば、空き巣時にサカガミ補導されて、ここまで面倒な事態になってなかってのでは?
3返信:>>73返信:>>80返信:>>96返信:>>103

55. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 20:01 ID:aFdZbzx80 >>返信コメ

見せ方の問題なのか知らんが、何回も小佐内なのか?って聞くほどいつもと違ったか?
30

56. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 20:02 ID:8Ti..6.a0 >>返信コメ

健吾が「小佐内?これが?」って言うシーン、何言ってるんだお前は?と思ったけど、もしかしてスタッフが小佐内の変装描き分けが出来ていないのか?

ココア回の時も、小鳩が変装している小佐内さんとか言うシーンも意味不明だったけど、変装の描き分けが出来ていないのなら納得。
25返信:>>139返信:>>164


58. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 20:11 ID:Ipp1o4RQ0 >>返信コメ

見た目的に全然変わらない幼いさんを見て「お前幼いか?」は無理がある
23返信:>>124

59. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 20:23 ID:a2WtTv190 >>返信コメ
>>52

コンビニで先輩にサカガミって呼ばれているのを小鳩が聞いてたから教えたんじゃねぇのかな。でも名前教えたら報復するに決まってるから教えるのもおかしいし自分で調べたんじゃねぇかな。
健吾のやつは小山内の素晴らしい変装で誰だかわからなかった的なシーンだと思う。どっからどうみても小山内だけど劇中の人物にはそうには見えないんのかもしれん
1返信:>>70

60. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 20:38 ID:zBsKnrTS0 >>返信コメ
>>19

原作の米澤氏がそういう人やったんやろ(適当)。
2

61. アニメ好き名無しさん 2024年08月05日 20:41 ID:w2JL9Vz.0 >>返信コメ

見せ方の問題なのか2人とも小市民を目指さなければいけない程の異常者に見えないのがネックだな
そういう遊びをしているならまだわかるけどそうじゃなくて本気でその小市民とやらを目指しているんだよね?



「推しの子」を再視聴していて、現在、アビ子先生と脚本家氏が話し合いをしながら脚本再構成をしているうちにどんどん意気投合して、脚本中の台詞をどんどん削っていく話まで来て、その時に削られたのが無数の「説明ゼリフ」であることから、そう言えば、少し前に、私は「説明ゼリフ」がダメであることをこのブログに書いたなあ、と思い出して、少し過去記事を遡り、7月10日の記事がそれだったと確認したので、再掲載する。これは、脚本家志望者や漫画家(漫画原作者)志望の人は覚えておくといい基礎知識である。
なお、なぜ説明ゼリフがダメかと言うと、それは「視聴者の参加」を失わせるからである。視聴者自身も考えることで、ドラマ(物語)への参加が生じるのだが、説明ゼリフは、考える必要もなくなるので、視聴者は「見ているだけ」で、「頭が参加しない」わけだ。
「推しの子」は、そういう「視聴者が参加すればするほど面白い」作品(時々、前に戻って見ると、意味がよくわかる作品)なので、第二期が面白くない、というのは思考の習慣が無い、頭脳が怠惰な連中だと思う。
私は昔、ダメ教師だったが、優れた教師は「生徒を授業に参加させる」教師だろう。ダメ教師は「すべて説明する」だけで、子供に頭を使わせない。つまり「生徒が置いてけぼり」の教師だ。

(以下引用)

「戦国妖狐」がダメな理由
「戦国妖狐」、昔、第一回を見て視聴放棄していたアニメだが、先ほど第一回から見直して、なぜダメだったか分かった。大筋は高橋留美子の「犬夜叉」のパチモンだが、アニメとしてのダメさは、脚本の花田十輝のダメさが、かなり大きな要素であるようだ。
つまり、ダメ脚本の特徴である、「説明ゼリフ」だらけなのである。第一回の台詞の8割くらいが説明台詞である。見ている視聴者は「ああ、そうですか」としか言いようがない。小学校の教師の説明を聞いている児童状態だ。もちろん、面白くも何ともない。
花田十輝は親の七光りで脚本家としての地位を得たので、脚本の基本の勉強をしていないのではないか。説明ゼリフがダメ脚本の特徴だということも知らないのだから。
「推しの子」の二期が面白いので、一期の最初から見直しているが、色々と面白い。自分の好きなアイドルの腹の中の胎児として転生するという設定のグロテスクさに最初は反発だけ感じていたが、真面目に見ると、赤坂アカの作劇能力の高さに感心する。(もちろん、アニメ制作陣の能力も高い。特に、毎回の終わりのシーンの次回への「引き」の強さに感心する。)声優の演技も面白い。特に有馬かなの潘めぐみは、素晴らしい。ギャグ的演技が多いが、実にはまり役である。

どうでもいい作品だと細部の疑問など理解できなくても気にならないが、少し前に見た部分で有馬かなが「シャーデンフロイデ」という言葉を使い、その意味が分からなかったので、たぶんドイツ語だろうと思って、手持ちの独日辞書で調べると、「他人の不幸を喜ぶ気持ち」らしい。世界共通の心理だろうが、日本語では適当な言葉を思いつかない。SNSコメントではゴミの山のように溢れかえっている感情だ。
なお、ドイツ語の綴りはSchaden-freudeで、schadenは「或る人(物)を損なう、害する」意味である。freudeは「喜ぶ」意味。ベートーベンの第九の「歓喜の歌」の中に何度も出て来る言葉だ。
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