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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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非常に妥当な評だと思う。私は、今すぐにでもプロでローテーションに入り、エース級の働きができると思っているが、古田はそこは慎重な言い方をしているが、松坂菅野級だと言っているようなものである。
奥川の投球フォームが上半身中心だというのは確か西本も指摘していたのではないか。下の写真を見ても、前足の膝がまっすぐに伸びたフォームである。ただし、日ハムに行った斎藤ハンカチとは違って、フォーム改造で成績が悪化したわけではないから、そのフォームが悪いとばかりは思わない。
逆に、それが彼の制球力の良さにつながっているのなら無理に変える必要もなさそうな気がするが、下半身中心のほうが試合でのスタミナ維持には有効なのかもしれない。体の一部にだけ負担が大きいフォームより、体全体を使うほうが体の部位の消耗は少ないだろう。ただし、踏み出す足のストライドが小さいのが、彼のコントロールの良さの原因だろうから、フォーム変更はプロで壁にぶち当たってからのほうが無難かと思う。




松坂級スライダー、菅野級制球力/古田氏が見た奥川


<101回目の夏(13)>



第101回大会は履正社が星稜を下し、初優勝を飾りました。決勝で敗れた奥川恭伸投手(3年)の姿に、熱闘甲子園のキャスターの古田敦也さんは、近い将来日本を代表するエースを重ねていました。


古田敦也氏
古田敦也氏

この大会で印象に残ったのは言うまでもなく奥川投手でした。決勝ではやや疲れがあったと思います。それでも、アベレージで147~148キロを出し、それをしっかりコーナーぴったりに投げ込んでいたのは見事でした。ここ数年の間、甲子園で見た投手では、ずばぬけた力を感じました。


松坂も甲子園ですごいピッチングを見せましたが、その松坂と比べても、奥川投手の球威でのアベレージの高さ、あのスライダーのキレは相当なレベルにあるといえます。


プロ野球選手でも、150キロのストレートをコーナーに投げ分けるのは難しいんです。スピードは出るけど、ストライクがやっと、という投手はいくらでもいます。プロ野球を代表する投手に巨人菅野がいますが、彼も140キロ台後半のストレートを制球することで勝ち星を挙げています。


それを念頭に奥川投手の制球を見ると、150キロ以上のストレートを外角きっちりに投げる技術がある。技術的な部分に加えて、精神面でのコントロールもできているのが素晴らしい。初回、三塁打を打たれた直後、小深田選手への内角に150キロ以上のストレートを2球続け、一邪飛に仕留めています。1死三塁。「ここはいかなきゃ」という場面で、ギアを上げるメンタルの強さとサイン通りに内角を突ける、印象深い場面でした。


履正社対星稜 力投する星稜・奥川(撮影・清水貴仁)
履正社対星稜 力投する星稜・奥川(撮影・清水貴仁)

彼はプロに行くことになるでしょう。どの球団に行くかによりますが、ローテーションに入ることも現実味を帯びてくる能力です。まず下半身を大きくすること。いわゆる下半身で投げることができるようになると、楽に腕を振ってもスピードが出てきます。


この後、上のステージに行けば、自らの足りないものを感じるはずです。奥川投手のスライダーは一級品ですが、同じ軌道だと打者も慣れてくる。そのためにはちょっと軌道がずれたり、スピードが違うボールがあると、投球の幅が広がってきます。そうなると、小さいスライダー、緩いカーブ、落ちる球が必要になってきます。今まで以上に大きな投手となるために、いろいろなボールを学んでほしいと思います。見た感じ器用な印象です。理解力も高そうなので、教えるのは簡単でしょうね。


夢は広がります。近い将来、彼のマウンドでの姿を見る機会があると思います。【熱闘甲子園キャスター・古田敦也】






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コメントの多くが的を射ている。(私は「的を得ている」という言い方が嫌いである。的を「得て」何に使うのだwww)こういうのをプロ野球ファンと呼ぼう。ただし、「プロ野球」ファンではなく、プロ「野球ファン」である。つまり、野球愛好家の中の玄人的存在だ。
履正社5番の内倉一塁手の8回表の打席が素晴らしかったと評しているのもさすがである。あの時の内倉の集中力は凄かった。そういう「気(オーラ)」が見えるのがプロ「野球ファン」だ。




18:10

奥川のストレートに全く振り負けなかった履正社打線wwwwxwwwwxwwwxwwwxwwwxwww


転載元: http://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1566461541/

InLBEUOnzloNxWN8

1: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:12:21.56 ID:JDkVefN0a
ヤバくね?
しかもスライダーも完璧に見切ってた

2: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:12:46.10 ID:CqGnD9Z9p
センバツの悔しさを胸にたくさん研究したんやろ

4: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:12:54.36 ID:JDkVefN0a
みんなスイング鋭すぎやろ

 
7: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:13:43.28 ID:W3m+UAsld
2回戦、3回戦の後も奥川のVTRばっか見てたんやろ?すげーわ

10: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:14:18.68 ID:vU2k1PJ80
むしろこの打線を疲労状態で5点に抑えた奥川はすごい

389: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:51:24.42 ID:1VdGrqHYd
>>10
あんま投げてないねんな

11: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:14:21.25 ID:44zVLzVld
去年の桐蔭より確実に強いわ

17: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:15:50.39 ID:Bdn1inJp0
何がビビるって5番へのフォークを空振りせんかったことやわ
あの後打たれたツーベースなかったら分からんかったやろ

19: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:16:24.59 ID:+B4Djg/od
奥川叩かれてるけど履正社打線がヤバかったやろ

20: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:17:09.25 ID:Cl8tPaCV0
なんでU18選出0やねん!おかしいやろ!

248: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:41:54.89 ID:wwt2u+Rrd
>>20
これまじでなんでなん?

366: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:49:45.87 ID:NO9DUsJ40
>>248
監督が永田やから

416: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:54:09.08 ID:NO9DUsJ40
>>366
選抜甲子園で履正社が報徳学園に9回表逆転劇で決勝進出!
報徳学園・永田 裕治監督はラスト采配に



U18履正社選出0人

ええんか?

21: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:17:48.26 ID:jvnRHrySp
u18で負けたら100%なんで履正社の選手を選ばなかった!て言われるな

34: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:19:51.13 ID:xI81y3hH0
これで今日の山田は3連続HRやな

41: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:20:47.29 ID:5QehuuIxd
奥川の直球は球速ほどのキレないから履正の打線なら打たなあかんってワイは昨日言い続けてたで

43: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:21:37.01 ID:HEnZnU0rM
最速何キロくらい出てたん?

79: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:25:36.74 ID:YXobKQL+0
>>43
今日は153かな
でも140でないときもあったりで今までの試合よりあきらかにキレがなかったな
それでも捉えた履正社がすごかったわ

44: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:21:38.98 ID:b7BDC3Tg0
最後に対戦できてよかったな

66: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:24:20.48 ID:JFqnr5E20
完封余裕とか言ってるやつ多くてびっくりやったわ
負け筋清水くらいしかなかったやろ

69: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:24:34.97 ID:JiAKKAaj0
とんでもないことに気づいてしまったんやが高校野球って


筋力が一番重要なんやないか

78: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:25:30.00 ID:JiAKKAaj0
>>69
真実や

84: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:26:16.18 ID:XlQ5GE09d
>>69
さっさとフォトナ実況に戻るだ

72: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:24:58.78 ID:EJaWsVsQ0
u18代表vs履正社見てみたいわ

80: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:25:39.19 ID:AFxTM8ea0
星稜が追いついた後のちょっと乗ってた奥川からツーベース打った奴ヤバくね?
あれが試合決めたやろ

95: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:27:15.48 ID:Bdn1inJp0
>>80
あの打席はどの球種使っても抑えられる気せんかったわ
フォーク続けるぐらいしか思いつかん

97: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:27:28.85 ID:YXobKQL+0
>>80
140キロのフォークあててたのがやばかったわ
コースもストライクからボールの完璧な球やったのに

124: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:30:42.90 ID:Zc59FzvsM
そもそも履正社舐めすぎやろ

169: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:34:37.97 ID:4u4ktx2hr
>>124
同じ最高評価の東海がね

135: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:31:45.46 ID:KpqraEa60
井上 プロ
桃谷 清水 野口 進学
って感じかなぁ

148: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:33:12.23 ID:ayil8FJK0
甲子園より大阪大会のほうがレベル高いやろこれ

180: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:35:19.51 ID:fXZqAEc40
>>148
金光大阪とか東海大仰星らへんはベスト16は狙えそうなチームだったなあ
あと貧打だった大阪桐蔭も含めて

154: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:33:44.90 ID:C7NgsRDhr
試合見れんかったけど奥川が不調だったの?
履正社打線がすごかったの?
両方?

164: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:34:26.12 ID:odiqn0QCa
>>154
調子良くなかったみたいだけど万全でも完封するのは不可能

173: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:34:47.19 ID:Bdn1inJp0
>>154
両方や
悪いなりにまとめた奥川も上々やったが井上の執念が上やった

174: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:34:52.10 ID:uaN2FG3w0
>>154
履正社・清水、要所抑える 星稜・奥川に「ありがとう」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190822-00000055-asahi-spo

なんとか踏ん張れたのは相手の好投手・奥川の存在が大きかったといい、試合後に「ありがとう」と声をかけた。


朝日「優勝出来たのは奥川が凄くて奥川のおかげ」

183: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:35:36.03 ID:hiPY8prp0
履正社打線も疲れてる定期

185: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:35:52.55 ID:Nt0UIfNF0
150を跳ね返す化け物チームやったからね

198: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:37:28.72 ID:kE2MWiWoa
履正社
1番(中)桃谷 .393 2本 4点
2番(二)池田 .364 2点
3番(三)小深田 .360 1点
4番(右)井上 .385 3本 14点
5番(一)内倉 .308 5点
6番(左)西川 .455 1本 5点
7番(捕)野口 .333 7点
8番(遊)野上 .348 1本 2点
9番(投)清水 .286 1点

チーム成績
打率.353 7本 44点

206: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:38:02.71 ID:4u4ktx2hr
>>198
化け物すぎる

200: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:37:39.98 ID:pAAlc1030
関西勢にはもう勝てんのやなって思ったわ

203: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:37:49.55 ID:tqkmk0eud
スライダーの見切りが完璧

213: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:39:04.86 ID:yu8yR9W90
清水もよう投げたなあ
不安定なとこあるしこれ勝ち残れるんかなーって思ってたけど、岩崎も凄いわね

217: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:39:18.72 ID:fXZqAEc40
1997年 準決勝 大阪桐蔭 1-2 履正社●
1999年 2回戦 大阪桐蔭 12-13 履正社●
2005年 準決勝 大阪桐蔭 11-3 履正社○
2006年 4回戦 大阪桐蔭 3-2 履正社○
2007年 5回戦 大阪桐蔭 7-0 履正社○
2008年 決勝 大阪桐蔭 2-0 履正社○
2011年 準決勝 大阪桐蔭 5-1 履正社○
2012年 決勝 大阪桐蔭 10-8 履正社○
2013年 決勝 大阪桐蔭 5-1 履正社○
2014年 準決勝 大阪桐蔭 6-2 履正社○
2015年 2回戦 大阪桐蔭 5-1 履正社○
2017年 準決勝 大阪桐蔭 8-4 履正社○


目の上のたんこぶ大阪桐蔭

220: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:39:28.81 ID:4u4ktx2hr
大阪大会三回戦
履正社2-1大阪電気通信

なんやねんこいつ
いくら対履正社極めてたからっておかしいやろ

232: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:40:15.60 ID:dbX57/uVa
>>220
パワーvsデータの好試合やったな

229: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:40:00.19 ID:sWx0wcbGp
lWufRXO


これが現実

235: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:40:28.87 ID:9GDN4SPHM
>>229

290: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:45:07.40 ID:33bxOrZR0
>>229
これディスってんのか?

254: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:42:21.54 ID:d+rLXo+ra
キャッチャーのキャプテン野口の気迫本当に凄かった
あんだけ壁性能あってキャプテンシーあったら将来性ありそう

258: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:43:04.51 ID:lZEXCU350
池田ええ選手やった来年楽しみや

302: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:45:53.73 ID:Bc5CwyJq0
>>258
岩崎小深田池田
ベンチ組の田上甥とか関本jrとかも2年やしなあ

287: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:44:54.78 ID:qICvA3aX0
守備がなあよかったわほんま
見てて気持ちよかった

331: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:47:09.18 ID:hAyrlz7Rd
ドラフト候補4人攻略して優勝は凄いよ

338: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:47:53.71 ID:E2SIaBe/d
履正社ってプロ注なし?

348: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:48:28.09 ID:AufAiQj+0
>>338
井上がギリ下位でいけるかってレベル

349: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:48:29.77 ID:6lWqI1med
>>338
有りやけど実際プロ入りはないやろなぁ

376: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:50:23.65 ID:jT1DmHOJ0
>>361
ドラフト下位or進学やな
将来的にはプロの世界に行きそうな選手ではある

395: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:52:05.31 ID:eMEgJyGVp
履正社の打線はガチやったわ別格だな

462: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 17:57:32.33 ID:ONWjRZAB0
履正社の選球眼の良さよ


事情があってテレビが見られず、ヴァーチャル高校野球で試合は見たが、いい場面になると必ず画面がフリーズし、ストレスだらけの観戦だった。
試合内容は下に書いてあるとおりだが、履正社が奥川のボールになる球をまったく振らなかったのが勝因だろう。そして、大事なところでバントを決めた手堅さも勝因である。これまでと違って今日の試合はバントがよく決まった。逆に星稜は、3回以降、終盤まで強攻して失敗し続けだった。終盤になってやっとバントで進めるようにしたが、同点止まりで、中盤の雑な攻めが敗因だろう。
履正社は井上の3ランホームランが目立つが、実はその前の2四球が重要で、奥川は2番と3番を警戒するあまり四球を出したのだが、彼らより井上の方が抑えられるという読みもあったと思う。井上の最初の打席のあっけない見逃し三振がその読みの原因になっていたわけで、それが災いしたわけだ。そして、井上への最初の球が高めからストライクになる外角のスライダーだったが、それを初球から思い切って振った井上の決断をほめるべきである。ただし、例によってバット先端で打った「金属バットホームラン」であり、木製バットならバットが折れるか、よく行ってセンター最深部へのフライである。奥川には不運であった。
履正社打線がボールは振らず、打球が力強いことがだんだんと奥川にダメージを与え、6回あたりからは凡打させても、それはたまたま守備範囲に球が飛んだだけのことで、履正社打線は完全に奥川の球を捉えていた。それだけ履正社打線が凄かったということである。奥川の価値はこの敗戦ではまったく下がらない。中盤で星稜が1点でも返していたら奥川の精神的ダメージの蓄積は少なかっただろう。
「ボール球を振らないこと」
「大事なところできちんとバントを決めること」
がいかに大事かを示した試合だと思う。




(以下引用)



9コメント
転載元:https://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1566457653/
284: 風吹けば名無し 2019/08/22(木) 16:10:35.03 ID:478c7FRja
うおおおおおおおおおおお

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<第14日(最終日)決勝戦 ○履正社 5―3 星稜●>(22日、阪神甲子園球場)

 第101回全国高校野球選手権大会は20日に14日目を迎え、決勝戦でともに初優勝を狙う履正社(大阪)と星稜(石川)が対戦。履正社が5-3で星稜に逆転勝利し、初優勝を飾った。

 後攻の星稜は、エースの奥川恭伸(3年)が先発。先頭の桃谷惟吹を遊ゴロに打ち取るものの、続く2番の池田凛(2年)に左翼線への三塁打を許しピンチを迎える。しかし、ここから小深田大地(2年)を一邪飛、最後は4番・井上広大(3年)をスライダーで見逃し三振に仕留めて無失点で切り抜けた。

 一方、履正社の先発のエース・清水大成(3年)も1番の東海林航介(3年)、2番・有松和輝(3年)と2者連続空振り三振。そして3番の知田爽汰(2年)は速球で右飛に打ち取って3者凡退に抑えた。

 続く2回、履正社は奥川に対して先頭の内倉一冴(3年)が右前安打で出塁。続く西川黎(3年)の送りバントで走者を二塁に進めたものの、7番の野口海音(3年)が150キロの速球の前に遊ゴロに倒れて先制点とはならなかった。

 奥川の粘投に報いたい星稜打線は、直後の攻撃で先頭の4番・内山壮真(2年)がチーム初安打となる左前安打。続く大高正寛(3年)が送りバントで1死二塁のチャンスを広げると、2死から7番・岡田大響(3年)が右中間へ適時二塁打を放って1点を先制した。

 しかし3回、履正社がついに奥川に自慢の猛打を奮う。2死から連続四球を選んで一、二塁とすると、井上が初球のスライダーを捉えると、打球は中堅バックスクリーンに突き刺さる大会第48号の逆転3ラン本塁打となって3-1とした。

 逆転してもらった清水は、直後のマウンドで無失点とすると、4回は内野安打と四球で2死一、二塁とピンチを招いたものの、最後は8番・奥川を左飛に打ち取って反撃を許さなかった。 

 試合は3-1と履正社リードのまま前半5回を折り返し、6回は奥川が2死から野口に左前安打を許すも無失点。3者凡退のイニングは作れないが、4回以降も粘りの投球で打線の援護を待った。

 すると星稜は、直後の攻撃で先頭の知田が右前安打でこちらも清水に2回以降3者凡退のイニングを作らせない。そして1死から大高が左前安打で続いて一、二塁としたが、清水が福本陽生(3年)を投ゴロに打ち取り併殺を完成させ無得点でしのいだ。

 終盤の7回、履正社は奥川から2死一、二塁のチャンスを作るも井上がスライダーで空振り三振に仕留め無得点。その裏、星稜は先頭の岡田が四球を選んで直後に盗塁を成功させ、無死二塁とする。そして1死から奥川の“女房役”山瀬慎之助(3年)が中越えの適時二塁打を放って2-3と1点差に詰め寄った。

 さらに2死から有松が四球を選んで一、二塁とすると、知田が放った右前への当たりで二塁走者の山瀬が一気にホームイン。星稜がついに履正社を捉えて3-3の同点に追い付いた。

 履正社はここで先発の清水から準決勝で完投した岩崎峻典(2年)にスイッチ。しかし、岩崎は内山に四球を与えて満塁としてしまう。星稜はこの絶好機に大高が二飛に打ち取られて逆転はならず。

 同点で食い止めた履正社は8回、投球数100球を越えた奥川に対して先頭の内倉が右中間への二塁打で出塁。送りバントを決め1死三塁とし、ここで野口が151キロの速球を中前へ弾き返し4-3と勝ち越しに成功した。 履正社打線は勢いに乗り、このイニング2度目の送りバントを決め2死二塁とすると、この日初打席の岩崎が左前へ適時打を放ち5-3と突き離す。

 星稜は8回の攻撃は岩崎の前に走者を置くも、盗塁失敗などで痛恨の無得点。履正社が土壇場にきて流れを掴む展開となった。そして迎えた9回、履正社は奥川に対して無得点に終わったものの、2番手で登板した岩崎が9番から始まる星稜の反撃を抑えて試合が決した。

 履正社が5-3で星稜を下し、悲願の初優勝。これで大阪勢としては昨年の大阪桐蔭に続いて2年連続14回目の優勝となった。

 一方、敗れた星稜は、エースの奥川が9回127球を投げ切り5失点完投も及ばず。執念の同点劇も、あと一歩届かなかった。1995年の準優勝を上回る初優勝はならず。

 しかし今大会は、エースの奥川が智弁和歌山(和歌山)戦で延長14回を24奪三振1失点完投した他、寺沢孝多(3年)荻原吟哉(2年)寺西成騎(2年)と層の厚い投手陣を擁して継投の力も光った。さらに打線も石川大会に続いて猛打を発揮し、準々決勝の仙台育英(宮城)戦では17得点、準決勝では勢いのある中京学院大中京を9得点で沈めて24年ぶりの準優勝を成し遂げた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190822-0
上のコメントは「野球の記録で話したい」の読者コメントで、下は「日刊スポーツデジタル版」記事である。本当は逆の順序がいいが、コピーの都合(下の記事のさらに下に書けない)でこういう順序になった。
私が何度も書いてきた「金属バットホームラン詐欺」が、専門家や玄人的野球ファンの間からも公言されるようになってきたようだ。
一昨年の中村奨成など、まさに金属バットの申し子という感じで、清宮ボール(笑)との相乗効果で大会新記録を作ったが、プロ入り後に木製バットにまったく対応できなかったのはご存知の通りだ。藤原も根尾も小園もやはり苦労はしている。清宮も同様だろう。
で、あまり人の言わないことを指摘しておくが、最近の甲子園野球での各チームのバントミスの多さは、これも金属バットを使っていることの弊害だと思う。
つまり、金属バットのスィートスポットは木製バットよりはるかに広い(これ自体、打者の打撃を下手にする要素である。)ので、打球を殺すためにスィートスポットを外して球にコンタクトするのが難しいのではないか、ということである。
外角の球をバットの先端で捉えて長打にするという、プロ野球でも滅多に見られないシーンが甲子園ではしばしば見られるのも、金属バットのスィートスポットの広さと、折れないという2点から来ているものだ。当然、そんなのはプロに入ると通用しない。



(以下引用)
    • 1. kari
    • 2019年08月21日 15:23
    • 球数制限、日程の問題はあまり野球に詳しくない方でも分かりやすいと思います。普通の感覚を持った人なら素人目でも完投した投げた次の日に先発するのはどう考えてもおかしいはずですよね。
      しかし、金属バットの問題は素人目には分かりにくい(経験者でないと金属バットと木製バットの飛び方の違いは理解しにくいですし、低反発金属バットの存在があまり知られていない)なので、議論があまり進まないのだと思います。恐らく、高校野球は金属バットっていう既成概念もありますね。

      今大会で起きた2つの打球直撃による事故は、金属バットによる弊害を象徴する出来事だと思います。
      反発係数が抑えられた金属バットなら、打球速度が抑えられて丹羽選手は重症を負っていないかもしれません。
      記事に書かれていますが、他にも現在の金属バット使用による弊害は計り知れません。

      選手の安全を守るためと世界基準に合わせることの2点のみに絞ったとしても、低反発金属バットを導入しない選択肢はあり得ないと思います。
    • 2. カナブン
    • 2019年08月21日 18:47
    • 現在の高反発金属バットを禁止すれば、あらゆる面で良いことずくめですね。

      日本の高校野球でしか通用しない打ち方を、日本中の高校野球部員が手間と時間を掛けてせっせと練習。木製バットを使わずに経費節約といっても、その代わりに莫大な手間と時間と才能を浪費しているようにも。

      仮に木製バットに戻すのは難しくても、金属バットの管理を強化すればよい話ですが、高野連は組織の上下関係を守ることしか興味がないのか、バット業者との付き合いでもあるのか、とにかく腰が重いですね。






1: 風吹けば名無し 2019/08/21(水) 13:57:22.40 ID:SlMv0FeXa
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190821-00000013-nkgendai-base
「打者は評価しづらいね。技術はもちろん、大したパワーがない割に
打球がメチャクチャ飛ぶんだから」

パのベテランスカウトがこうボヤいた。

今夏の甲子園は、とにかく点が入る。9日には仙台育英(宮城)が
飯山(長野)相手に20―1で勝つと、16日には作新学院(栃木)が
岡山学芸館(岡山)に18―0で大差勝ち。13日には、智弁和歌山(和歌山)が
明徳義塾(高知)戦で大会タイ記録の1イニング3本塁打をマークした。

冒頭のスカウトは「プロ野球で使えなくなった飛ぶボールでも使っているんじゃないの?」
と、冗談を交えてこう言った。

「何より『飛ぶバット』が大きいよ。性能は昔よりも格段に向上した。
金属の素材が良くなり、さらに薄く壊れやすくなった半面
反発力が増して、こすった打球でも外野の頭を越えたり、スタンドインしたりする。
これがひいては上体に頼った力任せの『金属打ち』に拍車を掛けている。
プロ入り後に伸び悩む高校生は、金属打ちが染みついているから。
米国の高校では、あえて飛ばない金属バットを使って、技術向上を図っている。
高校野球も、木製バットを導入する時期に来ているのではないか」
この敬遠数ランキングでのDeNAの突出ぶりは異常すぎるだろう。2位とほとんど2倍の差がある。その中に申告敬遠もたくさんある。
私は前にも書いたが、バッテリーは次打者やそれ以降の打者との関係を考えながら目の前の打者と勝負している。申告敬遠は、その計算を無にするものであり、バッテリーの「権利の侵害」だと私は思っている。それで成功しても、バッテリーは「どうせ俺たちは将棋の駒だ」という気持ちにしかならず、研究心や闘争心を失うだろう。






246: 風吹けば名無し 2019/08/20(火) 19:44:00.20 ID:2bIdRj1kd
敬遠数ランキング
1De44
2広25
3オ23
4神21
5中、ヤ16
7ロ15
8日14
9巨13
10楽12
11ソ10
12西8

異常だ

264: 風吹けば名無し 2019/08/20(火) 19:44:46.84 ID:1JbBnA710
>>246
44本ワンヒット与えてる計算だ
選手はようやっとる

277: 風吹けば名無し 2019/08/20(火) 19:45:42.74 ID:B3smyzpR0
>>246
ほんまヤバイなこれ、何がメリットなのか答えられなさそう

317: 風吹けば名無し 2019/08/20(火) 19:47:37.83 ID:vhH2Qh020
>>277
上手くいくと褒めてもらえる

281: 風吹けば名無し 2019/08/20(火) 19:45:49.74 ID:W7lpBxaB0
>>246
ほんと異常だよ
何事もいい塩梅ってもんがある

284: 風吹けば名無し 2019/08/20(火) 19:45:53.42 ID:aziHHlzO0
>>246
ツッジはようわかっとるな

304: 風吹けば名無し 2019/08/20(火) 19:46:44.44 ID:0x/afnog0
>>246
しゃーない
敬遠成功率もダントツだし

328: 風吹けば名無し 2019/08/20(火) 19:48:07.81 ID:S0CCV+Ed0
>>304
それ序盤から8番敬遠して投手勝負してるだけで次の回以降のこと何も考えてないだけだよね


ラミレスのアホさは言うまでもないが、2連続スクイズ失敗の矢野のアホさも大概だ。
コントロールの悪い投手相手にスクイズとかヒットエンドランが悪手であるのは高校野球の監督くらいでも熟知している。
また、ラミレスは申告敬遠での失敗を何回繰り返せばいいのか。投手心理、特に濱口のような制球力に不安のある投手が満塁で投げる心理をまったく理解していない。
大馬鹿である。



◇セ・リーグ 阪神―DeNA(2019年8月20日 京セラD)
 阪神は5回、2者連続でスクイズを失敗した。
 両軍スコアレスで迎えた5回。1軍昇格即先発出場を果たした中谷は無死一塁から浜口のチェンジアップをとらえ、左翼線へ二塁打を放った。この日は「7番・右翼」で先発。先発は実に6月4日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来だった。
 この中谷の一撃で無死二、三塁と好機を広げたが、梅野は2ボールからの3球目にスクイズ失敗(ファウル)。結局二飛に倒れた。続く青柳も2球目にスクイズを試みたが、ファウルに。その後、空振り三振に倒れた。
 球場には重い空気が充満したが、近本の申告敬遠で満塁とすると、続く木浪がストレートの四球を選び、1点を先制した。さらに満塁の絶好機で福留が右中間へ走者一掃の二塁打を放ち、リードを広げた。






何じゃ、このメンバーは、という感じである。履正社からひとりも選ばれていない。
投手(その選出メンバーもかなり疑問だが)以外は履正社単独チームのほうが強いのではないかwwww





U18高校日本代表に大船渡・佐々木、星稜・奥川ら


星稜・奥川恭伸(左)と大船渡・佐々木朗希
星稜・奥川恭伸(左)と大船渡・佐々木朗希



日本高野連は20日、第29回WBSC U18ベースボールワールドカップ(8月30~9月8日、韓国・機張)に参加する、高校日本代表選手20人を発表。


163キロ右腕の大船渡(岩手)佐々木朗希投手(3年)、星稜(石川)奥川恭伸投手(3年)、創志学園(岡山)西純矢投手らが選出された。


メンバーは以下の通り。


▽投手(9人)


11 佐々木朗希(3年=大船渡、190-86、右右)


12 浅田将汰(3年=有明、181-85、右右)


13 池田陽佑(3年=智弁和歌山、183-84、右右)※


14 前佑囲斗(3年=津田学園、182-88、右右)※


15 飯塚脩人(3年=習志野、181-78、右左)※


16 西純矢(3年=創志学園、184-85、右右)


17 宮城大弥(3年=興南、172-78、左左)


18 奥川恭伸(3年=星稜、183-84、右右)※


19 林優樹(3年=近江、174-64、左左)※


▽捕手(2人)


10 山瀬慎之助(3年=星稜、177-85、右右)※


22 水上桂(3年=明石商、172-72、右右)※


▽内野手(7人)


1 森敬斗(3年=桐蔭学園、175-75、右左)


2 武岡龍世(3年=八戸学院光星、178-77、右左)※


3 石川昂弥(3年=東邦、185-87、右右)


5 韮沢雄也(3年=花咲徳栄、177-80、右左)※


6 遠藤成(3年=東海大相模、178-82、右左)※


7 坂下翔馬(3年=智弁学園、164-67、右左)※


8 熊田任洋(3年=東邦、174-74、右左)


▽外野手(2人)


21 鵜沼魁斗(2年=東海大相模、175-74、右右)※


24 横山陽樹(2年=作新学院、178-76、右右)※


【注】※は今夏甲子園出場選手、()内は学年、所属、身長-体重、投打


【高校日本代表日程】


<1次ラウンド>


8・30 スペイン(12時)


8・31 南アフリカ(12時)


9・1 米国(18時)


9・2 台湾(18時)


9・3 パナマ(18時)


<スーパーラウンド>


9・5~7


<3位決定戦>


9・8(12時)


<決勝>


9・8(18時)


◆U18W杯 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する18歳以下による世界大会。81年に始まり今回が29度目。日本が高校日本代表で臨むのは04年が最初で、今回が6度目。優勝はなく、4度の準優勝が最高成績。1次ラウンド(R)は2組各6チームで総当たり戦を行い、各組上位3チームがスーパーRに進出。スーパーRの上位2チームで決勝を争う。今大会から球数制限が導入される。


7月29日の記事を再掲載。
もちろん、自分の慧眼を自慢するためだ。
履正社のクリーンアップの中では私は一塁手で5番打者の内倉の打力が一番高いかな、と思ったのだが、打撃に柔軟性が無く、また打球が上がらないという特徴があって、一塁ゴロや二塁ゴロを量産している。一方、2年生の三塁手3番の小深田は大阪府予選ほど好調ではないが、打席での工夫が出来るタイプで、毎試合のようにヒットは打っている。一番打撃がもろそうだな、と思っていた井上が案外甲子園で活躍しているのは、相手投手が彼を意識しすぎて打者有利のカウントにしているためだろう。
投手では清水より岩崎が上、というのもこの時点で書いている。(読み返すと書いていない。心の中で思っただけだったようだ。)清水は府大会でのピッチングは無様なもので、岩崎がいなければ甲子園出場はできなかっただろう。何より、精神面に問題があると私は見ている。自分自身を過大評価していて、不用意な投球をすることが多い。
また、履正社のバント下手は呆れるほどで、甲子園でもその「実力」を発揮している。明らかに、バントを命じられることへの不満が、その下手さの底流にあると思う。これは強力打撃陣の陥りやすい欠点だと思うが、そこが長年大阪桐蔭に負け続けた理由だろう。
なお、石川星稜のエース(名前は失念。奥川か。)は、既に菅野レベルだと思う。これは大げさでも何でもない。プロ野球で金属バットを使ったら、菅野が完封できるか、という話だ。金属バット相手に戦って抜群の結果を残した松坂がプロ入りしてすぐに最多勝投手になったのが、投手にとっての金属バットというハンディの大きさを示している。ただし、では、決勝で先発したとして履正社を完封するか、というと、そうとも限らない。まあ、打力は履正社がS級、投手は星稜がS級ということで、面白い決勝戦である。


(以下再掲載)


履正社の強力打線とバント下手
夏の高校野球地方大会は、四国の徳島愛媛以外はほぼ優勝校が決まったようだ。なぜ四国が遅れたのかは分からない。悪天候が続いたとしても、同様に雨天順延が多かった地方はほかにもある。
まあ、大会運営が下手だったのではないか。
地方予選の決勝や準決勝をすべて見たわけではないが、大阪の履正社の力が群を抜いているように思う。特にクリーンアップ3人の打力は他県のチームとレベルが違う感じで、3人ともプロ入りレベルだろう。特に3番の2年生打者は打撃フォームが森友哉を思わせる豪快さだ。打球速度は5番打者の一塁手が一番凄い。4番打者(井上広大という名前か)は元阪神の金本を思わせる体格と長打力である。また主戦投手2人も、甲子園で勝てる投手だ。初戦か第2戦までに石川の星稜とぶつかって、奥川が履正社打線を封じる以外に負ける要素は無さそうである。
履正社の打者は投手も含めてほとんどがバントが極端に下手なので、1点を争う試合(投手戦)になると番狂わせはあるだろう。岡田監督自身はバントの重要性を熟知していると私は思っているが、強打者揃いの選手たちにはそれが伝わらないらしいのが面白い。わざとバントを失敗しているのではないかと思うくらいに失敗し、その後で痛烈なヒットを打ったりするwww まるで野球漫画の強豪校ネタである。

西本聖のインタビューの一部で、今年(最近)の甲子園の印象である。私も同感。特に投手のコントロールの悪さについては呆れかえるばかりだった。投手の独り相撲で負けたという試合があまりに多かった。私がバックに守っていたら、投手を殴りたくなっただろう。内野手の守備位置については古田の発言を読んで以来、深い守備位置の欠陥を理解した。
なお、野球の確率と運についてはそのうち書くつもりである。これは野球の本質に関わる問題で、野球の戦略論にも関わる話なので、書く気力が充実してから書きたい。


(以下引用)


-今年の甲子園を見て感じたことは。まずは投手全般に関して
西本氏 コントロールの良い投手が少なかったなあと感じる。150キロのスピードを追い求めることは悪いことではないが、ストライクを取ることをもっと求めて欲しいなと。120キロ台のボールでもコントロールさえあれば抑えられる。四球が減れば守備のリズムも良くなり失策も減る。それといろんなボールを投げる投手が増えた。チェンジアップやフォークボールなど器用になったなあと。これは良いことだが忘れて欲しくないのがやはりコントロール。制球力があれば連打されることがない。必ず結果が出せる。ほとんどが四球を出してはストライク欲しさにボールを置きにいって打たれるというパターン。野球は投手を含めた守りが7~8割。選手も指導者もコントロールの大事さをもっと考えて欲しい。
-投手の起用については
西本氏 変わってきていると思う。2番手、3番手を先発で使ってエースを温存しながら戦うチームが増えてきている。エースに無理をさせないで戦っていく。時代とともに野球が変わってきていると感じる。
-投手以外では
西本氏 内野手の守備位置が深い。だからかもしれないがスローイングエラーが多い。ミスで負けるケースも多い。選手にも悔いが残るしチームにも迷惑がかかる。すごく残念。それとボールが良く飛ぶ。
蔵さんの指摘どおりだと思う。今大会ベスト4に残ったチームの捕手たちは言うに及ばず、途中で敗れたチームの中にも(作新の立川など)好捕手はかなりいた。ただ、プロとなるとどうしても打力が最大の問題になり、長打力で目立つ捕手はいないようだ。智辯和歌山の吾妻などは、小柄なわりに長打力はあるが、木製バットでも打てる打力かどうかというと首をひねるところはある。
プロに入っても通用しそうな長打力と言うと、どちらも外野手だが履正社の井上とか星稜の2年生の今井くらいではないか。いわゆる天性の長距離打者という感じだ。ほかの選手の場合はホームランを打っても「金属バット援護」の距離が加算されている。
木製だと推定飛距離を10メートルくらい割り引く必要があるだろう。そうすると、甲子園のホームランの大半は単なる外野フライであり、3割から5割くらいは消えるだろう。





  1. それはキャッチングに留まらず、視野の広さ・フットワーク・スローイング・リードに至るまでだ。一昔前は、捕手に求められる要素があまり多岐だったので、その条件を揃える選手など数えるほどしかいなかった。しかし高校生でもここ数年は、条件を満たしている選手が多い。これは、凄いことかと。



  2. 昨日の座談会でも少し話したのだけれども、ここ数年のアマチュア捕手のレベルが凄く上がっている。今まで捕手というのは、なかなか捕手出身の指導者がいないチームの選手は育ち難かった。しかし最近は、ネットを中心に様々な情報があり、意識の高い選手がそういったものに技術を高めている印象さえある




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