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データ抜きに野球を語れない時代に入って久しい。「野球は確率のスポーツである」。名将・野村克也氏(本紙専属評論家)からよく聞かされたフレーズだ。今、「12分の8」に心ワクワクし、「12分の10」にちょっぴり心配顔になっているのがオリックスの酒井勉新投手コーチ。知る人ぞ知る、さまざまなデータ、傾向を指導に取り入れる勉強家でもある。
分母の「12」は、オリックスが今季、獲得した新人選手。「8」は血液型Bの選手数だ。何と、新人の3分の2がB型。これは日本人の40%がA型といわれる比率から、明らかに逸脱している。
そして「10」は長男の選手数。こちらは少子化傾向に歯止めがきかない現在の傾向をそのまま表しているわけだが…
「スカウト時代に、どんな選手を獲得したらいいのか。活躍する確率が高いのはどんな選手か。あらゆるデータを読んだり、聞いたりして勉強しました。そんな中で、はっきり傾向としてわかったのが、勝負事ではB型の選手が圧倒的に活躍しているんです。そして、もう一つ、分かっているのが次男の活躍率が高いこと。育った環境も大事なんです」
1989年に新人王に輝いた実績を持つ同コーチは、引退後は野球専門学校の指導者、オリックス&楽天でマネジャー、スカウト、投手コーチ、2軍監督などを歴任。さまざまなポジションから野球を眺め、データ、傾向などを研究し、調査し、取材してきたという。
「次男やB型がいいのは、決して群れない。マイペース。そのへんが、ここ一番で力になる」
だからB型ラッシュを歓迎し、次男の少なさを憂う。野村監督も「名球会はB型ばかり、と書いておられましたよね」。持論が、名将の意見と一致していることを付け足した。
顔と名前の見分けも付かない時期の新人合同自主トレを眺めながら「彼なんか、いいよね」と指さした先に、他の選手が真面目に走っている中で、ひとりグラブを頭の上に載せている選手が。ドラフト8位の角屋龍太。ロレックスを身につけ、新車のベンツで入寮した、あの破天荒だ。次男だった。
次男&B型の両条件を兼ね備えているのがドラフト1位の吉田正尚。抜群の飛距離で早くも首脳陣のハートをわしづかみしているゴールデンルーキーだ。
「楽天時代も、この見方が当てはまっていましたからね」
自身の分析に自信をのぞかせる酒井コーチの父は産経新聞の元新聞記者。取材力、データ分析力には、ジャーナリストのDNAが生きている!?
ちなみに、自身の育った環境を分析してもらうと…。
「子供の頃、友達に比べるとお小遣いが少なかった。父の仕事が影響しているようです(笑)」
えっ給料が少ない!? 確かに見事な分析です。(上田雅昭)
やくざと刑事は見分けがつかない、と聞いてはいたが、実感しました。こええ~。
竹熊健太郎《一直線》さんがリツイート
#ひらがな3文字でどの都道府県か伝える 案の定、日本各地のみなさまからのたいへんなお怒りが届いているひどい地図、残すところ兵庫・三重・福島ですが、もうこのままそっとしておくのが世界平和のためではという気がしてきました。 pic.twitter.com/ZaN8vCncs9