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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「副島隆彦の学問道場」を久しぶりに覗いてみたら、思いがけずいい記事があったので、備忘と拡散のため転載しておく。
この記事は副島の弟子である「アルルの男ヒロシ」が書いたものだが、お師匠の副島が3.11の後発狂して「福島は安全だ!」と喚き散らし、社会的評価がどん底に落ちた後、弟子のヒロシはけなげに堅実着実な政治研究と報告をし、今では師匠を上回る書き手になったようだ。
以下の記事は橋下徹のバックにいる存在を洗いだした労作であり、これを見れば橋下がどういう存在かが明らかに見えてくる。官僚・公務員批判を楯に橋下が権力を取った後に来るのは完全な財界支配の政治である。


(以下引用)



「1296」橋下首相を誕生させようと目論む、関西財界ネットワークの正体とは 2012年4月3日
アルルの男・ヒロシ(中田安彦)です。今日は2012年4月3日です。

 今日は、大阪市長・橋下徹(はしもととおる)をめぐる財界人ネットワークについて簡単に報告しておこうと思います。



 橋下徹という人を私はほとんど去年まで注目して来なかった。しかし、重要なのは、橋下徹が、大阪府知事に選ばれた後の2009年に彼が世界経済フォーラム(ダボス会議)のヤング・グローバル・リーダー(Young Global Leaders)の1人に選ばれているということです。橋下という人は、2008年の2月に大阪府知事になるまでは、弁護士とタレントに二足をわらじを履いた文化人に過ぎなかった。それが、大阪府知事になるや、翌年にはダボス会議のグローバル・ヤングリーダーに選ばれている。これはなにかあると思って調べたわけです。

 ダボス会議の理事の一人はあの竹中平蔵が務めている。それから、竹中は人材派遣会社のパソナの役員であり、今は取締役会議長(会長)です。竹中が会長になるまえのことですが、08年1月、つまり府知事選の直前に橋下を支える財界人として、パソナ社長の南部靖之(なんぶやすゆき)が、文化人の堺屋太一や、JR西日本の井出正敬らと一緒に橋下を支援する「勝手連」を作っている。


パソナ社長の南部靖之と会長の竹中平蔵・元総務大臣

 橋下徹という人は、大阪府知事を3年9ヶ月やって、今度は自らが掲げる大阪都構想を実現しようと、府知事に自分の側近の松井一郎府議会議長を立てて、今度は自分が大阪市長に立候補して当選している。府知事としては、大阪府財政非常事態宣言を出し、コストカットを行った他、治安強化や教育改革と、彼が尊敬すると言われる石原慎太郎都知事の初期の都政改革とよく似た改革路線を打ち出しているが、今度は2000人の塾生を集めて、「維新政治塾」という勉強会を初めて、国会議員候補を育成するという。メディアによっては橋下は首相を狙っていると公然と書くところも出てきた。

 私は、この橋下徹が急速に注目を集めていく様子を見るにつけ、また、最近になって浮上してきた、橋下を支える財界人ネットワークの片鱗を垣間見るにつけ、この人物とアメリカ大統領である、バラク・オバマとの共通性を感じるようになった。オバマも奇しくも橋下と同じ弁護士出身である。

 オバマという政治家は、いわばあまり実績のない地方政治家がマスコミに持ち上げられて、上院議員のわずか一期目の途中であるにもかかわらず、いきなり大統領になっていったという事例であるわけだ。


オバマ大統領も失敗した

 だが、その成果はやはり惨憺たるものであった。他に有力な候補者もいないので、民主党は今年の大統領選挙では仕方なくオバマを現職ということで推すようだが、もともとオバマには国政経験がなく、やっていることといえば、スピーチライターが書いた演説の原稿をいかに効果的に読み上げるか、ということだけとすら皮肉られている。

 橋下市長だが、国政に意欲を見せている。

(貼り付け開始)

衆院選擁立「300とか200とか」橋下氏、報道番組で言及
産経新聞(2012年3月4日)

 大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は4日、フジテレビの「新報道2001」に出演し、次期衆院選で擁立する維新の候補者数について「300とか200とか。ただ、僕らは政党交付金を受けていませんから、全部自己資金で出てもらう」と述べた。

 橋下氏は古川元久国家戦略担当相、自民党の林芳正政調会長代理らと議論。維新の国政進出について「国会議員が僕らの意思をくんでいただければ、国政に足をかける必要はない。そんなのは絶対やっちゃいけない」と述べる一方、「今の国政の状況では、国民はついてこない」と語った。

 生活保護問題に関する議論では、橋下氏が大阪市で生活保護受給率が高い西成区で税減免などの特区構想を掲げていることに関し、林氏が、自民党で生活保護問題のプロジェクトチームを立ち上げたことにふれ、「これとこれだけ(大阪市の)権限でやらせてほしいと(要望を)いただければ、すぐ法案にまとめられるよう厚生労働省と議論する」と協力を約束した。

(張り付け終わり)

 このように、橋下は自ら代表を務める政治団体である「大阪維新の会」を使って近畿一体に比例区の候補を中心に200人近くの候補者を立てると言われているが、既成政党である自民党・民主党が官僚機構に骨抜きにされて、野田佳彦首相を始めとする現政権の執行部がこの景気情勢を考えずひたすら増税路線に突き進めば、近畿ではある程度議席を取るかもしれない。

 橋下は、「国家の自立と個人の自立を確立するために、国家の統治機構の大改造を行う」などとまるで小沢一郎の『日本改造計画』の中にあるような事を演説でよく言う。小沢一郎自身、朝日新聞のインタビューなどでは、「『自立する個人、自立する地域、自立する国家』という主張は全く同感。我が意を得たりだ」と語っていることもあり、一見、この二人には共通点があるように見える。ただ、橋下のこの主張がいつ頃からのものかはわからないし、小沢の主張をうまく取り入れただけという可能性もある。


小沢一郎

 また一方で小沢は、橋下については、「彼は小泉純一郎的な大衆を引き付ける力と、小泉氏にない理念的なものを持っている」とも同じインタビューで評しており、橋下のパフォーマンスぶりに小泉純一郎元首相と同じものも感じているようだ。ただ、この二人は小沢が岩手の政治家であり、橋下が大阪という都市の政治家であることからもわかるように、政治目的とするところはだいぶ違うように私には思える。ただ、可能性は少ないにしても、消費税と政治制度改革というテーマで、二人が一時的に手を組むということは考えられる。


小泉旋風を一時的巻き起こした小泉元首相

 アメリカの大統領選挙でも候補者の政策が似通ってしまって、これは借用・盗用ではないかと揶揄されることはよくある。橋下の主張が小沢や他の政治家から学んだものであるにせよ、そうではなく元からの主張であるにせよ、いずれにせよ、小沢と橋下が、ともに官僚主導政治に対する国民の反感という時代性をうまく捉えていることは間違いない。

 橋下はまるで全方位外交ともいうべき形で、自民、民主、それから小沢一郎から石原慎太郎まで、異なるタイプの政治家に会いに行っている。これについても後で述べる。しかし、一番、これから影響を受けそうなのは、渡辺喜美の「みんなの党」だろう。


みんなの党の渡邉喜美と橋下徹

 一方で、敵に対しては容赦がない。自らを批判する左翼系の知識人たちに対しては、容赦なく罵倒にちかい批判を行う。山口二郎や香山リカ、内田樹といった知識人たちは、橋下に批判された知識人たちの代表格だ。彼ら自身の橋下に対する批判も、あまり頭のいいものとは思えないが、要するに橋下は自分が上回っていると思える相手には強くに出る一方で、そうではなく、今後連携が可能と見る政治家たちにはできるだけ下手に出る。


平松邦夫前大阪市長と評論家の内田樹(右)

 私は、4年前に『アメリカを支配するパワーエリート解体新書』(PHP研究所)という本の中で、オバマという全く無名の政治家がいかにして短期間で大統領にまで成り上がっていったのかということの秘密について、それをオバマの周辺の支援人脈を手がかりに、オバマがそれらの支援する人脈(パワーエリートネットワーク)による「作品、プロジェクト」であると論じた。大統領というのは国民皆の代表というのは実は「幻想」であり、その大統領としての人事は大統領を選挙で支援した、財界人たちの周辺の利害を反映する形で分配される。これがアメリカの大統領選挙の政治であり、猟官政治(りょうかんせいじ)というものである。

 今後、日本が官僚主導の政治から脱していく場合、否応なしに、この猟官政治というかアメリカ型の「政治任用制」(ポリティカル・アポインティー)の採用という形で、財界の影響が強まる政治体制になることも考えられる。あるいは政財官のトライアングルが、これまでの単なる「天下り」方式ではなく、アメリカ型の「回転ドア」方式で、政府の一定位以上の高官が民間から登用されていく可能性もある。そこで、私はこの橋下徹という政治家の周辺を見ていくことで、オバマ大統領を生み出したような、財界のネットワークがあるのではないかと思ったのである。

 オバマ大統領を誕生させるにあたって重要であったのは、オバマの地元シカゴにおける財界人による「シカゴ・ハイドパーク人脈」であり、地元の電力会社の名士の息子である元左翼過激派のウィリアム・エアーズとのつながりであった。シカゴの名士の中に中央につながる人物がおり、このネットワークをきっかけにオバマ大統領は地方の州選出の上院議員から、合衆国上院議員へ、そしてやがて本命であったヒラリー・クリントンを打ち破って、大統領の座を射止めた。

 もう一つ、オバマにとって重要であったのは、民間の重鎮からなる政策ブレーンの存在であった。アメリカの様々なシンクタンクや研究所から前の民主党政権であったクリントン政権時代に活躍した人物たちが、オバマ政権入りしている。

 このように、「地元人脈」「ブレーン」という観点で私はオバマ大統領の誕生について、前掲の『アメリカを支配するパワーエリート解体新書』の中で論じてきたわけだが、それ以上にオバマがアメリカだけではなく世界に股をかけたエリート集団である「ビルダーバーグ会議」の主要メンバーによっても注目されてきたことを、そのメンバーであり、シカゴ財界とつながりを持つ、ヴァーノン・ジョーダンという弁護士・企業家を例に出して解説もした。

 そこでこのような要素を橋下徹の周辺に見出せないかと思い調べた。すでに述べたとおり、橋下自身が、09年のダボス会議でのグローバル・ヤングエリートに選ばれており、ダボスといえば日本の総代表(ダボスのボードメンバーの唯一の日本人)が竹中平蔵である。竹中の意向がダボスに参加するメンバーの選定に大きく働いているだろう。また、その竹中と関わりが深い、パソナの南部靖之が「大阪府の就労支援サービス」などの外注を受けていた関係で、大阪府とつながってもいることもわかっている。

 官僚主導政治を打破するということは一方で、こういう「憂鬱」な問題も抱える。すなわち財界が政治を支配するという構図である。興味深いのは、橋下が既成の財界人であるいわゆる経団連の重厚長大型の代表格である、原子力発電を行う関西電力に関しては、「脱原発」の立場を鮮明にしている点だ。これは一種の大衆迎合と見る向きと、別に「発送電分離」による電力業界への新規参入を目論む財界人らとの共同関係があるという見方もありうる。

 それでは、以下では順番に「地元人脈」「ブレーン集団」「政界人脈」の順番で橋下徹がどのような財界人らの「プロジェクト」として打ち出されているのかを見ていく。(なお、本論に当たっては、ブログ「書に触れ、街に出よう」の中の「選挙で選ばれぬ新自由主義者によって売りに出される大阪:大前研一と竹中平蔵の影」の中のリストも参考にしました)

<「地元人脈」―堺屋塾の財界人が支援の会を結成>

 先日の日経新聞に編集委員・堀田昇吾による「橋下改革を支える財界人たち」という記事があった。これには、橋下の「大阪維新の会」の応援団として、企業経営者らで組織する、「経済人・大阪維新の会」(2010年4月結成)があるとしている。中心になっているのは、関西経済同友会や大阪青年会議所、作家の堺屋太一が主宰する「堺屋塾」に集う財界人たちだという。
この「経済人・大阪維新の会」の代表は、洗剤会社「サラヤ」」社長の更家悠介(さらやゆうすけ)だという。この日経の記事には次のようにある。

(引用開始)

 ちょうど10年前の02年2月。関西経済同友会の地域主権委員会は府市統合を求める提言をまとめ、公表した。盛り込まれたのは広域行政の一本化、二重行政の弊害打破、新しい行政スタイルの構築など大阪都構想につながる内容である。

 更家氏はその直後に同委に入り、大阪再生のためには大胆な地方分権や行財政改革が必要という認識を強めていく。「地域に権限と財源を移し、地域が独自に競争戦略を立て、発展のビジョンを作っていく必要があると考えるようになった」

 関西経済同友会はその後も道州制への移行、市営交通の民営化、市の水道事業の統合、教育改革、地方議会改革など府市の運営に関わる提言を相次いで公表。更家氏は04年に同友会常任幹事になり、地域主権改革や教育改革、道州制・地方議会改革に関する委員会では委員長に就任、数々の提言づくりに関わった。

 維新の政策にはこれらの提言に沿ったものが多い。「我々の提言の実現を目指す動きが出てきたと感じた。この機会を逃したら当面改革は望めないだろう。だったら応援しようと考えた」と更家氏。過去の延長にあるような小改革ではなく、イノベーションと言えるような大変革が必要――。そんな認識が広まっていったことが、経済人の支援の下地になっている。

http://www.nikkei.com/news/special/side/article/g=96958A9C93819A91E3E4E2E0888DE3EBE2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;q=9694E2E4E2E0E0E2E3E0E4E0E7E3;p=9694E2E7E2EAE0E2E3E3E1E1E3E5;o=9694E2E7E2EAE0E2E3E3E1E1E3E4
(引用終わり)

 この記事を読むとわかるのは、橋下の掲げていた「大阪都」構想というのは、基本的にはこの関西経済同友会の提言通りのものになっていることがわかる。関西には、関西経済同友会の他に、関西経済連合会(関経連)という組織もある。いずれも関西電力、ダイキン、パナソニックといった関西の大企業を中心に代表幹事・常任幹事や会長・副会長の人事が組まれている組織である。

 経営者の行政改革の狙いは、一言で言えば、民営化推進と労組の排除というこの二点に尽きる。この2つによって、経営者たちにとっての活動の場所が広がるからである。そのためには、政治家に対する影響力を行使しなければならない。ただ、日経の記事によると、人脈では同友会の他、大阪青年会議所や堺屋太一の主宰する「開催再活性研究会」(別名:堺屋塾)のメンバーが多いという。また、橋下は今年になって、オリックスの宮内義彦やソフトバンクの孫正義とも会合を持っている。


孫正義・ソフトバンク社長


橋下ブレーンの堺屋太一(右)

 この1月下旬の会合について報じた産経新聞は、「孫に対しては、原発依存度を下げるため市が筆頭株主の関西電力に『発送電分離』に向けた株主提案権行使をする際の協力も求めた」と伝えており、要するに、孫正義やあるいはオリックスも含めて旧来型の火力・原子力以外の発電事業に参加する場合に、発送電分離を行うことで、従来からあった巨大電力会社の独占構造を打破しておこうという狙いが有りそうである。これがどこまでうまくいくかはわからないが、非重厚長大型のソフトバンクやオリックスとのつながりは注意していかなければならない。

 また堺屋太一は大阪万博をかつてプロデュースした関係で橋下とのつながりを持っていただけではなく、自分が主宰する勉強会の財界人という実質的なネットワークをも作りつつあるようだ。その「経済人・大阪維新の会」の役員だが、すでに述べた更家以外には、三起商行株式会社(ミキハウス)の木村皓一(堺屋塾の会長)であるほか、上島珈琲(UCC)の社長の上島一泰の名前もある。

 また、「経済人・大阪維新の会」のメンバーにはなってはいないが、堺屋塾の役員としては、以下のような面々がいる。(http://sakaiya-juku.com/yakuin.html)

[名誉顧問] 上山 英介 (大日本除虫菊・金鳥)
[顧問] 安藤 忠雄 [顧問] 井上 礼之(ダイキン工業)江口克彦(みんなの党参議院議員、元PHP研究所) [特別会員] 鳥井 信吾(サントリー、関西経済同友会代表幹事)

 この中で重要なのは、みんなの党と松下政経塾につながりを持っている、江口克彦とサントリーの鳥井信吾だろう。サントリーといえば佐治信忠が現在の社長だが、副社長が鳥井だ。佐治の父親の佐治敬三は、サントリーの創業者鳥井信治郎の次男である。また、江口克彦が出てくることで、この堺屋塾を通じて、橋下の「大阪維新の会」と松下政経塾が系譜的につながってくる。


関経連のトップの鳥井信吾


松下政経塾ともつながる江口克彦・参議院議員

 更に人脈という点で言えば、橋下が早稲田大学出身であり、地元では府立北野高校出身であるところに注目すべきだろう。旧大阪府立中等学校の流れをくむ、19世紀からあるこの名門府立高校には、「六稜同窓会」(http://www.rikuryo.or.jp/index.php)という1924年に発足した歴史のある同窓会がある。アメリカのスカル・アンド・ボーンズ同窓会や日本の早大雄弁会、慶應三田会と並んで注目すべき同窓会の1つになるかもしれない。

<「マッキンゼー=コンサル屋」が大阪市の影の市長か>

 また、「大阪維新の会」の源流になっているもう一つは、大前研一の「一新塾」である。「維新の会」の名称由来は、「一新塾」や大前の政党「平成維新の会」から来ている。大前研一は日立の原子力技術者をした後、一時期マッキンゼーに務めたが、その縁かどうかはわからないし、おそらくは直接は関係ないと思われるが、橋下の周辺にはマッキンゼー人脈が多数蠢いている。

 マッキンゼーとはアメリカの有名な経営コンサルティング会社だが、一言で言えば、企業リストラ・首斬り屋のことである。上品な言い方をすれば「コストカッター」ということである。そして、このマッキンゼー出身者で今、大阪で「影の市長」と言われている人物がいる。それが上山信一・慶応大学教授である。橋下市長は、今年の2月下旬現在で、特別顧問や参与として次々と26人のブレーンを雇っている。特別顧問は橋下曰く、橋下本人の身代わりであると市幹部にメールしたという。これには、橋下の知事時代からの持論としての「政治任用重視」の考え方があるというのである。(朝日新聞)


大阪府・市特別顧問の上山信一・慶大教授

 ブレーン、ブレーンというが、これは正式には「ブレイン・トラスト」という。アメリカのフランクリン・ローズヴェルト大統領が集めた行政アドバイザーのことだ。これがやがてシンクタンクに発展していく。ただ、アメリカで初の「ブレイン」と言われたのはウィルソン大統領を影で操った、エドワード・マンデル・ハウス大佐である。

 このハウス大佐よろしく大阪市の行政改革の舞台裏で陣取っているのが、上山信一・慶大教授ということになる。上山はマッキンゼー勤務後は、米ジョージタウン大学政策大学院教授になっているほか、日本でも東京財団研究員となり、その後、2003年から慶応大学に勤務している。慶應大学SFCということは竹中平蔵とも近いということである。ただ、元々は運輸官僚であり、83年から2年間、プリンストン大学に政府留学し、その2年後にはマッキンゼーに入っている。竹中平蔵同様に、アメリカで公共選択や行政経営の手法への洗礼を受けた一期生であるようだ。

 岩手の増田寛也元総務大臣(反小沢系)が知事だった頃に、自治体の各種役員を務めたが、大阪との関係では橋下府知事の元で行革をやる前から、大阪市の行革推進委員長をやっていたが、組合との関係が強い平松前市長(去年の秋の選挙で橋下に敗れた)になって追い出されたということのようだ。上山は行革推進派から非常に賞賛されている一方で、新自由主義的(グローバリズム)傾向を嫌う論者の間では非常に評判が悪い。

 雑誌「FACTA」では09年と12年の二度にわたって、この上山について特集記事を載せている。この中で橋下が府知事だった時の「大阪府改革評価委員」について特別参与5人のうち、4人をマッキンゼー出身者で占めるということをした。この記事によれば、マッキンゼーのようなコンサル会社が大企業と契約を結べば、年間巨額の報酬を得ているのが常識にもかかわらず、橋下府知事時代にマッキンゼー軍団が無報酬で府のために働いているのは、「府の肩書きと全部局から収集可能な膨大な行政情報」のためだという。

 このマッキンゼー軍団が跋扈する要因となったのは、大阪市役所の中の市幹部、労組、市議会議員の強固なトライアングルが原因であるのは確かなのだが、中央では中曽根康弘が行政改革の一環として行った、国鉄分割民営化もまた、組合の飼い慣らしが目的だった。その行革の嵐が遅ればせながら、大阪にもやってきたということだろう。「役人天国」を擁護するつもりもないが、これはあまりにもあからさまである。

 いろいろなものを民間に払い下げるとなると、そこには政治とカネの結びつきが生まれる。これはロシアのオリガルヒや中国の太子党だけではなく、世界のどこであっても同じ事であるだろう。格差社会の急激化がグローバルに進む。少し前は「グローバル化する中流階級」というのどかな表現で語られていた「憂鬱」な21世紀の未来像だ。

 それが、現在売り出し中の若手政治歴史学者の與那覇潤(よなはじゅん)氏が主張している、「世界の中国化」のことだろう。西洋文明すらこの「中国化」のスタンダードに吸収されていくという理論だ。

 政治を動かすのが官僚機構から、財界などのバックを受けた「ブレイン・トラスト」に代わるだけだ。政治家がしっかりしていないと、選挙で洗礼を受けていない「インナーサークル」が動かすという点ではどちらでも変わりがないわけだ。政治家は官僚に依存しない以上は、ブレインを利用することは避けられないにしても、その背後にある利害関係に引きずられないようにしないとならない。

 さて、大阪市、大阪府は特別顧問や参与の名前を公表している。主だったメンバーを以下に列挙する。

<特別顧問>

●上山信一(慶応大学SFC教授)
●古賀茂明(元経済産業省)
●堺屋太一(元経済企画庁長官)
●原英史(政策工房社長、元通産官僚)
●飯田哲也(環境エネルギー政策研究所)
●余語邦彦(ビジネスブレイクスルー大学院大学教授、大前研一系、科学技術庁に入庁。原子力局、通産省通商政策局などに勤務。原子力局課長補佐を経て退官。元マッキンゼー、産業再生機構 執行役員)
●安藤忠雄(建築家、堺屋塾)
●野村修也(弁護士、竹中金融大臣時代の金融庁顧問)
●中田宏(前横浜市長、松下政経塾、日本創新党)
●山田宏(前杉並区長、日本創新党)
●土居丈朗(慶応大経済学部教授、消費税増税で経済成長派、同時に竹中平蔵とい)
<特別参与>
●大島堅一(立命館大学、脱原発派で有名)
●有馬純則(RHJインターナショナル=リップルウッドホールディングス、ジャパン)

 以上は、現在の大阪市の特別顧問・特別参与のうち、気になる人物だけを選び出したものであり、全体は以下のサイトに掲載されている。また、大阪府の現在の特別顧問と市のそれは大きく重なっており、上山・余語の元マッキンゼー軍団、堺屋、古賀、原英史などは府の方の顧問も務めている。市顧問らには去年12月から2月末の3ヶ月で計419万円の顧問報酬が支払われている。一番多かったのは、11日で44時間勤務した上山信一で、47万円だったという。人数が多いので合計金額も多いのだろう。合計36人であるということからすると、さほど個人レベルでいけば法外な値段ではない。やはり、コンサル屋にとって重要なのは行政情報なのだろうか。

 上のメンバーを見ると、コンサル屋(上山・余語)と元官僚(古賀・原)だけではなく、リップルウッドの人脈まで絡んでいる。リップルウッドは市事業の民営化にすでに狙いを定めているということなのだろう。リップルやブラックストーンなどの欧米ファンドビジネスは近年、大きな企業の合併・買収案件がアメリカの金融統制によって干上がっているので、アジア諸国の民営化を新しい標的にしたということなのかもしれない。

<橋下の核となる「みんなの党」の応援団>

 更に重要なのは、「みんなの党」とつながりの深いと思われる高橋洋一が会長を務める「政策工房」に所属する元官僚の原英史がいるということだ。みんなの党の代表の渡辺喜美は「東はみんなの党、西は維新の会で国政を動かそう」と橋下徹に何度となく訴えていると新聞で報道されている。もともと、大阪維新の会は大阪府議会の自民党の会派の分派が母体になっているが、この前の府議会、市議会選挙では新人も多く当選させており、府議会・市議会ではともに第一党となっている。

 さらに、維新塾の講師陣としても、堺屋太一、中田宏、鈴木亘(社会保障論)学習院大教授だけではなく、元国連次席大使の北岡伸一東大教授、外交評論家の岡本行夫、元内閣参事官の高橋洋一らが決定しているという。元総務相の竹中平蔵や石原慎太郎東京都知事、テレビキャスターの辛坊治郎らにも講師役を打診している、という報道がある。


シンクタンク・政策工房の原英史・元通算官僚


同政策工房の高橋洋一会長

 ジャパン・ハンドラーズのカウンターパートの北岡伸一や岡本行夫が加わっているところが重要で、おそらくこの二人の背後にいるのが、マイケル・グリーンだろう。そうなると背後には小泉進次郎、純一郎のファミリーがいるのであろう、

 マイケル・グリーンは産経新聞の取材に「橋下はキングメーカーになる」と答えている。

(張り付け開始)

「橋下氏、キングメーカーになる」マイケル・グリーン氏
産経新聞 3月22日(木)12時2分配信

 【ワシントン=古森義久】いま日本の政治を揺さぶる大阪市長の橋下徹氏と同氏が率いる「大阪維新の会」について、米国政府の元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長、マイケル・グリーン氏が20日、「橋下氏は異色のリーダーシップ技量を備え、国政舞台では首相の任命を左右するキングメーカーとなりうる」などと論評した。


マイケル・グリーンCSIS日本部長

 現在は戦略国際問題研究所(CSIS)日本部長やジョージタウン大学教授を務めるグリーン氏は、アジアの新リーダーについてのセミナーで、「橋下氏への人気は日本の政治での異色の重要現象で、同氏はポピュリスト(大衆に訴える政治家)として明確な技量を備えている」と述べた。

 グリーン氏は、日本では県や市などの地方自治体の長やそのグループが国政にすぐに進出することは構造的に容易ではないと指摘する一方、橋下氏がこの枠を破って国政の場で活躍する可能性もあるとの見解を示した。その場合、「首相あるいは首相の任命を左右できるキングメーカーになることも考えられる。小泉純一郎元首相のような国民の信託を得るリーダーになるかもしれない」という。

 日米関係への影響についてはグリーン氏は「橋下氏がたとえ首相になっても日米同盟支持、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)支持の立場を考えると、米国との安保関係も経済関係も円滑にいくだろう」と語った。ただし、橋下氏の反原発の姿勢には「日本の経済を考えれば、夢想しているに等しい」と批判した。

(張り付け終わり) 

 一方のジェラルド・カーティス(コロンビア大学教授)は、特に橋下については言及していないようだが、教え子である小泉Jrが「成長」するまでの間の「つなぎ」として、あるいは政界再編の一環として維新の会に注目しているのではないだろうか。

 橋下の政治スタンスというのは、一方では教育改革で極めて復古主義的な「国旗国歌の教員への指導徹底」という事をやる。安倍晋三元首相とも松井一郎府知事(元自民党、関西電力系企業出身)を通じてつながっている。橋下は、学校の卒業式で教師が君が代を歌っているか、口元をわざわざチェックさせたほどだ。いかに往年の左翼教師の反国旗国歌運動がひどくとも、これは明らかにやりすぎだ。国旗国歌反対の教師らが問題なのは、時に日の丸引きずりおろしや、式の妨害行為のような実力行使が問題なのである。

 また一方では、橋下は、「みんなの党」のような経済グローバリストにちかい政治勢力ともつながっている。そうかと思えば前原誠司・民主党政調会長とも密会を行ったりする。小沢一郎、河村たかしのようなポピュリストの政治家たちとも会談はするが、実際のところは、どうなのだろうか。

 政策ブレーンや支持する財界人ネットワークに従って行くことになるのだとすれば、「みんなの党」や自民党の中川秀直などの「金融上げ潮派」に接近する可能性が一番高い。復古的な保守主義の色が強い安倍晋三との連携は安倍自身が変わらない限りは、二の次だろう。同様に石原都知事に接近するが、それは猪瀬直樹・副知事の上司としてというニュアンスを強めるだろう。

 ただ、憲法改正というキーワードで、与野党問わず、保守系の政治家を広く取り込んでいこうという狙いもあるだろう。ここは米国のリベラル派だけではなく、周辺国のナショナリズムに過敏になっている、中国にとっても警戒する要因になる。

 橋下のライバル格であった名古屋市長の河村たかしは、減税政策などポピュリズムに基づく民衆政治家だったが、南京大虐殺に関する不用意な発言で、事実上、中央政界を狙う点では大きな失点を犯した。率いる地域政党「減税日本」も分裂しているほか、盟友だった大村秀章・愛知県知事が、橋下に完全になびいてしまっている。大村は、マッキンゼー軍団の上山信一を県顧問に迎える他、竹中平蔵らを招いて政治塾を開くという。


大村秀章・愛知県知事と河村たかし名古屋市長(右)
 
 アメリカの側、マイケル・グリーンとしては、どうだろうか。まずは中国包囲網と日本の市場開放策としての「TPP」の推進と日米同盟強化ということさえ守ってくれればよいだろう。ただ、橋下が小泉純一郎のようにナショナリズムに訴える可能性も無しとは言えない。橋下は数年前までただのタレント弁護士だったのであり、その政治家としての手腕はまだ老練とは言えない。


行列ができる法律相談をしていたころの橋下弁護士

<前原誠司・民主党代表の二の舞になるか>

 その現れといえるのが去年の市長選挙で出回ったとされる労組作成の前市長支援リストが今年の2月になって流出した問題だろう。結局、このリストは維新の会に接近した市嘱託職員が捏造したものであり、そのリストを本物と思い込んだ維新の会の議員がこれを利用して、前市長側攻撃に使ったのであるが、今になってそれが維新の会を応援する元職員の捏造であることが明るみに出た。実際に、前市長の選挙で後援会員集めのために組合の支援があったかということはわからないが、この捏造発覚により、橋下サイドに市労組は謝罪を要求するに至っている。

 このリスト問題に対しての橋下は、ホリエモンの偽メール事件に直面した際の、民主党の当時の代表である前原誠司の立場と同じようなものである。怪文書にちかいこのリストの信ぴょう性を疑わないままそれを鵜呑みにしたということで維新の会の政治的手腕における未熟さが露呈した。真相はわからないが、一種の維新の会に対する敵対勢力のトラップだったのだろう。堀江偽メールにしても、民主党を狙い打ちにした自民党系のトラップだったのではないかというのが私の推測である。


前原誠司・元民主党代表、現政調会長

 欧米では選挙にあたってこういう「掴ませ文書」を流出させて相手の様子をみることは頻繁に行われている。ジョン・ケリーとジョージ・ブッシュが2004年の大統領選挙で争った際に、ブッシュの軍歴があやしいのではないかという怪文書がリベラル系の報道番組によって取り上げられたが、これが持ち上げられた後で、実は捏造であるということがネットからの指摘で発覚したという事件があった。ブッシュの軍歴が公表されているものではあやしいのではないかという疑いが出てきた時に、それを裏書するような文書が流出、その文書が結果的に嘘だということが証明されて、軍歴そのものが嘘だったかが有耶無耶にされてしまった。今回のリスト流出問題もその系統の情報工作のようにもみえるし、単純に維新の会を応援したかった職員の「善意の暴走」のようにも見える。

 いずれにせよ、真相はわからないままだろうが、この事件で橋下徹の政治的手腕に疑問符がつくことで、利益を得る既成政党の指導者たちはいそうである。

 このようにグローバリスト陣営は、みんなの党と維新の会を軸に政界再編を仕掛けようとしている。一方で、霞が関は民主党と自民党を手玉にとって増税路線をしく。財務省の消費税増税路線には輸出企業が多く、「輸出戻し税」の恩恵がある大企業や経団連は異論を唱えない。TPPに関しても日本の財界はアメリカとべったりなので賛成である。

 結局、維新の会の橋下は今でこそ「増税反対」を唱えているが、今後どうなるかはわからない。少し前まで橋下は河村たかしの「減税路線」にも「減税を今言うべきではない」と苦言を呈していたのであり、風を見て再度、態度を変える可能性が高い。また、脱原発路線についても、脱原発というリベラル派受けする政治目標よりも、発送電分離(送電網と配電網と発電所の分離)が狙いである可能性もある。発送電分離というのは「電力取引所」を作るということであり、電力との金融取引を結びつける金融化(デリバティブ)の要素もある。この点は注意しなければならない。

 高橋洋一や古賀茂明らの「金融上げ潮派」の人々は、今は、反財務官僚・消費増税反対で「財政出動派」と共闘しているが、いずれ、「公共投資」の評価で分裂するだろう。高橋洋一は財務省に嫌われているが、それは高橋が数学者であり、同時に金融学者であるからだ。金融を専門にする学者は、財政学者たちのように財務省主計局に気に入られる必要はない。だから、財政学の嘘については本当のことが言えるのだ。しかし、金融については自分の専門だから、あまり突っ込んで暴こうとはしない。一言で言えば、財政学者と金融学者は宗教と宗派が違うのだ。ケインジアン、マネタリスト、オーストリア学派と同じ経済学だが、宗派が違う。だから、政策の処方箋も違う。

 ただ、野田民主党はこのまま消費税増税をやらされる。それが野田を操っている勝栄二郎財務事務次官の意思だからだ。野田はG20などの国際会議で「増税」を国際公約としている。だから、野田の頭にはヘッジファンドが銃口(国債売りという)を突きつけている。自民党もみんなの党もホンネでは、「こいつらに増税やらせれば、あとは自分たちの時代だ」ということである。

 話を戻すが、結局、橋下維新は、財界の世代交代という大きな流れで生まれた動きではないか。本来ならば、この橋下維新の都市型・新自由主義的なグローバリズムの徹底・行き過ぎに対応する「反対勢力」がちゃんと出てこないとまずいのであるが、それを担えそうな地方型の政治勢力、小沢一郎や国民新党の系統は、財務官僚に操られた野田政権によって分断されて息の根を立たれる寸前である。

 財界、霞が関、マスコミが創り上げた「橋下維新」の国政進出によって、民主党の新人議員以上に促成栽培された新人議員が生まれる可能性が高い。だが、政治塾だけで誕生する議員にはろくな人材がいないのはすでにわかりきったことである。そもそも政党に「志士」として加入しようと考える人々はよほど頭の軽い人たちだ。松下政経塾の人間がそうだった。

 松下政経塾に、若い頃に何を間違ったのか参加した、東海由紀子女史という人がいる。この人は、GEやシティグループに勤務したことがある他、アメリカの財界ロビー団体であるACCJ(在日米商工会議所)の役職を務めていた。むかし、23期生としてかつて松下政経塾に参加した。前の参院選で自民党から立候補したが落選した。米留学組である。米CSISが稲盛和夫と組んでやっている「リーダーシップアカデミー」の参加者のようだ。


ブレジンスキーと写る東海由紀子女史(一番右、CSISウェブサイトから)

 その時を振り返っている、江口克彦との共著『松下政経塾憂論』の中で、政経塾生のことを「酒盛りしているか議論して喧嘩しているかなんて、幕末の志士みたいだなと思っていました。そのせいかどうか、政経塾は明治維新や幕末の志士が大好きです」と冷ややかに批評している。要するに、グローバリストの視点からすれば非常に「頭の空っぽな人たち」だという評価になるのだろう。私もそう思う。

 ちなみに大阪維新の会の党員・会員は「志士」と言われ、ウェブサイトでも「志士募集」となっている。明治維新がいかなる勢力によって介入されたのか、『属国・日本論』の観点からはもはや論じるまでもない。TPP推進派のジャーナリストは、「外圧利用論」を公然と主張するが、その時点でアメリカの論理に取り込まれている。しかし、橋下を応援する財界人ネットワークはそのことに気づいており、その上で橋下を「育てている」のだろう。


本気で「志士」を募集してしまう感覚がすごいし、申し込んでしまう感性もすごい

 これらの「志士」たちには政治活動というのは毎日の地道な辻演説と地元訪問、頑固な相手の説得ということがわからないのだろう。ブームだけで当選しても、使い捨てにされる。小泉チルドレンがそうだったし、小沢が育てた新人議員だって大半が次は当選しないかもしれないのである。
 そのような「頭の軽い勢力」を上から押さえつけるのが資金力を持つ巨大財界や霞が関の連合軍だろう。

 今や、20世紀後半のかつてのようには、今の財界も霞ヶ関も余裕が無い。与えるのではなく、以下にコストをカットして、増税するかということが目的になってしまっている。そうしなければ「グローバルな競争に勝てない」というのが彼らの主張だ。それはそうなのだろう。

 橋下は、一方で新自由主義的な政策を掲げ、ベーシックインカムというような欧米ではもっぱら左翼の「緑の党」の政策を掲げる。本来ならば新自由主義と社会民主主義は別の政策の対立軸であり、別の政治勢力によってそれぞれ主張されるべきものだ。ところが、日本ではそれがひとつの勢力によって代表されてしまう。政党政治の混迷もここまできた。 

 一見、この「維新の会」や「地方首長の反乱」は、アメリカのティーパーティーを思わせるものを持っている。ところが、日本側でアメリカのティーパーティー運動の受け皿機関になっている「東京茶会」のウェブサイトやブログでは、橋下のマニフェスト(維新船中八策)をこき下ろしているだけではなく、類似性と異質性を評価している。この団体は、アメリカの共和党系のフィクサーであるグローバー・ノーキストや大統領選元候補者のハーマン・ケインからのメッセージも載せており、本格派のティーパーティ団体のようだ。

 最後にその「東京茶会」のブログから橋下について述べた文章を引用したい。

(引用開始)

 その結果として、米国ティーパーティーは自由を求める小さな政府、日本の維新は官僚・政治家の決断を求めるファシズムに帰結していく。最近、日本では政治が決断することを望む声が多いが、これは明治維新という建国の歴史からの影響がそうさせているのだ。

 このように考えると、本来、日本でティーパーティーに対応する政治運動は、納税者の運動であった自由民権運動であるべきだ。議会制民主主義の成立の歴史である自由民権運動を「建国の歴史」として捉える歴史観の普及が急務である。

 「明治維新」という「官僚支配の確立」物語を建国の歴史とする現状の歴史認識を改めることで、私たちは初めて官僚支配から精神的に脱却することが可能になるのだ。

『東京茶会』事務局長ブログ ティーパーティと維新の同時代性について(2012年4月3日付記事)http://ameblo.jp/tokyochakai/entry-11212027451.html
(引用終わり)

 この意味で行くと、やはり日本版ティーパーティの担い手は河村たかし市長だったのではないか。橋下はマスコミ受けはするがその「亜流」である。まさに悪貨は良貨を駆逐する、ということだ。

 その名古屋市ではこの4月から住民税の5%減税が始まっている。どちらが正しいか、火を見るよりも明らかだ。

(了)

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井口博士のブログから備忘的メモとして転載。
牛乳や牛肉、養殖の魚や鶏には人工的な成長ホルモンが入っていると思うが、それを食べた人間にもそれは影響するだろう。成長するならいいじゃないか、というのは早計である。それは奇形や不妊(精子減少)の原因にもなりうるのである。いわゆる環境ホルモンによる奇形や不妊と同様だ。
まあ、精子減少で草食系男子が増えれば、若者の強姦事件も減少していいけどね。婚外セックスは犯罪や家庭崩壊、人生崩壊と隣り合わせであるのだが、若い時というのは男も女もただやりたい一心で暴走するし、恋愛=セックスという思い込みがマスコミで刷りこまれているから、若者は(まあ、大人もそうだが)とんでもない馬鹿な行動ばかりする。

(以下引用)


私は、自分の息子2人とそのそれぞれのチームメートなどの成長を小中高と観察して来た。この観察から、私は、最近の子供たちの肉体的精神的成長は、我々の頃と比べて、5年程度遅れていると感じている。

我々の頃(今から40年以上前)は、小6から中2くらいまでに第二次成長期が訪れた。中3になれば、もうほとんどの生徒は身長の伸びが止まり、高校に入ると、もうだれも(たまにいる例外を除き)身長が伸びなかった。

ところが、最近では、中1、中2では、昔の小学生のような身体のものが大半を占めるようになった。高校生になって、やっと我々の時代の中学生のような肉体である。事実、精子の総量も我々の頃の1/2〜1/3に減ったと言われている。そして、驚くべきことに、大学入試のためにクラブを引退し、受験勉強に備える頃に急激に身長が伸びるという生徒が多いのである。だから、大学でもまだ身長が伸びるものが多くいる。こんなことは我々の時代にはあり得なかったことである。(この原因についてはよくわからないので、注意しているところである。おそらく、フッ素、人工甘味料、ワクチン添加物、牛乳や牛肉にある成長ホルモンなどのせいだろうとみている。)
「さてはてメモ帳」から転載。
今日二回目の投稿だが、とんでもない情報なので転載しておく。これはアメリカがイスラエルの属国(逆ではない)であることを公式に表明したに等しいニュースである。さて、これがガセでないならば、世紀のスクープだが、はたして表マスコミにこの情報が出る可能性はあるだろうか。


(以下引用)


ユダヤ教国家」としてのイスラエルを軍事的に守るという法案が米国の下院で可決されたが、もしこのまま成立したならイスラエルの軍事侵略を米国が全面支援することに
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201205140001/

5月9日、アメリカの下院でひとつの法案が可決された。HR4133[H.R.4133 - United States-Israel Enhanced Security Cooperation Act of 2012]。「ユダヤ教国家」としてのイスラエルの安全保障にアメリカが責任を持つと再確認する法律だそうで、イスラエルに兵器を提供して軍事力を維持させ、軍人や市民の交流を拡大、イスラエルが「ユダヤ教国家」として存在する権利があることを周辺の国々に理解させるのだという。

言うまでもなく、「ユダヤ教国家」である以上、イスラム教徒、キリスト教徒、仏教徒などほかの宗教は差別されることになる。つまり民主主義国家とは言えない。非ユダヤ教徒を相手にした問題でアメリカが仲介役になることは不可能になるということでもあり、パレスチナ問題を解決することなどできない。中東和平をアメリカ主導で実現することを放棄するということになる。リビアやシリアで行っていることを続けるということなのだろう。

現在、イスラエルがいつイランを攻撃するかが話題になっている。アメリカ政府の中にもイスラエルの暴走に辟易している人たちがいて、例えば、マーティン・デンプシー統合参謀本部議長[General Martin E. Dempsey]はイスラエルに対し、イラン攻撃にアメリカ軍は協力しないと伝えたようである。こうした動きに対するアメリカ議会の反撃のひとつが今回の法案と言えそうだ。

この法案が成立したならば、イスラエルがイランなどイスラム諸国を攻撃し、反撃されたときにアメリカ軍は「ユダヤ教徒の国」であるイスラエルを守るということになる。この法案の危険性をロン・ポール下院議員は警告しているが、少数派にすぎない。有力メディアもこの問題に触れたがらないようだ。
オランドは日本の政治家とは違って口先だけの人間ではないようだ。真に国民の立場に立って富裕層の暴虐と戦う姿勢を早くも見せている。


(以下「ヤフーニュース」から転載)


次期仏大統領、人員削減で大企業にペナルティー科す方針=上級顧問

ロイター 5月11日(金)14時24分配信

次期仏大統領、人員削減で大企業にペナルティー科す方針=上級顧問
拡大写真
5月10日、フランソワ・オランド次期仏大統領(写真中央)は、健全な企業の従業員削減にペナルティーを科す方針であることが分かった。4月6日撮影(2012年 ロイター/Benoit Tessier)
[パリ 10日 ロイター] 15日にフランス大統領に就任するフランソワ・オランド氏は、健全な企業の従業員削減にペナルティーを科す方針。

米ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>などの大企業に対し、より「分別ある」アプローチを義務付けるよう尽力する方針を立てている。ミシェル・サパン上級顧問が明らかにした。

オランド氏は6日の決選投票当選前、利益を上げている企業が株価上昇のためだけに人員削減を行う場合には金銭面でペナルティーを科すことを目指すと述べていた。

GMのほか、小売りのカルフール<CARR.PA>、自動車のPSAプジョー・シトロエン<PEUP.PA>などで人員削減が予想されるなか、オランド氏は公約の早期実現を目指しているという。


「阿修羅」記事で、イギリスの小学校の給食の内容がひどいという話に付いたコメントというか付録の写真が面白いので転載する。
先ほどアップした内容には間違いがあったので訂正しておく。仙台を福島と勘違いしていた。だが、仙台の給食は貧相すぎないか?1927年の給食とどっこいどっこいに見えるのだが。


(以下引用)

35 :名無しさん@12周年:2012/05/12(土) 17:36:28.21 ID:ejTpoMZD0

1

157 :名無しさん@12周年:2012/05/12(土) 17:50:25.04 ID:MwPe1P9T0
>>35
刑務所結構いいね


251 :名無しさん@12周年:2012/05/12(土) 17:59:25.84 ID:NROvOl7Q0
>>35
私立と刑務所が、すごいなw


100 :名無しさん@12周年:2012/05/12(土) 17:44:57.78 ID:GjnSZvLV0
>>1
でもイギリスにしては、喰えそうな料理じゃないか。

1


105 :名無しさん@12周年:2012/05/12(土) 17:45:16.37 ID:bjbuw9gD0
こんな給食に6点って…1点だろ、こんなの
量が少ないことしか気にしてないようだが内容的にも酷いし
ブログ主の感覚の麻痺っぷりが悲惨だな


107 :名無しさん@12周年:2012/05/12(土) 17:45:44.05 ID:wD43c9Op0
>>105
イギリスだとこれでもマシなほうなんじゃね






またしても真面目な記事で申し訳ないし、本当に世界的金融崩壊になるかどうかは分からないので、こっそりとこのブログに転載しておく。何しろ、リチャード・コシミズの「3月20日頃に何かが起こる」は大外れだったしね。まあ、予測はだいたいそういうものだ。しかし、競馬と同じで、大穴が来た時には、その情報を知っていたのに買わなかったァというのは自己責任です。

(以下「東海アマ」ツィッターから引用)

このメディアは取扱いに注意を要すると@tokaiama

日刊現代の指摘した重要ニュース  来週、欧州銀行の格付けが下がり8%資本規制の追証を求められるが応じられる体力がないため半数が営業停止に。取り付け騒ぎになり全世界に波及する。世界的な金融機関崩壊が起き、引き出し不能になる可能性がある

このお遊びブログには似合わない内容だが、「小沢裁判」についての簡にして要を得た解説として、次の「声明文」を転載しておく。飯山一郎のブログ経由で知った声明文である。


(以下引用)


『 控訴方針決定に対する声明文 』
新しい政策研究会(新政研)一同
平成24年 5月10日

声  明
 4月26日に東京地裁で決定した「無罪」判決を不服として、昨日、3人の指定弁護士が控訴した。
 いたずらに裁判を長引かせ、我が新政研の会長であり、この国の最も重要な政治リーダーである小沢一郎衆議院議員の政治活動を妨害しようとするものであり、到底許されるものではない。強く抗議するものである。
 検察審査会の起訴議決は、法廷での事実確認を要請するものだ。判決は無罪である。裁判で無罪判決が出た以上、「推定無罪」の原則はより強く尊重されなければならない。従って、小沢一郎衆議院議員は現在、その政治活動に何の制約も受けないことをまず確認しておく。
 そもそも、検察が2年間に亘る執拗な捜査にもかかわらず、証拠が無く起訴できなかった事件であり、この裁判の元となった東京第五検察審査会の起訴議決自体が、検察当局の捜査報告書の捏造という犯罪によって提起されたものである。既にインターネット上で広く国民が知るところとなった「捏造捜査報告書」を、指定弁護士も当初から入手していたのであり、指定弁護士は、検察が何故このような重大な組織的犯罪を犯さなければならなかったのかを、まず検証すべきであった。
 また、指定弁護士に対して控訴権が付与されているかについては、明文規定がない。明文規定の無い手続きによって活動の自由を奪い、刑罰を科すことは、基本的人権を保障する日本国憲法第31条に違反する。
 弁護士法第一条は、「弁護士は基本的人権を擁護し、社会的正義を実現することを使命とする」と高らかに宣言している。指定弁護士であっても弁護士としてこの崇高な使命を負っていることに変わりはない。ましてや、政治主導で「国民の生活が第一。」の政治を実現しようとする主権者の代表、とりわけそのリーダーである小沢会長の活動を更に妨害する権利が無いことは明らかであり、その責任は重い。
 小沢裁判とは一体何であったのか。
 政権交代を目前にして代表の座から小沢会長を引き摺り下ろした西松建設事件は、結局、ダミー団体ではないと検察側証人が法廷で証言し、「訴因変更」という姑息な手段で検察は裁判から撤退。事実上裁判自体が無くなった。
 そして、陸山会事件は担当した検事が法廷で「検察の妄想」による壮大な虚構と証言したように、捜査当局による「でっち上げ」である。
 検察のでっち上げだから、証拠が無く、起訴出来なかった。
 だから検察は捜査報告書の捏造という大犯罪を犯してまで、検察審査会を悪用した。
 また秘書裁判において、裁判所は、証拠が無いにもかかわらず、推認に次ぐ推認という到底許されない方法で石川知裕衆議院議員議員らに有罪を言い渡し、裁判が続いている。
 2009年3月3日からこの3年と2ヶ月余り、前述した検察と司法の暴走に、マスコミはメディアスクラムを組んで協力し、それを、改革を阻む政治勢力が利用してきたことも決して忘れてはならない。
 これは、明らかに政治弾圧である。
 世界の歴史を振り返れば、真の改革者は常に不当な弾圧を受けてきた。インド独立の父であるガンジーは、独立運動を理由として度々投獄されたが、決して屈することなく粘り強い運動を続け、賢明なる民衆を率いて、祖国を宗主国からの独立へと導いた。
 我々新政研は、不当な政治弾圧に決して屈することなく、これからも、小沢一郎会長の下に一致結束し、民主党政権が政権交代で国民に約束した「国民の生活が第一。」の政治を実現するために、全力を尽くしていくことをここに宣言する。

平成24年5月10日
新しい政策研究会(新政研)一同

前の記事の続きである。今度の引用は写真付きで、事故の惨状が明らかだ。これを見れば、確かに運転手がほとんど無傷だったことがありえないような奇跡であったと思うだろう。そして、ありえないようなことは、やはりどこかにインチキがあるものなのである。


(以下引用)


関越道バス事故の矛盾-現役プロ観光バス運転手の疑問

 

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※現在、一部の過去記事における画像の入れ替え中につき、
画像が正しく表示されない記事があります。ご不便おかけします。

 

私も後から知ったのですが、関越道バス事故の運転手、軽傷さえもなかったんだそうですね。あれだけのバス事故を起こしておいて、怪我さえないとは、ありえない奇跡か、不自然のどちらかなんだろうと。

 

興味深かったのが、現役プロの観光バス運転手がこの事故に対して「おかしい」と証言をしていることです。確かに常識で考えたら、おかしいですよね。こちらに転載。

現役プロ観光バス運転手の考察・証言

その1

あーーー絶対この事故おかしいは。。。運転手確信犯ちゃうか??

今、テレビニュース見てたら、河野化山(こうの・かざん)運転手、
普通に逮捕されて警察に連行されてるやん。。。

ありえへん。。。絶対にありえへん

これ三菱FUSOのバスやけど、このタイプのバスって三点式のシートベル違うし。

腰だけのシートベルトで、これだけの事故起こしてなんで平気なん?

寝てたんでしょ??

しかも、普通腰だけの二点ベルトなんて装着せーへんし。。

外から見えないシートベルトなんか、まずプロの運転手はせーへんよ。。。
事故するなんて考えて運転せーへんからね。。

で、過去に同じ車種でこんな事故があったんよ。。

buscrash

↑ ↑ ↑ の運転手は半年以上入院してましたし。。

なんで河野化山(こうの・かざん)運転手、こんなに普通なん??

替え玉なん?? なんなん???

buscrash1

ガラスで顔は傷だらけやろし、足は挟まれて骨折してるんちゃう??
前のステイも顔の位置くらいまで倒れてるし、ハンドルに挟まれなかったの??

この写真見て運転手がピンピンしてるなんて、常識で考えてよ。。。

90キロからボディーストップで止まったら、ハンドルに強打して絶対骨折するし。。。ありえへん、わらっちゃうは。。

buscrash2

その2

顔に傷一つない河野化山運転手。。。
居眠り運転で激突して無傷なんてありえます??

buscrash3

みなさんの、常識に照らし合わせて、ありえますか??

90キロで居眠り運転して、ノーブレーキで激突したんですよ。。。

シートベルトは腰だけの二点式。。。(ふつう意味ないんで装着しない)
当然エアバックなんてありませんし、眠ってたんですよ。。。。

でこの事故。。。

buscrash1

こんだけ、フロントガラスぐちゃぐちゃやったら普通、顔にガラス刺さったりしません?無傷って。。。。 わらかすなよ。。

それより、どーやって外に出れたの。。。運転席ぐちゃぐちゃやん。。

右前のステーとか顔の位置くらいまでひん曲がってるやん。。

ハンドルに挟まれて、肋骨骨折しなかったん??

足は挟まれて骨折しなかったん?

90キロからのボディーストップでしょ???

寝てたんでしょ??

さーー陰謀論とかじゃなく、常識で考えて、こんなんありえます??

buscrash2

プロが感じた関越道7人死亡事故の6つの疑問点

そしてこの観光バス運転手さん、以下のように疑問を投げかけています。

プロが感じた関越道7人死亡事故の6つの疑問点

疑問1

居眠り運転の場合、かなりスピードが落ちるはずやのに、90キロ以上でてること。。居眠りでなくても、気が抜けてるだけで、すぐにスピードは落ちるんです。。。まして、こんな二世代も前のパワーの無いバスで、居眠りして、なぜ90キロ以上で激突してるの?

疑問2

普通、居眠りしても、白線を踏んだら、大きな音がなり、ハンドルもガタガタ振動するのに、なぜ目覚めなかったの???僕の経験では、白線を踏んだ瞬間に目が覚め、焦りと興奮で目が爛々とするものなんやけどなー

疑問3

(引用注:原文で疑問3が抜けて4が2つあったのでこちらで直しました)

普通ガードレールにちょっとでも接触しようもんなら、あわてて逆にハンドル切るのが普通じゃないですか?

ガードレールにぶつかっても寝てるってどんだけ熟睡やねん(笑

今まで、僕が見てきた事故はガードレールにあたった瞬間に逆にハンドル切って、反対のガードレールに突っ込むか、その場で横転するかのどちらかなんやけどなーー

まっこれは、ダイレクトに防音壁につっこんだんかもしれんけど。。

疑問4

河野化山容疑者は日本語があまり話せない???

よく大型二種取れたね。。。

ジャンクションの表示が読めなかったって報道もあるけど、まさか中国人のくせして漢字が読めないのかな??漢字は象形文字だから、中国人なら発音できなくても、意味は分かるでしょうに。。。

疑問5

カーナビ見ながら運転してたって報道があるけど??

今まで、カーナビの付いてる大型観光バスなんか一台もお目にかかったことないし、もしも、自分のバスにカーナビ付いてたら、恥ずかしくて恥ずかしくて、バスの集まる駐車場とかサービスエリアによーはいらんは。。。

地図もって歩くだけで先輩に怒られるんやで。。。カッコ悪いからしまっとけってね。。それがカーナビって。。。

だいたい、カーナビに大型用とかあるの??この先、大型トラックは通行禁止やけど、バスは大丈夫ですよとか言ってくれるの?

このさき高さ3.5メートル、中二階(スーパーハイデッカー)は通れませんけど、ベタバスはOKとか、教えてくれるの?

大禁の場所通れる通行許可証あったらどーなるの???

あーーーわけわからん。。。(爆

それよりも、ぶつける場所をカーナビが指示してたんちゃうって疑っちゃう。それやったら、指示されるたびに躊躇して急ブレーキ踏んでたんも辻褄あいそう(妄想やけどね

最大の疑問点

ほんで、なぜこれだけの大事故やのに、運転手は無傷なの??

このバスは二世代前の三菱FUSOのバスで、もー20年以上前のバスやしね。

シートベルトは腰だけの二点式で、装着してたとは思えないし、
当然エアバックなんか開発される前のバスやしね。。。

それで90キロで突っ込んで、コックピットぐちゃぐちゃで。

まーーよく御無事で。。。。って、漫画か???

運転手は「内臓破裂」「数週間の入院」と報道された?

あとツイッターで複数の方から証言をいただきました。テレビ報道では「内臓破裂」「数週間の入院」などと最初に報道されていた、とのこと。

それなのに後から、無傷で逮捕されて連行されている様子が報道された、と。

なぜ、最初の報道と後からの無傷な様子の報道と、食い違ってるんでしょう?

私の方でも探してみました。

関越道バス事故運転手、病院内で異例の逮捕

(前略)

河野容疑者は当初、内臓破裂で数週間の入院が必要とされ、事故当日に逮捕状を請求した県警も、河野容疑者の回復を待つ状況が続いていた。

しかし、入院先の前橋赤十字病院が1日になって、「軽傷に近い。検査が済めば、主治医の判断で退院できる」と診断を修正。「腰の打撲で軽傷。退院可能」と伝えられた県警は「勾留しての取り調べに耐えられる」と判断し、異例の病院内での逮捕となった。

捜査本部長の木村光雄・県警交通部長は「事故の重大性と社会性を考慮した」と説明。県警は逮捕後ただちに、事故で死亡した7人の遺族らに河野容疑者の逮捕を報告した。

診断が覆っている。これおかしいですね。

そして、腰の打撲だったとして、なぜ歩けるほどの軽傷??

普通の人でも疑問を感じるけれど、現役のプロ観光バス運転手とならばなおさらなんでしょうね。素人目から見てもおかしいし、経験者・プロがおかしいと言ってるわけであり、やはり実際おかしいのではないでしょうか?

さまざまな要因を予測できるだろうけれど、今回これを見て私は「替え玉」なのではないのか?と感じました。

私の勝手な、予想仮説だと、事故自体はバスの制御系を電磁波など遠隔操作などでされ、実際の運転手はすり替えられた・・・なんて可能性を思ってみたり。

「電磁波で遠隔操作!?」と思われるかもだけど、北朝鮮の電磁パルスの件も。

JAL機など280台でGPS障害―韓国北西部

北朝鮮、電磁パルス兵器「ロシアから技術流出」

運転手が意図的に起こすとなると、自身も死亡する可能性もあるわけだし(乗客を巻き込んだ自殺とかではない限り)、何より無傷なのがとても不自然。

疑う余地は十分ありそうな気がします。京都の事故でも3人居眠り3人無傷、みたいな。なんだかおかしい。この事故どう思います?

私は最初、過労勤務はもとより、被曝の影響も考慮したのですが、何らかの方法におけるテロの可能性を強く考えるようになりました。以下過去記事です。

車児童突っ込みに続き、今度は立て続けにバス事故

列や店舗に車が突っ込む事故が多発-何かの影響?

 

最近妙な自動車事故が立て続けに起こっているので、これは自動車の遠隔操作、あるいは遠隔操作ミスによる事故ではないかという仮説を持っている人々もいるようだ。
で、下記記事はその一つ。「すべては気づき」というブログからの孫引きである。祇園の事件と、長距離バスの事故と、連続して転載する。
最近の乗り物はコンピュータが必ず組み込まれているので、それと遠隔操作技術を組み合わせるのは難しくはないだろう。いい例が、9.11事件での飛行機の遠隔操作だ。あれが自爆テロでないのは無数の証拠から確実だし、それなら残る可能性は遠隔操作だとなるのである。
自動車の場合は、意図的事故ならその目的が不明だが、まあ、原因の可能性としてそういう要素も考えられる、という話である。

(引用その1)

祇園の事件に関しては、私も事故でなく”計画的犯罪”であるとの見方をしています。車両の遠隔操作は、私たち123便事件調査チームの間ではもはや常識となっており、そのため、調査用車両はコンピュータ制御機構が単純な80年代以前の国産車、または輸入車(外車)を使用していました。

それでも、強力な電磁波などで、高速走行中にATトランスミッションを強引に変速されたこともあります。100kmの走行中にいきなり低速ギアに入れられるのですから、どれだけ危険なのかはお分かりいただけるでしょう。

クロカモ(日本の闇機関)系列企業、トヨタ自動車の最近の車両は、全て”仕込み”がなされていると言っても過言ではありません。

そもそも、トヨタの高級車には衛星回線で位置情報を確認しドライバーを救出するサービスや、遠隔でエンジンを起動するシステムが備わっており、遠隔操作が可能なことは企業そのものが宣言しているのも同様です。

昨年冬頃、やむを得ずトヨタ車(車種:ビッツ)をレンタカーで借りることがあり、東関道の千葉県市川市付近を走行していたところ、突然車が加速を始め、危うく前方車両に衝突しそうになったことがあります。

事が起こる前から後続車両の動きが怪しいことに気がついていたので、カメラをその車に向けたところ、すごい勢いで追い越し、逃げていきました。

その時の詳しい状況と、逃走車両の写真は後日私のブログでも公開します。ナンバーも写っていますが、どうせ偽プレートなのでそれを追ってもあまり意味はないと思いますが・・・

私が危惧するのは、企業と公権力が一体となり、国民監視ばかりか、いざとなれば邪魔な国民を簡単に抹殺する仕組みを既に作り上げていることです。

遠隔システムが導入されているのはトヨタ車だけとは限りません。コンピュータ化された最近の他社車両、外車についても全て要注意です。

遠隔操縦を避けるには、古い中古車を自分で整備して乗り続けるしかありません。それでも、ブレーキパッドやオイル管に物理的な細工をしてくるのですから、いやはや困ったものです。本当に、この世界は狂っています。


マドモワゼル愛(注:男)(笑)さんのブログから転載。
まあ、占星術など私はまったく信じないのだが、マドモワゼル愛さんは世界の現実を見抜くという点では有象無象のマスコミ有名人や評論家や大学教授連中などよりはるかに上なので、彼の意見は傾聴に値する。
そして、彼のこの予測が当たれば、世界は破滅から救われるわけである。
それにしても、アイスランドの話が本当なら、この情報が世界に広がるだけでユダ金支配は終焉するわけだが、
乞う、ご期待、だ。


金環食への流れ New! 2012年05月01日(TUE)

  5月21日は金環食。日食だが月が太陽をすべて隠しきれない金環食。非常に珍しい。沖縄で20年以上前に見れたのを覚えている。

その年の秋に昭和様が沖縄訪問の予定が確かあり、私はそのことを非常に危惧していたのを覚えている。

けっきょく昭和様は体調をくずされて沖縄行きはなくなり、翌年に崩御される。

皆既日食は確か2009年にあったと思う。エクリプスソープをこしらえたが、今年も2012金環食ソープを作る予定だ。

今回の日食帯は見事に東京の上を通過する。中国南海部から台湾を通り、東京を通過してアメリカの西海岸へと至るライン。

日食の占星術的意味は大きい。政府や支配者にとっては非常に危ないサイン。支配者が民意を失う暗示であるので、政権上層部には失態や動きが出るものである。

前回の日食では傷ついたアメリカが日本を飲みこむことで命を長らえる、、、と私は解釈してエクリプスレポートを出したが、確かにその通りとなったと思う。

今回の金環食にも大きな意味があると感じる。今回はかなり具体的な形となって表れてくるのではないか。

私には今回の金環食の前にあった新月との流れを感じる。4月下旬のおうし座新月のことだが、この新月には不思議な感動を覚えた。

一言で言うと、世の中からもう貧乏が消えてなくなっていくイメージに私には思えたのだ。ただ、こうしたことを言っている占星術者はおそらくいないので、あくまで個人的な見解である。

ただ、それだけの意味と重みがあり、これは次の満月のうえさくへつながり、さらに次の新月の金環食につながる一連の運命の絵模様に思えるのだ。

本来は人は豊かでぜいたくでけっこうのんびりしており、へちまが風にゆらぐように、日々や時の移り変わりを楽しむ、、それが神が人に与えた仕事だと、私は思っている。

それが、オートメーションや産業革命以降、富の集約に関心が移ることで、競争原理が生じ、持つ者と持たない者との乖離による社会運営の方式に変化した。

戦争や不況などのあらゆる悲惨がこうしたラインから生じてきて、ほんの一握りの勝者のための社会運営が当たり前となった。

その結果、果てしのない労働、、、それでいて誰も豊かになれない状況や、金持ちになってもそれを投資やだましによってすくわれてしまう構図となる。

本当に少数の一握りの成功以外、誰ひとりも幸福にしないシステムがこの世にいきわたってしまった。

しかし、ここに来て、それと違った動きが出だしている。私はそのことと先月のおうし座新月、うえさく、さらに今月21日の金環食につながる一連の天体の運行が、変化を後押ししているように感じられてしかたない。

私はもうすぐ時代が大きく動き、これまでと異なるやり方や流れが起きだすものと思う。

というか、すでに世界はそうした方向に流れ出しており、この流れをもう誰も止めることはできないのではないのか。

ただ、残念なことに、日本はマスコミが決して世界で起きていることを正しく伝えないので、わからないだけなのだ。

それでも注意深く世界の動きを探っていくと、もう世界は大変な変化の真っただ中にあることがわかる。

さらに今回の金環食。ついに旧勢力の最後の砦ともなっている日本とアメリカにこの金環食はその中心食帯を持ってくる。

ついに私たちの目の前にも大きな変化の嵐が見えるようになっていくはずだ。

では、何が世界で起きているのだろう。

ロシアのプーチンの勝利はやはり大きかったと感じる。それまで、ロシアはゴルバチョフやエリツインの指導によって、解放とは名ばかりの、一部独占による金持ちによる国家独占が主流であった。

そこにプーチンが現れ、ずるい形で資源や資本を奪い取ったそうした一部金持ちを追い出して国家財産とした。

それは長い闘いであったが、プーチンはそれに勝利し、国民生活は飛躍して伸びた。金持ちはずるいケースが多く、彼らから富を奪い返せば、その分国民生活は楽になる。まさにロシアではそのことが行われ、今回の選挙では、ロシアを奪う海外勢対、プーチンという図式で選挙となり、プーチンが勝利したのだ。

もちろん、海外勢様様の日本のマスコミはプーチンを悪く言い続けた。インチキ選挙であると。確かにインチキしたのにもかかわらず反対勢力はプーチンに負けたと私は思っているので、批判は当たらないと思う。

次に中国の変化も急である。色々な保身があるにせよ、海外勢とやはり深い関係にあった江沢民一派が完全に失脚し出した。これも非常に驚くべき変化である。

このままだと、中国は国際金融の流れからも距離を開けだすことは確実だろう。

さらに変化はアフリカ、中東諸国でそれ以前に起こっており、カダフィが殺されたことも本当は非常に大きなインパクトを世界の人々には与えているのだ。

マスコミが言わないだけで、リビア国民は非常に豊かであり、温情ある中で生活していた。それに難癖をつけて海外勢が破壊したのだ。楽園のハワイも楽園のアメリカインディアンも、楽園のかつての日本を滅ぼしたように。

しかしやりすぎたのだ。

よいものを壊す、、、、あいつらが来るとおかしくされる、、、、という意識が突然、世界に説得力を持って広がりだしたのである。

中東やアフリカの小国から始まった動きは、ロシア、、中国までも巻き込む。そしてさらに大きな変化は、ユーロ圏である。これが決定打となるだろう。

まず、ここで質問だが、今、世界でどの国が楽園のようになっているか、、、、と問われたら、あなたはどの国を言うだろうか。

私は確信を持って、アイスランドという。

えっ? アイスランドって、数年前に破産して無茶苦茶になってしまった国のことでしょう、、、、すごいストやデモが起こって、混乱の極みじゃなかったの、、、

と、そう思われる方が多いと思う。確かに一時はそうだった。そのころまでは、日本のマスコミもなんだか喜んでよく情報を伝えたように思うが、それっきり何も情報が入って来ない。

なので、多くの人がその後のアイスランドがどうなっているかか知らないわけだ。

緊縮財政で個人生活が本当にひどくなったとき、政府は突然、国民の側につく、、、と政策転換を行った。なので、絶対にマスコミはこのことを報道しない。それをやったらおしまいなのだ。あまりに本質的な事柄だから。

アイスランドでは、国が国民側について、借金そのものの不当性を認め、多くの住宅ローンなどをチャラにした。そう、返済義務なしの判定。

一方、あらゆる金融商品も、ほとんどが違法であり、それにともなう負債を返済する義務はないという画期的な事態となった。

 いわゆる徳政令のようなものだと思うが、すごいのは、借金事態が違法という点。これは先のブログ記事でも書いたと思うが、銀行は貸付をする際に、どこにもない金を生じさせて、はい、5億です。通帳に入れておきました、、とやる。

ただ、記入するだけ。しかし返済はしてもらう。返せない場合は家でも何でも持って行ってしまう。最初は何もないところから5億を出したのに、それは返済してもらう段になると、実際のお金になって戻ってくる。

凄いシステム。というか、すごすぎるシステム。なので、そんなものはインチキだ。とアイスランドは方針を変更。そして、銀行関係者を今後、訴えるという流れとなっている。

その結果、アイスランドは景気もよくなり、まるでパラダイスのように突然変化をしたのではないか。景気はほんとによくなっているらしい。

すると、人々は突然目覚めだす。なんだ、、、銀行がないだけで、銀行に返済しないだけで、富は私たちのものとなり、しかもこんなに簡単に幸福になれるなんて、、、と。

こうなると、これまでにも、たとえば韓国にもかつてIMFが入り込んで、国民はとたんの苦しみを受けた記憶があるなど、そうした国は多い。

現にギリシャやスペイン、ポルトガル、イタリアがアイスランドと同様の問題に直面いている。IMFが入るとあんなに苦しい、、、、銀行の犯罪性をあきらかにすると国民があっという間に楽になる、、、、

そのことがもうわかってしまった。アイスランドがそれを実践してしまった。なので、絶対にこうした情報は流すわけにはいかず、とくに日本ではそうでしょう。

しかし、もうこうした流れを止めることなどできるのでしょうか。私はできないと思う。

次はギリシャですよね。確かこの連休の最後に選挙があるのだが、金融団の言うように解決を図っていく勢力が勝ったら、もうギリシャ国民にはどん底の暮らしが確定してしまう。

一方、銀行の不正方向に持っていけば、あっという間にパラダイスがやってくる。そうなると、ギリシャは後者の選択をするのではないか。

ギリシャが試金石だが、もしギリシャがデフォルトするものの、責任を負わない、、、、私たちは騙されていただけだ、、、、ということになると、さあ、大変である。

スペイン、ポルトガル、イタリアだってもちろん。さらにフランスにまでこうした流れは行くので、要するにユーロは崩壊。

しかも、アメリカはこうした事態を黙ってみているしかないという理由がある。というのは、ユーロがこわれれば、とりあえずはドルが守れる、、、、という不思議な流れ。ダメ争いの中でも奇跡的なお休み期間が得られる可能性がドルには出てくる。

ものすごいダメ争いの中での出来事だが、一時的にはドル防衛ができるので、アメリカもこれを利用するだろう。

しかし守れても金融事態のインチキが暴かれていく流れなのだから、ドルだった同じ運命。

要するにもうダメ勝負の流れではないか。マスコミがそうした弱みを決して言わないだけで、世界の動きをよく見ていけば、出口はもう見えている。

イスラエルも突然、上層部がイランと戦争はしたくない、、、しないと言い出している。わずかの間にものすごい変化である。ひとつの国の中に、戦争絶対するよ、、、という人と、絶対しないよ、、、、という人がどちらも上層部にいるという構図。

これは中国も同様ですし、日本でも小沢を悪く言う上と、小沢のどこが悪い、お前こそ、何でそんなに小沢を悪く言うのか、その理由は何なんだ、、、、という上がある構図。

国側に立つ人と、国に巣食って国以外のボスに使える人とが、上層部で対立を始めた。、、、という構図が全世界的に見えてきてしまった。どっちを選んだ方が国民は幸福か、、、、答はもう見えている。

アメリカ軍の中でも、絶対に民衆サイドい立つという軍隊と、オバマやクリントンのいうことを聞く、、、という軍隊にすでに分かれてしまっているのではないか。

しかし、わかったら仕舞いで、見えてきたら変化は早い。遅いのは日本をはじめとする、マスコミ王国がまだインチキ情報を流している国dけだが、そうなると、極東にはやや危険があるかもしれない。

中東ではばれたので、もう戦争は起こせない。
中国とロシアが反戦で手を握ったので、大戦も起こせない。

起こせるのは、まだボケ状態の日本近辺だけ。極東ならまだ起こせるぞ、、、、というのが、最期のあがきとして選択肢があるので、一応は注意が必要。

日本人も目覚めれば、すぐにへちまみたいに、良い意味でグータラ人生を楽しめるというのに、まだまだ、必死に誰かさんのために奴隷のように働いて稼ぐつもりでしょうか。どんなに働いていも生活は楽にならないというのに。

こうしたインチキをあばいて、人類を貧困から救い出す一連の流れが、おうし座新月、うえさくの満月、そして金環食へとつながる天体の運行とリンクしていると、私は解読する。

だから今、失意にある人、もう死にたいと思って追いつめられている人、絶対に大丈夫。安心を。




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