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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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別スレッドのコメントにあったが、最新話で、うどんの上の削り鰹節がうねうね動く描写があって、アニメ史上最大の鰹節の(主役級)扱いだ、みたいなことが書かれていたが、それはつまり、このアニメの「描写のカロリー」が物凄く高いということの象徴だ。大食いヒロインだけがカロリー過剰なのではない。
まあ、監督以下、制作陣の見事な仕事である。
ちなみに私が一番好きなマケインは小鞠知花だが、彼女がエンディングを務める数回での水彩画タッチが何ともいい。水彩画の良さというのは、こういうところにある。まるで、それそのものが青春の抒情である。

*知花は沖縄では姓として使われ「ちばな」と読む。


(以下引用)



 小学館ガガガ文庫(小学館)のライトノベルが原作のテレビアニメ「負けヒロインが多すぎる!」。7月にTOKYO MX、BS11ほかでスタートし、放送時間にSNSで関連ワードがトレンド入りするなど大きな盛り上がりを見せ、「今期の最注目アニメ」「覇権アニメ」などとの呼び声も高い。監督を務めるのは、北村翔太郎さんで、今作が初監督作品となった。北村さんに制作の裏側を聞いた。

 ◇キャラクターへの共感を重視

 同作は、雨森たきびさん作、いみぎむるさんイラストのライトノベル。第15回小学館ライトノベル大賞でガガガ賞に選ばれたことも話題になった。食いしん坊な幼なじみ系ヒロインの八奈見杏菜、元気いっぱいのスポーツ系ヒロインの焼塩檸檬、人見知りの小動物系ヒロインの小鞠知花といった負けヒロイン(マケイン)によるドタバタ青春ストーリーが描かれている。アニメはA-1 Picturesが制作する。


 北村監督は2018~19年放送のテレビアニメ「ゾイドワイルド」で演出デビューし、「カードファイト!!ヴァンガード」「かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-」「かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-」などに参加してきた。

 北村監督は「負けヒロインが多すぎる!」の原作をどのように読んだのだろうか?

 「僕が読んできた2000年代のライトノベルのようなマインドを感じました。ただ、懐かしいだけではなく、普通は描かれない負けヒロイン、モブに焦点を当てた切り口が新しい。ですので、アニメでも新しい切り口で、王道のラブコメを表現しようとしました。一方で、ラブコメであることを意識しすぎないようにもしました。一番重視しているのは、キャラクターが立って、それぞれのキャラクターに共感してもらうことです。それを実現するにはどうするのか?を考え、段々と今の画(え)作りになっていきました」

 同作の舞台は愛知県豊橋市で、街の風景が丁寧に描かれている。風景は“共感”を表現するための大きな要素になっているという。

 「ちょっと懐かしいと感じる景色、色……など見た人の夏の記憶につながるようにしようとしました。舞台の豊橋市をロケハンする中で、きっとこの場所は誰かが青春を過ごした場所なんだろうな……と考えていました。自分は豊橋にゆかりはないのですが、ちょっと懐かしいと感じたんです。僕も地方出身なので、場所は違っても、共感できるところがあり、それをアニメとして伝えられたら、より説得力が増すと考えました」

 背景がリアルではあるが、キャラクターとマッチしていて、違和感がない。

 「リアリティーラインをどこに持っていくのかが難しいところでした。コメディータッチの作品ですが、コメディーに寄せすぎると、肝心のドラマが軽くなってしまう。ドラマに寄せすぎると、コメディーが浮いてしまう。バランスが難しいんです。そこで、リアルな背景のタッチに合わせたキャラクターのデザイン、色にしようと決めました。背景はリアルタッチで、少し懐かしく、少し華やかにする。キャラクターは、アニメならではのデフォルメ感があります。リアルな背景の中で、キャラクターが立つように、色や線の処理を何度もテストしながら、今の形になっています」


 ポップでコミカルな作品にしては、影が多いのも特徴だ。キャラクターの影の付け方にもこだわった。影の付け方を何パターンも用意し、シーンによって使い分けた。

 「とても大変なので通常のアニメではまずやらないことですが、キャラクターの影付けの設定を何パターンも用意して、絵コンテの段階で影付けのパターンを指定して、シーンに合わせて明るくしたり、暗くしたりしています。暗いシーンだからといって、ただ暗くしてしまうと、キャラクターが見えにくくなる。キャラクターの線量、デフォルメのバランスによって、暗くできる範囲が変わってきます。リアル寄りな画のキャラクターのアニメはもっと暗くできますが、ポップなデザインになればなるほど、暗くできない。原作イラストの印象を変えない程度に、リアリティーラインを上げ、コントロールしています。また、レンズも強く意識しています。カメラのレンズと人間の目では見え方が違います。写実に寄せるわけではないのですが、写実をベースに人間の目に近い見え方を目指しています」

 影を駆使することで、キャラクターの存在感を丁寧に表現しようとした。細かい演出ではあるが、効果的で、キャラクターの感情が映像からダイレクトに伝わってくる。北村監督は「共感性につながる表現ですし、大変だけどこだわったところです。正直、流行らせたいという思いもちょっとあります(笑い)」と話す。

 ◇アニメのテンプレから少し外れているかもしれない

 “色”も細部までコントロールした。例えば、第1話のラスト、学校の屋上で八奈見がちくわを頬張る名場面は、青みを強くしているという。

 「キャラクターの色、特に人間の肌は赤みがあるのですが、第1話のラストシーンは、かなり青くしています。屋上は空に囲まれています。八奈見と温水が夏に飲み込まれ、背景に染められているような見せ方にしようとしました。各シーンにテーマがあって、例えば、非常階段は日陰者のたまり場をイメージして、周りの生徒たちの明るさに対して、暗くしています。各シーンの色の表現を積み重ねることで、青春のリアリティー、ありそうでない理想の学園コメディー感を出そうとしています。こんな高校生活を送りたかった……と感じるような映像にしようとしました」


 テンポのよさも魅力だ。倍速で映画やアニメを見る人もいる昨今だが、「負けヒロインが多すぎる!」は情報量が多く、倍速で見ることが難しいはずだ。

 「最初はもう少し遅いテンポを想定していました。青春感を出すために、キャラクターの心情を積み上げていこうとすると、どうしてもテンポが遅くなる。今の視聴者の受け止め方を考え、シリアスとコメディーのバランスを見直した結果、速くしました。原作の1巻分をアニメでは4話で制作していますが、原作は文量が多く、一つ一つをひもといていくと内容も濃いんです。速いテンポで全力疾走していく中でも、キャラクターの気持ちを積み上げるようにしています」

 テンポは速いが、風景をしっかり見せるシーンもある。バランスがよく、アニメの世界に引きずり込まれるような感覚もある。

 「緩急なんですよね。速いものを速いと思われてしまうと失敗だと思っています。見た後、言葉にならない感覚が残るような映像を狙っていました。もう一度、見たくなるように、過度な説明もしていません。もちろん不親切にならない程度には説明していますが、普通のアニメだったら入れているような、場所が移動しました、時間が変わりましたという段取りを極力省き、印象的なシーンを一発で見せています。第1話を見ていただくと分かると思うのですが、新しいキャラクターがどんどん出てくるけど、誰も自己紹介しないんです。アニメのテンプレから少し外れているかもしれませんが、それでも伝わるような描写を考えていました」

 説明過多ではないが、情報量が多い。ただ、自然と頭に入ってくるような感覚もある。一度見ても理解できるが、見返すと新たな発見もある。いわゆる“考察がはかどる”アニメにもなっていることが、SNSでの盛り上がりにつながっているのかもしれない。北村監督をはじめとしたスタッフの細部へのこだわりによるところも大きいのだろう。

 「業界の人には、すごく大変そう……と言われますね。芝居感もコメディーのためのコメディー、いわゆるラブコメアニメらしいコミカルな表現は、なるべくやらないようにしています。基本的ににぎやかで楽しい明るいコメディーですが、ふと立ち止まった時、振られてしまった女の子たちの話なので、大事なところでそこをネタにしないようにしています。負けヒロインが振られたことをギャグにしてしまうと、ただのギャグアニメになってしまうので、その部分ではコミカルな表現をなるべくしないようにする。そうすると、作画の難易度もカロリーも跳ね上がるんですけどね(笑い)。音や音楽の入れ方で表現しようとしているところもあります。例えばセミの鳴き声は、ギャグとして使っています。セミが飛び立つ音が鳴る、セミの鳴き声はピタッと止まるなど、リアルなのですが、コメディーっぽい使い方をしています。画的にも音的にも難易度が高くなるのですが」

 笑えるが、切なさもある。甘酸っぱく、これぞ青春!と感じるようなアニメになっている。第8話からは、季節は秋に移り、小鞠を中心としたストーリーが展開されている。

 「第8話から秋になってキャラクターたちが衣替えをします。また、背景の影が微妙に変わっています。撮影のフィルターも変えて、空の色も夏の青とは違う青を表現していて、秋空らしくなっているシーンもあります。小鞠ちゃんの話ということもあり、ドタバタするよりも、しっとり見せようとしました」

 「負けヒロインが多すぎる!」は、何度見ても新たな発見があるアニメだ。第7話までと第8話以降を見比べると、気付くこともあるはず。今後の展開からも目が離せない。
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風の中の鳥 (33)(34) 2016/08/04 (Thu)





第三十三章 ライオネルの遺した物



 ビンデン郡に入ったフリードは、領主の館を訪ねた。ライオネルとミルドレッドの住んでいる館である。二千人の軍隊を見たビンデン郡の兵士たちは慌てふためいたが、国王の巡幸であると思って、フリードを恭しく迎えた。ここには、まだケスタの謀反の噂は届いていないらしい。

 久し振りに見る赤毛のミルドレッドは、以前と変わらず逞しく美しかったが、ライオネルの方は病床に臥せっているということであった。

「病気の具合はどうだ?」

 尋ねるフリードに、ミルドレッドは首を横に振った。

「いけないのか?」

「医者の話では、あと数日の命だとか」

「わしが会っていいものだろうか」

「是非、会ってやってください。きっと喜ぶでしょう」

 フリードは寝室に入って、寝台に寝ているライオネルを見た。

 室内は暗かったが、窓から入る光に照らし出されたライオネルの寝姿は、どことなく神々しい雰囲気がある。

 彼は目を開けて、フリードを見た。そして、にっこり微笑んだ。

「国王陛下! わざわざ見舞いに来てくださったのですか?」

 フリードは心に恥ずかしく思った。

「いや、済まぬ。お前が病気だということさえ知らなかったのだ。こんなことなら、もっと早く来るのであった。いい医者に見せたものを」

「いやいや、最後にお目にかかれてよかったです。あなたと出会ったおかげで、楽しい日々を送ることができました。もう、思い残すことはありません。ただ一つ、ミルドレッドとの間に子供ができなかった事を除いては。あいつも子供は欲しがっていたのですが。……そうだ!」

 ライオネルは、何かを思いついたように、目を輝かせた。

「陛下、恐れ多い事ですが、どうかミルドレッドとの間に子供を作っていただけないでしょうか」

「な、何を馬鹿な事を!」

「陛下がお厭でなければ、私が死んだ後、ミルドレッドの事を頼みたいのです。どうせ、私が死ねば、心細い女の身、誰か他の男の物となって、この領地も財産もすべて失ってしまうでしょう。どうか、陛下があいつを引き受けてください」

 フリードは、彼の言葉が、実は以前からミルドレッドに気があった自分の事を見抜いてのことだと分かった。

「お前がそう言うのなら、引き受けよう。もしも男が生まれたらライオネルと名づけよう」

 フリードの言葉に、ライオネルは、頷いて、目を閉じた。

「どうか、ミルドレッドを呼んでください。この話をしておきましょう」

 寝室から出たフリードは、ミルドレッドに、中に入るように告げた。

 しばらくして部屋から出てきたミルドレッドは、何ともいいようのない泣き笑いのような顔をしていた。

「何て馬鹿な、何て優しい男だろう! 自分が今にも死のうとしている時に、他人の事しか考えていないなんて」

 フリードは、彼女にどういう顔を向ければいいのか分からなかった。

「私があんたに惚れていた事を、あの人はずっと知っていたんだよ。でも、本当に馬鹿だよねえ」

 ミルドレッドは、涙のにじんだ顔をまっすぐにフリードに向けた。

「で、あんた、……陛下なんて言わないよ。女にとっては男はみんなただの男だからね……あんたは私の事をどう思ってるのさ。ライオネルの言う通りにしてもいいのかい?」

「ああ、そうしたい。ずっとあんたが好きだったんだ」

「ならば、もっと早く言えばよかったのに!」

 ミルドレッドは、顔をフリードの胸に埋めた。

 その顔を持ち上げて、フリードは彼女に接吻した。その接吻は、甘く、官能的であり、彼女の唇や舌は思ったより小さく可憐で、柔らかであった。



第三十四章 死者のベッドも楽し



 その晩、ライオネルは静かに息を引き取った。

 翌日、葬儀の後で、フリードは、ミルドレッドに、今の自分は国王の座を追われた身であることを打ち明けた。

「で、あんたはどうしたいのさ。ケスタの軍と戦って国王の座に返り咲きたいのかい。それとも、何かやりたい事でもあるのかい」

 ミルドレッドにそう言われて、フリードは考え込んだ。果たして、自分は国王の座に戻りたいのだろうか。

「もしも、国王の座に返り咲きたいのなら、昔の仲間に連絡すれば、一緒に立ち上がってくれると思うよ。でも、本当にそうしたいのかい?」

「いや、そうでもない」

 フリードは煮え切らない答えをした。

「ケスタが私を追討する軍を出している以上、それに追いつかれたら戦わざるを得ないが、あまり戦いたくはない。無駄な犠牲を出したくないのだ。それに、国王の座にも大して未練はない」

 ミルドレッドは微笑んで頷いた。

「そうさ。国王なんて、国王になりたい奴がやればいいんだ。あんたや私のような人間は、宮廷の中に収まっているより、自由に生きているほうが、よっぽど楽しいはずさ。ライオネルには悪いけど、私はこの領地も財産も捨ててもいいんだ。さあ、あんたと私の新しい生活を祝って、ひとつやろうじゃないか」

「何をだ?」

「決まってるよ」

 ミルドレッドは、フリードに接吻し、彼の股間の物をぎゅっと握って言った。

「もう私の物は濡れっぱなしだよ」

 昨日までライオネルが寝ていた寝台に、二人は縺れて倒れこみ、素っ裸になった。

 裸になったミルドレッドの体は思ったより細身で締まっており、美しかった。

フリードはそのミルドレッドと心行くまで交わり、この数日の心労を忘れたのであった。



「阿修羅」から転載。
維新の正体を見事に描いている、ある意味必読の文章である。

(以下引用)画像は転載できなかった。中一女子を強姦するトンデモ代議士はどんな顔か興味がある人は元記事参照。まあ、中年男とカラオケ店に行く時点でアホな女の子だとは思うが、子供なのであるからどうしようもない。親もそんな注意をする必要があるとは考えてすらいなかったのではないか。

(以下引用)





総選挙間近!? あらためて振り返る維新の会の正体【適菜収】
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/3135530/
2024.09.12 適菜 収 だから何度も言ったのに 第71回 写真:アフロ、産経ビジュアル BEST TiMES

兵庫県知事・斎藤元彦問題で、追い詰められた維新の会。さらにはカラオケ店で中学1年の女子生徒に性的暴行を加えたとして、日本維新の会の元衆院議員、椎木保が逮捕された。セクハラ・パワハラは維新の一丁目一番地。その背後には菅義偉や竹中平蔵といった日本凋落の元凶がいる。新刊『自民党の大罪』(祥伝社新書)で平成元年以降、自民党が急速に腐っていった過程を描写した適菜氏の「だから何度も言ったのに」第71回。


斎藤元彦

■兵庫県知事斎藤元彦に見る維新スピリッツの原点

 兵庫県知事斎藤元彦に対し、日本維新の会が辞職要求を突きつけた。2021年の県知事選で斎藤を推薦した維新は、これまで静観を貫いてきたが、批判の高まりで方針転換を余儀なくされた。

    *

 維新が態度を翻した理由は、大阪府箕面市長選で維新が公認した現職首長が破れたからだろう。要するに、追い詰められただけ。

    *

 斎藤の立ち居振る舞いに維新スピリッツの原点を見た。私は、当時大阪府知事だった橋下徹が、自分に批判的な大阪市の労働組合に対し、「政治活動に公務員が首をつっこんでくるのはおかしい。負けたときは一族郎党どうなるか。われわれが勝ったときには覚悟しとけよ」と発言したのを思い出した。

    *

 選挙で負け続ける維新。ではこの先、消滅に向けて進んでいくのか。あまり甘く見ないほうがいい。大阪ではカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の開業がほぼ確実となった。維新の黒幕のうちのひとりである菅義偉は、総裁選で小泉進次郎を担ぎ上げている。

     *


菅義偉と竹中平蔵

 維新のバックには政商の竹中平蔵もいる。新自由主義的な政策により日本を解体し、構造改革利権にむらがる連中のさらにその下請け、鉄砲玉が維新である。馬場伸幸は、自民と維新の関係について「第一自民党と第二自民党でいい」と言い放ったが、まさに維新は第二自民党である。自民がダメだから維新に投票するというのは愚の骨頂。

     *

 日本の貧困と格差を拡大させた政商の竹中は、2012年、維新の最高顧問格とされる衆院選の候補者選定委員長に就任。橋下はネット番組で「基本的には竹中さんの価値感、哲学と僕らの価値感、哲学はまったく一緒」と述べている。竹中はその後、総務相時代の部下である菅の政権で、成長戦略会議のメンバーに選ばれ、岸田政権でも「デジタル田園都市国家構想実現会議」のメンバーになっている。20年近く前の小泉政権から日本を食い物にしてきた男が、今もまだ国の中枢に居座り続けている。

    *

 絶望的に古い体質・日本の闇を引き継いでいるのが維新である。IR、カジノ、万博、「都構想」の裏にいるのもこうした連中だ。万博は大阪府・市の特別顧問をしていた堺屋太一と橋下が寿司屋で酒を飲んでいるときに、堺屋が言い出したという。要するに、酔っ払いの与太。それを進めるために松井と橋下が安倍に酒を飲ませて、「気持ち良く」させ、密室で決めた。

    *

 「大阪都構想」と称する大阪市解体を巡る住民投票の糸を引いていたのも菅。菅は「大都市問題に関する検討プロジェクトチーム」の座長を務め、東京都以外の大都市が特別区を設置できるようにする大都市地域特別区設置法の成立を推進していた。また、官邸は維新を応援するため、住民投票に反対していた大阪府連に嫌がらせを繰り返した。


橋下徹

■選挙直前になると組織的にデマを流すのが維新

 総選挙のときの参考になるように大事なことを言っておく。維新は選挙や住民投票直前になると、組織的に嘘、デマを社会に垂れ流す反社会集団であるということだ。

    *

 第1回目の住民投票直前に橋下が何を言っていたか思い出したほうがいい。「都構想の住民投票は1回しかやらない」「賛成多数にならなかった場合には都構想を断念する」「今回が大阪の問題を解決する最後のチャンスです」「衰退する大阪を変える最初で最後のチャンス」。維新の公式HP、街頭演説、タウンミーティング、在阪民放5局の大阪維新の会のCM……。ありとあらゆる場所で、橋下は「これが最後だ」と繰り返し、否決後3ヶ月もしないうちに、再び「都構想」をやると言い出した。

     *

 2020年の2度目の住民投票で否決されると、吉村洋文は3度目はないと明言したが、しばらくすると「大阪維新の会として都構想の看板を下げているわけではありません」と手のひらを返した。

     *


吉村洋文

 吉村も絵に描いたようなデマゴーグである。吉村は街頭演説などで、昔の大阪市は大赤字でそれを立て直したのが維新市政だったという趣旨の発言を繰り返してきたが、これも大嘘。大阪市のホームページには21年度一般会計決算について、《平成元年度以降三三年連続の黒字となりました》とある。2022年の参院選の政見放送で松井一郎は大阪の私立高校の入学金が無償である旨の発言をしたが、これも完全なデマだった。

     *

 衆院選の公示日を2日後に控えた2021年10月17日、馬場はNHK『日曜討論』に出演し、「私立高校も、大阪では完全に無償と」と維新が組織的に流しているデマを繰り返した。その後、会見で記者が嘘を指摘すると馬場はこう答えた。

「言いぶりというのはありますよね。選挙の時ですから。私がそれ国会で、公の場で質問したりとか、そういうことをしているということであれば大問題ですけれども、もちろんカッコ書きの中に所得制限はありますけれども完全に無償化してますと、該当者の皆さん方には完全に無償化していますという意味合いでね、言ってるんです」

 要するに、選挙の際には嘘をつくと言っているわけだ。

     *


馬場伸幸

 馬場は応援演説でもデマを流している。2017年の堺市長選では、「大阪市は既に水が余っています。大阪市は40%近くの水を廃棄しているんです。捨てているんですよ」「これを堺に引っ張ってきたら水道料金は下がるんです」と発言。給水量は水道局が日々調整しており、多いときには翌日に量を減らしてコントロールしているため、余った水を捨てることはありえない。大阪市水道局はこれを否定した。

     *


日本維新の会。左から馬場伸幸, 足立康史, 梅村みずほ(元)

■犯罪のデパート、不祥事の見本市、それが維新

 何度も同じ詐欺にひっかかるのはやめよう。選挙後に維新の事務所に警察が踏み込むのはもはや風物詩となっている。赤木正幸、田坂幾太、上西小百合、桜内文城、升田世喜男、足立康史、石関貴史……。ちょっと調べただけでも、連中の運動員、元秘書らが公選法違反容疑で逮捕、書類送検されてきた。

     *

 維新には犯罪者が多い。これは客観的事実である。不正受給、公然わいせつ、児童買春、児童ポルノ所持、飲酒ひき逃げ、パワハラ、ストーカー、署名偽造、療養費のだまし取り、殺人未遂、迷惑動画の撮影、年金未払い、女子中学生を恐喝、市駐車場私物化、人件費の二重計上、政党交付金で借金を返済、政治献金という形のキックバック、架空のビラの印刷代金を政務活動費に計上、IRに関し中国企業から現金を受領……。犯罪のデパート、不祥事の見本市、それが維新である。維新に関しては、政治家が犯罪に手を染めているのではなくて、犯罪者が政治に手を染めていると言ったほうが適切だろう。

     *


カラオケ店で中学1年の女子生徒に性的暴行を加えたとして、日本維新の会の元衆院議員、椎木保が逮捕

     *

 維新の最終目的は何か。維新の政治提言である「維新八策」(2023年版)には、「将来的な首相公選制・一院制の導入を視野に、積極的な議論と検討を開始します」とある。橋下はかつて大統領制の導入を唱えていた。それが何を意味するかは普通に考えればわかるだろう。皇室の解体である。

     *

 つい先日、吉村は「自民党が本気で変わる、新しくなると口だけじゃなく言うんだったら、首相公選制を公約にするくらいの人が自民党総裁になってもらいたい」とツイート。

     *

 馬場は、テレビ番組で司会者から「総理大臣になったら何をしたいか」と聞かれて「同じ日本という名前であっても中身が全く違う国になるぐらいの大改革を、私が総理になればぜひやらせていただきたい」と答えている。

     *

 維新が拡大したら「同じ日本という名前であっても中身が全く違う国になる」。維新を完全に駆除しない限り、日本に未来はない。

文:適菜収

適菜 収 てきな おさむ
1975年山梨県生まれ。作家。ニーチェの代表作『アンチクリスト』を現代語にした『キリスト教は邪教です!』、『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体』、『ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒』、『ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒』、『小林秀雄の警告 近代はなぜ暴走したのか?」(以上、講談社+α新書)、呉智英との共著『愚民文明の暴走』(講談社)、中野剛志との共著『思想の免疫力 賢者はいかにして危機を乗り越えたか』、『遅読術』、『安倍でもわかる政治思想入門』、『日本をダメにした新B層の研究』(KKベストセラーズ)、『ニッポンを蝕む全体主義』『安倍晋三の正体』(祥伝社新書)など著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も好評。https://foomii.com/00171






第三十一章 有為転変



 



 それから三年が経った。今では、エルマニア国の政治の実権はローラン国から連れてきた宰相のケスタが一手に握っていた。最初の王妃であったジャンヌは、第二夫人のマリカの策謀で毒殺され、今はマリカが第一王妃となっていた。



 年を取って容色の衰えたカーミラはフリードの寵を失い、アリーは存在を忘れられた。何しろ、フリードの後宮には、前国王の時代に国中から集められた選りすぐりの美女が百人近くいたからである。フリードの仕事は毎日毎晩違う女と寝ることだけであり、これはケスタの思う壺だった。



 そして、エルマニア国の人々は重税と苦役にあえいでいた。



 かつて自分たちが苦しめられた事を、今は自分が原因となってしていることに、フリードは気づいていなかった。それほどに国王の暮らしは安逸に満ちていたからである。



 ある日、宰相のケスタが報告をした。



「フリード様の弟御のヴァジル様が殺されました」



 フリードは顔色を変えた。



 ヴァジルはフリードの後のローラン国王となっていたのである。



 フリードは気持ちを落ち着けて、強いて冷静に聞いた。



「どういう事情だ?」



「お后の密通相手の大臣に殺されたようです」



「そいつの名は?」



「エドモンとかいう男です」



「よし、すぐにそのエドモンを討伐に行くぞ」



「それはおやめになったほうが」



「何故だ?」



「ヴァジル様の悪政のために、国民はヴァジル様を恨んでおりました。エドモンはまるでシーザーを殺したプルータスのように、ヴァジル様の悪政を殺害の理由とし、国民の人気と支持を得ています。しかし、どうしても討伐に行かれるなら、軍勢は二千人までに願います。なにしろ、国家財政が不如意なもので」



「そうなのか?」



「はい。今年は不作のため、税収が少のうございます」



「そうか。なら、二千人の軍勢で行こう」



 三年間の殿様暮らしですっかり頭の鈍ったフリードは、ケスタの言う通り、僅か二千の軍勢だけを引き連れて出陣した。



 彼がローラン国との国境近くまで来た時、ケスタが即位し、新国王となったという噂が流れて来た。



 フリードは呆然となった。



 しかも、ケスタはフリードを追討するために二万の軍勢を差し向けたということである。



 ケスタが自分に二千の軍隊しか与えなかったのはこのためか、とフリードは地団駄を踏んで悔しがったが、後の祭りである。



 フリードはローラン国との戦争をあきらめ、古馴染みのライオネルの治めるビンデン郡に向かった。



 



第三十二章 二つの愛



 



 どうも言い訳ばかり多くて申し訳ないが、前章で作者がジャンヌを殺してしまったことについて一言言っておこう。



 「王冠を戴く頭に眠りなし」とかいう意味の言葉をシェークスピアが言っているが、国王と同様に、王妃の座も危険極まりないものなのである。いや、王妃の権力は自分の力ではなく、国王に依存した力であるから、その危険性はいっそう大きい。国王の寵愛が冷めれば王妃の座を追放され、あるいは殺されてしまうことは珍しくない。



 それよりも危険なのは、他の国王夫人、側室らの策謀、暗殺である。特に皇太子継承問題が絡むと、血で血を洗う抗争になることも珍しくない。国王夫人というものは、我が子を次期国王にするためなら、現国王、つまり自分の夫を暗殺することも厭わないのが普通である。なぜなら、女にも権力欲はあるが、国王を支配するのは難しい。しかし、我が子を通してなら自在に権力を行使できるからだ。ライバルである他の夫人たちやその子供の命を奪うことなど、ありふれすぎていて歴史の本に書く価値さえないくらいである。もちろん、正夫人が側室への寵を妬んで側室を殺した話も珍しくない。中国では、嫉妬のあまり、前国王の愛妾の手足を斬り、便所の汚物槽に住まわせて「人豚」と呼んで笑い物にしたというすさまじい話もある。(頭でしか物事を考えない現代の人間には、そのすさまじさをイメージすることも難しいだろうが、たまには、自分をその状態に置いて想像してみるが良い)



 ジャンヌの死について、フリードもマリカの手によるものではないかと疑わないでもなかったが、その頃にはフリードのジャンヌへの愛も冷め、無関心になっていたので、深い追求はしなかったのであった。人間の恋愛感情など、そんなものである。強い恋愛感情というものも、相手との肉体関係が出来るまでの話であり、もしも恋愛感情を永続させたいなら、恋愛が成就したその瞬間に死ぬしかない。いや、成就する直前で死ぬのがベストだろう。多くの結婚生活では、結婚とともに、恋愛感情は無くなり、もっと穏やかな夫婦愛に移行していくのが普通である。特に女性の中には、それを不満に思い、もっとドラマチックで刺激的な不倫に走る向きも多いようだが、性愛などというものの刺激は、短期間しか続かないものであり、次から次へと相手を変える以外には、刺激を維持する手段はない。それによって傷つけられる人間関係の被害の大きさを考えれば、不倫は「やむなく」するものであり、自分から求めてするものではない。(旧約聖書の雅歌に曰く、「愛の自ずから起こるまでは、呼び、かつ覚ますことなかれ」と。)



夫婦の愛は、肉体関係とは別の愛情であり、子供への愛と同じような家族愛である。家族への愛は、しばしば、自分自身への愛以上に強いものであり、多くの家庭の父親のように、家族のためにはどのような自己犠牲も厭わない人間も多い。しかも、恋愛は相手への幻想の上に成り立つものであるのに対し、家族愛は、相手の長所も欠点もありのままに見た上で愛する愛である。恋愛がロマン主義的、幻想的愛なら、これは自然主義、リアリズムの愛だ。もっとも、幻想は現実以上に力強いもので、美的観点からは価値がある場合も無いではない。



 こんなお喋りばかりしていると、話の方がおろそかになるが、フリードの栄達は行き着くところまで行き着いており、普通なら、後は没落を語るしかない。話がそのように進みそうなので、作者としてもこの後は、実はあまり書くのに気乗りはしないのだ。



 だが、人間の上昇は、物質的、社会的なものばかりとは限らない。ジャン・ヴァルジャンのように、悲惨の中に死にながらも、精神的な栄光に包まれるというエンディングも考えられるし、マルキ・ド・サドの「呪縛の塔」の主人公ロドリグのように、神との壮大な対決をする、という手もある。まあ、多分、そのどちらにもなりそうもないが、フリードが風に乗ってこのままどこまでも飛んで行くのか、それとも風に吹き落とされるのか、もう少し見守っていただきたい。



 




まあ、電通が背後にいる時点で「怪しい」と多くの人が思うようになったのはいい傾向なのではないか。
私は、第一話だけで見限ったが、あれを「けっこう面白い」と思う人がいても不思議ではない。つまり、シュールギャグにあまり触れたことが無い人々だ。その種のギャグに慣れている人には、「あざとい」「気持ち悪い」となるだけだ。それ以外のギャグ、たとえば「虎視眈々」を無理に人名化するギャグを見ても、原作者のギャグ知能が中学生レベルであると分かる。

(以下引用)

アニメ『しかのこ』は何故失敗したのか・・・
2024年09月25日 15コメント アニメ
no title

1: 名無しさん ID:otakumix
とりあえず監督と脚本が悪いよな


3: 名無しさん ID:otakumix
過剰演出クソ滑ってたのに誰も止めなかったのか

4: 名無しさん ID:otakumix
原作

5: 名無しさん ID:otakumix
原作定期

6: 名無しさん ID:otakumix
内容がつまらない

7: 名無しさん ID:otakumix
原作はシンプルやろが

9: 名無しさん ID:otakumix
狙いすぎ

10: 名無しさん ID:otakumix
原作

14: 名無しさん ID:otakumix
ぬん

15: 名無しさん ID:otakumix
途中の歌もクソ滑ってたな

16: 名無しさん ID:otakumix
電通

17: 名無しさん ID:otakumix
内容のわりにはかなり健闘した方やろ

18: 名無しさん ID:otakumix
OPが正直大したことなかったから
PV作った奴は超絶有能や

19: 名無しさん ID:otakumix
いくら広報が有能でも本体があれなら売れないってのが分かって良かったやん
あんだけ放送前にYouTubeやらで流行らせなのに
「ものセラ(物語セラフィ)」という、マッドサイエンティスト的思想を集めたブログから転載。なお、私は科学の定説とは常に後世によってその誤りを指摘される存在だと思っているので、マッドサイエンティスト擁護派である。そして、宇宙は真空ではなく、エーテルという未知の物質で満ちた空間だと思っている。光の波動性を説明できるのはそれしかないからだ。光を超える速さはない、という説にも反対である。重力は即時に対象物質と結びつくからだ。
なお、科学の「新説」も野望に満ちた科学者グループが自分の利益のために提出するのであり、そのほとんどは詐欺に近いと思っている。

(以下引用)


ウォル・ソーンヒル:重力について
Holoscience.comより



警告しておくが、ソーンヒル ─ 物理法則を著しく無視する行為は許されない!

警告しておくが、ソーンヒル ─ 物理法則を著しく無視する行為は許されない!


風の中の鳥 (29)(30) 2016/08/02 (Tue)


第二十九章 冗談のような成り行き



 さて、雪の降り出した中をフリードの軍隊は出発した。

 国境の山脈の間道を通って大急ぎで進軍した結果、五日後に彼らはパーリャ郊外に到着したが、ちょうどその日の夕方にエルマニア国とフランシア国の大決戦は終わっていた。

 結果は、共倒れであった。

 エルマニアの五万の兵と、フランシアの三万の兵は互角に戦い、消耗し尽くしたのである。どちらも、自分の軍が有利に戦いを進めていると思って戦況を見ていたため、戦をやめるきっかけが掴めず、気が付くと、お互いに数百名の近衛隊だけを残すだけとなっていた。

 やがて夕暮れになり、戦闘は自然に一段落した。この時にはどちらも、自分の軍が負けたと思い込んでいたのである。

 エルマニア国王は夕闇に紛れて逃亡しようとしたが、その時、降りしきる雪の中を背後から近づく大軍隊があった。フリードの軍である。大軍隊どころではなく、たった二千名の小部隊であったが、その時のエルマニア国王にはフリード軍はまったく大軍隊に見えたのである。

 一方、こちらも自軍が負けたと信じ込んでいたフランシア国王も王宮に戻って逃亡の支度をしていた。

 そこへ、味方の兵士からの伝令が来て、次のように言った。

「国王、救援軍が来ました! ローラン国のフリード王です。ジャンヌ様の婿殿です。ローラン軍はエルマニア軍をさんざんに打ち破って、我が軍を勝利に導きました!」

 マルタン国王は飛び上がって歓喜の声を上げた。

 やがて王城に入城してきたフリードを、フランシア国王は腰を低くして丁重に迎えた。

「あなた方の御蔭で、我が国は救われました! この御恩は何と言っても言い足りないほどです」

「いやいや。何とか間に合ったようです。これで義父上への義理が果たせました」

 フリードは鷹揚に、感謝に答えた。



第三十章 功績と褒賞



 前章を読んで、「何だ、『漁夫の利』そのままじゃねえか」とお思いになった方は鋭い。

 しかし、現実というものはこのようなものであり、もっとも働いた人間が報われるとは限らない。戦で死んだ人間には何も報いはなく、生き残った卑怯者たち(生き残った事自体、彼らが卑怯者であったことを示している。あるいは、幸運なだけ、かもしれないが、卑怯者であった可能性は高いだろう。特に先の戦争で、自分は戦にも出ないで若い兵士たちが死んでいくのを平気で眺めていた老人連中は、極悪人の、人間のクズどもである)が戦争の利得は分け合うものなのである。死んだ人間には、メダルか何かを贈ればそれで済む。要するに、死んだ人間は働き損ということだ。死人に口無し、である。

 仕事の功績というものは、その現場が多くの人の目で目撃されていない場合には、実際に働いた人間よりも、後で自分の働きを積極的に言いふらす、口のうまい人間の物とされることが多い。だから、昔の武士たちでも、自分の功績をいかにアピールするかに腐心したものである。「男は黙って……」などというのは、確かに美的行為かもしれないが、それでは本人の自己満足しか得られはしない。

 ともあれ、ほとんど何もしなかったフリードは、エルマニア国との戦いの武勲第一とされ、フランシア宮廷で、皇太子をもしのぐ実力者となったのであった。

 フランシア国はこの勝利でエルマニア国を手に入れたが、残念ながらエルマニア国を統治するための兵力はほとんど残っていなかった。成り行きとして、フランシア国王マルタンの娘婿のフリードが手持ちの軍を引き連れて、エルマニア国を統治することになったのである。つまり、彼はエルマニア国の国王ということになった。

 わずか一年前には素寒貧の猟師だった若者が、ヨーロッパ最大の国の国王となったわけで、いくらお話とはいえ都合が良すぎるが、成り行きというものはこんなものである。ナポレオンだろうが、シーザーだろうが、偶然に恵まれなければあれほどの存在にはならなかったはずで、我々が個人の能力を過大評価するのは、その栄光のはなばなしさに目が眩まされるからである。世の中の出来事の多くは偶然に支配されており、人間の能力と結果とは、半分くらいしか結びつかないものである。また、栄光なるものは、大体は誇大宣伝によるもので、半分は眉唾物と思っていい。

人間は、事が終わった後では、必ず自分や関係者を美化するものであり、その結果、世の中には自称他称の嘘っぱちの偉人伝が満ち溢れることになる。トルストイの「戦争と平和」に描かれたナポレオンとクツーゾフの姿は、現実に近いと思われるが、世の中の人間の大半は、ナポレオンを偉大な英雄とし、クツーゾフなど覚えている人もいない。ナポレオンには、彼を美化する崇拝者が多かったが、クツーゾフにはトルストイ以外に弁護者がいなかったからだ。だから、昔から権力者たちは、自分の宣伝者を周到に手配したものである。

偉大な結果が、その当人たちの能力や判断とは無関係な場合もある。たとえば、日本海海戦の大勝利で、東郷平八郎は名将とされ、作戦参謀の秋山真之は名参謀とされたが、秋山による敵の行動予測は大外れしており、戦の間、彼は何一つしていない。また、東郷の判断による敵前大回頭など愚劣極まる作戦であり、自軍の被害を大きくしただけである。もちろん、そうしなければ敵を逃していたわけだから、止むを得ない行動だったわけだが、それが名将の理由にはならない。結果的には、長い航海で疲弊し、訓練不足の敵を打ち破って名を高めたわけだが、この勝利の「神話」が、その後の日本の軍隊を誇大妄想狂にし、将軍よりも参謀が大きい顔をするような、馬鹿げた参謀信仰を高めたのである。

日本の近代の「偉大な」軍人の戦績を詳しく見れば、その大半は失敗の連続であり、その栄光はたった一度の偶然の大当たりによるものであることが分かるだろう。いかに優れたリーダーでも、その場の状況では味方を全滅させることもあり、いかに無能なリーダーでも、(たとえば弱敵に遭遇するといった)偶然に恵まれて素晴らしい戦績を挙げることもある。それが戦争というものだが、日本の官僚や上級軍人たちは、自分たちの能力こそが勝利の鍵を握っていると信じていた。太平洋戦争における日本の敗北は、日露戦争以降に「システム化された」愚劣さによるものなのである。

さて、フリードは自分の腹心の部下たちをエルマニア国のそれぞれの郡の領主とし、自分はそれらの封建領主の上に立って国を統治した。

 仲間たちは皆喜んでそれぞれの郡の領主となったが、ジグムントだけはそれを断った。領主の仕事で頭を悩ますより、気楽に生きていきたいというわけである。そして、彼は何処へとも無く去っていった。

 







 



第二十七章 感動的場面とバックステージ



 



 フリードの考えには、しかし、弟のヴァジルが反対した。もともとフランシアに縁もゆかりもないヴァジルにとって、大国エルマニアとフランシアの戦いに首を突っ込むのは、せっかく手に入れたローラン国を自ら捨てるような行為と思われたのである。



 ヴァジルは、国王の側室の一人であった美女を情婦にし、その女に魂まで蕩かされていた。なにしろ、これまで山の中で贅沢らしい贅沢を何一つせずに育った人間が、短い間とはいえ、今では国王の弟として贅沢三昧の暮らしをしているのだから、この暮らしを捨てたくないと思うのも無理はない。



 フリードは仕方なく、エルマニアとの戦いの間の城の留守番をヴァジルに任せ、他の仲間とフランシアに向かうことにした。



 その頃、エルマニアの軍隊はパーリャから四、五日の距離の所まで迫っており、フリードたちが近道を通って大急ぎで救援に向かっても間に合うかどうか際どい瀬戸際であった。



 前のルドルフ王に仕えていた兵士たちは、フリードの軍に降伏した後、フリードに仕えていたが、その人数に新規に採用した兵士を入れても兵力はおよそ二千人でしかない。



 フランシア軍に味方する近隣諸国の軍を入れてもフランシア軍は三万、それに対し、エルマニア軍は五万と、数の上では圧倒している。しかし、前回のローヌの戦いと違うのは、フランシアと縁戚関係にあるバイエル公国がフランシアと同盟を結んでいることで、バイエル公国は精妙な弓部隊を持っていることで知られていた。このため、パーリャを最後の決戦場と決めて待っているフランシア軍に対して、エルマニア軍も慎重に歩を進めていたのであった。しかも、季節は冬に入っており、遠征軍にとっては食糧の調達が次第に難しくなってきていた。フランシア国内の穀物倉はフランシア軍によって焼き払われ、残りはパーリャに集められた物だけである。エルマニア国から食糧を運ぼうにも、雪が降り出したため、それも思うに任せない。ナポレオンのロシア侵攻ほどではないが、敵地で戦う困難にエルマニア軍は苦しんでいたわけである。



 エルマニア国王ヘンリックは、兵士の間に次第に厭戦気分が広がりかかっているのを見て、ある案を実行することにした。



 彼は、全兵士を整列させ、次のように演説した。



「お前たちを長い間待たせたが、いよいよ明日、フランシアとの決戦を行なうことにした。お前たちは、明日の戦いに勝って、この国を手に入れ、故郷に戻るのだ。この戦いが終われば、もはや戦争はない。ここまでの戦いで死んだ者も多いが、わしはお前たちだけに犠牲を払わせたりはしない。わしのこの戦いに対する決意を見せるために、わしは何よりも大きな犠牲を払おう。わしの息子のミロシュは、明日の戦いで、先頭に立って突進する。おそらく、彼は勇敢に戦って死ぬだろう。それだけではない。皆、見るがよい。ここにわしはわしの后を同行させてきた、何よりもわしの愛する妻だ。しかし、その妻に対する愛よりも、お前たち兵士への愛の方が大きい事をわしは見せよう」



 彼は傍に立って無心に微笑んでいた妻の腕を掴んだ。王妃は、驚いたような顔で、夫の顔を見上げた。



「見よ、わしはこの戦の勝利のための犠牲として、わしの妻の命を神に捧げる!」



 ヘンリックは、剣を抜いて、妻の胸に突き刺した。



 悲鳴を上げて王妃は倒れ、やがて息絶えた。



 全軍は凍りつくような沈黙に包まれ、やがて誰かが



「王様万歳!」



と叫ぶと、次々にそれに唱和する声が広がり、爆発的な叫びとなった。兵士たちの中には、興奮のあまり泣き出す者さえいる始末である。



 ヘンリック王は、満足げに頷くと、片手を上げて、王を称える歓呼に答えながら天幕の中に姿を消した。



 天幕の中に戻ると、国王はしなだれかかってきた側女の一人を抱いて接吻した。



「これで、私が王妃になれるわけね」



 女は、嬉しそうに言った。



「ああ、カソリックは離婚を許さんのでな。こうでもしなけりゃあ、王妃の始末がつかん。これで兵士の士気が上がれば、一石二鳥というものさ」



「それに、もちろん、皇太子も私の子のマックスになるのでしょうね」



「ああ、明日の戦いでミロシュがうまい具合に死んでくれればな」



 



第二十八章 男という動物について



 



 どうも、この話ではやたらと女性がひどい扱いを受けるので、作者の事を残忍冷酷な人間だと思う人がいるかもしれないが、それは時代のせいであって、実際に昔は女性がひどい扱いを受けていたのだから仕方がない。なにしろ、暴力が支配する時代では、女性や弱者の人権など、無きに等しいのである。もちろん、作者の私自身、強姦願望や殺人願望が心の底にあるからこそ、このような話を書いているのだと言われればその通りではあるのだが、現実人生では作者の私は虫も殺せぬ善人であることは、私自身が保証する。(そんな保証には一文の値打ちも無いかもしれないが。)願望と実行はまったく別の話であり、サマセット・モームも、普通の人間が心の底で考える妄想をそのまま書いたら、他人はその人をとんでもない人非人だと思うだろうと書いている。大事な事は、現実世界では妄想を妄想のままに止めておく理性と自制心なのである。しかし、小説の世界は、妄想こそがまさに現実である世界なのだ。



 ところで、男で、ピストルや剣が嫌いな人間は滅多にいないと思うが、フロイトを待つまでもなく、ピストルや剣は男根の隠喩である。つまり、刺すとか発射するという事自体、男には性的快感のイメージがあるのであり、だから男はこうした武器の出てくる話を好むのである。それを下劣と言おうが、幼稚と言おうが、それが男の本性なのだから仕方がない。



 性欲によってだけ人間の深層心理をはかるのは誤りかもしれないが、男なら女を、女なら男を得ることがもっとも一般的な欲望であることは確かである。異性を手に入れるために人はいろいろと面倒くさい手続きを取る。その手続き部分に比重を置いて書けば恋愛小説になるのだが、筆者は恋愛小説が大嫌いなのである。その理由は、筆者は人間の愛憎のごちゃごちゃが大嫌いで、単純そのものの人間だからである。



女性の場合には、男とは違って意味もなく性的衝動に駆られることは少ないため、恋愛や色事のその手続き自体を楽しむ人間が多いようだが、男の場合は、よほど異常な(これは生物としては異常ということで、別の言い方をすれば女性的、文化的ということだ)人間でもない限り、恋愛や色事のプロセス自体を楽しむ人間は少ないはずである。それは男の性欲の在り方に原因がある。美しい女を見る若い男の頭の中にはただ一つ、その女を犯し、女の体の中に射精したいという事しか無い。強姦魔と聖人君子は、女性を見る際の頭の中身、性的衝動の面では同じであり、ただそれを実行するかしないかが違うだけなのだ。だからこそ、そういう自分の心を隠して女と話をしている自分に、まともな男なら、恥ずかしさを感じて、平気では話せないはずなのである。したがって、性欲の減退した老人ならいざ知らず、性欲に衝き動かされる年齢の若い男には恋愛は不可能なはずだ、というのが恋愛経験の無い筆者の断定である。その不可能なはずの恋愛が、さも可能であるかのように描いているのが、多くの恋愛漫画や恋愛小説などのフィクションなのである。それを現実と混同して泣きをみる女は後を絶たない。若い男など、みんな性欲の塊で、強姦魔のケダモノだと思っておけば間違いはない。もっとも、これは、ある精神科医の言うように、人間は皆精神異常で、その程度の違いがあるだけだ、というのと同じ意味で言っているのだが。



とにかく、世の中の、恋愛を扱った甘ったるいフィクションは、若い男女に道を誤らせるもとである、というのが作者の考えだ。もっとも、幸福な結婚生活の秘訣は両性の「誤解」である、と言った作家もいることだし、同じことが恋愛についても言えるかもしれないが。


コメントの大部分が、かなり的を射ている(私は「的を得る」という言い方が嫌いである。)ので、転載する。長いので、途中で切るかもしれない。一言言えば、「モテる主人公はもはやオワコン」なのではないか。時代が「負けヒロイン」であるように、「負け主人公」の時代かもしれない。つまり、お前らの時代……にはならないだろうなあww
しかし、まあ、世の真実は、吾妻ひでおの作中人物の言うように「モテないってのは、何て心が休まるんだろう」なのである。モテる男というのはあれこれ忙しくて大変だろう。


【悲報】ラブコメ漫画家「モテる主人公?うーん…せや!こんな感じにしたろw」→結果wwwww
2024年09月21日 32 コメント

1: 2020/09/29(火) 08:25:07.41 ID:ujPXRozaM
漫画家A「頭良いキャラにしたろw」
漫画家B「頭良いキャラにしたろw」
漫画家C「頭良いキャラにしたろw」

漫画家ABC「頭の良さ?もちろんテストの点数や!」


2: 2020/09/29(火) 08:25:31.73 ID:ujPXRozaM
浅いよな



3: 2020/09/29(火) 08:26:28.76 ID:pAVDRLir0
うーん…特になんの取り柄もない冴えない男子だけど理由もなく美少女からモテモテにしたろ!



5: 2020/09/29(火) 08:27:03.38 ID:ujPXRozaM
>>3
一昔前はそうやったな
いまはモテる理由つけるために頭良い設定つけてる



6: 2020/09/29(火) 08:27:06.62 ID:XBcteBEea
最近というかラブひなからやろ

61nxdOSrdrL._SX354_BO1,204,203,200_



10: 2020/09/29(火) 08:27:38.56 ID:ujPXRozaM
>>6
でもラブひなくらいしか浮かばんわ昔の



9: 2020/09/29(火) 08:27:29.51 ID:CyvR+MC8a
物語当初は全然モテない扱いにしたろ!
でも内心惚れてる幼なじみは用意したろ!!



13: 2020/09/29(火) 08:27:59.41 ID:XBcteBEea
じゃあ真中や楽やリトみたいなのがええかというと微妙でね



15: 2020/09/29(火) 08:28:34.98 ID:pAVDRLir0
>>13
真中は違うやろ



22: 2020/09/29(火) 08:30:09.28 ID:XBcteBEea
>>15
何が違うんや
別に頭も良くないし運動もできない冴えないけどモテモテ枠やろ



17: 2020/09/29(火) 08:28:45.16 ID:zeKvKrA2M
五代くんみたいな主人公にしろ



18: 2020/09/29(火) 08:28:57.05 ID:cOJCTFY10
漫画家D「とりあえずイケメン設定にしたろw」



20: 2020/09/29(火) 08:29:22.63 ID:ujPXRozaM
>>18
モテる理由ならそれのほうがええわ



27: 2020/09/29(火) 08:32:16.34 ID:sxEmHnIX0
優柔不断にしとこ



30: 2020/09/29(火) 08:32:58.78 ID:ujPXRozaM
>>27
一昔前のその風潮に対する逆張り感もあわせもってるわ最近の作品



31: 2020/09/29(火) 08:32:59.08 ID:rbeCn03yd
>>27
???「優柔不断のゆうは優しいって書くんだよ」



33: 2020/09/29(火) 08:33:32.99 ID:ujPXRozaM
時代の変化やな
べつに悪いとは言ってないで



34: 2020/09/29(火) 08:33:52.11 ID:zgx6x/Th0
ヒロインがデレたら鈍感にしたろ



40: 2020/09/29(火) 08:36:05.68 ID:xD6JHIl10
スポーツマンだと陰キャが共感できないからしゃーない



45: 2020/09/29(火) 08:37:01.73 ID:ujPXRozaM
>>40
モテる要素って文武のどちらかにしか配置できへんのかなぁ



48: 2020/09/29(火) 08:38:14.96 ID:xD6JHIl10
>>45
平凡だけど優しいってのもあるぞ
一番叩かれる要素でもあるが



70: 2020/09/29(火) 08:42:48.86 ID:iRO99jZMM
>>48
リトさんやん
たたかれてへん



46: 2020/09/29(火) 08:37:01.97 ID:Zv67KcPp0
目付きは悪いが顔はイケメンにしたろ!



49: 2020/09/29(火) 08:38:15.97 ID:ujPXRozaM
>>46
目つき悪いから不良にまちがわれて恐れられるみたいな設定一時期流行ったな



274: 2020/09/29(火) 09:13:29.08 ID:uz515aCZ0
>>46
それ系でホンマに顔が怖かったのはエンジェル伝説だけだわ



50: 2020/09/29(火) 08:38:40.59 ID:Uz0S6fii0
めっちゃ男友達多くて男から人気あるラブコメ主人公がすき



54: 2020/09/29(火) 08:39:05.98 ID:ujPXRozaM
>>50
なにがあるやろ
ぐらんぶるとか?



64: 2020/09/29(火) 08:40:54.20 ID:8lHKMYJY0
>>54
女子大の学祭に入る権利のためだけに壊れる程度の友情やん



52: 2020/09/29(火) 08:38:43.71 ID:XBcteBEea
isの主人公の名前は忘れたけどアイツも冴えないけどモテモテ枠やったな



60: 2020/09/29(火) 08:40:22.43 ID:ujPXRozaM
>>52
バトル要素ある系は漢見せる機会多いからなぁ



55: 2020/09/29(火) 08:39:28.54 ID:1yvslHF6d
じゃあモテない主人公とかどうだ



59: 2020/09/29(火) 08:40:17.31 ID:x/68qLd20
フツメン名ばかりそこそこかっこいいパターンも多い



62: 2020/09/29(火) 08:40:32.44 ID:McbUWM0RM
家事得意にしたろ!



67: 2020/09/29(火) 08:41:45.02 ID:ujPXRozaM
>>62
これも無能ヒロインに対するマウントに使われがちだから嫌い



71: 2020/09/29(火) 08:43:07.98 ID:qU4FK2Ev0
転生させたろ!



81: 2020/09/29(火) 08:44:41.19 ID:lJHIG5GU0
今は根拠を求めたがる奴が多いからしゃーない
特に理由もなくモテまくるなんて今どき流行らん



96: 2020/09/29(火) 08:46:34.08 ID:Y1w/cwY+0
頭の良さ→テストの点数
強さ→ステータスオープン!

こういう何でも数値で表しちゃう創作が多すぎる
もっと描写で勝負して欲しいわ



97: 2020/09/29(火) 08:46:34.84 ID:/z1El9qFa
単に普通にモテる普通の男描いてもおもろないだけやで



109: 2020/09/29(火) 08:48:01.67 ID:ujPXRozaM
>>97
テストで点数が高いからこの主人公はモテます!
っていう安直さがつまらない



118: 2020/09/29(火) 08:50:10.51 ID:/z1El9qFa
>>109
かぐや様の早坂は目立たないように毎回テストで同じ順位わざととってるけど
そういう頭のよさ伝わりづらいし…



110: 2020/09/29(火) 08:48:04.38 ID:XBcteBEea
ふしぎ研は許されたな



140: 2020/09/29(火) 08:56:04.30 ID:ujPXRozaM
スペック盛りすぎると少女漫画になる難しさ



190: 2020/09/29(火) 09:02:40.09 ID:ujPXRozaM
こいつは頭悪い系やったな
no title




195: 2020/09/29(火) 09:03:38.44 ID:PcfjOWofd
>>190
こいつには「暴力」があるやん…
女は「暴力の強い男」好きよ?



206: 2020/09/29(火) 09:05:07.63 ID:v6sEIO3Up
>>190
まあこいつは幼馴染とメインヒロイン以外からはモテてないしな



232: 2020/09/29(火) 09:08:42.46 ID:U81/toF7M
だって本当に頭良かったら連載前の時点で彼女できてるし…



248: 2020/09/29(火) 09:10:50.91 ID:mn9Ta7/ua
シンプルに長身イケメンやからモテる例ってないんか?
グリザイアぐらいしか見たことない



253: 2020/09/29(火) 09:11:17.15 ID:A0IjutC30
>>248
少女漫画とか大体そうやろ



283: 2020/09/29(火) 09:14:22.49 ID:FAenpEnc0
>>248
グリザイアは長身イケメンというより有能要素でモテた気がする
スプリガンとかマスターキートンと同系統でしょ



358: 2020/09/29(火) 09:21:46.85 ID:8A3GTMNa0
>>248
承太郎みたいに憧れられるヒーローとして描かれてるならまだしもラブコメやとチー牛読者が感情移入できんからおらん



365: 2020/09/29(火) 09:22:52.91 ID:36rMh4X0d
>>248
野崎くん



163: 2020/09/29(火) 08:58:44.18 ID:g+Uz4VLA0
実際は頭いいだけじゃモテないよな
中高生ならヤンキータイプかリーダーシップあるかスポーツマンじゃなければモテない


「FFT」は私が繰り返しやった数少ないゲームのひとつである。コメントの多くも言っているように、終盤はゲームではなく作業になってつまらないが、途中までだけでもやる価値は大いにあるゲームだ。途中の、「こんなバトルで勝つのは絶対無理」と思うバトルでも、何回かやると勝てるようになる。で、たとえば「魔法使いを使うのは嫌い」という人間(筋肉派)などは、我慢して魔法使い(黒魔道士)を使うと、前半がサクサク進むなど、柔軟性を持ってプレーするといい。
何より、ゲーム中盤までの「政治との戦い」が、普通のRPGとは一線を画していて、面白い。これは脚本担当の人(松野氏?)が全学連世代だったことの影響だろう。全学連世代の残した唯一の功績ではないかwww
ひとつ、レベル上げのヒントを言うと、このゲームは相手へのヒット積み重ねでレベルが上がるがこれは仲間を殴っても有効なので、話の進行上無理に仲間にさせられている嫌な仲間を殴ってレベル上げをするといい。それで相手を気絶させれば、そいつの馬鹿行動でバトルが不利になるのを避けられるwww

(以下引用)





1: 名無しさん ID:03OEmqQld
今のゲーム業界にあれだけの傑作を生み出せるクリエイターは居るんだろうか?

5: 名無しさん ID:21OoWACn0
終盤が色々雑すぎる

 

8: 名無しさん ID:nwwwklig0
意地でもアグリアス使ってた

 

57: 名無しさん ID:LCI0TWVe0
>>8
ワイもあのキャラ大好き

 

9: 名無しさん ID:UdZOn4aJ0
あれだけ人のありかたにフィーチャーしてたのに
途中から全部モンスターのせいにして終わらせたのがね

 

10: 名無しさん ID:UIzBd3/X0
伝説のオウガバトルとか知らなそう

 

12: 名無しさん ID:Wu0mpthXa
設定いいしもっと掘り下げたもの見たいとも思うけどゲームとしてはかなり雑いよな

 

13: 名無しさん ID:a6j8sp9y0
駒ゲーのストーリーは頭に入ってこんねん…

 

15: 名無しさん ID:Y+LJj22T0
詰みポイントがあるゲームは名作にはならない

 

19: 名無しさん ID:wFGYmuhF0

クラウド「この世界でも無双しちゃいますかw」


なお


 

21: 名無しさん ID:Pn2KNC+X0
>>19
オルランドゥ「」

 

24: 名無しさん ID:JhlRDbuU0
speedが遅いせいでデブ扱いのアグさん…

 

28: 名無しさん ID:CZ3MZXDy0
リメイクしないんかな

 

29: 名無しさん ID:Pwq5ZVd80
探索で手に入るウイユベールとかいうノベルゲーム
あれ単体で販売してほしいわ
FFT本編よりも記憶が濃い

 

31: 名無しさん ID:XGEjKJFV0
途中から雑に全部モンスターのせいにするのはFFっぽい

 

32: 名無しさん ID:hk8JFyk40
3章までは素晴らしい

 

33: 名無しさん ID:me79DwMp0
ジョブシステムや雰囲気はすき

 

34: 名無しさん ID:C8m9i/m50
UIからキャラ、世界観、音楽までアートディレクションが完璧

 

36: 名無しさん ID:7LIV/NMs0

もう高低かったるい平面でええわ


ギレンの野望をシヴィライゼーションみたいにして出して欲しい


 

43: 名無しさん ID:Wu0mpthXa
ラムザは男の娘という風潮

 

46: 名無しさん ID:U31mto5Q0
ガフガリオンとかいうラムザの良き理解者

 

49: 名無しさん ID:XCp6ac060
スマホでやったら気が狂うかと思った
絶対にやめとけ

 

51: 名無しさん ID:t5qsMQ+g0
バランス終わってるよな
あれ稼ぎ無しで初見クリア出来るんか?

 

52: 名無しさん ID:eUwmepod0
二刀流とか使い始めたらぬるゲー
シドが加入する頃にはみんな無双しとる

 

56: 名無しさん ID:UBYj0SLm0
取り残しがイヤでずっと攻略本見てプレイしてたわ
面白かったけど作業やなアレでは

 

60: 名無しさん ID:NVGlIegb0
カオスブレード忍者が投げるまで何回もやったわ

 

69: 名無しさん ID:fK95znWn0
ゲームバランスはクソクソのクソで大味
ストーリーも後半はポットでのモンスター主体で尻すぼみ
面白いけど雑すぎるな

 

71: 名無しさん ID:6scDpzvO0
兄貴の言う通りに生きるルートだったり、革命軍に加わったり、アルガスと一緒に出世ルート進んだり、ガフガリオンと傭兵続けるルートだったり
リメイクするなら色んなルート作って各キャラをフォーカスしてくれねえかな

 

80: 名無しさん ID:XbsCIFL00
>>71
OPで言ってるやん英雄になったディリータの陰にいる人物の記録を辿るって
その形式である以上シナリオは一本道以外無いんや

 

94: 名無しさん ID:Pwq5ZVd80
>>80
正史は正史で、ifストーリーは見てみたいやで

 

77: 名無しさん ID:7owxAFxR0
ゲームバランス良いSRPGとか見た事ない大概ぶっ壊れキャラとスキルあるイメージ

78: 名無しさん ID:uwCuVzg/0
アークザラッドなんかもそうやけどSRPGはゲームバランス雑な方がおもろいと思うわ
システム的には3の方が綺麗やけど雁字搦めで何も出来ない3はマジでつまらん

 

87: 名無しさん ID:3u7AbDdk0
ファンもそれなりにいそうなのになぜかリメイクされない不思議タイトル

 

92: 名無しさん ID:fltA1Mqv0
>>87
だって面白いのは序盤だけだし
ジョブの選択肢が増える度に簡単になっていく
そしてこの欠点治すならもはや新作になってしまう

 

96: 名無しさん ID:zo1xTCtC0
>>87
PSP版でチョロっと追加要素ある移植されたっきりか?

 

97: 名無しさん ID:LCI0TWVe0
人の夢と書いて儚い

 

109: 名無しさん ID:6scDpzvO0
>>97
名言多いよな
家畜に神はいないとか

 

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