初投稿&10年以上前の話なので
辻褄合わなかったり
文章がおかしいのはご容赦ください
高校の時、身長に対して体重が軽すぎる
いわゆるもやし体型で
さらに眼鏡、オタクで
コミュ障というボッチだった。
んで、
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俺の通ってた高校は
地元では中堅以上なんだが、
それでもやっぱり不良は居るんだわ
俺の同じクラスにも
Aという女のヤンキーが居た。
スカートは短いし茶髪だし口調は荒いしと、
少なくとも俺は関わり合いにはなりたくなかった。
だけど、そんな見た目の癖に
授業は毎回出る、成績も中の上くらい。
補導歴あるくせに、
変なとこで優等生なAだった。
ちょっと長くなりそうなんで次へ
電車通学だったんだが、
その日も電車に乗って
学校に向かう途中だったんだ。
んで、その日も電車ん中は満員で
ぎゅうぎゅう詰めだったんだ。
俺は基本、痴漢の冤罪とかが怖いんで
毎回入口のそばに居て
体を入口に向けているんだ。
そしたら、急に
「こいつ痴漢です!」
といきなり俺の手をたからかに掴んで
そんな事を叫ばれた。
一瞬俺は頭が真っ白になったね、
なんで入口向いてたのに
そんな事言われたのか
わけがわからなかった。
体勢的に俺の腕を無理矢理上げてるので
痛いし驚いたしで
内心穏やかじゃなかった。
ちなみに、痴漢扱いした女は
一言でいえばゴム毬みたいな体系の女だった。
スーツを着てたから
多分OLかなんかだろう。
周りの乗客も
なんでこんな女に痴漢を?
みたいな感じの目で見ていた。
コミュ障+他人に注目されるのが嫌いな俺は
ますますパニックになり涙目になっていた
ゴム毬は痴漢!だの変態!
私の熟れた体にフジコフジコ!
とか叫んでいたが正直、
それどころじゃなくて頭に入らなかった。
続きます
とかそんな感じの事を言われて
俺は人生終わったと思った。
美人ならまだしも
こんなゴム毬に人生終わらせられるとか
不幸すぎると絶望してた。
「そいつは痴漢やってねえよ」
と、俺が呆然としてると
聞き覚えのある声が聞こえる
声のした方を見ると
Aがおっさんの襟首掴んで立っていた。
「このクソ親父が痴漢だからそいつは関係ねえよ」
話しを聞くとAもたまたま同じ車両に乗っていて
女の声でそちらを見たら
あからさまにコソコソ逃げようとする
おっさんを見つけてピンと来たAは
おっさんをふん捕まえて
ドスの聞いた低音ボイス(Aはハスキーボイス)で"質問"したら
速攻でゲロったらしい。
ゴム毬は「紛らわしいわね!キモイ見た目だから誤解されんのよ!」
と謝るそぶり無し、
きもい見た目なのは自覚してたが
面と向かって言われればやはりへこむ
そこでAがブチ切れた
続きます
間違ったら謝るっていう
当たり前のこともできねえのか!
体ん中に無駄な肉詰め込む前に
常識詰め込みやがれ!」
とか、そんな感じの事を言う
誰から見てもそいつは太り過ぎだったので
その言葉で周りの人間が
思わず吹き出してしまう
ゴム毬は真っ赤になって
「何よ!私の体が羨ましいから妬んでるんでしょフジコフジコ!」
と見当違いな発言をかます。
その発言で周りの乗客は耐えきれず大爆笑。
ゴム毬はいたたまれなくなったのか
駅に着いたら捨て台詞吐いて下車。
残された俺とAは捕まえた痴漢を突き出して
事情聴取した後で学校へ
Aに何で助けてくれたかと聞くと
間違ったことは許せない
母親ならあの時絶対ああしてたと話してくれた
実はAは小学生の頃に父親と死別しており片親、
女で一つで育ててくれたらしい
が、小学、中学とあほなガキどもに
片親を馬鹿にされて苛められてたという
それで近所の兄ちゃん(あとから聞いたら地元では有名な不良らしい)
に相談したら
舐められないような人間になれと
不良教育されたらしい
結果、見た目や言動は
不良っぽくなって苛められなくなったが、
基本の性格が間違ったことが許せない性格なのか
タバコもやらないし授業も毎回出て勉強もするという
変な不良が出来上がったとの事
ちなみに補導云々は、
たまたまバイトで遅くなった日に
Kに補導されたのが噂になっただけとの事
久々に同窓会に行って
嫁の武勇伝で盛り上がったので思いだしカキコ
これを嫁に話すと真っ赤になって
忘れろとポカポカ殴ってくるので超かわいい
面白かったけどw
sageって入れてたつもりがsagaになってた
酒飲んだ次の日はボケてていやね
ゴム毬はマジ勘弁
Aが俺の今の嫁です
痴漢騒動きっかけに話すようになって仲良くなってって感じ
完全に惚気になるからそこは省略
>>67にちょっと笑っちゃったw
引用元: ・胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(115)