これまでの村田の選手成績は立派なもので、打撃だけでなく守備もいい。一流選手と言っていい。それが、まだまだ働ける力がありながら、どの球団も手を出さない、というのは村田の性格や言動の問題だけではなく、プロ野球組織の大物(ナベツネあたり)から「回状」が回っているようにしか見えない。つまり、巨人を出された村田が活躍すると、巨人フロントの沽券に関わるからではないか。完全に選手として限界であった小笠原などを他球団に出したのとは場合が違う。
村田という選手は好きでも嫌いでもないが、選手としての実力を考えると、実に気の毒である。
(追記)今見つけた記事だが、そういえば、かなり前に私もこの記事を読んでいて、その時は「巨人関係者が村田の再就職を邪魔しているのか」と、何とも思わなかったが、現在に至るまで村田獲得に動く球団が出てこないのは、巨人を恐れているためではないか。(巨人とのカードは黒字確実だから、その機嫌を損ねたくないという考えからだろう。)
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1516097012/
村田の選択肢を広げるため、トレードでなく自由契約にした鹿取GMの配慮を、身内が無にする異常な構図だ。
https://www.zakzak.co.jp/spo/news/180116/spo1801160005-n1.html
村田「今月中に話を」独立L複数球団からオファー…NPBは誘いなし
巨人を昨季限りで自由契約となった村田修一内野手(37)が24日、神奈川県内のグラウンドで行ってきた自主トレを打ち上げた。いまだ所属先は決まらず、独立リーグ複数球団からオファーが届いていることを明かした。今月中に本格交渉の場を持つ予定で、同リーグでプレーしながらNPB復帰を目指す覚悟を口にした。
【写真】昨年8月29日の広島戦で15年連続2桁弾となるソロアーチを放つ村田
本来なら、キャンプに向けた荷造りをしている時期。自由契約通告から3カ月以上が過ぎ、村田は苦しい現状を明かした。
「キャンプに来てほしい、と誘いがあれば良かったけど。ないので、次のステップに進まないといけない」。元同僚の日本ハム・実松らと行ってきた自主トレは打ち上げ。NPBからのオファーはなく、来月は練習場すら決まっていない。「独立リーグのいろいろな球団から話があって、判断している最中。今月中に話をして、決めることができれば」と明かした。
23日にはソフトバンクを戦力外となった松坂が中日の入団テストに合格。「良かったと思うし、1軍で投げる姿を見たい。(最盛期と)同じ状態に戻ればいい」と喜んだ。「松坂世代」の一人としては期するものがある。古巣・巨人の若手選手の報道も連日目にしている。「また同じ舞台に立てればいい」と思いを巡らせる。
「(米国のキャンプの)招待選手の誘いもあったけど、メジャーへの夢はない。NPBに復帰したい」。その足掛かりとして独立リーグ入りは辞さない。人生初の単身生活も覚悟。支配下登録期限の7月末までをメドにし、8月以降のことは考えていない。
ノックの動きは軽快。フリー打撃でも力強い打球を飛ばし、例年と比べても状態はいい。通算2000安打にはあと135本。「欲しい、と決断してくれるところ(NPB球団)に行きたい。ないなら独立リーグが最後になる」と悲愴(ひそう)感を漂わせた。 (神田 佑)