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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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小田嶋隆 @tako_ashi  ·  16 時間

内閣が憲法解釈を変更するのは、間借り人が勝手にリフォームを断行するのと同じ。それを家族会議(閣議)だけで決めてる。しかも議論の出発点が「ベランダにヘリポート作るけど、オッケーかな?」だったりしてる。


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安倍政権は社外取締役導入促進の方針らしい。
「ヤフー知恵袋」から転載。


(以下引用)


【成長戦略】安倍政権の社外取締役導入促進で、官僚の「巨大天下り市場」出現--経...

c_omplianceさん


【成長戦略】安倍政権の社外取締役導入促進で、官僚の「巨大天下り市場」出現--経団連役員企業には主要官庁の 出現--経団連役員企業には主要官庁の有力OBがズラリ


■アメリカの年次改革要望書にあがってましたか?いったい何をたくらんでいるんですか?従業員の生活は破壊されますか?



「村野瀬玲奈の秘書課広報室」から転載。
この保護者のように、他人に平気で自己犠牲を要求できる人間の精神構造というものはどうなっているのだろう。しかも、それは決して少ない数ではないのである。



(以下引用)


「公立中学校 部活動の顧問制度は絶対に違法だ!!」ブログを共感とともに紹介します。

  にほんブログ村 政治ブログへ



少し引用で紹介します。全文、他の記事はリンク先からぜひお読みください。


●公立中学校 部活動の顧問制度は絶対に違法だ!!
糸が切れた土曜日
http://bukatsu1234.blog.jp/archives/37595016.html
2014年04月17日00:23

(前略)
前回の記事で、部活動の顧問を担当することになった旨を書きました。

そして、土日の片方を必ず休みにし、余暇とのバランスを重視することも。


例の職員会議が終わり、生徒の前で部活動顧問の発表がありました。

その日から部活動が始まったわけですが、私がまず行ったことはミーティングをすることでした。

今年の方針を話すためです。


今年は生徒における学習・家庭・部活のバランスを重視した運営をすること。

つまり、日曜は必ず休みにし、平日と土曜日に活動を行うこと。

また場合を見て連休もとること。

限られた時間の中で工夫して練習をし、自治的な団体として活動することのほうが大切だということ。


以上のことを話しました。

生徒も真剣な顔で聞いてくれ、ミーティングは無事に終わりました。

(中略)

なんとか練習試合が終わり、生徒の解散を終え、学校を出ようと靴箱に行ったそのときです。


保護者の方が5~6名、外で待っていました。

私はあいさつをし、帰路につこうとしましたが、その中の一人の保護者が私を呼び止めました。

その保護者は「先生、今年は日曜を休みにするそうですね。先生がお疲れなのも分かるのですが、日曜や連休も練習を入れてくれませんか」

というのです。


私は「ミーティングでお子様に話した通りです。あくまでボランティアであり、学校長も土日の片方は必ず休みにするようにと話しておりました。だから休みにします」

と答えました。


すると保護者は「子どもが練習したいと言っているんです。大切な試合も近いですし、3年生は引退まであと3か月です。悔いの残らないように、子どもの気持ちを汲んでやってください」

と食い下がりました。


その後、私はこのブログに記したようなことがらを、自分なりに端的に感情を必要以上に入れずに説明しました。

しかし保護者は「子どもがやりたいと言っている」という主張を盾に、なかなか折れてくれませんでした。

周囲の保護者も同じ考えのようで、さながら「あなたは教員として、休日に部活をしなければならないのに、サボるんですか?他の顧問はきちんとやっていますよ?」というお咎めを受けているかのような構図になりました。


私はその瞬間に、なにかプツンと糸が切れたような気がしました。

保護者には、管理職の意図するところ(本当に意図しているかは別として)が全く伝わっていないのです。

私には日曜を休む権利すらないのかと、目の前が真っ暗になりました。
(後略)


(転載ここまで)


全面的にこの先生の主張に賛成です。この記事を読んで、教員は疲れ知らずのロボットでもないし、学校と保護者の奴隷でもないと私は単純に思いました。

それと同時に、日本とは、互いにタダ働きをさせて疲弊させるあらゆる社会環境と思想がそろっているとも感じました。それを変えることなしに住みやすい社会にはなりません。働いてもらうなら正当な報酬を払う。必要な休みをとる。日本に必要なのはそれです。

「竹熊健太郎ツィッター」から転載。


(以下引用)



竹熊健太郎《編集家》 @kentaro666 5時間

  1. ああ驚いた。米大統領の見解が日米報道で正反対なんて?
    1. CNNの共同会見速報では尖閣に関しては日本の報道とニュアンスが逆。オバマが強調したのは「対話を通した日中の平和的解決」であり、オバマは「尖閣諸島がどちらに属しているかに関しては立場を明確にしない」と繰り返した、と。さらに「米国は軍事的関与を期待されるべきではない」とも話した、と。


「千日ブログ」から転載。参考資料である。
持ち株会社というのは具体的にどんな仕事をしているのか知らないが、いい商売である。というのは、この中のトップのスクウェア・エニックスは、スクウェアとエニックスの合同以来、業績は低空飛行を続けているにも関わらず、その持ち株会社の社員はこれほどの高給を取っているからである。まあ、社員とは言っても、株管理だけをする企業幹部だろうし、私のイメージでは面倒な仕事は全部他人に押し付け、利益だけを一部幹部社員が貰っているのが持ち株会社のイメージである。もっとも、持ち株会社について知らない人間の妄言にすぎない。


(以下引用)

給料の高い企業ランキング2012 スクウェア・エニックスが首位

 最近こういうお金にまつわるランキングをずいぶんやっている気がします。

  ■貯蓄・金融資産ランキングと借金日本一
  ■西日本長者番付(高額所得者ランキング)2012 週刊現代編
  ■日本長者番付(高額所得者ランキング)2012 週刊現代東日本編


 で、今日は給料額トップはスクウェア・エニックスHDの1709万円。東京電力の年収は653万円。その他、日本の高給会社トップ100社を一挙公開!(2012/8/14 ザイ・オンライン編集部)というもの。

 調べたのは、3月決算企業の有価証券報告書みたいです。(3月決算じゃない企業についても扱っているっぽいです)


年間給与額の高い会社ペスト20社

1 スクウェア・エニックス・ホールディングス 1709.7
2 フジ・メディア・ホールディングス 1510.3
3 日本テレビ放送網(日テレ) 1425.9
4 三菱商事 1412.9
5 朝日放送 1397.0
6 TBSホールディングス 1377.9
7 野村ホールディングス 1367.1
8 三井物産 1361.4
9 住友商事 1352.4
10 キーエンス 1322.1
11 テレビ朝日 1303.7
12 毎日放送 1290.0
13 朝日新聞社 1287.5
14 テレビ東京ホールディングス 1287.2
15 伊藤忠商事 1281.0
16 大塚ホールディングス 1263.2
17 三菱ケミカルホールディングス 1249.5
18 日本経済新聞社 1247.8
19 九州朝日放送 1244.0
20 JXホールディングス 1242.9

対象:有価証券報告書提出会社
数値は直近決算期の「有価証券報告書」届出データ
年闇給与額は百円以下四捨五入


 "給料トップはゲームソフト大手のスクウェア・エニックス・ホールディングスで、一人当たりの年間給与の平均額は1709万7000円"でしたが、従業員数が僅かに21人となっています。

 これはフジ・メディア・ホールディングスも同様で従業員数が25人にすぎないなど、ホールディングス系は全般に人数が少なめです。

 ~ホールディングスという会社の人数が少なくて、かつ給与が高いというのは当然と言えば当然で、ザイ・オンラインでも触れていました。
 持株会社はグループ会社の株式を保有する会社であり、事業活動は行わない。そのために社員数は、スクウェア・エニックス・ホールディングスが21人、フジ・メディア・ホールディングスが25人など、社員はごく少数の幹部のみだ。そのために社員の平均給与額は事業会社に比べて高額になってしまう。

 それぞれの連結子会社を含めたグループ全体の社員数をみると、スクウェア・エニックスは3424人。フジ・メディア・ホールディングスは6112人おり、この全体の平均は非公開だが、持株会社のみの給与額よりは金額が低下することは間違いない。
 ですから、スクウェア・エニックスやフジ・メディアの中核会社に入ったとしても、上記のような高給が約束されているわけではありません。


 ザイ・オンラインではランキングを見て、"なんとベスト20にテレビ局8社が、年収1200万円以上で名前を連ねた"と注目しています。

 その他、"4位三菱商事(8058)、8位三井物産(8031)、9位住友商事(元記事脱字のため補足、8053)、15位伊藤忠商事(8001)と、総合商社大手が1200万円から1300万円と、評判に違わぬ高額"となったとしていました。



(追記)参考までに。昔なら「独禁法違反」である。


holding company :ホールディングカンパニー
・株式を所有することにより傘下企業の事業活動を支配し、グループ全体の戦略・経営計画立案などにたずさわる会社のことを指す。
業態業種を異にする事業会社を束ねるために活用する、あるいはM&A等において旧事業会社のブランド維持、旧事業会社の競争力維持のための事業統合の形として持株会社設立し、経営統合させる場合もある。
・他の企業の支配を主たる目的とし、特に生産活動などの事業を行わないものは純粋持ち株会社と呼び、かつての財閥本社はその典型だった。
・独占禁止法が改正したことによって、平成10年12月より持ち株会社が許可されるようになった。







「東海アマ」ツィッターにリツィートされたもの。
少子化は放置して、移民毎年20万人受け入れですか。


(以下引用)



くろみや @kuromiya9638 3月18日

専業主婦やろうと思ったら「寄生虫」、保育園に入れようとしたら「空きがない」、子どもが熱出して仕事休もうとしたら「これだから子持ちは無責任」、ベビーシッターに預けようとしたら「よく他人に預けられるね」って言われたら、子育てってどうやったらいいんだろう… 

まあ、ロイターの発信だからユダ金による情報操作だと思う。攻撃したのが本当にロシア軍かどうか怪しいものだ。そもそもクリミアにおけるウクライナ軍(全体かどうかは分からないが)はすでにロシアに投降したはずだから、ロシア軍がそれを攻撃するはずはない。少なくともロシア軍側から攻撃を始めることはありえないだろう。下の写真にしても「14日撮影」のものをなぜ「18日」の事件の記事に載せるのか。これはロシア側の「好戦的ポーズ」をアピールする意図だろう。総合的に考えて、これは「西側」、つまり背後にはユダ金がいるわけだが、による情報操作の記事だろう、と思われる。
新聞記事は素直に読んではいけないよ、という一例としてこのブログを書いてみた。



(以下引用)


クリミアのウクライナ軍をロシア軍が攻撃、1人負傷=インタファクス

ロイター 3月19日(水)1時30分配信

[キエフ 18日 ロイター] -ウクライナ南部のクリミア自治共和国の首都シンフェロポリの基地に駐屯しているウクライナ軍が18日、ロシア軍による攻撃を受け、兵士1人が負傷した。ロシアのインタファクス通信がウクライナ軍報道官の話として報じた。

報道官は「ウクライナ軍の兵士1人が首に怪我をした。われわれは基地の2階に立てこもっているが、本部は占領され、司令官の身柄は拘束された。われわれに武器を捨てるよう呼び掛けているが、投降しない」と述べた。

また、別の兵士はテレビ局の取材に対し「われわれは襲撃された」と述べた。襲撃された建物の中には女性も含む20─35人がいるとしている。


「阿修羅」から転載。
このブログには似合わない記事だが、資料としての保存である。


(以下引用)



http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130611-00010000-takaraj-hlth
宝島 6月11日(火)16時30分配信


 5000人以上のがん治療をし、ホスピス医として2500人以上の末期がん患者を診てきた
ホスピス医、小野寺時夫(おのでら・ときお)氏にお話を伺いました。

 ホスピスで心を痛めることのひとつは、抗がん剤治療を受けすぎてズタズタになってくる人が
非常に多いことです。高度進行がんに対して諦めずに種々の抗がん剤治療を受けたが効果が
なく、ひどく衰弱進行してくるため、ホスピス入院後間もなく死亡する人が少なくないのです。

 抗がん剤は、どんながんにもやらないよりは多少でも効果があると思っている人が多い感を
受けますが、それは大きな誤りです。抗がん剤が効くのは、急性白血病、悪性リンパ腫、
睾丸のがん、胎盤の絨毛上(じゅうもうじょう)皮ひがん、小児がんで、これらのがんには
7割くらいの人に有効で、5年生存率も6割を超えます。

 問題なのはそれ以外のがんで、乳がんや卵巣がんでは有効例が比較的多いのですが、
それ以外のがんで本当に延命効果があるのは、おそらく10人に1人以下ではないでしょうか。
近年、分子標的薬が開発され、副作用が少なく効果が一段と上がっていると医師が話し、
マスコミも報道しますが、副作用がかなり強く重大なものもあり、効果は従来の抗がん剤に
比較すれば多少効く頻度が高いのが真実でしょう。

 抗がん剤治療は効かなければ苦しみながら人生の大切な時間を失い、命を縮める危険も
あるので、患者は効く率や副作用をよく理解した上で、受けるか受けないか、効かなければ
すぐに中止する決断をしなければならないのです。

■大学病院医師の信じられない言葉

 肺がんの手術から2年後に再発した男性のKさん(当時71歳)は、大学病院大学病院医師の
信じられない言葉で抗がん剤治療を勧められ、抗がん剤の組み合わせと投与法の異なる
5種類のなかから、好きなものを選ぶよう言われたそうです。

 どれがおすすめなのかを医師に聞くと、
「治療してみないとわからないから、5通りの方法を比較しているのです」
と言われ、Kさんはあまりしつこく聞いてはいけないと思い、3番目の方法を選んだのです。

 2カ月近く入院治療を受けたそうですが、副作用で食欲がなくなり、身の置き所のない
不快感に悩まされました。効いているかどうかを医師に尋ねたところ、
「残念ながら効いていないようなので、残り4つのなかから選んだものに変更します」
と言われそうです。

 Kさんは呼吸苦も胸痛も強くなってきたので、すぐには決心がつかず考えて後で返事をする、
と答えました。ところが、若い医師に
「大学病院は研究機関でもあることを承知でかかっているのでしょう。もし治療を受けないのなら、
すぐ退院してほかの病院に行くように」と言われ、やむを得ず1番目の方法を選んだのです。

 新しい献立の治療は、週1回の注射に通うものでしたが、二月目に入るとまったく食欲が
なくなって味もわからなくなり、だるさが増して手がしびれ、著しく減少した白血球や血小板が
回復しなくなったのです。その時点で医師からホスピスを勧めれれ、私のところに入院して
きたのです。

 Kさんの肺がんは抗がん剤の効きにくい「腺(せん)がん」でした。脊椎や肋骨に転移が
多数ある上、腹膜転移もあり、抗がん剤治療の適応は考えられない状態でした。
本人も家族も、大学病院が抗がん剤治療を強く勧めたのは、研究のためだと不信感を
持っていましたが、私もそれは否定できないと思います。

 5つの抗がん剤治療法の特徴や効く率の説明もせず、どれかを選べというのは患者の
人権を無視しています。大学の権威を笠に患者を脅迫するなどは、許しがたいことで、
日本がいまだ文化国家とは言い難い一端ではないでしょうか。

■抗がん剤は命を賭けたギャンブル

 抗がん剤はどれくらいの率で効くのか-これが最も大きな問題ですが、医師もマスコミも
よく効いた稀な例を挙げて、あたかも誰にでも効くような印象を与える傾向が強いのですが、
延命効果のある例があることは事実ですが、非常に少ないのが真実です。殊に日本の医師は、
信頼できる臨床データがなく、勘で話している場合が多いのです。

 私も若い時代の一時期は、積極的に抗がん剤治療を試みた時期がありました。しかし、
乳がんの骨移転や大腸がんの肝臓転移に著効して延命効果があった例がありましたが、
30人くらいに1人の割合で、そのほかのがんの著効例はなく、私は次第に抗がん剤治療に
期待しなくなったのです。

 最近、ホスピス入院患者で抗がん剤治療を受けた300人のなかで、診療情報提供書
(医師からの紹介状)に抗がん剤効果の有無が書いてある160人について有効率を
調べてみました。160人中、有効とあったのは6例だけでした。この6例のなかでも、乳がんの
ひどい皮膚転移、肺の小細胞がん、卵巣がんの3人は治療で延命したと思われましたが、
ほかの3人は一時的に有効とあっただけ。また、160人中、抗がん剤の種類を2度、3度と
変えて治療した人が約80例ありましたが、抗がん剤を変えたら効いたという例は一例も
なかったのです。

 抗がん剤は使ってみなければ効くかどうかわからず、がんが少し小さくなったり、腫瘍マーカーが
一時的に少し下がったりしても延命効果まではないことが多いのです。本当に延命効果の
ある率は、とくに乳がんや卵巣がん以外では非常に低く、肝臓がんや胆道がんの有効例を
私は一例も経験していません。同じ臓器のがんでも、がん細胞の性質は個人個人みな異なり、
抗がん剤や放射線がAさんに効いたからBさんにも効く、ということはなく、Bさんに効かない率の
ほうがはるかに高いのです。

 言い換えると、抗がん剤治療は命を賭けた当たる確率の悪いギャンブルなのです。ですから、
がん治療専門医やその家族ががんの場合、抗がん剤治療を受けない例が多いのです。
高名ながんセンター総長が肺がんになった時、何の治療も受けず、モルヒネを使いながら
最後まで自宅で過ごしたというのは、医療界では有名な話です。
「阿修羅」から転載。
毎度おなじみの「賦課方式」と「積み立て方式」は違う、という議論だが、こういう議論を起こさせること自体が役人の狙いであり、「賦課方式」も「積み立て方式」も、国民が払ったものを国民に返す、という意味では実質的には同じことである。なぜ「賦課方式」のようなややこしい方式を設定したか、というと、年金制度を開始するにあたって、「これまで年金を納付していなかった国民にも年金を支払う」という暴挙をする、というのが大前提としてあったからだ。それは、当時の役人たち(高級官僚)自身が、「年金受け取り適齢期」が間近だったから、そう決めたのである。そのために「賦課方式」というインチキな制度を設定したために、それが年金に関する「世代間反目(闘争)」という効果も生み、うまい具合の国民「分割統治」にもなったわけだ。あるいは、最初からそれも狙いの一つだったのだろう。
というわけで、最初の数十年は、年金をほとんど払っていない世代が、「払ったもの」として年金を受け取ったために、年金制度は「支払う(年金を納付する)人間の数が膨らまない限り破綻する」ということが運命づけられ、少子化傾向によって年金破綻の到来は明らかになったわけである。これが、大学入試などにおいて「少子化」を問題視して、国民教育をせよ、という(秘密の)文部省方針にもなった理由である。


(以下引用)*下記記事中の「60歳までの支払期限」は「60歳からの支払期限」とするべきだろう。



厚生労働省が自民党の厚生労働部会に、年金改正の案を持ち出した。

具体的には、現在60歳までの支払期限を65歳まで5年延長。また、マクロ経済スライドの適用を厳格にして、受取額が目減りする内容も含まれているという。


漸次的にこうした「改悪」が続けば、今後どこまで制度が国民に不利益なものにされるのかわからない。年金はどうなってしまうのか。


確かに高齢化によって、若い世代が払う保険料のほとんどが引退世代に所得移転されるという現在の「賦課方式」の仕組みでは、年金財政はもたなくなっている。一方で、多くの国民が年金は自分たちの支払う保険料が老後に自分のところに返ってくる「積立方式」と勘違いしている。


この問題を解決する方法は二つしかない。国民の「誤解」にあわせて年金の賦課方式を積立方式に改めるか、国民の「誤解」を改めるか、である。


前者のように、年金制度を「賦課方式」から「積立方式」に変更するためには100年以上の移行期間を要するが、少しでも積立方式に変えていく方策があってもいいだろう。





小田嶋隆のブログから転載。
これはサッカーに限定された話ではなく、全世界的な社会病理の話である。


(以下引用)

2014/03/08

浦和


浦和サポの愚行が話題になっているので、2013年の9月に「サッカー批評」のために書いた原稿をアップしておきます。

 浦和サポの愚行について
 
 8月24日の午後、清水エスパレスと浦和レッズのゲームが行われたエコパスタジアムの駐車場で、浦和レッズのサポーター4名が警備員に暴行をはたらいた容疑で逮捕された。
 報道によれば、容疑者4名は、直接の容疑(警備員の胸ぐらをつかんだり、体を押したりしたとされている)を否認しているのだそうだが、犯行に先立って、逮捕された4名を含む浦和サポの一部が、清水エスパルスの選手を乗せたバスに爆竹や発煙筒を投げたことは、既に事実として認定されている。
 つくづく、バカな事件だ。
 個人的には、スタジアムに暴力を持ち込むファンは、電車の中で痴漢行為をはたらく人間と同等だと思っている。
 そういう連中には、できれば、二度とサッカーにかかわってほしくない。
 もっとも、
「ほんの小競り合いじゃないか」
 と、軽く見る向きもあるはずだ。
 実際、評論家の中にも
「日本の観客はおとなしすぎる」
 みたいなことを言う人は存在する。
「ヨーロッパの観客からしたらこんなのは挨拶代わりじだよ(笑)」
 といった調子だ。
 でもって、そういう論客は、
「暴力に傾斜しかねないほどの熱気をはらんだ観客の応援圧力が真のサッカー文化をはぐくんでいるのだ」
 ぐらいな説教をカマして、わが国の品行方正なサッカーファンを叱りつけていたりするわけだ。
 私はそうは思わない。
 サポーターが荒くれるぐらいのことで、日本のサッカーのレベルが向上するなんてことはあり得ない。サッカーはそんなに単純なスポーツではない。また、どこの国のリーグであれ、サポーターの暴徒化がチームを強化する筋合いもない。あたりまえの話だ。
 それでも、発煙筒が飛び交うイタリアあたりの観客席の風景を「カッコいい」と思っているサポーターは、たぶん、そんなに少なくない。
 だからこそ私は、今回のようなサポによる暴力事件を、軽視すべきではないと考えている次第だ。
 8月27日のスポニチによれば、
《Jリーグの大東和美チェアマンは26日、浦和からの事実関係の報告を待って、裁定委員会で処分を検討する考えを示した。》
 のだそうで、展開次第では、制裁金や勝ち点の剥奪も考えられるということになっている。
 個人的には、思い切った処分を期待している。というのも、この数年、スタジアムに足を運ぶ度に、サポ席周辺のトゲトゲしさがエスカレートしている感じを抱いているからだ。そろそろ、リーグとして、サポーターのマナーに対して、明確なメッセージを伝えるべき時期に来ていると思う。 
 というわけで、今回は、ヨーロッパ風のやさぐれた観戦マナーに憧れる一部のサポーターがもたらすかもしれない害悪について書くことにする。
 ドーハの悲劇から日韓ワールドカップ開催に至る数年の間、インターネット上のサッカーコンテンツは、掲示板を中心にまわっていた。
 おぼえている人もいるはずだ。
 西暦2000年をはさんだその当時は、まだミクシィもツイッターもフェイスブックも生まれていなかった。それゆえ、インターネット世界の潮流は、個人ベースのホームページと、管理人が手動でページを更新するタイプの掲示板に多くの部分を負っていた。
 私も、1997年から2002年頃までは、日々の習慣として、いくつかのサッカー掲示板を巡回し、その時々のネット世論の動向を眺め、時には自分で思うところを書き込んでは、同じ場所に集うサッカーファンとの間で意見を交換したりしていた。
 私の記憶では、2004年ぐらいまでは、多少の紛糾はあったものの、掲示板は順調に機能していた。つまり、参加者がそれなりのマナーを守って、短い言葉をやりとりしつつ、交流を楽しみ、インターネットサッカー文化の隆盛を信じていたのである。
 ところが、それらの大小さまざまのサポ掲示板は、ある時期を境に、バタバタと閉鎖する流れになった。
 閉鎖の直接の原因は、掲示板を主宰する管理人が、「荒らし」と呼ばれる素行のよろしくない客の所業に耐えられなくなったからだ。
 荒らしの中には、同じ文言を大量に書き込む自動スクリプト(コンピュータのプログラム)で掲示板を機能不全に追い込む知能犯もいた。と、そうしたウィルスまがいのロボットに対処するスキルを持たない管理人は、掲示板をもちこたえることができなくなる。
 でなくても、常連筆者の怒りや管理人の周章を面白がる悪意ある扇動者は、何度追い出しても、次から次へと新しい認証ハンドルを手に入れて、何度でも罵詈雑言を浴びせてくる。
 結果、荒らし耐性を備えた「2ちゃんねる」の内部に、自主運営の掲示板が残ったほかは、わが国のサッカー掲示板文化は、たった2年ほどの間に、ほぼ死滅するに至ったのである。
 それも、突然現れた、数にすればタカの知れた、跳ね上がりのバカたちの悪意のために、だ。
 この時に味わった喪失感を、私はいまでも時々思い出す。
 何年もの間毎日通っていたなじみの掲示板が、ある日突然閉鎖した時の寂しさは、ある意味、行きつけの蕎麦屋が閉店した時よりもキツい。
 蕎麦ならほかの蕎麦屋に行く手もあるが、掲示板を失った常連は、ほかに集まるべき場所を容易に見つけられないからだ。
 いまでも、たとえば、2ちゃんねるのサッカー掲示板を覗くことはあるのだが、あれは、往年のまったりとした掲示板とはまるで違う。
 日韓W杯前後の掲示板は、たとえて言うなら、行きつけのスナックのような場所だった。
 常連客の顔(といってもハンドルネームだけだが)は、互いに見知っていた。私のような、滅多に書き込みをしない客も、一日に一度はのれんをくぐって、店の様子を覗いていたわけで、ということはつまり、あの場所は、とにかく仲間が集まる根城だったわけで、「なあなあ」でだらしない部分はあったものの、常連にとっては居心地の良い空間だったのである。
 その、おそらく数百人から数千人の常連客をかかえた(書き込まずに読んでいただけの人間を勘定に入れれば、利用者の数は数万人に達していたかもしれない)掲示板を荒らしていたのは、せいぜいが数十人の不心得者だった。
 というよりも、最も致命的な被害をもたらしていた最強力な荒らしは、数人に過ぎなかったかもしれない。
 ところが、その、数人から数十人のちっぽけな連中の悪意は、数千人が集うサッカー愛の共同体を瓦解させることができたのである。
 それほどに、悪は強い。
 たった一匹のハエがとまっただけで、ケーキ一つがまるごと台無しになるみたいなもので、数万人の善男善女がサッカーを楽しんでいるスタジアムであっても、数十人のならず者が人種差別発言を叫ぶだけで、ゲームが没収されるケースは考えられる。
 かほどに、クズの影響力は大きい。だから、クズの動向に、われわれは、常に注意を払っていなければならない。
 現在、ツイッターでも似たようなことが起こりはじめている。
 ツイッターでの発言がきっかけでブログが炎上して、最終的に自殺してしまった県議会議員がいたが、こうした事例は、世界中で繰り返されている。
 ほんの一握りの人間の悪意が、数千人の娯楽を台無しにする仕様は、インターネットというシステムががかかえている病理のようなものなのかもしれない。
「悪貨は良貨を駆逐する」
 と言ったのは、経済学者だったが、多数の人間がひとつの場所に集合すると、どこであれ、ほぼ同じことが起こる。すなわち、最も暴力的な人間が最も大きな権力を手に入れ、最も品の無い振る舞いが、最も巨大な影響力を発揮することになるのである。
 浦和レッズのサポーターが暴力事件を起こしたのと同じ頃、島根県のある図書館に収蔵してある「はだしのゲン」という漫画作品が「閉架処置」(誰もが見られる形で展示されないようになる、ということ)にされたというニュースが流れてきた。
 閉架処置そのものの是非は、当稿の主題とは無関係なので、ここでは問わない。大切なのは、ひとつの作品の公開法をめぐる決定が、事実上、たった一人の人間の苦情(閉架処置は特定の人物の執拗な抗議と働きかけにによって決定されたことが取材によって明らかになっている)によって、変更されてしまったという事実だ。
 われわれは、少数者の悪意が多数者を翻弄する世界の中で暮らしている。
 広告業界で働く知人によれば、評判の良かったCMが、たった一本の苦情電話で放送中止になった例が、彼自身がかかわった例だけでも、この5年ほどの間に3例ほどあるのだという。
「苦情を想定して、アイディア段階でツブされる例だったら、それこそ何百件もあるぞ」
 かように、われわれの社会は、苦情や荒らしや暴力に対して、以前にもまして脆弱になっている。
 サッカー界も同様だ。
 ごく少数の愚かなサポーターが引き起こす不祥事の責任を適切に処理できる人間は、実は、どこにもいない、チームも、協会も、メディアも、コトが起こったら後ろも見ずに逃げるはずだ。
 であるからして、スタジアムで見かけたバカや、観客席で暴力を振り回して粋がっているバカは、なんとしても芽のうちに摘み取らねばならない。
 2002年頃、日韓共催の絡みで掲示板にレイシストがまぎれこんで来たのをはじめて見かけた時、私は、
「こいつらは、特定の民族をケナしたいだけで、サッカーとは無縁な連中だからほうっておけば良い」
 と考えていた。
 が、気がついた時には、彼らの攻撃にさらされて、掲示板は、続々と潰れていた。
 同じことを繰り返してはならない。
 なので、リーグおよび協会には、ぜひ毅然とした対応を期待したい。


以上です。
心あるサッカーファンの皆さん。うちのチームのバカなサポがご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。
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