ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「富とは自由に処分できる時間のことなのであって、それ以外のなにものでもない」
これはマルクスの言葉らしいが、私もこれに賛成である。しかし、これには大前提があって、「生きるのに必要な金銭が保証されている」ことだ。
つまり、生活保護を受けている者や年金老人こそが、この世で一番豊かな人間だということだ。ただしこれはあくまで「生きるのに必要なカネが」保証されているという話であり、「贅沢するのに必要なカネ」の話ではない。
モームの「世界の十大小説」の中の、大小説家たちの伝記部分を読むと、バルザックもドストエフスキーもカネが入るようになると、まったく無駄で無意味なカネの使い方をして大散財するのである。それが癖になるのか、借金してまで浪費するのである。
もともとの貴族であり、カネに不自由はしなかったトルストイも、カネのロクな使い方はしなかった。彼らには「カネを持つ意味」は無かったのである。なぜなら、彼らは素晴らしい「脳内世界」を持っていて、それを小説として書くだけで十分であり、実はカネを持つ必要性など無かったからである。
高橋留美子などは「漫画を描くより楽しいことってあります?」と言ったそうである。賢者の言である。この言葉は、清少納言が「一番の幸福は白い紙を得た時だ」と言っているのと同じである。つまり、この紙に何を書こうかと考えるのが一番の幸福だったわけだ。
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