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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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引用文で書かれている内容はつまらないが、この問題提起自体は非常に面白い。
私のこのブログでも「他者否定」「嫌いな作品批判」が非常に多い気がする。それは、おそらく「嫌い」という感情(他者否定の感情)が「良くない」という潜在意識があるから、「なぜ嫌いなのか」という理由を探してその感情を正当化、合理化する心的機制ではないか。
たとえば、この前書いた「ハチクロ」批判の文章にしても、私はもともとは羽海野チカの漫画は好きな部類で、「三月のライオン」などは最初は書店で購入していたくらいだ。だが、アニメの「ハチクロ」は見ていて不快感が澱のように心に溜まっていくので、その理由を考察したわけである。まあ、簡単に言えば、作者と自分とは感性が違い、人間への対し方、人間の評価(価値観)が違うということだろう。話だけを追うのならそれでも問題は無いが、やはりその違和感が心に沈殿して気持ち悪くなるので、それを吐き出したくなるわけだ。心の掃除である。

(以下引用)


2024-05-13
■嫌いを語るエネルギー

例えば増田はその昔Comicoで連載していたももくりという漫画が好きではない

ストーカー気味のヒロインと年下の主人公のラブコメだったはずだ

中盤くらいまでは面白く読んでいた記憶はあるが、如何せん昔過ぎて内容はもうあまり覚えていない

ともあれ、嫌いになった要因として、その中盤で突然、全く魅力のないサブキャラクターが主軸に置かれラブコメが始まったからだ

出てきて、放課後に主人公を遊びに誘う程度、教室内でも二、三言話はするが内面描写などほとんど無いキャラクター

それがいきなり主役面をして、これまたヒロインの友人という描写の少ないキャラクターと恋愛をしだして、なんだこれはと思ったものだ

主人公とヒロインのラブコメが目当てだってのに、魅力の表現がされていないキャラクターの話をされても苦痛なだけだった

と、嫌いな理由はまだまだ書けるのだが、好きな作品に関しては熱量を持って書ける気がしない

例えば、同時期にComico連載していたネト充のススメが好きなのだが、これはオンラインゲームで交流を深めていた人間とリアルで出会い、人間関係が発展していくラブコメだが

主人公がどんくさ可愛い、ヒーローの顔が良い、といった酷く表面的な、なんとなく好きを語ることしか出来なくなってしまう

明らかにネガティブを語るよりはポジティブを語った方が良いと思うのだが

嫌いを語るエネルギーをどうして好きを語る熱量に変えられないのか

分からない
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