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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「ナーロッパ」は言うまでもなく、「なろう小説」での「異世界転生物」に出てくる疑似ヨーロッパのことで、アニメなどで描かれる中世西洋的社会は「ナーロッパ」である。
だが、いかに調べて書いても、我々日本人の想像力では本物の中世ヨーロッパの細部は分かるはずがないのであり、結局は「話さえ面白ければOK」となる。
そこで、私が考えたのが「ナッポン小説」である。過去の時代の日本の姿など、学者でもすべてを知っているわけがないし、また厳密に調べて書いても話がつまらなければ意味がないので、そこを「いい加減でいい」ことにするわけだ。過去の人間が「OK、OK、からOK」と言おうがかまわない、と最初から適当主義でいくのが「ナッポン小説」である。まあ、高名な作家の時代小説でも、けっこういい加減な描写はあるはずだが、素人作家は最初から図々しくいこうというわけだ。
そのように考えれば、過去の時代の日本は西洋人のみならず現代日本人にも面白い状況があり、たとえば幕藩体制での幕府と各藩の暗闘というのは、吉川英治の「鳴門秘帖」や直木三十五の「南国太平記」だけでなく、幕府の隠密を主人公とする話など、いくつもあるだろう。山手樹一郎の明朗時代劇、あるいは脳天気時代劇小説なども幕府と各藩の関係が話の土台になっていることが多い。
ということで、「ナッポン時代劇小説」を書いてみようかな、と考えているのだが、まあ、大半は書きながら考えるにしても、少しは全体像(見取り図)を考えてみようかな、という、これはメモである。
最初は「忍者学校」と、その卒業生の活躍を考えてみたが、「忍者学校」は、読んだことはないが、あるいは「NARUTO」で描かれたかもしれない。ただ、普通の侍よりは隠密、隠密よりは忍者のほうが面白そうではある。
山手樹一郎の「元若殿で剣豪の浪人」など、まさになろう小説的ではある。しかし、剣豪というのは、描写は基本的につまらない気がする。つまり「剣豪になる過程」というのが退屈だという印象で、「上昇感覚」が無さそうなのである。
以上は、これから小説家や脚本家になろうという人にアイデアはそのまま提供する。私自身がそういうものを見てみたい、読んでみたいからである。
ちなみに、封建時代、主に江戸時代の日本は海外の趣味人にも関心を持たれている。特に忍者は大人気である。おそらく、アクションシーンが、単なる切り合いよりバラエティがあり、知力を使う戦いだからだろう。

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