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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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見たくなるようなアニメが無いので、「異世界おじさん」と「薬屋」以外は「デスノート」(アニメのほう)を再視聴しているが、アニメ化も実に完璧で、ある部分では原作を超えている。まあ、原作はLの死後は蛇足だったという大きな欠陥がある。その部分は実写化映画のほうが上である。
で、3作品だけではアニメに飢えるので、後は「ダンジョンの中の人」を再々再視聴しているが、それだけだと「剣と魔法の物語」栄養分不足になるので、これまで食わず嫌いしていた「俺はすべてをパリイする」を見てみたら、案外好感の持てる作品である。
何より、主人公の設定、特に性格がいい。謙虚で努力家であるのもいいが、設定としては「何の才能もない」というのが面白い。普通だとこれを「嫌な性格」たとえば「このスバ」の主人公のように他者を利用するだけの図々しい性格にしそうだが、真面目で誠実にしたのがいい。
ただし、監督が未熟なためだと思うが、描写の細部が雑である。剣技の得意技が「パリイ(相手の攻撃を弾くこと)」しかないというのが主人公の特性なのだから、それでいかにして強敵に勝つか、という描写が重要なのは当然なはずだが、一回目からその描写がいい加減なのである。「パリイ」で相手の攻撃を逸らすだけでは相手にダメージは与えられない以上、勝つことは普通なら不可能であるが、第一回目では、パリイした相手の斧の頭部が切断されたのはいいとしても、その斧の頭部がなぜか相手の首に向かって飛んで、その首を切断するのである。物理的運動として不可能だろう。
しかも、主人公(名前を忘れたので「パリイ君」とでもする)は、戦った相手が人間の数倍の体格のミノタウロスだのに、「牛」と呼ぶのである。子供のころから冒険に憧れ、冒険者になる夢を持っていた男がミノタウロスを「牛」と思うはずがないだろう。
パリイ君の子供のころの描写での家の側の家畜飼育所の細部の描写や、彼が正規冒険者になれなくて土方仕事をする描写など、いい描写も多かったのに、残念である。まあ、二回目以降にご期待だ。

なお、私なら、パリイがミノタウロスと戦って守っていた少女が、斧の頭部が飛んだ時に魔法を使って飛ぶ方向をコントロールし、ミノタウロスの首を切断した、とする。そうすればパリイ君も、「勝ったのは自分の力ではない」と考えてその謙虚さを失わないのも自然だろう。
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