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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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野沢雅子の78歳は、さすがに驚いた。思えば、大昔の東映動画あたりからの現役ではないか。しかし、こおろぎさとみ(52歳)がどういう顔で野原ひまわりのアテレコをやっているのか、見てみたいというか、見るのが怖いというか……。


(以下引用)



「実年齢」に驚いた女性声優ランキング



アニメキャラクターの声や映画の吹き替えは、作品のイメージを決定づける重要な要素のひとつですよね。その声を演出しているのが、声優と呼ばれる人たちです。特に女性声優は、少年から大人まで幅広い声色を使い分ける方が多く、年齢も雰囲気も違った2人のキ ... 続きを見る

  1. 1位

    孫悟空・孫悟飯・孫悟天(ドラゴンボール)、ひろし(ど根性ガエル)


  2. 2位

    綾波レイ(新世紀エヴァンゲリオン)、女らんま(らんま1/2)


  3. 3位

    浅倉南(タッチ)、草壁サツキ(となりのトトロ)


  4. 4位

    天道かすみ(らんま1/2)、グレイス・オコナー(マクロスF)


  5. 5位

    野原ひまわり(クレヨンしんちゃん)、ミュウ(ポケットモンスターシリーズ)


  6. 6位

    さくらももこ(ちびまる子ちゃん)、タルるート(まじかる☆タルるートくん)


  7. 7位

    モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)、クリリン(ドラゴンボール)、きり丸(忍たま乱太郎)


  8. 8位

    高町なのは(魔法少女リリカルなのは)、ナビィ(海賊戦隊ゴーカイジャー)


  9. 9位

    加賀香子(ゴールデンタイム)、ミス・モノクローム(ミス・モノクローム -The Animation-)


  10. 10位

    おしりかじり虫18世(おしりかじり虫)、美浜ちよ(あずまんが大王)


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少し前の日記から。




1月15日(木)「ファミリー・ガイ」というアメリカのアニメを見ているが、なかなか骨のある作品。ブラック、下ネタの中に、まっとうな政治批判やまっとうな人間描写が時々出てくる。ユダヤをからかった場面で、「ナショナル・ジオグラフィックス」が突然出てきて、少し笑った。「ハートロッカー」はインチキな作品だ、というコメントも出てくるし、イラク戦争自体への批判も出てくる。「サウス・パーク」に近いが、政治的にはあれよりまとも。犬や赤ん坊がしゃべるが、あれは彼らの主観で描かれている、ということだろう。(追記:そうではなく、「この世界」では犬や幼児が明晰に喋っていてもおかしくない、ただし誰も気にとめずまともに受け取らない、ということらしい。ちなみに、ウィキ日本語版の、この作品の解説は的外れな部分が多いと感じるが、それはシーズンによる違いかもしれない。)

すぎやまこういちの言葉に納得。たとえば10歳の子供が人生論を語るのはちゃんちゃらおかしいが、どんなダメ人間でも60歳の人間が語る人生論は、その人間の60年間の裏付けがある、というのとはちょっと違うか。(笑)まあ、何も考えずに生きてきた人間に語るべきものなどあるはずはない。すぎやまこういちの言葉は、ある分野で長年努力して結果を出してきた人間の言葉だから重みがある。
ついでに言うと、「残酷な天使のテーゼ」の歌詞はショタコンがテーマだと思うがどうか。作詞家本人にそのケがあるかどうかは知らない。
さらに言えば、この歌の大ヒットの最大原因は、抒情性を重んじるポップスの歌詞に投げ込まれた「テーゼ」という難しげな、思わせぶりな言葉にある。これを題名に使ったことが成功の第一の理由。もちろん、曲も卓抜。
次に、あのオープニングアニメの卓抜さと歌の見事な一致。
まあ、さまざまな要素が偶然的にうまく働いたと言える。



(以下引用)


エヴァンゲリオン『残酷な天使のテーゼ』作詞家が明かすシンプルすぎる誕生秘話


引用元・【話題】驚愕!作詞家が明かす名曲『残酷な天使のテーゼ』のシンプルすぎる誕生秘話 [1/11]
http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/moeplus/1420963564/
1えりにゃんφ ★ 2015/01/11(日) 17:06:04.96 ID:???.net
 アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌『残酷な天使のテーゼ』の作詞を手がけた作詞家・
及川眠子さんが自身のTwitterで明かした制作秘話が話題だ。

 及川さんのツイートによると、歌詞自体の制作時間はたったの2時間程度。作詞をすることになった
きっかけも、マネージャーがたまたまもらってきた仕事だったそう。

 さらに、30分ほど「適当に」打ち合わせをした程度だったとか。また作詞にあたっても、
「企画書斜め読み」し作品2話分のビデオを「早送り」で観たうえで、「ええい好きなこと書いちゃえ~!」と
いった心境で書いたと打ち明ける。

 及川さん自身も「みんなの夢を壊してごめんね」とコメントするほど、あまりにもあっさりした制作の裏側が
明らかになった(以上、文中「」は本人ツイートより引用)。

 この驚愕の事実に対し「これがプロの仕事、センスなのだなと思いました」「名曲は時間かければ生まれる訳では
ないのですね」「でもそれがスタンダードになるんですから」など、及川さんを賞賛する声が多数寄せられ、
同ツイートは1800回以上リツイートされるほど拡散されている。

 また同ツイートのリプライやコメントにおいては、『エヴァンゲリオン』関連の楽曲は常に先に曲と仮歌が
できた状態で詞を作っていたこと、仮歌も実際に歌唱を担当した高橋洋子さんが担当していたことなどの
エピソードも明かされている。

 さらに、過去に作詞を担当した横浜ベイスターズ応援歌の制作エピソードについても触れられるなど、
普段あまり耳にすることがない有名作詞家の制作現場が垣間見られるツイートだったといえよう。

http://getnews.jp/archives/764301

 
17チャチャ丸 ◆DQan0pMFeE 2015/01/11(日) 17:30:34.13 ID:ydT6omdz.net
すぎやまこういち 「ドラクエのテーマ曲は5分で作った。だけど54歳の時に作ったから
           54年間の僕の人生が無ければ5分で作れなかったわけです」
番組の最初に「ネタバレしますよ」と断っているのだから、問題なし、だろう。作品解説や作品批評には作品の内容に触れるしかないのだから、ネタバレは必然的に起こる。推理小説以外ではネタバレをそんなに禁じなくてもいいはずだ。
私自身は、「思い出のマーニー」はまったく見る気がしなかったが、この宮台真司の「ネタバレ」でかえって興味が沸いてきた。監督はたしか「アリエッティ」の監督だと思うが、あの監督の個性(自然描写の繊細さ)に合った作品かもしれない。



(以下引用)



宮台真司氏がラジオ番組の「思い出のマーニー」批評でネタバレしてしまう

8日放送の「荒川強啓 デイキャッチ!」(TBSラジオ)で宮台真司氏が、アニメ映画「思い出のマーニー」を批評する中でネタバレしてしまう一幕があった。

「宮台真司が語る夏のアニメ映画」として宮台氏は、コーナー冒頭から「ネタバレ満載なので、嫌な人はボリュームを絞るか、すぐにラジオスイッチをを切ってください」と宣言しつつ、「思い出のマーニー」を「通過儀礼ものです」と位置づけ、作品の批評を始めた。

宮台氏は「少女がある夏のエピソードを機に大人になる。逆に大人になることの中身は、親に対する恨みから、やはり自由になるというお話なんですね。人を恨んでいる時には、依存しているから恨んでいるわけですよね。で、恨みから自由になるということは、自立するということで、やっぱり自立がテーマなんです」と語る。「STAND BY ME ドラえもん」とテーマは同じだという。

続けて宮台氏は「で、あの実は、まあ病気なので療養に、いわばサナトリウムに行くんですね。そうするとそこで、ある少女に会うの主人公のアンナっていうのが、マーニーっていう金髪の少女に会うんです」と、映画のあらすじを語る。

ここから宮台氏は、作品の内容も明らかにしていった。

「とてもお金持ちの少女、マーニー。お母さんたちはいつもパーティーをやっている、みたいなね。で、あなたは幸せだけど、私は不幸せだなっていう風に思っていると、実は私(マーニー)はあなた以上に酷い人生なの、っていうことで、自分の境遇をマーニーが喋るんですね。それで、主人公のアンナは衝撃を受ける。要はですね、ネグレクト(育児放棄)されてきて、なおかつ、お手伝いさんとかお婆ちゃん、いわば婆やに、散々いじめを食らっているのがマーニーっていう存在なんですね。それなのに明るくて、優しく振舞っている」と宮台氏は映画の予告編でも触れられていないマーニーの境遇を語る。

さらに「それを見て、いろんな交流はその後あるんですけども、最終的に、マーニーとの出会いによって、そのマーニーを守るっていう立場に、アンナが転じるんですね。受動性から能動性に転じる」と、劇中で描かれるアンナの変化も明らかにした。

そして宮台氏は「同時に、思い込みによる恨みから自由になって、最後はそのまま母のことを「おばさん」って呼んでいたのを、「お母さん」と呼べるようになる、っていうふうなエンディングなんですね」と、あっさり映画のエンディングも語ってしまった。

原作と映画の違いについて宮台氏は「背後がね、これは原作はもともとイギリスの海辺なんですけども、北海道に設定されている。またロケーションをですね、ものすごく厳密にハンティングしたんだと思うけど、素晴らしい自然の描写で。まさにそういう場で、お婆ちゃんの幻に会う」と、映画の肝でもある、アンナの祖母の幻が登場することも明らかにする。

ここからがまさに真のネタバレなのだが「そう、マーニーっていうのはね、ネタバレですよ? アンナのお婆ちゃんなんです」と宮台氏は放送で語る。

これにはパーソナリティの荒川氏も「あら、言っちゃった。そこまで言わなきゃ良かったのに」 と、ため息を漏らした。

だが宮台氏のネタバレトークはまだ終わらず「何でお婆ちゃんが、アンナの前に現れてきたのかっていうと、アンナが思い込みによって潰れて行ってしまうのが、可哀想でならなかったから出てくるわけね。で、実際そのお婆ちゃんの後の代々の、これは言いませんけど、不幸の連続なんですね。で、不幸を断ち切りたいと思って、お婆ちゃんが出てきて、マーニーとして出てきて、アンナをエンパワーし、首尾よく自立し、前向きに未来に向かって行くというお話でした」とオチをほぼ完全に語ってしまう。

コーナーの最後には荒川氏の「あーあ」という、呆れたかのようなため息が漏れた。
ながたかずひさ「ユルネバ!」から全文転載。
ながた氏は業界の人間だから、同業者に批判的な意見は書けないのだろう、と皮肉な見方もできるが、私は「マーニー」は見ていないので何とも言えない。しかし、下記記事を見ても、平板単調な物語なのだろうな、という想像はつく。やはりこれは脚本の責任が一番なのではないか。もちろん、米本監督の演出力欠如、という可能性もある。
ドラマとは、「ドラマ性」という言葉もある通り、劇的なものがあるからドラマなのであり、たとえば「東京物語」や「野いちご」のように、一見何も事件らしい事件が起こらなくても劇的緊張を保ったドラマというものもある。私は「アリエッティ」にはそれをまったく感じなかったし、「マーニー」もおそらくそうなるだろう、と思っている。これは作劇者の資質によるものだ。だが、風景描写などの叙情性はある監督なので、それを目的とした作品づくりをするというのも一つの方向ではある。しかし、たとえ子供相手がメインの作品と言っても、ドラマ性を欠いたドラマが一般大衆(「面白いもの」に対するその嗅覚は案外鋭いものだ)を引き付けることはないだろう。つまり、ジブリがこういう方向で作品作りを進めるなら、それは企業としては致命傷になるだろう、ということである。
なお、「アニメ」とは「アニマ」つまり「生命」とか「精霊」を語源としていたはずであり、「生命性」の欠如した、動きのないアニメはアニメではない。それはストーリーにも通じることだ。物語としての「動き」が無いアニメが子供を引き付けるはずはない。
要するに、米本監督は「アリエッティ」への反省がまったく無いまま「マーニー」を作ったのだろう、と私は推測している。批判に対して「俺の方向性は間違っていない」と居直っているのかもしれない。(精神構造が、サッカー日本代表の「自分たちのサッカー」論によく似ている。)


(以下引用)


2014年07月22日


映画「思い出のマーニー」監督:米林宏昌


http://marnie.jp/index.html

 とてもいい作品でした。
(以下ネタバレあり)


 便宜的にフィジカル(物理的)な部分とロジカル(論理的)な部分とに分けて考えてみます。

 フィジカルな部分では弱点一つ、
「ちょっと平板ではないかな」
とは思いました。
 脚本が悪いというよりも(むしろこちらは詰め込み気味)やはり監督の抑揚の付け方=演出がちょっと物足りなかったです。絵も動きも効果もタイムスケジュールも。
『アリエッティ』観てましても米林監督は抑制が効いた演出がお好きなのだろうとは思いますが、せっかくのアニメしかもファンタジー、「もったいない」という印象です。

 ただ、傷というわけではなくこのぐらいがお好きな方も多いでしょうし、できもしない無理をして変な味入っちゃう方が問題ではあるので、まあ次回はもう少しはっちゃけていただいても、ぐらいの希望を出しておくことにして。
 もちろん、いい「ハサミ」持ってる人呼んで来る手もあります。自社生産だと描いてる人の顔浮かんで切れない、とかあるでしょうしねぇ。
 あとやっぱり「宮崎の影」は観る方に絶対あって、メシの描写やギュッと抱く描写であのくどくどしい熱さ・執念が無いと、物足りなく感じちゃうのはもうしょうがないです。

 で、ロジックの方ですが、こちらはいいかんじ。

 近現代のコンテンツ(芸術・エンタメ)における大テーマの一つに、
「発狂した世界にどうやって『引っかかり』を見つけて生きてゆくか」
があると思うのですが、この作品ではそれを見失っていた杏奈ちゃんが、無事見つけて日常へ帰っていく、その過程が丁寧に描かれていました。これだけで合格点です。

 皆さんご存知のようにこの世界は(社会は、そこに棲まう人間たちは)
「合理的であるフリをして自分たちでそれを守らない」
「人情を大切にするフリをして『嫌だ』という人間の声を無視する」
という具合に発狂しており、しかもそれを絶対に認めようとしない。
 元来が「まとも」である子どもたちはこの矛盾にブチ当たって困り果てた末、3種(正確には4種)の対応を取らざるを得ません。

 1 杏奈のように 世界はこんなもんで「自分がおかしいんだ」と閉じこもる
「お母さんがお金貰ってた」というのは「不機嫌を表現していいんだ」と自分に許可を与えるトリガーに過ぎず、不機嫌の理由は別(世界の発狂)にある。

 2 ふとっちょぶたさんのように 「どうもおかしいんだけど物事動かさな始まりませんし」と先送る
 杏奈に罵倒されて(母親が動転するほど)号泣したのは、「お前のやってることでは問題は解決しない、むしろ問題の維持に手を貸している」と一番痛い所を突かれたからです。

 3 その他の子どもたちのように 気づいてないフリをしてアホのフリをする
 これが最も短期的に安全な対応策ですが、これで一生過ごしきれるとは限らない。たぶん無理でしかもこの問題は、はしかと同じく遅く発病するほど重くのしかかる。あと、「アホのフリ」と「アホ」は同値by兼好法師。

 4 稀に 「おかしいのは世間や」をずっと持ったまま成長する
 が、それを口に出しても黙殺されるので結局123どれかにスライドするか、変人呼ばわりウエルカムな無縁人生に身を委ねて挙句、世間には無影響。

 で、このすべての子どもが直面する危機に際して、私たちはだいたい大人になる時に何か一つでも
「引っ掛かり」
を世界の中に見つけ、そこを嵐の中のアンカーポイントにしてなんとかかんとか、世界および「生きること」に折り合いをつけます。
「とにかく何かわからないけどこれをやっている間は「生きている」」
という何かを。
 恋でも友情でも趣味でも仕事でもマンガでも温泉でもビールでも讃岐うどんでも、なんでもいいんですそれは。

 マーニーを初めて見た瞬間、杏奈は思わず、身体が勝手に動くようにして、近づこうとします。
 これこそが「見つけた」瞬間であり、それ以降今までの消極性が嘘のように野山を転げまわるようにして彼女を追う。
 しかし「これが無くては生きていけない」とまでいくとこれは悪い意味での依存で、だからマーニーは消える。
 あなたが掴んだものは「世界との繋がり」であって、わたしではない、と教えるように。

 と、そこで終盤の杏奈になりきると、初めて周囲が見えてくる。
 そこに居たのは、それぞれのやり方でこの危機を乗り切ったであろう大人たち(頼子さん、大岩夫妻、久子さん、といちさん)と、彼らが自分を見守ってくれていたという事実。
 マーニーは特に(ヒロインですし)、この子どもと大人の二面を持たされています。子どもの面では杏奈の写し鏡のように「世界から弾き出されている」子で、大人の面で見れば「そういう子どもを見守る」ことにその「引っ掛かり」を(最後の最後にようやくのことで)見出した人、です。
 だからこそそれを、杏奈に早く伝えたかった。呼び寄せたとも言えましょう。

『もののけ』以降のジブリ映画は基本的に、この「世界との繋がりが不安定な人」が、どのようにしてその「繋がり」を再構築・再確認していくか、がメイン・テーマですので、たいへん普遍性があります。その中でも「夢か現かわからないマーニーの存在」以外に特殊舞台装置の無い当作品は、「入り込み易さ」という面で取っ付き易い作品だと思います。
 一見すると
「思春期の不安定な女の子が不思議な体験を通じて一歩成長した」
という「よくあるお話」なのですが、それにとどまらないのはここ、世の理不尽・不条理をきっちり描くことで(無意味な高速道路、押し付けがましい七夕祭りやボランティア、もちろん杏奈やマーニーの子ども時代を巡るトラブル)、
「悪いのは君じゃなくて世界なんだけど、もうしわけないがそれを乗り越えるのは君自身だ」
というメッセージを大人としてちゃんと発している点でしょう。

「生きろ」
「生きねば」
と言われた時に、上述の危機にある子どもは序盤の杏奈のような曇った瞳で
「どうして?」
と問います。その時に我々大人は
「いいことがある」
という答えをひとつと、もうひとつ、
「酷いこともたくさんある。それを招いているのは我々大人だ」
という言いにくいことも伝えねばなりません。そして非常に無責任にも厚顔無恥にも、
「いいことを手がかりに生きて、この世界をちょっとでも良くしてくれ」
と願う。
 だいたいの大人はそれが恥ずかしいし、虫がよすぎるし、もっとシンプルに自分の非を認めたくないので、
「いいことがある」
としか言わない、ので、信じてもらえない。

 米林監督はそこを逃げずに真正面から取り組んだのです。
 夢のような風景・環境に居る、どうしようもなく「普通」=発狂した人々と(言うまでもありませんが、発狂した世界で普通であるということは発狂してるってことです)、そんな「普通」になりたい、つまり狂ってしまいたいとまで自暴自棄を起こした杏奈=わたし。
 目を背けたくなるようなリアルで、実際目を逸らしたほうがエンターテイメントとして一時の「癒やし」になる性能は高まるわけですが、そこを耐えて観客が目を逸らさない範囲ギリギリを狙って粘り強く描く、からこそ、一歩踏み込んだ作品になる。
 見習いたい。

 ということでたいへんいい作品ですので、劇場でぜひ。
 小難しいこと考えなくてもこの季節、北海道の風景観てるだけでホッとできます。ジブリは夢を現実にするのが相変わらず最高に巧い。
 ああ、また行きたいなあ北海道!

 余談ですが(近年の)ジブリ映画に反応しない人が世の中には2種類居て、
・やりたいことやってやりたくないことやらなかっためちゃくちゃ幸せ(&幸運)な人
か、
・これを観てしまうと自分の依って立つ世界が崩壊するのが怖いので目を逸らす人
のどちらかです。
 ウチの母なんか前者でして(笑)それどころかこの作品にも出てますね、さやかちゃん。ジブリ名物女丈夫、いつでも「私は私」と言い放てる、あの歳にして既に危機を乗り切っている、もしくは危機など無い!少女です。
 まあ実際稀に居ますよ特に女の子には。男はだいたい上記4になっていじけるんですけど。
 彼女がマーニーの部屋の住人になる、というのも、穿ち過ぎかもしれませんが未来への希望を暗示させる、いい筋回しだと思いました。
 それはそうと問題は後者で、この方々というのはつまり「宝箱の鍵が宝箱の中」の状態ですので、一筋縄ではいきません。そしておそらく、そういう人は想像するより割と多い。

 次回も米林作品、観に行きますとも。
「思い出のマーニー」が早くも爆死決定のようだが、その根本問題は脚本にある、と思われる。駄目な映画の原因は10中8,9脚本にあるのだから。(ジブリ作品ではないが)「おおかみこども」は成功作だが、脚本は問題多し、であった。しかし、演出がうまいから欠点をカバーできたのである。ほとんどの映画やアニメでは脚本で失敗していると作品全体が失敗するものだ。
なお、「思い出のマーニー」は未見だが、見るつもりもない。「アリエッティ」の監督、「アリエッティ」の脚本家、という段階で、見るに値せず、と判断した。



(以下引用9




13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:01:11.81 ID:9OxRN9vZ0.net

脚本
丹羽圭子

作品歴
海がきこえる(1993年)- 脚本(中村香名義)
ゲド戦記(2006年) - 脚本
借りぐらしのアリエッティ(2010年) - 脚本
コクリコ坂から(2011年) - 脚本
思い出のマーニー(2014年) - 脚本


最近のクソジブリの脚本を書いてる戦犯。なぜか使われ続ける
浅いセリフ、盛り上がり0の平坦なストーリーしか書けない無能


21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:03:14.90 ID:ZkRQ8+iX0.net

>>13
どうせ次回作もこいつが担当するんだろ
丹羽を起用しなかったかぐや姫はシナリオがよかった


20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:02:59.61 ID:+3zwVtXRO.net

だって最近のジブリわくわくしないんだもの


100: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:20:00.75 ID:rPhKg7TqO.net

>>20
なんか物足りないよね
アリエッティ昨日初めて見たけど、安定して地味って感じだった
面白味に欠けるというか


27: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:05:24.46 ID:WDz6XCU+0.net

かぐや姫は宣伝が悪かったな
特にあの爺さんの池沼みたいな演戯
あれでかなり離れたろ


31: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:05:56.05 ID:Gey2Li6b0.net

>>27
そんな層は離れていくべきだろむしろ


37: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:07:17.76 ID:yQ9FV86P0.net

>>27
公開時期も悪かった。かぐや姫の直後だったし


36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:07:04.27 ID:MPmY5/7Y0.net

昔のジブリ:子供に夢を与える
今のジブリ:子供に現実をぶつける


48: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:09:37.20 ID:rFe8+r0MO.net

深夜アニメっぽい雰囲気


67: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:14:18.91 ID:HDSiKesC0.net

かぐや姫もマーニーも今初めて聞いたわ
宣伝が足りないんじゃねーの


69: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:15:19.88 ID:WDz6XCU+0.net

>>67
いやさすがにそれはお前がテレビつけてないから


68: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:15:09.04 ID:z38+iq120.net

かぐや姫良かったのに赤字なのか


77: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:17:07.77 ID:Ntc/bJVi0.net

>>68
話なんか全部わかってるし、あの映像に兼ねかけてんだろうけど別にアニメはアニメ塗りでいいすわ


94: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:19:30.43 ID:u6/NBNzp0.net

ジブリが情けない

宮崎駿を同じジャンルじゃ超えられないから少女だけのアニメ作って
方向転換って感じがする

同じ冒険物で負けてもいいから勝負してほしかったな


99: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/07/19(土) 18:19:46.08 ID:yQ9FV86P0.net

思い出のマーニー
総合評価30点

・ベタ、単調、浅い、セリフが軽い
・アリエッティもだが、好きになれるキャラが一人もいない
・終始低調、基本的にイベントが起こらない
・主人公が暗くてアクションがない分、アリエッティよりも退屈
・映像と音楽はいい
・わき役が本当にわき役のままで終わる
・大人も子供も退屈
・心に残るシーンがない

結論
宮崎駿と高畑勲が去ったあとのジブリは普通以下のアニメしか作れない


56 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/投稿日:2014/06/04(水) 11:59:34.30 ID:DFdjM649
オープニングのワンパターンさを指し示した動画がおもしろかった
Every Anime Opening Ever Made:


346 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん@\(^o^)/投稿日:2014/06/04(水) 13:31:23.25 ID:cuZ62+wI
>> 56
わろた

まぁでもOPって作品の顔であり期待を持たせて作品に引き込む役を担うから仕方ないよな
ネタバレ/本編使い回しをせずに キャラ紹介 キャラ同士の関係 これからの展望 全体としての作風 躍動感 これを表現するには
なかなか他の表現でやれといわれても難しいんじゃないかな

少し古いが、この記事は永久保存の価値があるだろう。





00:30

日本のアニメのOPソングが、世界の合唱団に気に入られ、教会などで歌われていた!! 【海外の反応】


海外の反応プリーズ



日本のアニメ「エルフェンリート」のオープニングソング「LILIUM」が、世界の合唱団に気に入られ、各地の教会などで歌われていました。


スウェーデンの学生聖歌隊によるLILIUMの合唱


このビデオに対する海外の反応です。


ブラジル
・何てこった、もう少しで泣きそうになった・・・・。
心の底から、深く感動したよ。



カナダ
・0:30に鳥肌が立ったわ。



スペイン
・素晴らしい。
これは、自分の夢にまで出て来たお気に入りの曲なんだ。
本編もこの曲も好きだけど、特に歌詞がいいんだよね。



スウェーデン
・ちょっとだけ怖いけど、とってもビューティフル。



台湾
・泣いた・・・。



アメリカ
・あの背景を見て、ホグワーツを想起したのは自分だけ?



ドイツ
・彼らは分かっているな、本当のハーモニーの作り方を!



アメリカ
・1人だけ、シャツを着てない人がいるんだけど?



アメリカ
・ソプラノサックス!
自分もコーラスと一緒に、あのメロディーを演奏してみたいよ!




チリの工科大学聖歌隊によるLILIUMの合唱



イタリア
・真の素晴らしさがここにある。



アルバ
・これって、何語なの?



>アメリカ
・ラテン語だね。



カナダ
・教会側がこれを許したなんて、まったく信じられないわ。
本当に美しくて素晴らしいわね。
もしも教会のオルガンを使っていたら、どんな感じになったのかしら?



アメリカ
・ウチの教会の合唱隊にも、この曲を歌って欲しい!



ブラジル
・色んな意味で凄いな、コリャ・・・。



ドイツ
・この曲を、私の結婚式で、私が教会に入って来た時に合唱して欲しいわ。




イタリアのアルス・ノヴァ合唱団によるLILIUMの合唱



ポーランド
・ちょっと、教会に行って来る・・・。



ポーランド
・この曲の作者を知っている人いる?



>アメリカ
・野間久美子。



>ポルトガル
・それは歌を歌った人で、この曲のコンポーザーは近藤由紀夫だよ。

※歌詞のアレンジは、近藤由紀夫さんとMOKA☆というユニットを組んでいる小西香葉さん。



アメリカ
・この曲の歌詞の意味を探してみたら、これは「ユリ」っていうタイトルで、神を称える歌なんだって。



スウェーデン
・音楽によって涙を流すというのは、素敵な事だよね。




ウクライナの少年合唱団によるLILIUMの合唱



ドイツ
・オーマイガ・・・・。



メキシコ
・彼らが誰かは知らない・・・・ここがどこだかも分からない・・・・。
自分に分かっているのは、自分もあの場所に行って、彼らと一緒に歌いたいという事。



アメリカ
・実際にこの場所にいて、直にこの曲を聴きたかったなあ。
多分そうしたら、感動でもらしちゃってると思うね。



メキシコ
・この曲を、自分の葬式で合唱して欲しい。



カナダ
・自分は無神論者だけど、歌詞に関係無くこの曲は大好き。



シンガポール
・グレゴリオ聖歌みたいな曲よね。
私はこの曲を、アニメを見る前に聴いたのよ。
その後アニメを見て・・・・・本当に見て良かったと思ったわ。



アメリカ
・こんな教会だったら、自分も楽しめるのにな~。



ドイツ
・学校で歌わされるメインストリームの曲より、こっちの方を歌いたい。
これこそが音楽だよ。



こちらが、オリジナル曲のビデオです。




2チャンネル関連板の「まどかマギカ劇場版」を内容を知らずに「プリキュア」の類と思って見た親子連れがどう反応するか、というスレッドのコメントの一つが面白い。
なるほど、「トトロ」と「蛍(火垂の墓)」の組み合わせは凶悪であり、子供には一生のトラウマとなるだろう。
まあ、「蛍」は、中学生くらいになれば、全日本人必見の映画だと思うのだが。



(以下引用)





36. 名無し@かくごのすがた
2013年11月01日 02:08
ID:mce.m98F0



昔有ったトトロと蛍の墓同時上映に比べれば良心的だろ。








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