「推しの子」相変わらず面白いが、二期のOPアニメーションと曲はあまり良くない。まあ、アニメーションについては、これは個人の好みだが、曲に関しては、海外オタクが最初から言っていた。彼らのほうが音楽の趣味がいいとも思わないが、聞いていると、やはりあまり良くない曲である。
その一方、EDはアニメーションも曲もいい。特に、曲の伴奏の低音の響きがいい。いかにも、不安さを掻き立てる、それでいて魅力のある音である。まさに「推しの子」の表面の人間模様の背後にあるアイの死とその復讐の暗黒性を思わせる。しかし、どこをどうすれば「羊文学」などという名前が出て来るのだろうか。「洋文」と「学」という二人の名前を合わせたなら分かるが、「羊」ねえ。