ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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結婚というのは、「束縛」だから意義があるのである。私のように、放っておけば自堕落にすごし、人格破産者の人生を送るか自殺しているはずの人間が、家庭を守る義務感からいやいやながらでも働き、いっぱしの社会人としての人生を送れるのである。年金が付くまで働ければ人生の勝ち組だ。まあ、性格のいい相手を選ばないと家庭が地獄化するが。
女性は、共働きよりも、家事、育児、子供の教育、老親の世話など、男の苦手な家庭労働をするほうがいい。1馬力では収入が少なくても、節約生活をすればいいのである。早めに住宅ローンを組み、老後は自前の住宅に住むのが賢明。
一人暮らしだと、急病になっても頼れる者はいない。まあ、いつ死んでもいい、という人間のことは別の話である。
(以下引用)
【悲報】彼女諦め系男子、急増している模様wwww
2025年02月13日 138 コメント
1: 2025/02/13(木) 13:35:15.73
女とかめんどいだけやからな
2: 2025/02/13(木) 13:36:10.63
男女の分断煽った女性誌の責任
3: 2025/02/13(木) 13:36:37.12
陰キャZ世代はTwitterの男女論に毒されすぎ
4: 2025/02/13(木) 13:36:39.04
頑張って話そうとしてもモチベ続かんよな
めんどくなってLINE無視や
5: 2025/02/13(木) 13:38:24.80
めんどくさいのがおもろいんや
7: 2025/02/13(木) 13:40:00.67
>>5
娯楽溢れるこの時代にそれは通じん
12: 2025/02/13(木) 13:45:54.62
彼女どころか友達も諦めとるやつワイだけやろ?w
14: 2025/02/13(木) 13:48:10.82
>>12
最悪ネッ友とかなら作れるやろ
がんばれ
24: 2025/02/13(木) 13:52:58.28
>>14
ネットとか距離感わからんすぎて無理
31: 2025/02/13(木) 13:54:51.16
>>24
最初難しいのわかるわ
それでもネッ友欲しいんやろ?
Twitterとかで同じゲームやってる人の中入って誘えば意外とできるもんやで
35: 2025/02/13(木) 13:56:48.15
>>31
いやそういうのなんか無理やわ
DM届くだけで吐きそうやもん
21: 2025/02/13(木) 13:52:16.37
景気の良い時代に恋愛ドラマ放送しまくってたのは正しかったんだな
26: 2025/02/13(木) 13:53:08.26
>>21
実際そのあたりが一番カップル率高かったからね
22: 2025/02/13(木) 13:52:22.00
酸っぱい葡萄じゃなくて本当に酸っぱく思えてきた
33: 2025/02/13(木) 13:55:50.08
恋愛リアリティショーとかより恋愛ドラマ作りまくった方がええやろ多分
47: 2025/02/13(木) 14:02:52.06
>>33
流行りまくってたバブルの頃に結婚率爆下がりしたから
昔はみんな結婚してたのは恋愛じゃなくて見合いだったからで
人間は本来はそんなに自発的にくっつかんのよ
36: 2025/02/13(木) 13:57:10.02
もう終わってるから大丈夫やろ
日本というか自分自身にも興味ない連中が多いからもうどうにもならん
37: 2025/02/13(木) 13:57:23.10
女さんが~とか言っとる場合やない
38: 2025/02/13(木) 13:57:34.69
告白なんかするか?知らん間に付き合ってるもんやけどな
43: 2025/02/13(木) 14:00:10.15
>>38
それできるのすごいわ
恋愛上手なんやな
39: 2025/02/13(木) 13:58:43.79
自分が終わってるのに日本が終わっても良くね?
後、酸っぱい葡萄とか言われるけど底辺からしたらその通りだぞ。
羨ましいけど手が届かんから諦めるだけや
49: 2025/02/13(木) 14:03:43.50
もうお見合い復活させるしかないんか…?
51: 2025/02/13(木) 14:05:01.08
ワイ身長165センチしかないから絶望しかない
56: 2025/02/13(木) 14:07:51.53
日本はなんでこんなに結婚に消極的なんや
女性は、共働きよりも、家事、育児、子供の教育、老親の世話など、男の苦手な家庭労働をするほうがいい。1馬力では収入が少なくても、節約生活をすればいいのである。早めに住宅ローンを組み、老後は自前の住宅に住むのが賢明。
一人暮らしだと、急病になっても頼れる者はいない。まあ、いつ死んでもいい、という人間のことは別の話である。
(以下引用)
【悲報】彼女諦め系男子、急増している模様wwww
2025年02月13日 138 コメント
1: 2025/02/13(木) 13:35:15.73
女とかめんどいだけやからな
2: 2025/02/13(木) 13:36:10.63
男女の分断煽った女性誌の責任
3: 2025/02/13(木) 13:36:37.12
陰キャZ世代はTwitterの男女論に毒されすぎ
4: 2025/02/13(木) 13:36:39.04
頑張って話そうとしてもモチベ続かんよな
めんどくなってLINE無視や
5: 2025/02/13(木) 13:38:24.80
めんどくさいのがおもろいんや
7: 2025/02/13(木) 13:40:00.67
>>5
娯楽溢れるこの時代にそれは通じん
12: 2025/02/13(木) 13:45:54.62
彼女どころか友達も諦めとるやつワイだけやろ?w
14: 2025/02/13(木) 13:48:10.82
>>12
最悪ネッ友とかなら作れるやろ
がんばれ
24: 2025/02/13(木) 13:52:58.28
>>14
ネットとか距離感わからんすぎて無理
31: 2025/02/13(木) 13:54:51.16
>>24
最初難しいのわかるわ
それでもネッ友欲しいんやろ?
Twitterとかで同じゲームやってる人の中入って誘えば意外とできるもんやで
35: 2025/02/13(木) 13:56:48.15
>>31
いやそういうのなんか無理やわ
DM届くだけで吐きそうやもん
21: 2025/02/13(木) 13:52:16.37
景気の良い時代に恋愛ドラマ放送しまくってたのは正しかったんだな
26: 2025/02/13(木) 13:53:08.26
>>21
実際そのあたりが一番カップル率高かったからね
22: 2025/02/13(木) 13:52:22.00
酸っぱい葡萄じゃなくて本当に酸っぱく思えてきた
33: 2025/02/13(木) 13:55:50.08
恋愛リアリティショーとかより恋愛ドラマ作りまくった方がええやろ多分
47: 2025/02/13(木) 14:02:52.06
>>33
流行りまくってたバブルの頃に結婚率爆下がりしたから
昔はみんな結婚してたのは恋愛じゃなくて見合いだったからで
人間は本来はそんなに自発的にくっつかんのよ
36: 2025/02/13(木) 13:57:10.02
もう終わってるから大丈夫やろ
日本というか自分自身にも興味ない連中が多いからもうどうにもならん
37: 2025/02/13(木) 13:57:23.10
女さんが~とか言っとる場合やない
38: 2025/02/13(木) 13:57:34.69
告白なんかするか?知らん間に付き合ってるもんやけどな
43: 2025/02/13(木) 14:00:10.15
>>38
それできるのすごいわ
恋愛上手なんやな
39: 2025/02/13(木) 13:58:43.79
自分が終わってるのに日本が終わっても良くね?
後、酸っぱい葡萄とか言われるけど底辺からしたらその通りだぞ。
羨ましいけど手が届かんから諦めるだけや
49: 2025/02/13(木) 14:03:43.50
もうお見合い復活させるしかないんか…?
51: 2025/02/13(木) 14:05:01.08
ワイ身長165センチしかないから絶望しかない
56: 2025/02/13(木) 14:07:51.53
日本はなんでこんなに結婚に消極的なんや
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その五十七 あいかわらずの作者の長口上
美意識(びいしき)なんてむずかしい言葉ですが、ようするに、きれいと汚いを見分けて、汚いものを避(さ)け、きれいなものを選ぶ気持ちです。単に外面だけでなく、考え方や行動においても、きれいなものと汚いものがあります。卑怯、卑劣などは汚いものです。たとえば、多くの子供が一人の子供をいじめるなんて、卑劣以外のなにものでもありません。それを汚い行為だと思いもしないところがいじめ問題の最大の問題なのです。
そんなふうに物事を考え、判断する力は、残念ながら学校では教えてくれません。哲学は、教わるものではなく、自分で考えるものなのです。そして、自分で考えることほど楽しく有益(ゆうえき)なことはありません。もちろん、自分に無い知識は謙虚(けんきょ)な気持ちで学ばねばなりません。しかし、考えること自体は、他人ではなく自分がやるものなのです。自分で考える人間は、すべて哲学者であり、他人に考えてもらっている人間は、大学の先生でも偉い人でも哲学者ではありません。
ふつうの人間が、満足のいく人生をおくろうと思うなら、物事を良く考えることが一番だと私は思います。考えることだけでなく、考えるための材料として、知識を得ること、物事を知ることも大事です。みなさんの中で、勉強が好きな人間は少ないと思いますが、ものを知ることは大きな喜びを与えるものです。勉強がつまらないのは、勉強のせいではありません。その勉強が、みなさんの好奇心の対象になっていないからなのです。もしも、数の不思議にとりつかれたら、算数は魔法となり、世の中の仕組みに興味を持ったら、政治経済の知識は君たちの剣となり、盾となるでしょう。そうして、人生は剣と魔法の騎士物語になるのです。中でも、何よりも、未知の世界への鍵となるのは、語学です。魔法でよその国に行くまでもなく、英語やフランス語、ドイツ語の本をひらけば、そこに一つの世界があらわれます。いや、外国語にかぎりません。科学も数学も、本はすべて一つの世界なのです。しかし、みなさんが言葉を知らなければ、それらの世界は永遠にみなさんには閉ざされたままなのです。もちろん、本だけでなく、他の人間も、一つの世界です。
私たちは、毎日顔を会わせている人間のことすらほとんど知りません。人間は自分の内面をなかなか外に表そうとしないものなのです。人間という奴は本とはちがって、扱いがむずかしいものですから、他人を知るというのは大変な仕事です。でも、それが好きな人なら、その大変さも苦痛ではなく、喜びでしょう。
天国の鍵、それは「指向性(しこうせい、志向性でもいい)」、つまりその人が何を求めるかということです。人間は自分の求めるものを自分で知っているとは限りません。自分に合わないものを求めて自分を苦しめていることが多いのです。また、その苦痛は自ら作り出した幻想であることが多いものです。たとえば恋愛の苦痛なんて、妄想的苦痛がほとんどです。だって、相手は、あなたの内面をどうすることも本当はできないのですから。
この話も、むずかしい言葉がどんどん出てきて子供が読むのは大変ですが、わからない言葉は前後関係から考えてみてください。できれば、辞書などひいてくれたら確実です。
その五十八 二つの大陸
さて、ハンスたちはそのままロータシアに飛ぶことにしました。
西に向かって海の上を飛ぶ事三日。太陽は三度、前方の海にしずみました。
そして、四日目の朝、とうとう前方に大きな陸地が現れました。
ハンスは、雲の上から遠視の魔法を使って、その大陸全体をながめました。
北半分は密林や草原がほとんどですが、内陸部は、砂漠に近い赤土の大地です。そして、南の方を見ると、はるかかなたの方に、海に向かって突き出した半島のジャングルの中に、人間の住む都市のようなものが見えます。
「あそこに行ってみよう」
ハンスが指差した方に、セイルンは雲の方向を変えました。
そのジャングルの中の都市は、これまでハンスが見たどの都市よりもりっぱでした。中心部には寺院らしい大きな建物が、広大な敷地の中に立ち並び、王宮らしい壮麗な建物もそのそばにあります。中でも目に付くのは、独特な形の大きなピラミッドです。四方に階段を持ち、てっぺんには小さな家があります。きっと、その家からピラミッドの中に入れるのでしょう。
セイルンは、雲を寺院の中庭に下ろしました。すると、セイルンの雲が下りてくるのを見ていたのか、数人の男たちが寺院から出てきました。
「**********」
その中の、一番えらそうな人が、ハンスたちにはわからない言葉で言いました。頭に大きな羽飾りのついた冠をかぶり、服は、上は裸で、下はふんどしだけです。
「ぼくたちは、七つの噴水のある賢者の庭をさがしてます。どなたか知りませんか」
ハンスが心で呼びかけると、男はおどろいたように言いました。
「あなたがたは神の使いか」
「いいえ、天国の鍵を探す者です」
「七つの噴水のある庭など、ここには無い」
「では、水晶の湖は知りませんか」
「水晶の湖? 確か、天上の湖は、水晶の湖とも呼ばれている。だが、それは、ここからはずっと遠いところにある」
「どこですか?」
「ずっと南だ。ジャングルの中を歩けば、半年はかかる。大きな河の上流に、天から落ちてくるような滝がある。その上が天上の湖、そして水晶の湖だ」
ハンスは、その神官らしい男に礼を言って、雲に乗りました。
「やっと水晶の湖は見つかりそうね」
アリーナがうれしそうに言いました。
雲は、細長い土地で北の大陸とつながった、南の方の大陸にさしかかっています。
美意識(びいしき)なんてむずかしい言葉ですが、ようするに、きれいと汚いを見分けて、汚いものを避(さ)け、きれいなものを選ぶ気持ちです。単に外面だけでなく、考え方や行動においても、きれいなものと汚いものがあります。卑怯、卑劣などは汚いものです。たとえば、多くの子供が一人の子供をいじめるなんて、卑劣以外のなにものでもありません。それを汚い行為だと思いもしないところがいじめ問題の最大の問題なのです。
そんなふうに物事を考え、判断する力は、残念ながら学校では教えてくれません。哲学は、教わるものではなく、自分で考えるものなのです。そして、自分で考えることほど楽しく有益(ゆうえき)なことはありません。もちろん、自分に無い知識は謙虚(けんきょ)な気持ちで学ばねばなりません。しかし、考えること自体は、他人ではなく自分がやるものなのです。自分で考える人間は、すべて哲学者であり、他人に考えてもらっている人間は、大学の先生でも偉い人でも哲学者ではありません。
ふつうの人間が、満足のいく人生をおくろうと思うなら、物事を良く考えることが一番だと私は思います。考えることだけでなく、考えるための材料として、知識を得ること、物事を知ることも大事です。みなさんの中で、勉強が好きな人間は少ないと思いますが、ものを知ることは大きな喜びを与えるものです。勉強がつまらないのは、勉強のせいではありません。その勉強が、みなさんの好奇心の対象になっていないからなのです。もしも、数の不思議にとりつかれたら、算数は魔法となり、世の中の仕組みに興味を持ったら、政治経済の知識は君たちの剣となり、盾となるでしょう。そうして、人生は剣と魔法の騎士物語になるのです。中でも、何よりも、未知の世界への鍵となるのは、語学です。魔法でよその国に行くまでもなく、英語やフランス語、ドイツ語の本をひらけば、そこに一つの世界があらわれます。いや、外国語にかぎりません。科学も数学も、本はすべて一つの世界なのです。しかし、みなさんが言葉を知らなければ、それらの世界は永遠にみなさんには閉ざされたままなのです。もちろん、本だけでなく、他の人間も、一つの世界です。
私たちは、毎日顔を会わせている人間のことすらほとんど知りません。人間は自分の内面をなかなか外に表そうとしないものなのです。人間という奴は本とはちがって、扱いがむずかしいものですから、他人を知るというのは大変な仕事です。でも、それが好きな人なら、その大変さも苦痛ではなく、喜びでしょう。
天国の鍵、それは「指向性(しこうせい、志向性でもいい)」、つまりその人が何を求めるかということです。人間は自分の求めるものを自分で知っているとは限りません。自分に合わないものを求めて自分を苦しめていることが多いのです。また、その苦痛は自ら作り出した幻想であることが多いものです。たとえば恋愛の苦痛なんて、妄想的苦痛がほとんどです。だって、相手は、あなたの内面をどうすることも本当はできないのですから。
この話も、むずかしい言葉がどんどん出てきて子供が読むのは大変ですが、わからない言葉は前後関係から考えてみてください。できれば、辞書などひいてくれたら確実です。
その五十八 二つの大陸
さて、ハンスたちはそのままロータシアに飛ぶことにしました。
西に向かって海の上を飛ぶ事三日。太陽は三度、前方の海にしずみました。
そして、四日目の朝、とうとう前方に大きな陸地が現れました。
ハンスは、雲の上から遠視の魔法を使って、その大陸全体をながめました。
北半分は密林や草原がほとんどですが、内陸部は、砂漠に近い赤土の大地です。そして、南の方を見ると、はるかかなたの方に、海に向かって突き出した半島のジャングルの中に、人間の住む都市のようなものが見えます。
「あそこに行ってみよう」
ハンスが指差した方に、セイルンは雲の方向を変えました。
そのジャングルの中の都市は、これまでハンスが見たどの都市よりもりっぱでした。中心部には寺院らしい大きな建物が、広大な敷地の中に立ち並び、王宮らしい壮麗な建物もそのそばにあります。中でも目に付くのは、独特な形の大きなピラミッドです。四方に階段を持ち、てっぺんには小さな家があります。きっと、その家からピラミッドの中に入れるのでしょう。
セイルンは、雲を寺院の中庭に下ろしました。すると、セイルンの雲が下りてくるのを見ていたのか、数人の男たちが寺院から出てきました。
「**********」
その中の、一番えらそうな人が、ハンスたちにはわからない言葉で言いました。頭に大きな羽飾りのついた冠をかぶり、服は、上は裸で、下はふんどしだけです。
「ぼくたちは、七つの噴水のある賢者の庭をさがしてます。どなたか知りませんか」
ハンスが心で呼びかけると、男はおどろいたように言いました。
「あなたがたは神の使いか」
「いいえ、天国の鍵を探す者です」
「七つの噴水のある庭など、ここには無い」
「では、水晶の湖は知りませんか」
「水晶の湖? 確か、天上の湖は、水晶の湖とも呼ばれている。だが、それは、ここからはずっと遠いところにある」
「どこですか?」
「ずっと南だ。ジャングルの中を歩けば、半年はかかる。大きな河の上流に、天から落ちてくるような滝がある。その上が天上の湖、そして水晶の湖だ」
ハンスは、その神官らしい男に礼を言って、雲に乗りました。
「やっと水晶の湖は見つかりそうね」
アリーナがうれしそうに言いました。
雲は、細長い土地で北の大陸とつながった、南の方の大陸にさしかかっています。
コメントの中に、嫌われる理由がいくつか書いてあるが、私も同感で、「世界で大人気」は操作されたものだろう。とにかく、主人公がウザイ。ただし、昔の韓国映画の中にはいい作品もかなりあったが、現在はどうか。若手俳優(特に男優)の表情がみな似ているのは、そういうように指導されているのだろうか。かえって不快に思う人も多いのではないか。なお、「俺だけレベルアップな件」というタイトルも不快だし、それを良しとした制作者たちの精神も不快である。「和の精神」の日本人とはやはり異なる精神性だと思う。ただし、日本社会の上位層は既に彼らだという説もある。「俺だけレベルアップ」という精神だからこそ上に行けるのではないか。利益の有無だけでつながる支配・被支配関係の社会。
(以下引用)
「俺だけレベルアップな件」がなんG民に不評な訳
2025年02月14日 00:30
なんJ/なんGアニメ
1: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 16:59:44.56 ID:36950UIO0
世界中で人気な異世界アニメなのに
3: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:01:24.16 ID:P3UTXSWw0
韓国ステマ
5: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:03:59.04 ID:ytj/kNHg0
オドオドしてた主人公がいきなりイキりだして笑った
朝鮮漫画ってこんなんばっかやん
6: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:05:30.50 ID:IIeUXF0Pd
冒頭見たけどただのなろうやん
なろうが人気出る訳ないわいくら作画良くても
8: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:05:55.17 ID:OK0aw0Ul0
日本はすでに通った道だからやろ
今更俺ツェェェェなんて流行らん
9: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:06:57.49 ID:xXxML04B0
なろう全部嫌われてるだけ
12: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:08:08.61 ID:BCZfLwKfd
>>9
でもここ数年アニメはなろう原作ばかりやん
11: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:07:56.82 ID:cfyO3C3+d
急に流行ってるけど何が違うんや
14: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:09:37.38 ID:Dkr6wp/A0
>>11
韓国絡みのやつは突然大流行してたことになるんだよね
13: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:09:06.46 ID:avnGTwoK0
韓国は喧嘩独学だけや
16: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:10:02.32 ID:Xt4hti9q0
設定とレイアウターがしょぼいよね
家の中で寛いでるシーンなのにコート脱がないとか
あんまアタマ使って作られてない
17: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:10:43.43 ID:WzoajKEh0
韓国っぽいなって思ったら韓国だった
男がホモウケ全開で草やわ
18: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:11:10.47 ID:zWOCWeGY0
性格も顔も変わりすぎやろ
19: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:11:14.13 ID:2Tsvgl/B0
>>1
BTSとかも10週連続1位とかいう世界的人気やってたな
その後対策されてから1位どころか上位にすらなれてないけど
21: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:12:03.31 ID:0x0xaurQ0
もう中世ファンタジーとか近未来SFは流行らないのかな?
26: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:14:18.59 ID:OK0aw0Ul0
>>21
設定にうるさいのが必ず湧くから、ヒットすると地獄になりそう
22: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:12:21.72 ID:F2uf2bwT0
一話に出てきた回復役の女の子がヒロインじゃないと知ったときに見るのをやめた
23: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:13:08.12 ID:UlJa/iIs0
ワイらに人気無くてもどうでもええやろウェブトーンは世界中で大人気らしいし
24: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:13:52.75 ID:pI52X6+R0
顎が尖りすぎてて無理
29: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:19:08.88 ID:g+HDc/eh0
上位テコ朴
33: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:28:22.94 ID:avnGTwoK0
顎だけレベルアップな件
34: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:29:19.50 ID:3Ipetl+qd
シャンフロ誰も見てないのと理屈は一緒
35: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:29:43.64 ID:PSF+vQwK0
不快感無いから垂れ流しておく分には良い
37: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:29:48.00 ID:byIkaJQSd
なんで顔まで変わるねん
39: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:30:49.22 ID:dgz5GMIQ0
男はまじでホモっぽいの笑うわ
主人公とかノンケやろ
(以下引用)
「俺だけレベルアップな件」がなんG民に不評な訳
2025年02月14日 00:30
なんJ/なんGアニメ
1: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 16:59:44.56 ID:36950UIO0
世界中で人気な異世界アニメなのに
3: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:01:24.16 ID:P3UTXSWw0
韓国ステマ
5: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:03:59.04 ID:ytj/kNHg0
オドオドしてた主人公がいきなりイキりだして笑った
朝鮮漫画ってこんなんばっかやん
6: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:05:30.50 ID:IIeUXF0Pd
冒頭見たけどただのなろうやん
なろうが人気出る訳ないわいくら作画良くても
8: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:05:55.17 ID:OK0aw0Ul0
日本はすでに通った道だからやろ
今更俺ツェェェェなんて流行らん
9: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:06:57.49 ID:xXxML04B0
なろう全部嫌われてるだけ
12: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:08:08.61 ID:BCZfLwKfd
>>9
でもここ数年アニメはなろう原作ばかりやん
11: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:07:56.82 ID:cfyO3C3+d
急に流行ってるけど何が違うんや
14: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:09:37.38 ID:Dkr6wp/A0
>>11
韓国絡みのやつは突然大流行してたことになるんだよね
13: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:09:06.46 ID:avnGTwoK0
韓国は喧嘩独学だけや
16: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:10:02.32 ID:Xt4hti9q0
設定とレイアウターがしょぼいよね
家の中で寛いでるシーンなのにコート脱がないとか
あんまアタマ使って作られてない
17: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:10:43.43 ID:WzoajKEh0
韓国っぽいなって思ったら韓国だった
男がホモウケ全開で草やわ
18: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:11:10.47 ID:zWOCWeGY0
性格も顔も変わりすぎやろ
19: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:11:14.13 ID:2Tsvgl/B0
>>1
BTSとかも10週連続1位とかいう世界的人気やってたな
その後対策されてから1位どころか上位にすらなれてないけど
21: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:12:03.31 ID:0x0xaurQ0
もう中世ファンタジーとか近未来SFは流行らないのかな?
26: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:14:18.59 ID:OK0aw0Ul0
>>21
設定にうるさいのが必ず湧くから、ヒットすると地獄になりそう
22: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:12:21.72 ID:F2uf2bwT0
一話に出てきた回復役の女の子がヒロインじゃないと知ったときに見るのをやめた
23: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:13:08.12 ID:UlJa/iIs0
ワイらに人気無くてもどうでもええやろウェブトーンは世界中で大人気らしいし
24: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:13:52.75 ID:pI52X6+R0
顎が尖りすぎてて無理
29: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:19:08.88 ID:g+HDc/eh0
上位テコ朴
33: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:28:22.94 ID:avnGTwoK0
顎だけレベルアップな件
34: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:29:19.50 ID:3Ipetl+qd
シャンフロ誰も見てないのと理屈は一緒
35: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:29:43.64 ID:PSF+vQwK0
不快感無いから垂れ流しておく分には良い
37: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:29:48.00 ID:byIkaJQSd
なんで顔まで変わるねん
39: それでも動く名無し 2025/02/13(木) 17:30:49.22 ID:dgz5GMIQ0
男はまじでホモっぽいの笑うわ
主人公とかノンケやろ
その五十五 アンドレの家で
ハンスたちはソクラトンに別れをつげて、雲に乗りました。
「結局、あの印はソクラトンの家に行かなくても、どこでも出たんじゃないの?」
空を飛びながら、アリーナが他の三人に言いました。
「でも、ソクラトンがいたから、あの印の説明が聞けたんだろう?」
ハンスはソクラトンを弁護しました。なんとなくあのおじいさんが好きだったからです。
「そうかな。あのソクラトンって人は説明はうまいけど、どうも今一つ信じられないな」
と言ったのはセイルンです。やはり自分の師匠のロンコンには及ばないと言いたげです。
「彼は、魔法使いというよりは哲学者だからな。知性を信じすぎるのさ」
と言ったのは小悪魔のチャックです。以前にある哲学者に、論理的に言って悪魔は存在しないと目の前で言われて以来、哲学者はあまり好きではないのです。その時は、では悪魔の存在することを証明してやろうと言って、その哲学者を豚に変えてやったのですが、それでもその哲学者は、無知な人間でいるよりは賢明な豚でいたほうが良いと負け惜しみを言ってました。その後その哲学者がどうなったかはわかりません。
アスカルファンにもどる前に、四人はアンドレの家に立ち寄って、ソクラトンの部屋で現れた印のことを報告することにしました。
「ほう、そんな印が出たのか」
アンドレはハンスの話を興味深そうに聞きました。
「さすがにソクラトンだな。その印の解釈は見事だ。たしかに、完成の後には退屈しかない。常に完成されたものを打ち壊して、新たな完成に向かって進むのが人間であり、最終的な完成、つまり永遠の安定とは死者の世界だけのことだという意味だろう」
「では、天国の鍵はこれ以上さがすな、ということですか?」
「いや、これは一つの仮説だ。探すという行為こそが完成を目指す人間の姿である以上、探求をあきらめることは低次元の安定でしかない。それを虚無主義というのだ」
ハンスはロンコンやブッダルタを思い浮かべました。彼らは虚無主義(きょむしゅぎ)とはちがいますが、世界の単なる進歩や改善に対して懐疑的(かいぎてき、うたがうこと)ではあったようです。
「ところで、アンドレさんは水晶の湖については何も知りませんか?」
ハンスが聞くと、アンドレは首を横に振りました。
「少なくとも、アルカードにはないと思う。いろいろ本や古文書を調べてみたが、古名も含めてそんな名前の湖はなかった。アスカルファンやレントにもないようだ」
「グリセリードには?」
「文献が無いな。セイルンが知ってるんじゃないか?」
アンドレがセイルンを見ると、セイルンは、自分は知らないというように肩をすくめました。
その五十六 ストーリー性の欠如に対する作者の言いわけと開き直り
「こうなると、やはりロータシアに行くしかなさそうだな」
チャックが言いました。
「なんだか、あっちに行ったりこっちに行ったりしてばかりだな」
セイルンが言います。
「子供向けの話だから、悪い事が書けないから、きっと作者も困ってるのよ」
と言ったのはアリーナ。
実はそのとおりなんです。ふつうの子供向けの話によくある「夢のある話」や「かわいい話」が作者はあまり好きではないのです。世の中の現実はもっとずっと恐ろしいもので、だからこそスリルや面白さもあるのですが、子供の話に「悪」は書けないことになっているのです。なぜでしょうね。悪役がいてこそ、スリルのある話ができるのですが、子供の本の悪役なんて、せいぜいいじめっ子くらいですからね。もちろん、現実のいじめっ子というものは、恐ろしいものです。そのために自殺する子供もいるくらいですからね。しかし、いじめっ子の話は、書いても楽しくなさそうです。
というわけで、この話には、旅の話のほかは、架空の地理と架空の歴史と哲学のおしゃべりが多いのです。小学生に哲学なんて、と思う人がいるかもしれませんね。でも、哲学なんて、言葉はおおげさですけど、物事の意味を知りたいと思う人間は子供でも哲学者ですし、大人でも物質的な欲望にしか興味のない人間は、大きな赤ちゃんでしかありません。 哲学というのは、たとえばこういうことです。大人にも子供にも、自分のしている悪い事が悪いという自覚がまったくない人間がたくさんいます。そういう人間が世の中で成功して、善良な人間がみじめな人生をおくることも世の中には多いのですが、それでも善を選ばねばならない、というのはなぜなのでしょう。それを子供に説明できる大人がいったいどれだけいるでしょうか。哲学というのは、人間として生きるとはどういうことかを考えることであり、それには大人も子供も関係ありません。確かに、子供は注意深く悪から守られていることが多いのですが、子供の世界にも大人の世界と同じく、小さなスケールではあっても、裏切り、憎しみ、嫉妬(しっと)、嫌悪(けんお)、卑怯(ひきょう)、卑劣(ひれつ)、羨望(せんぼう)、暴力があり、子供なりのかけひきや政治があるのです。子供が大人の支配に従うのも、必ずしも愛情や尊敬のためだけではなく、ある意味では彼らなりの弱者としての無意識の打算の結果でしょう。もちろん、また、子供には大人以上の行動上の美意識や正義感があり、大人の善も悪も、その種子はすでに子供の中にあるのです。もしも、悪こそが利益だと彼らが感じるなら、この世は悪で満たされるでしょう。現代は、すでにそれに近いのです。はたして、これは幸せな世界でしょうか。
なぜ、現代にこのように悪がはびこるようになったかというと、金がすべてという人間が世の中の大半を占めるようになり、自分が損をしても「汚い行為」はしないという人間が少なくなったからです。言葉を変えれば、人々が生き方の美意識を失ったからなのです。
いや、私も気持ち悪い作品だと思っているが、一話でその気持ち悪さが全開だったとは思わない。むしろ、話が進むにつれて、主人公への嫌悪感が増大するのではないか。一話では、貧乏のために家庭教師をするという主人公の「同情すべき面」が描かれ、ハーレム性が露骨になるのは2話以降だろう。で、私も5話か6話くらいで音を上げた。とにかく主人公に魅力がゼロである。その主人公に5つ子娘全員が好意を持つというのがほぼ確定的に進むのが気持ち悪い。最悪のハーレム物だろう。
ただし、これを「古典的ラブコメ」(昔はロマコメとも言った)と言うのは大間違いである。これは低俗少年漫画(アニメ)に最近多くなってきたもので、女性キャラがたくさん出る昔の作品(古典)まで「ハーレム物」=「古典的ラブコメ」だというのはおかしいだろう。
たとえばダメキャラ設定の五代くんが、その本質的性格の良さのため多くの女性から内心で好感を持たれるから「めぞん一刻」はハーレム物か、という話になる。響子さんがモテる男代表の三鷹さんを振って、ダメ男の五代を選ぶからこそロマコメであり、ダメ男(多くの男)の理想なのである。これは「ハーレム物」とは別の話だ。
(以下引用)
【悲報】女さん「五等分の花嫁見たけどマジで気持ち悪い。今どきこんな古典ラブコメ(笑)作れるんだなと」
2025.02.13 |カテゴリ:漫画 ネタ | コメント (171)
1: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:11:49.891 ID:PS40hTjkb
4: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:12:34.109 ID:KcFUGsAPl
五等分の花嫁って嫁を5等分に切り刻むサスペンスかと思ってた
9: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:14:28.168 ID:Z0HWFu8Tr
>>4
長女の体に妹たちの手足をくっつけるサスペンス漫画な
10: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:14:51.406 ID:QLi1HnnMT
OPから気持ち悪くね?
五等分の花嫁って
11: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:14:57.769 ID:lBH1JsLA.
1話というか1期はつまんないんだよね
13: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:15:49.422 ID:QLi1HnnMT
no title
34: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:21:25.456 ID:5VRvvyx57
>>13
これ妹の学費のために節約してるんやっけ?
39: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:23:23.818 ID:lBH1JsLA.
>>34
家が貧乏っていう設定で、5人の家庭教師をしなきゃいけないっていう状況の前フリ
今気づいたけど意味あったんだこの導入
47: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:25:34.279 ID:M6lGe1akX
今にして思えばこっちのがマシだったなと
no title
110: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:48:37.349 ID:Y8CIWFhZx
>>47
主人公の男がゴミ過ぎる
好意寄せてる娘に平気で傷つく嘘つくし
48: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:25:34.856 ID:LMiBTaBky
当たり前のように全員が同じやつ好きで当たり前のように男が選ぶ側ってのがもう古いよな
ただし、これを「古典的ラブコメ」(昔はロマコメとも言った)と言うのは大間違いである。これは低俗少年漫画(アニメ)に最近多くなってきたもので、女性キャラがたくさん出る昔の作品(古典)まで「ハーレム物」=「古典的ラブコメ」だというのはおかしいだろう。
たとえばダメキャラ設定の五代くんが、その本質的性格の良さのため多くの女性から内心で好感を持たれるから「めぞん一刻」はハーレム物か、という話になる。響子さんがモテる男代表の三鷹さんを振って、ダメ男の五代を選ぶからこそロマコメであり、ダメ男(多くの男)の理想なのである。これは「ハーレム物」とは別の話だ。
(以下引用)
【悲報】女さん「五等分の花嫁見たけどマジで気持ち悪い。今どきこんな古典ラブコメ(笑)作れるんだなと」
2025.02.13 |カテゴリ:漫画 ネタ | コメント (171)
1: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:11:49.891 ID:PS40hTjkb
4: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:12:34.109 ID:KcFUGsAPl
五等分の花嫁って嫁を5等分に切り刻むサスペンスかと思ってた
9: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:14:28.168 ID:Z0HWFu8Tr
>>4
長女の体に妹たちの手足をくっつけるサスペンス漫画な
10: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:14:51.406 ID:QLi1HnnMT
OPから気持ち悪くね?
五等分の花嫁って
11: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:14:57.769 ID:lBH1JsLA.
1話というか1期はつまんないんだよね
13: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:15:49.422 ID:QLi1HnnMT
no title
34: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:21:25.456 ID:5VRvvyx57
>>13
これ妹の学費のために節約してるんやっけ?
39: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:23:23.818 ID:lBH1JsLA.
>>34
家が貧乏っていう設定で、5人の家庭教師をしなきゃいけないっていう状況の前フリ
今気づいたけど意味あったんだこの導入
47: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:25:34.279 ID:M6lGe1akX
今にして思えばこっちのがマシだったなと
no title
110: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:48:37.349 ID:Y8CIWFhZx
>>47
主人公の男がゴミ過ぎる
好意寄せてる娘に平気で傷つく嘘つくし
48: 名無しのアニゲーさん 2025/02/11(火) 11:25:34.856 ID:LMiBTaBky
当たり前のように全員が同じやつ好きで当たり前のように男が選ぶ側ってのがもう古いよな
黒澤明の「用心棒」と「椿三十郎」は私が彼の作品の中で最も好きなふたつの作品だが日本人評論家は黙殺してきた。彼らは「娯楽作品」を軽蔑しているのである。「面白い」=「非文学的」という馬鹿思想である。
下の記事は海外の評論家による「用心棒」評である。
(以下引用)
200214_03.jpg
● 「名無しの男の原型」
評価:★★★★★★★★★☆
黒澤作品の中では、日本で最も大きな商業的成功を収めたのが「用心棒」だ。批評家や映画ファンの中には、この作品はそれほど深みのあるものではなく、娯楽要素の強いアクション映画だったから商業的に成功したのだと語る者もいる。しかし、この一年足らずのうちに三回この映画を観た私としては、こうした意見には賛成しかねる。娯楽要素があって楽しめる映画であるということは確かだ。だが、黒澤明と菊島隆三が書いたこの映画の脚本には見かけより深い内容が表現されているのだ。
「用心棒」について、何よりもまず先に理解しておかなければならないのは、この作品がダーク・コメディであるということだ。黒澤はそれまでも陰気で気の滅入りそうな場面だからこそ生まれるユーモアを表現しようとしてきた。そして、その黒澤の願いが叶えられたのが「用心棒」なのだ。三十郎という主人公の侍が黒澤の代理人を務めていて、黒澤がやりたいことを三十郎が映画の中で実行してくれる。三十郎が現実に存在していそうな登場人物に見えないのは、そのせいなのだろうと私は解釈している。
三十郎のように謎めいていて無骨で、放浪中にほとんど自分と関わりのなかったことに巻き込まれていくという主人公は、映画の世界ではおなじみの存在だ。このキャラクターの原型は、黒澤が愛してやまないアメリカ西部劇の中にあったのだが、確立させたのは黒澤だ。そのため、「用心棒」以降、この三十郎に深く影響されて作られた登場人物はたくさんいる。たとえばクリント・イーストウッドが演じた「名無しの男」、あるいは「マッドマックス」にもこうしたキャラクターが登場する。
ストーリーに関しては、映画が作られた当時の日本の状況を意識して作られている。主人公の三十郎がたどり着いた町はひと気がなく、薄気味悪い雰囲気だ。この町は対立する二つの集団に支配されていた。それぞれの集団の中心にいたのは商人だ。商人たちは用心棒としてならず者たちを集め、ならず者たちは金のために商人を必要としていた。こうした図式は、経済がたくましく成長していた頃の日本社会を映し出している。企業家と政治家は日本に富をもたらす一方で、裏ではヤクザの助けを得ていたのだから。
黒澤は映画製作当時の「今」の状況に光を当てるために、あえて過去の世界を舞台にしたのだ。そして、今の世界に向けて語りたい哲学を表現させるために三十郎を使った、私はそう考えている。ある意味で、黒澤流に歴史を書き換えたのが、この「用心棒」なのだろう。日本の実際の歴史では、侍階級は存在感を失っていき、商人たちが台頭するようになった。しかし、黒澤の空想する歴史では三十郎を使うことで侍を墓地から呼び戻し、ならず者たちを一掃させ、町をきれいにさせるのだ。
この作品は撮影術も素晴らしい。望遠レンズを使ったシーンがかなり多く、格好いいショットが随所に散りばめられている。画面構成の見事さ、役者たちの配置の仕方に関しては黒澤に並ぶ者はいないと言っても良いくらいだ。ワイドアングルで撮影されたシーンについても黒澤と撮影の宮川一夫に畏敬の念を抱かずにはいられない。街角を捉えた屋外のシーンなどは実に見事だ。三十郎がならず者たちと対峙するシーンでは、機械で作られた風が非常に効果的に雰囲気を盛り上げてくれる。
アクションシーンの撮影に関しては、黒澤はかなりシンプルな手法を採る。多くの映画で見られるように、短いカットを次々に切り替えていくような手法は採らない。彼は対角線上に2台のカメラを置いて撮影し、あとは編集やカメラワークよりも役者たちの動きの方を全面的に信頼するというスタイルだ。
それから、なんといっても、スクリーンの大半を占める三船敏郎の存在感の大きさは見事だ。彼からにじみ出る重厚さ、そして力強さ。チャーミングで、頭の回転も早く、柔和でもありながら、必要に応じて凄まじく攻撃的にもなるという三十郎の役柄に矛盾を感じさせることなく演じきれているのだ。三船は男性的かつ強烈な個性を、この作品に残してくれた。彼がならず者たちの行動を操る姿、そして直接対決する姿は実に痛快だった。仲代達矢も三船の一番の敵役として心に残る演技を見せてくれた。目を輝かせながら、力の象徴ともいうべきピストルを誇示する彼の振る舞いも、三船同様、強い個性を感じさせてくれた。
「用心棒」は、黒澤が生んだ他の傑作「羅生門」や「赤ひげ」ほど複雑な作品ではないかもしれない。だが、「用心棒」には伝えるべきメッセージが込められているし、この作品について語られるべきこともまだ残されている。
黒澤の卓越した映画作りの能力が、映画というものを新たなレベルにまで引き上げてくれたのだ。必見の作品だ。彼が生み出した最高傑作の一つであることは間違いない。強くおすすめしたい。
200214_04.jpg
● 「人間は人間にとって狼である」
評価:★★★★★★★★★☆
「人間は人間にとって狼である」という有名なラテン語のフレーズが、黒澤明の21番目の監督作品である「用心棒」を説明するのに相応しい。
「用心棒」は純粋かつ完璧な侍映画だ。侍映画に必要な要素は、外見上も内面に流れる思想もすべてが揃っている。侍映画の歴史は1930年代~1940年代まで遡れるが、この力強いジャンルが本当に確立されたのは1950年代前半で、ちょうど日本の映画が最初にヨーロッパで公開され始めた頃と同じ時期だ。それから現在に至るまでずっと生き続けているジャンルだが、「用心棒」は、疑問の余地なく全ての侍映画の中で5本の指に入る傑作だ。この優れた作品に登場する架空のキャラクターたちは皮肉まじりのユーモア、そして永遠の課題とも言うべき、人間の弱さを表現している。
ところで、侍映画というジャンルは西部劇との共通点も多い。アメリカの伝承から生まれたのが西部劇なら、日本の伝承から生まれたのが侍の物語だ。西部劇について黒澤はこう語ったことがある。
「良い西部劇は誰もが好きです。誰もが弱いので、好ましい登場人物と偉大なヒーローを観たくなるからですね。西部劇は繰り返し繰り返し何度も作られてきました。そして、その過程の中で確かな文法ともいうべきものが確立されていったのです。僕もその中から何かを学べたと思いますね。」
西部劇も侍映画も、共にそれぞれの国の歴史の中で重要な時代を舞台にしている。そして武器をとって戦うヒーローたちに焦点を当てている。そうしたヒーローたちは、時に社会の末端にいる者だったりすることもある。彼らが秩序を取り戻したところで、それが新たなより良い社会を作ることにはつながらないと知りつつも、武器をとって戦うのだ。「用心棒」の中でも、まさにこの通りの物語が展開される。
黒澤には、遠い昔の時代を舞台にして自らの物語を作る癖があった。これは封建的な制度を嫌う自らの思想がプロデューサーや映画会社重役たちを怒らせないようにするためだ。現代と直接結び付けられることなく、彼は大きなスクリーンで自由に自分の思想を表現することができた。だからこそ、彼は侍映画を熱心に研究したのだ。
「用心棒」のストーリーは、今となっては古典的と思える。ただし、それはこのストーリーが後に多数の作品に借用されてきたからでもある。例えば「荒野の用心棒」(1964)、「ラストマン・スタンディング」(1996)などだ。用心棒という日本語はボディガード、またはヒットマンを意味する言葉で、まさにこの映画の主人公のことを指す言葉でもある。ストーリーは以下の通りだ。
三船敏郎が演じる名もなき侍がある町にやってきた。そこにはやくざ者たちの組織が二つあり、日々、抗争を繰り広げている。侍はその片方に雇われることになった。だが、雇われているふりをしながら、侍は彼らを欺いていたのだ。侍の本当の狙いは二つの組織を共倒れさせることだった。騙されていることに気づいたやくざ者は侍を痛めつけ、監禁する。どうにか逃げ出した侍は身を隠しながら体の回復を待っていた。その間に抗争は激しさを増し、とうとう一方の組織が壊滅に追い込まれた。数日後、回復を遂げた侍は再び町に現れ、残るやくざ者達をすべて切り伏せる。そして彼は平和になった町を後に去っていく…。
主人公が訪れたのは善と悪が対立する町ではない。悪と悪の対立であり、主人公の侍はどちらに付こうとも、悪しか選択肢はないという状況だ。これは映画を観ている我々にとって、馴染み深い状況でもある。我々としては争いをやめさせたいのだが、力がなくて、それを実現させることはできない。だが、「用心棒」のヒーローは我々と違う。彼には悪と悪の間に立ち、争いを終わらせる力がある。黒澤にとってこの種の社会的行為は、彼の他の作品を観ても、非常に重要なテーマであるはずだ。だが、彼はあえて大げさに騒ぎ立てたりはしない。侍の行動の裏には、実は隠れた道徳観があったなどという描写も一切行わない。
「用心棒」が我々に見せてくれるのは「人間は人間にとって狼である」ということであり、人間の本来の姿は動物であるということだ。だからこそ、道徳的に正しい解決方法を探ろうということ自体、極めて馬鹿げたことなのだという現実を示している。さらにそこから生まれるユーモアをも感じさせてくれる。「用心棒」からのメッセージの一つは、完璧に正しい倫理観を通じて世の中を見つめることなどできない、ということだ。幸福と利益を価値の基準にするという考え方と同様、正しい倫理を基準にするという考え方も黒澤の世界の中では崩れ去ってしまう。
主人公の侍、三十郎は常に悪いことをしようとするわけではない。それは彼の美徳と言えるかもしれない。だが、それだけのことだ。彼は表面上良いことに見えても、実際は利己的な動機に基づく行動をとってしまうことだってある。一方の悪がもう片方の悪に勝つよう、彼が手助けする場面もあるが、それは連帯感からでもないし、道徳観とも無関係だ。そして自分の役目を果たし終えれば、彼は歩いて行ってしまい、全てを忘れ去るだけなのだ。彼の行動はギリシア悲劇に出てくる神に似ている。地上に舞い降り、務めを果たし、また去ってしまう。あるシーンでは、三十郎は高い火の見やぐらの上に登り、これから争いを始めようとするやくざ者達を楽しそうに見下ろしたりもする。彼にとって人間の営みは、単なる壮大なコメディなのだ。
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こうした物語が、閉ざされ、単純化された世界の中で展開していくのだ。欲望はむき出しにされ、情け容赦無く、完璧に利己的かつ非倫理的な世界だ。やくざ者たちの残酷な姿は彼らの親分が息子を諭す時の「少しは人を殺してみせなきゃ、子分にもにらみが利かねえぞ。」という言葉に、最も明確に表れている。まさに動物の世界だ。
「用心棒」には、黒澤の自己風刺に近いのではないかと思えるシーンも時折ある。例えば、銃を持つ登場人物、卯之助は黒澤のニヒリスティックな世界観をよく表しているのではないだろうか。無邪気で好奇心旺盛な卯之助は、向こう見ずな行動をとる。腐敗した世界は、その教訓を彼の体に叩き込む。結果として、彼は自らの墓穴を掘る事になってしまうのだ。「用心棒」は純然たるジャンル映画だが、こうした個人的な視点や主観も強く盛り込まれた作品だ。
そして、実は人間が守るべき道徳についても語っている。もちろん、これまで書いてきたように、主人公は道徳的な人間ではない。「町をきれいにする」という彼の行動の裏に隠れた立派な動機があったりするわけではない。むしろ彼はシニカルで哀愁を漂わせ、道徳心などは明らかに欠けている。ただ、そんな主人公の姿を動物的な世界の中で強烈に見せつけられるからこそ、ここに欠落した道徳心、そして人とはいかに生きるべきかというテーマが観客の心に強く浮かび上がらざるを得ない。そして、それでも三十郎のような存在を必要とする我々の弱さと矛盾にも気づかずにはいられないのだ。
「用心棒」は人間の本質、そして道徳心と倫理的なジレンマを描いた壮大な作品である。
下の記事は海外の評論家による「用心棒」評である。
(以下引用)
200214_03.jpg
● 「名無しの男の原型」
評価:★★★★★★★★★☆
黒澤作品の中では、日本で最も大きな商業的成功を収めたのが「用心棒」だ。批評家や映画ファンの中には、この作品はそれほど深みのあるものではなく、娯楽要素の強いアクション映画だったから商業的に成功したのだと語る者もいる。しかし、この一年足らずのうちに三回この映画を観た私としては、こうした意見には賛成しかねる。娯楽要素があって楽しめる映画であるということは確かだ。だが、黒澤明と菊島隆三が書いたこの映画の脚本には見かけより深い内容が表現されているのだ。
「用心棒」について、何よりもまず先に理解しておかなければならないのは、この作品がダーク・コメディであるということだ。黒澤はそれまでも陰気で気の滅入りそうな場面だからこそ生まれるユーモアを表現しようとしてきた。そして、その黒澤の願いが叶えられたのが「用心棒」なのだ。三十郎という主人公の侍が黒澤の代理人を務めていて、黒澤がやりたいことを三十郎が映画の中で実行してくれる。三十郎が現実に存在していそうな登場人物に見えないのは、そのせいなのだろうと私は解釈している。
三十郎のように謎めいていて無骨で、放浪中にほとんど自分と関わりのなかったことに巻き込まれていくという主人公は、映画の世界ではおなじみの存在だ。このキャラクターの原型は、黒澤が愛してやまないアメリカ西部劇の中にあったのだが、確立させたのは黒澤だ。そのため、「用心棒」以降、この三十郎に深く影響されて作られた登場人物はたくさんいる。たとえばクリント・イーストウッドが演じた「名無しの男」、あるいは「マッドマックス」にもこうしたキャラクターが登場する。
ストーリーに関しては、映画が作られた当時の日本の状況を意識して作られている。主人公の三十郎がたどり着いた町はひと気がなく、薄気味悪い雰囲気だ。この町は対立する二つの集団に支配されていた。それぞれの集団の中心にいたのは商人だ。商人たちは用心棒としてならず者たちを集め、ならず者たちは金のために商人を必要としていた。こうした図式は、経済がたくましく成長していた頃の日本社会を映し出している。企業家と政治家は日本に富をもたらす一方で、裏ではヤクザの助けを得ていたのだから。
黒澤は映画製作当時の「今」の状況に光を当てるために、あえて過去の世界を舞台にしたのだ。そして、今の世界に向けて語りたい哲学を表現させるために三十郎を使った、私はそう考えている。ある意味で、黒澤流に歴史を書き換えたのが、この「用心棒」なのだろう。日本の実際の歴史では、侍階級は存在感を失っていき、商人たちが台頭するようになった。しかし、黒澤の空想する歴史では三十郎を使うことで侍を墓地から呼び戻し、ならず者たちを一掃させ、町をきれいにさせるのだ。
この作品は撮影術も素晴らしい。望遠レンズを使ったシーンがかなり多く、格好いいショットが随所に散りばめられている。画面構成の見事さ、役者たちの配置の仕方に関しては黒澤に並ぶ者はいないと言っても良いくらいだ。ワイドアングルで撮影されたシーンについても黒澤と撮影の宮川一夫に畏敬の念を抱かずにはいられない。街角を捉えた屋外のシーンなどは実に見事だ。三十郎がならず者たちと対峙するシーンでは、機械で作られた風が非常に効果的に雰囲気を盛り上げてくれる。
アクションシーンの撮影に関しては、黒澤はかなりシンプルな手法を採る。多くの映画で見られるように、短いカットを次々に切り替えていくような手法は採らない。彼は対角線上に2台のカメラを置いて撮影し、あとは編集やカメラワークよりも役者たちの動きの方を全面的に信頼するというスタイルだ。
それから、なんといっても、スクリーンの大半を占める三船敏郎の存在感の大きさは見事だ。彼からにじみ出る重厚さ、そして力強さ。チャーミングで、頭の回転も早く、柔和でもありながら、必要に応じて凄まじく攻撃的にもなるという三十郎の役柄に矛盾を感じさせることなく演じきれているのだ。三船は男性的かつ強烈な個性を、この作品に残してくれた。彼がならず者たちの行動を操る姿、そして直接対決する姿は実に痛快だった。仲代達矢も三船の一番の敵役として心に残る演技を見せてくれた。目を輝かせながら、力の象徴ともいうべきピストルを誇示する彼の振る舞いも、三船同様、強い個性を感じさせてくれた。
「用心棒」は、黒澤が生んだ他の傑作「羅生門」や「赤ひげ」ほど複雑な作品ではないかもしれない。だが、「用心棒」には伝えるべきメッセージが込められているし、この作品について語られるべきこともまだ残されている。
黒澤の卓越した映画作りの能力が、映画というものを新たなレベルにまで引き上げてくれたのだ。必見の作品だ。彼が生み出した最高傑作の一つであることは間違いない。強くおすすめしたい。
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● 「人間は人間にとって狼である」
評価:★★★★★★★★★☆
「人間は人間にとって狼である」という有名なラテン語のフレーズが、黒澤明の21番目の監督作品である「用心棒」を説明するのに相応しい。
「用心棒」は純粋かつ完璧な侍映画だ。侍映画に必要な要素は、外見上も内面に流れる思想もすべてが揃っている。侍映画の歴史は1930年代~1940年代まで遡れるが、この力強いジャンルが本当に確立されたのは1950年代前半で、ちょうど日本の映画が最初にヨーロッパで公開され始めた頃と同じ時期だ。それから現在に至るまでずっと生き続けているジャンルだが、「用心棒」は、疑問の余地なく全ての侍映画の中で5本の指に入る傑作だ。この優れた作品に登場する架空のキャラクターたちは皮肉まじりのユーモア、そして永遠の課題とも言うべき、人間の弱さを表現している。
ところで、侍映画というジャンルは西部劇との共通点も多い。アメリカの伝承から生まれたのが西部劇なら、日本の伝承から生まれたのが侍の物語だ。西部劇について黒澤はこう語ったことがある。
「良い西部劇は誰もが好きです。誰もが弱いので、好ましい登場人物と偉大なヒーローを観たくなるからですね。西部劇は繰り返し繰り返し何度も作られてきました。そして、その過程の中で確かな文法ともいうべきものが確立されていったのです。僕もその中から何かを学べたと思いますね。」
西部劇も侍映画も、共にそれぞれの国の歴史の中で重要な時代を舞台にしている。そして武器をとって戦うヒーローたちに焦点を当てている。そうしたヒーローたちは、時に社会の末端にいる者だったりすることもある。彼らが秩序を取り戻したところで、それが新たなより良い社会を作ることにはつながらないと知りつつも、武器をとって戦うのだ。「用心棒」の中でも、まさにこの通りの物語が展開される。
黒澤には、遠い昔の時代を舞台にして自らの物語を作る癖があった。これは封建的な制度を嫌う自らの思想がプロデューサーや映画会社重役たちを怒らせないようにするためだ。現代と直接結び付けられることなく、彼は大きなスクリーンで自由に自分の思想を表現することができた。だからこそ、彼は侍映画を熱心に研究したのだ。
「用心棒」のストーリーは、今となっては古典的と思える。ただし、それはこのストーリーが後に多数の作品に借用されてきたからでもある。例えば「荒野の用心棒」(1964)、「ラストマン・スタンディング」(1996)などだ。用心棒という日本語はボディガード、またはヒットマンを意味する言葉で、まさにこの映画の主人公のことを指す言葉でもある。ストーリーは以下の通りだ。
三船敏郎が演じる名もなき侍がある町にやってきた。そこにはやくざ者たちの組織が二つあり、日々、抗争を繰り広げている。侍はその片方に雇われることになった。だが、雇われているふりをしながら、侍は彼らを欺いていたのだ。侍の本当の狙いは二つの組織を共倒れさせることだった。騙されていることに気づいたやくざ者は侍を痛めつけ、監禁する。どうにか逃げ出した侍は身を隠しながら体の回復を待っていた。その間に抗争は激しさを増し、とうとう一方の組織が壊滅に追い込まれた。数日後、回復を遂げた侍は再び町に現れ、残るやくざ者達をすべて切り伏せる。そして彼は平和になった町を後に去っていく…。
主人公が訪れたのは善と悪が対立する町ではない。悪と悪の対立であり、主人公の侍はどちらに付こうとも、悪しか選択肢はないという状況だ。これは映画を観ている我々にとって、馴染み深い状況でもある。我々としては争いをやめさせたいのだが、力がなくて、それを実現させることはできない。だが、「用心棒」のヒーローは我々と違う。彼には悪と悪の間に立ち、争いを終わらせる力がある。黒澤にとってこの種の社会的行為は、彼の他の作品を観ても、非常に重要なテーマであるはずだ。だが、彼はあえて大げさに騒ぎ立てたりはしない。侍の行動の裏には、実は隠れた道徳観があったなどという描写も一切行わない。
「用心棒」が我々に見せてくれるのは「人間は人間にとって狼である」ということであり、人間の本来の姿は動物であるということだ。だからこそ、道徳的に正しい解決方法を探ろうということ自体、極めて馬鹿げたことなのだという現実を示している。さらにそこから生まれるユーモアをも感じさせてくれる。「用心棒」からのメッセージの一つは、完璧に正しい倫理観を通じて世の中を見つめることなどできない、ということだ。幸福と利益を価値の基準にするという考え方と同様、正しい倫理を基準にするという考え方も黒澤の世界の中では崩れ去ってしまう。
主人公の侍、三十郎は常に悪いことをしようとするわけではない。それは彼の美徳と言えるかもしれない。だが、それだけのことだ。彼は表面上良いことに見えても、実際は利己的な動機に基づく行動をとってしまうことだってある。一方の悪がもう片方の悪に勝つよう、彼が手助けする場面もあるが、それは連帯感からでもないし、道徳観とも無関係だ。そして自分の役目を果たし終えれば、彼は歩いて行ってしまい、全てを忘れ去るだけなのだ。彼の行動はギリシア悲劇に出てくる神に似ている。地上に舞い降り、務めを果たし、また去ってしまう。あるシーンでは、三十郎は高い火の見やぐらの上に登り、これから争いを始めようとするやくざ者達を楽しそうに見下ろしたりもする。彼にとって人間の営みは、単なる壮大なコメディなのだ。
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こうした物語が、閉ざされ、単純化された世界の中で展開していくのだ。欲望はむき出しにされ、情け容赦無く、完璧に利己的かつ非倫理的な世界だ。やくざ者たちの残酷な姿は彼らの親分が息子を諭す時の「少しは人を殺してみせなきゃ、子分にもにらみが利かねえぞ。」という言葉に、最も明確に表れている。まさに動物の世界だ。
「用心棒」には、黒澤の自己風刺に近いのではないかと思えるシーンも時折ある。例えば、銃を持つ登場人物、卯之助は黒澤のニヒリスティックな世界観をよく表しているのではないだろうか。無邪気で好奇心旺盛な卯之助は、向こう見ずな行動をとる。腐敗した世界は、その教訓を彼の体に叩き込む。結果として、彼は自らの墓穴を掘る事になってしまうのだ。「用心棒」は純然たるジャンル映画だが、こうした個人的な視点や主観も強く盛り込まれた作品だ。
そして、実は人間が守るべき道徳についても語っている。もちろん、これまで書いてきたように、主人公は道徳的な人間ではない。「町をきれいにする」という彼の行動の裏に隠れた立派な動機があったりするわけではない。むしろ彼はシニカルで哀愁を漂わせ、道徳心などは明らかに欠けている。ただ、そんな主人公の姿を動物的な世界の中で強烈に見せつけられるからこそ、ここに欠落した道徳心、そして人とはいかに生きるべきかというテーマが観客の心に強く浮かび上がらざるを得ない。そして、それでも三十郎のような存在を必要とする我々の弱さと矛盾にも気づかずにはいられないのだ。
「用心棒」は人間の本質、そして道徳心と倫理的なジレンマを描いた壮大な作品である。
その五十三 神の顕現とは……
「これは難しいな。まず、ヘスペリアとは西のことだ。だから、グリセリードから見て西、つまりアスカルファンか、それよりもずっと西、ロータシアのことだろう。わしにはこれは予言のように思えるな。七つの噴水とは、世界の、または西側の七つの国だろう。聖なる見者がいつかこの世に現れ、東と西の世界を結び付け、この世に地上の天国をもたらすということだ。翼竜が三度魔法の水を飲み干し、自らの体を裂くとは、東と西の大戦争だろう。その三度の戦争の後で、太陽と月の助けによって、つまり時間が流れ、あるいは力と知恵によって、この世を地上の天国にする魔法の鍵が手に入る。その魔法の鍵とは、あるいはこの世の全員を飢えや貧困から解放する大発明かもしれん」
ソクラトンはこのように言いました。チャックがさらに追求します。
「永遠に燃える枝とか、アジアの教会の印の意味は?」
「永遠に燃える枝とは、西の世界の宗教の象徴だ。したがって、栄光の噴出とは、東にも西にもともに受け入れられる人類の最後の絆だろうな。宗教に代わる知恵かもしれん。もしかしたら、それを知れば人々がもはや争いや欲望の空しさを知り、互いに手をとって生きるようになる、あらゆる宗教の精髄を表したたった一言の真理かもしれん」
「魔法の鍵が本物の、物体としての鍵だとは思いませんか?」
「それはわしには信じられないな。もちろん、単なる黄金のたぐいの宝を隠した場所のてがかりだということなら、おおいにありうることだ。つまり、凡人にとっての地上の天国とは、無限の富を手に入れることだろうからな。そうなると、地上のすべての人間にとってこの世に天国が出現するというのは、伝説でしかないということだ」
その後で、ソクラトンはしばらく黙って考えていましたが、やがて重い口を開きました。
「今の話をしているうちに、わしには一つの想像が生まれた。これは恐るべき想像だ。人類全体の存在意義に関わるものだ。
魔法の鍵、天国の鍵で天国が開けられるというのはどういうことかとわしは考えた。天国の門が開いて、そしてこの世に神が現れるのだ。
これがどういうことかわかるか?
もはや神を信じるも信じないもないのだ。神はそこに現前しているのだからな。神はもはや事実なのだ。ということは、神が明らかに存在する以上、神の教えに反することは何一つ不可能になるのだ。これは信仰ではない。善行はもはや単に機械的な行為でしかないのだ。それ以外にどんな道がある? これは悪よりもなお悪い状態だとわしには思える。悪をなしても人間はなお人間だが、善行以外に行動の選択ができない人間とは、自由意志のない存在、神の操り人形でしかないのだ」
「つまり、神が現前してしまった世の中では、もはや人間には存在価値はないと?」
セイルンが言いました。
「その通りだ。人間が人間であるためには、神は隠れた神でなければならないのだ」
その五十四 聖なる印
「では、あなたはこの世の悪にも存在意義があると思うのですね」
チャックが勝ち誇ったように言いました。
「そうとも言えるし、そうでないとも言える。わしは、これまで人々に善をすすめてきた。それは、善こそが人間に真の利益、幸福をもたらすからだ。だが、悪の無い世界を望むかといえば、そうだとは言い切れん。悪が存在しなければ善もまた存在しない。悪を選びうるという前提でこそ、善を選ぶことの意味はあるのだ。結果だけで言えばどちらでも同じだろうが、そこに、単なる自動機械とは異なる人間が存在するのだ。悪の存在意義とは、存在を否定されるべきものとして存在することにあるのだ」
「難しい議論ですね」
ハンスはため息をつきました。ハンスにとっては、善は善、悪は悪で、この世からすべての悪が消滅すれば人々はみんな幸福になるだろう、というくらいの考えしかなかったのですが、どうもそれではすまないようです。
ともかく、ソクラトンのところにはサファイアは無い、ということですが、太陽の光の実験は翌日することにし、今晩はここで泊めてもらうことにしました。
翌日ソクラトンの部屋の窓から、外の黒い松の木の葉ごしにもれてくる太陽の光にハンスの水晶の腕輪をかざしてみると、太陽の光は虹のようにきれいに分光されました。
水晶の腕輪は、透明な四つの三角柱の水晶の間に三つの青、赤紫、碧の透明な宝石の丸い珠がありましたので、腕輪をつらぬいている紐をはずして、その七つの宝石をならべました。
最初は一本の水晶柱を窓のそばに置き、太陽光を分光します。次に、その光の中の淡紅色、紫赤色、紫色の三つを三つの水晶柱で再度集め、その焦点のところに碧色の宝石を置きました。でも、何も現れません。赤紫色の宝石でもだめです。しかし、青い宝石を置くと、そこに一つの印が現れました。それは、英語の小文字のxの筆記体、つまりcを背中合わせにくっつけたような印でした。
ソクラトンを除いた四人は歓声をあげました。ソクラトンも、ほほうというような顔をしています。
「これはわしの負けだな。これが天国への入り口を示す印か」
「どういう意味ですかね」
ハンスが言うと、ソクラトンは少し考えて、言いました
「始原、もしくは再生の意味だろうな。おそらくは後者だ。閉じられた輪、円形は完成を表し、完成とは物事の死でもある。この形は、二つに割れた輪が背中合わせに結びつき、新たに出発するということだろう。そして、この記号がもう一つくっつけば、そこに一つの輪ができる。そうして無数の輪が永遠につながっていくのだ。つまりは、死と結びつく事のない完成という奇跡を意味しているのではないかな」
「Sクラス娘」を一気見して見終わったが、飯を食いながら見るのに最適なアニメだった。意外性も特別な面白さも無いが、不快感がほとんど無いのは貴重である。
優れた切り口だな、と思ったのは「実質的主人公」を脇役にしたことだ。つまり、主人公のSクラス娘の父親のベルグリフである。視聴者は彼を脇役だと思っているから、彼が人格者でほとんど欠点の無い人物に描かれても不快感を持たないのである。で、彼は作品中のあらゆる人物から好感を持たれ、その行動にも非の打ちようがない。こういう人物が主人公だったら、視聴者の多くは、「ケッ、嘘臭え」と思って反感を持つが、脇役だと思うとさほど腹は立たない。単なるお人よしでもなく、熟慮と決断と勇気の人でもある。キャラの絵柄もいい。制作スタッフは彼が実質的主人公であると分かっていたのではないか。
ただ、毎度言うが、アニメの監督のセンスの良否はキャラのギャグ顔の良否で分かるのであり、このアニメではそれがまったくダメである。まあ、ギャグが苦手な人というのはいるものだ。
おそらく、12回だったかで一期が終わり、二期目があるかどうかは一期の評判次第だろうが、面白そうなキャラをだいぶ出しており、いくらでも話は作れそうだ。一期だけで終わるのはもったいない感じである。
なお、原作者の名前が門司柿家という変な名前だが、おそらくこれは「私は作家などという大層な者ではなく、ただの文字書き屋です」、という卑下・謙遜だろう。アニメを見終わるころに、やっとそれに気がついた次第だ。
優れた切り口だな、と思ったのは「実質的主人公」を脇役にしたことだ。つまり、主人公のSクラス娘の父親のベルグリフである。視聴者は彼を脇役だと思っているから、彼が人格者でほとんど欠点の無い人物に描かれても不快感を持たないのである。で、彼は作品中のあらゆる人物から好感を持たれ、その行動にも非の打ちようがない。こういう人物が主人公だったら、視聴者の多くは、「ケッ、嘘臭え」と思って反感を持つが、脇役だと思うとさほど腹は立たない。単なるお人よしでもなく、熟慮と決断と勇気の人でもある。キャラの絵柄もいい。制作スタッフは彼が実質的主人公であると分かっていたのではないか。
ただ、毎度言うが、アニメの監督のセンスの良否はキャラのギャグ顔の良否で分かるのであり、このアニメではそれがまったくダメである。まあ、ギャグが苦手な人というのはいるものだ。
おそらく、12回だったかで一期が終わり、二期目があるかどうかは一期の評判次第だろうが、面白そうなキャラをだいぶ出しており、いくらでも話は作れそうだ。一期だけで終わるのはもったいない感じである。
なお、原作者の名前が門司柿家という変な名前だが、おそらくこれは「私は作家などという大層な者ではなく、ただの文字書き屋です」、という卑下・謙遜だろう。アニメを見終わるころに、やっとそれに気がついた次第だ。
その五十一 謎は解けた?
「ダマスコ薔薇とは淡紅色、アマランスは紫赤色、そして紫の愛の花とはもちろんヴァイオレット、紫色だ。見えない黄金の流れとは太陽の光線のこと、百合は分光されるまえの太陽光線の白色だ。このようなプリズムで、太陽光線を分光し、そのうちの三つの光、淡紅色、紫赤色、紫色の三つを再度集める。そのときにはサファイアを使ったレンズを用いる。すると、その焦点の結ばれたところに一つの印が現れると、こういうわけだ」
アンドレの説明にハンスたちは聞き入りました。
「つまり、サファイアの菫とはサファイアそのものだというわけですね。だから、光の方の紫には菫と言わずに、紫の愛の花と言ったのですか」
「そういうことだ。最初からサファイアと言えば、謎が簡単だからね。ただし、これは一つの仮説だし、光を分光したり集めたりする時の角度がまちがうと、像はできないかもしれない。それが、百合とアマランスは細心の世話を要するということの意味だろう」
「アマランスってなんのこと? 花の名前?」
アリーナが聞きました。
「そうだ。伝説の花だ。不死の花とも常世の花とも言われてる」
ハンスは、ふと思いついてアンドレに聞いてみました。
「この腕輪で太陽の光を分光することはできませんか」
それは、ブッダルタから貰った水晶の腕輪です。
アンドレはハンスからそれを受け取って、太陽にかざしました。すると、それでもやはり虹ができます。しかも、先ほどの三角形のプリズムの場合とは違った感じで分光されました。
「この方がいいかもしれないな」
アンドレは腕輪をハンスに返しました。
「これ以外の詩は、ほとんど解釈の必要なものはない。ソクラトンの詩は、天国の鍵のある国を示すものだし、ロンコンの詩は、その国の中のどこにあるかを示すものだ。つまり、君たちが考えたとおり、ロータシアのどこかに黄金の戸口から入る庭があり、そこには七つの噴水があるのだ。あとは詩の指示どおりにすればいい。ロレンゾの詩には疑問が残るが、これもその通りに解釈すればいいだろう。つまり、どこかの湖に投網を打って一匹の魚を得るのだ。その魚が、天国の鍵につながる印を持っているか、何かを飲み込んでいるということだろう。その湖には、水晶の湖という名前があるはずだ。ただし、古名、つまり昔の名前かもしれないから、湖には注意しておくことだ」
「魚の数を一千としているのは?」
チャックが、今一つ納得できないような顔で聞きました。
「多いというだけの意味だろう。つまり、輝く魚、本物のてがかりが得られるのは千に一つの可能性だ、ということを警告しているのだ」
その五十二 ソクラトン
アンドレにお礼を言ってスオミラを後にし、ハンスたち四人はソクラトンの住む森に向かいました。
深い雪に埋もれた森の中にソクラトンの家はありました。チャックが言っていたとおり、黒い松の木がまわりに何本か生えている小さな家です。
ハンスがドアをノックすると、中から「お入り」という声がしました。
ドアを開けると、暖炉で暖めた部屋の奥に、長椅子に横になっている老人がいます。老人といっても、まだ五十歳くらいでしょうか、頭ははげて、獅子っ鼻で赤ら顔の、非常にたくましい男です。顔はかなり不細工ですが、風格があり、目に強い光があります。
男はハンスたちに、さっさと戸をしめて中に入るように言いました。
「寒さは嫌いじゃないが、風邪はひきたくないからな。君たちも暖炉のそばにすわりなさい」
ハンスたちは言われたとおりにしました。
「チャックもいっしょか。一体何の用かな」
「ソクラトンさん。天国の鍵がもう少しで見つかりそうなんです。あなたのところにサファイアはありますか?」
チャックが代表でソクラトンに言いました。
「サファイア? そんなものは持っとらんよ」
アンドレの推理はいきなりおおはずれです。もっとも、アンドレはヘルメスの出没するところが必ずしもソクラトンのところだとは言っていませんでしたが。
「では、このへんに薔薇や百合や菫は生えてますか?」
「さあな、百合はあったが、薔薇はどうだったか。菫など気にとめたこともない。それに、今は冬で花などない」
ハンスはソクラトンに、これまでのいきさつを話しました。もちろん、四つの詩もです。
ソクラトンは面白そうにその話を聞いていましたが、ハンスの話が終わると、首を横に振りました。
「そのアンドレという男は、賢いが哲学者ではないな。物事を物質的にとらえすぎとる。
ダマスコ薔薇は知恵の象徴、百合は道徳の象徴、紫の愛の花はそのまま愛の象徴であろう。
叡智の森とは、我々の頭の中、心の中のことだ。そしてそこは常に無知の影がおおっている。赤い太陽が真理を表し、その真理に照らされて我々の生は黄金の流れとなるのだ。そして、真理に生きるものの生命は永遠だが、純潔貞潔な心を保ちつづけることは容易ではない、ということだ」
ソクラトンはあっさりと詩の謎解きをしました。
「では、竜のいる七つの噴水のある庭とは何のことです?」
チャックが聞きました。
日産とホンダの合併不成立に関する記事のコメントが案外的を射ているかと思うので、転載する。もっとも、私は日産の車などほとんど見た記憶が無い(それだけ売れていない)ので、このコメントが本当か嘘かはわからない。しかし、合併不成立に関する日産の役員たちのコメントを見たら、事実だろうな、と思う。
ああいう、斜陽企業の役員というのは何が根拠で出世して役員になれたのだろうか。
(以下引用)
近年の日産車を見れば分かるが、センスがなく、なんか芋臭い。と思っていたら、なんと
経営陣達がOK出すのは、ダサい車ばかりで、斬新なデザインは、全てボツになってしまう現実が日産内部にあるらしい。
社員は可哀想。
ああいう、斜陽企業の役員というのは何が根拠で出世して役員になれたのだろうか。
(以下引用)
近年の日産車を見れば分かるが、センスがなく、なんか芋臭い。と思っていたら、なんと
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