滋賀県長浜市の自宅で小学2年の長男(8)が鎖で柱につながれ監禁されていた事件で、母親の宮島茜容疑者(27)が当日の8日午前、学校に電話し長男について「足のけがが治っていないので休ませる」と伝えていたことが9日、市教育委員会への取材で分かった。茜容疑者と夫の保名容疑者(32)は8日午前8時ごろから監禁していたとして逮捕された。


 捜査関係者によると、保名容疑者は「しつけのつもりだった」と供述していることも判明。長男は自宅で半径約1・5メートルの範囲しか動けなかった。長浜署は、日常的に虐待があった可能性もあるとみて傷害容疑も視野に調べる。