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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「こころの動く瞬間」というブログから、「愛と誠」(映画版)の内容紹介で、なぜ今どきこんな古い作品をネットで調べたかと言うと、漫画は掲載時から読んでいたが、内容の記憶が曖昧で、特に、ツルゲーネフの「はつ恋」の本の中にナイフを隠し持った「美しき不良少女」の名前が「高原由紀」だったかどうか、知りたかったからだ。
というのは、この年になって、ツルゲーネフの同小説を図書館から借りて読んでいる最中に、「愛と誠」を思い出したのである。しかし、愛読書を刳り貫いてナイフを隠す穴を作るというのは本当にその本の愛読者か? www しかし、「高原」という姓はいい。「高原(こうげん)のお嬢さん」という感じで、「由紀」も雪に通じる清楚さと冷たさを暗示している。梶原一騎は、意外なロマンチシズムの持ち主で、そういうセンスがあったと思う。

(以下引用)

愛と誠・続愛と誠・愛と誠完結篇
2013-11-08 04:19:04

テーマ:映画TV舞台(1475本)
☆愛と誠(1974年)☆

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同名コミックの実写映画化。孤独で一匹狼の太賀誠と大金持ちの令嬢早乙女愛の純愛を描く。続編として『続 愛と誠』、『愛と誠 完結編』が作られている。

少年誌に連載された純愛物の先駆けとなり一世を風靡。ヒロイン・早乙女愛が幼き日の太賀誠を回想して語った「白馬の騎士」や、その早乙女愛への報われない愛を貫く優等生・岩清水弘のセリフ「きみのためなら死ねる」などが流行語になった。

信州蓼科高原スキー場。スキー遊びに興じていた少女が、危険な斜面を滑り出し、あわや谷へ落ちようとする瞬間突然飛び出して来て少女を救ったのは、蓼科に住む少年だった。その日から少女の心には“白馬の騎士”への思慕が芽ばえ、少年の顔には醜い傷が残った。少年の名は「誠」、少女の名は「愛」。八年が過ぎた。白樺の森に夏が息づき、青春が躍っている。東京の青葉台高校のキャンプに殴り込みをかけた不良グループがあった。さらにそのグループの無法を暴力でさえぎったもう一つの不良たちがいた。そのリーダーは誠だった。青葉台高校の理事長のひとり娘として美しく成長し“学園の女神”と全校のアイドルとなっている愛との、それは運命の再会だった。愛はこの事件のために少年院に送られようとしていた誠を、自分と同じ学校に転校させ、父に月謝とアパート代をもたせることによって昔の償いをしようとした。だがその愛の好意に対する誠の言葉は冷たかった。「あんたは俺を東京に呼んで、危険な斜面にまた飛び出したんたぜ」。誠は入校一日目にして早くも教師を殴り倒すという事件を起こした。そんな誠を見込んだ学園のボス的存在であるラグビー部とボクシング部の主将が入部を勧誘したが、誠がこれを無視した事によって学生たちの誠への敵意は高まった。かねてから愛に想いを寄せている全校きっての秀才・岩清水は、愛の心が誠に傾いていくのを知り、愛に宣言した。「愛よ、君のためなら僕は死ねる」と。愛はあらゆる犠牲と恥を忍んで誠につくすが、誠はその献身をせせら笑った。八年前、あの事件の後、半死半生で家に辿りついた彼は破傷風にかかり半年は立ち上れなかった。彼の大病は貧しい一家の生活を破壊し、誠は少年期を悲惨のドン底で送った。「この傷はどうしようもねえ、ばかたれの紋章。だがこれからは他人を踏み台にして、テメエだけ強くのし上る、力の紋章にしてみせるぜ」。学園は今や、誠という名の嵐に吹きとばされそうに、すさんでいった。学業に専心してほしいと思う愛の気持に反して、誠は学園の暴力革命を狙って行動しつづけた。ラグビーで暴力的にプレイし、ボクシングでは相手選手を反則スレスレで倒した。誠の悪名はいやが上にも高まった。ラグビー部の城山と、ボクシングの火野の両キャプテンは誠に決闘状をたたきつけた。誠は愛の必死の制止にもかかわらず、深夜の河原へと単身乗り込んだ。凄惨、狂乱としか言いようのない石つぶての死闘の中で、身をもって止めに入った愛の額が割られた。失神する愛。「愛!」……誠は初めて愛の名を叫んだ。誠が愛をしっかりと抱いて薄明の道を行く。朝の光がその後姿を照らしている……。(以上ネットより)

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早乙女愛さんが可愛いです。

西城秀樹さんの相手役に選ばれて、デビューしたんです。


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当時のことは印象に残っています。

わたしも高校生でした。もう40年近く前の映画なんですね。

映画の内容も、可愛いったらありゃしない(笑)


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ラグビー部とボクシング部の、強い「誠」の取り合いが、

河川敷での「決闘」にまで発展し、その戦いに「石つぶて」が出てくる。

当時は、ドキドキハラハラしながら、夢中で見ていたんだな・・と、

思うと、わたしを含めて、当時の女子高校生たちが、可愛く思えます。



☆続愛と誠(1975年)☆

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「愛と誠」第二作目。不良校・花園高校に転校した太賀誠、彼を追って来た早乙女愛、そして大番長の高原由紀の三人が展開する青春の愛と憎しみを描いた青春映画。原作は梶原一騎・作、ながやす巧・画の同名劇画。脚本は「ふれあい」の石森史郎、監督は脚本も執筆している「あした輝く」の山根成之、撮影も同作の竹村博がそれぞれ担当。
青葉高校を退学となった太賀誠は、不良校として勇名な花園実業高校へ転校した。スケバンやチンピラ生徒のたむろする中を誠は無関心を装っていた。こんな誠の態度がスケバン・グループには面白くなく、一人が誠に襲いかかった。しかし誠は、反対にそのスケバンを3階の教室の窓から逆さ吊りにした。それは誠のスケバンたちに対する宣戦布吉でもあった。一方、早乙女愛は、書き置きを残して家出、誠の後を追って花園高校へ転校して来た。だが誠は、愛のそうした行動よりも、影の大番長を探し出すことで頭の中がいっぱいであった。そんなある日、花園実業に体育教師として天地大介が赴任して来た。柔道四段、空手三段という彼は、学校の正常化を高らかに宣言した。だが数日後、十数本のナイフが天地の上衣、ズボン、肩に突き刺さった。このナイフを投げた女こそ、影の大番長高原由紀であった。彼女はツルゲーネフの「初恋」を愛読し、いつも肌身はなさず持っていた。愛は由紀が影の大番長とも知らずに、彼女から大番長が誰かを聞き出そうとしたが無駄だった。誠は愛が止めれば止めるほど大番長への挑戦の気持は高まり、一方由紀は、愛の献身的な誠への愛を知るにつれ、誠を殺す決心をした。いよいよ対決する時が来た。由紀は「初恋」の本の中に隠したナイフを次々と誠の腕や腿をめがけて投げた。血しぶきをあげる誠だが、よろけながら由紀に迫った。その時野獣のような唸り声とともに、誠の体は宙を舞い、川に投げ飛ばされた。この男が由紀の影の用心棒、座王権太であった。遂に力尽きた誠は病院に運び込まれ、愛は一睡もせず看病した。数日後、傷も癒えぬのに誠は、由紀に再挑戦を申し入れた。「やめて!誠さん、私を身代りにして!お願い!」この時、由紀は一途な愛の誠への「愛」を知った。「私は負けた、太賀誠に負けた。早乙女愛に負けた。いつか私も彼を愛してしまうだろう、そして早乙女愛と争うに違いない」由紀はそんな遺書を残し、月光に輝く美しい波の間に消えた。(以上ネットより)

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早乙女愛さんの相手役が、この作品では、南条弘二さんです。

南条弘二さんは、この作品でデビューしたようです。


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大番長高原由紀役は、多岐川裕美さんです。

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一作目の「愛と誠」で、西城秀樹さんの相手役に選ばれてデビューした、

早乙女愛さんは、次の年のこの二作目では、

かなり垢抜けて綺麗になっていました。

でもヒロインの早乙女愛さんより、大番長役の多岐川裕美さんのほうが、

洗練されて堂々と演技されている感じがしました。


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わたしが卒業した高校も、花園実業高校と共通しているところがあり、

いろいろと思い出しました。
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