忍者ブログ
ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
11
23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
o-zone
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
[526]  [525]  [524]  [523]  [522]  [521]  [520]  [519]  [518]  [517]  [516
某書評ブログ(多分)から転載。
書評全体としては江本に批判的な内容なのだが、江本の提言は素晴らしいと私は思う。
まあ、私はゲームとしての野球は最高である、と思っているので、他人とは考えが合わないだろうとは思う。なにしろ、サッカーなど、何が面白いのか、さっぱり分からない人間なのである。ゲームとしての野球は、麻雀に匹敵する天才的な創造である。そのどちらも衰退しつつある、というのが悲しいところだが。
でまあ、野球ならリトルリーグでも草野球でも見ていて楽しいという私からすれば、野球の裾野を広げるという案は素晴らしい案だ、と当然考えるわけである。その理由も江本が言う通り、今の野球は「人的資源の無駄遣い」をしているということだ。アマチュア野球の好素材は、準プロ野球の組織で野球を続け、その中からプロに上がるようにすればよい。つまり、アメリカの3A,2A、1Aのように、プロ野球の傘下組織を作ればいいのである。今の2軍制度程度では人材が不足する。また、準プロ野球は、それ自体としてファンが付く可能性もある。江本が言うように、3500人の観客動員を目指すということだ。これはけっして難しいことだとは思わない。地方テレビ局と契約して、試合の放映をしたら、スポンサーを得ることだって可能だろう。なぜなら、野球ほどゲームとして面白いスポーツは無いからだ。リトルリーグから知っている選手が成長していく様子を眺めていれば、その選手が準プロのままで苦しんでいたら応援するだろう。そのように、まず、「知られる機会を作る」のが一番大事なのである。
私は、草野球がテレビ放映されたなら、喜んで見ると思う。そういう人間は、おそらく私だけではない。もし、観客が求めるものがプロの妙技だけなら、なぜ「がんばれベアーズ」や「メジャーリーグ」などの映画を喜ぶ人間があれほど多いのか。なぜ万年最下位チームを応援するファンがいるのか。


(以下引用)



江本の言いたいことは以下のとおり。

プロ野球チームが16(四国アイランドの4つを含む)は少なすぎる。
アメリカがマイナー、独立リーグ含めて200~300のチームがあるのだから、人口比でその半分のチーム
数なら100~150のチーム数があったほうがいい。
社会人チームをプロ化し、二軍の選手をちりばめれば可能だし、採算だってとれる。
毎試合三千五百人集めればいいだけだ。
『茨城ゴールデンゴールズの試合には、毎回一万人近いお客さんが集まっているではないか』
(球団存続決定、おめでとう!)
マイナーなんだから給与は最低限の食えるくらいでいい。がんばって上にくればいいだけの話だから。

江本の言うように、日本中各地にみんなが応援するチームが出来れば、スポーツ環境は発展していくと思う。
応援ってのは、されるほうはもちろん、するほうだって元気になるもんだからね。

プロ野球球団が多いほうがいいのは何故か。
高校生のドラフト指名は2005年度は24人だった。高校球児が16万人だから、三年生が5万人としたら5
万分の24人しかプロに入れない、と著者は言う。
『高校時代、甲子園を目指して死ぬほど練習しても、ほとんどの人は卒業したらそこで終わり。好きな野球
を続けて、それで食っていきたい、あるいは鍛えてもっとうまくなりたいと思っても、ほんの一握りのエリート
以外には、そういう場が用意されていないということ。』
『これは多くの才能が野に埋もれていくことを意味する』
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ [PR]