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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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前にも書いたと思うが、広島が盤石だとはまったく私は思わないし、巨人も大補強がそれほど効果があるとは思わない。ただ、実戦采配では原は有能だと思っているから、優勝候補の筆頭には巨人を挙げる。広島は、3連覇の間、他球団の監督がラミレス高橋金本とアホばかりで運に恵まれすぎたと思う。中日は打線も投手陣も弱いが、外人選手は能力が高いので、与田監督の采配次第ではAクラス入りも考えられる。むしろ、横浜のほうが心配だ。
阪神は、セリーグ最高の投手陣がいるから、矢野次第では優勝もありうるが、矢野はさほど頭がいいようには見えないので、広岡ほどは買わない。ヤクルトは去年が出来すぎだと思う。
ということで、私の順位予想は

1:巨人
2:広島(阪神)
3:阪神(広島)
4:中日
5:ヤクルト
6:横浜

といったところ。ただし、横浜は、戦力自体は優勝レベルだと思う。本当なら去年一昨年で優勝していていい。




球界大御所のセ順位予想は「阪神と中日旋風への期待」


3/28(木) 5:31配信


THE PAGE



「中日は与田監督の手腕への期待がある。外国人を軸にした打線はいいんだから投手陣次第。苦労した与田が、そこをどう立て直すか。評論家諸氏の中日への評価は低いが、上位球団を食う球団体質があるチーム。これまではチームの空気が暗かったが、与田が雰囲気を一新している。旋風を巻き起こしてもらいたい」

 その中日の上位浮上のカギを握る投手陣は、このオープン戦では、防御率3.23でセ・リーグトップ、12球団で2位の結果を出した。小笠原、鈴木翔、藤嶋、そして松坂らの故障組が戻ってくるまで笠原、柳のフレッシュな2人に吉見、大野、山井らベテランの奮起、新外国人ロメロを加えた布陣で踏ん張る構想で、抑えには、オープン戦で結果をだした2年目の鈴木博が指名されている。

「ストライクゾーンで勝負する」という与田監督のチームコンセプトが浸透してきたのと同時に8位に終わったオープン戦から「勝ちにこだわり」チームを叱咤してきた与田監督の戦う姿勢を広岡氏は評価している。
 そして広岡氏は、「この2チームが浮上する条件は、クリーンナップとローテーの固定だ。阪神の大山は、まだ6番くらいを打たせるべきだが、4番に据えると決めたのならば首脳陣は我慢が必要だろう」と続けた。
 
 広岡氏は、巨人、広島にも“死角”があるという。
「巨人最大の弱点はブルペン。抑えが新外国人じゃ蓋をあけてみるとどうなるかわからない。あとは、若い選手ばかり。吉川も球威はないし。若い選手の経験の無さがどう響くか」



 広岡氏が指摘するように抑えに指名された新外国人のクック、セットアッパーの左腕・吉川、そこに期待の若手の左腕・大江、桜井、坂本工の陣容は、いかにも未知数だ。
 原監督は「ブルペンは若い選手への期待がある」と、その化け具合に期待を寄せているが、大きなウイークポイントになるだろう。

 また広岡氏は巨人が採用を決意した「2番打者最強論」にも異論を唱える。結局、キャンプで宣言していた2番丸から2番坂本へ変更。1番吉川、2番坂本、3番丸、4番岡本の打線に落ち着いた。2番が坂本に変わってもバント無しの攻撃的布陣に変わりはない。

「2番の使い方は巨人と阪神は対照的だ。私はメジャーのやり方をそのままマネしているだけの2番打者最強論は日本では成功しないと見ている。バントやエンドランなど、小技を使える選手を2番に置く阪神の方がチャンスは作るだろう」

 セイバーメトリクス理論に基づいた2番打者最強論を採用する巨人と、日本らしい機動力型2番を採用する阪神の成否にも広岡氏は注目している。イチローが引退会見で「メジャーが頭を使う野球をしなくなっている。日本が追従する必要はない」と警鐘を鳴らしていたが、広岡氏も同じ意見を持っている。

 またV4を狙う広島に対しても広岡氏は、「広島にも問題はある。ピッチャーが良くない。全体的にコントロールが悪いのだ。先発の投手陣が不安だ。大瀬良にしても、2年、あの成績(昨季15勝7敗)が続けられるのか。ジョンソンも、もう落ちている。先発の名前がざっと5人あがってこない。丸の抜けた穴も埋めることができていないだろう。長野はキャンプ、オープン戦と頑張りすぎたのではないか。彼が、どこまでやれるのかという不安も残る」という意見を持つ。

 広島はオープン戦を8勝4敗4分けの成績で“優勝”した。優勝候補の存在感は示したが、投手陣の顔ぶれは、若干心もとない。大瀬良、岡田、野村、床田、ジョンソン、九里でローテーを組むが、新外国人のローレンスが祖父の葬儀参列のため緊急帰国するなど投手陣には、不安要素が残る。また“ポスト丸”として期待のかかる長野は死球欠場などの影響もありオープン戦では打率.125、ゼロ本塁打と精彩を欠いたままだった。田中ー菊池コンビに、4番に座った鈴木を擁する打線は迫力はあるが、盤石かと言えば、そうではない。

 “球界大御所”広岡氏が、期待をこめた阪神・中日の“旋風予想”。果たして、その結末は? 阪神は京セラドームでのヤクルト戦、中日は横浜での横浜DeNA戦が開幕カードとなっている。

 (文責・駒沢悟/スポーツライター)





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