U18W杯のスーパーラウンドで日本が延長10回、4-5で韓国に敗れた。大船渡・佐々木朗希投手(3年)のアクシデントが痛かった。先発も1回、わずか19球で降板。右手中指の血マメが割れた可能性が高く、ユニホームには赤い斑点がついた。


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佐々木主浩(日刊スポーツ評論家)の話 あくまで私たちの時代の話だが、高校時代には基本的にたくさん投げ込んだ。投げてマメがつぶれたら指先に液状ばんそうこうを塗って、それからまた投げてという感じで。そうすると指先にタコができて厚くなり、強くなる。だから昔の投手でマメをつぶしたという投手はあまりいなかったんじゃないかな。


あとはお風呂に入る時も右手の指は絶対にふやかさないように気を付けていた。ふやかすと指先の皮が弱くなってしまうから。基本的には指先にタコができるまで投げ込まないと、今後もマメがつぶれることはなくならないと思う。佐々木君も少し休んだ後、次に投げる時もまたマメができる可能性は高いだろう。