オリックスが本当に伊藤光を出すとは思わなかったし、その代償が白崎と高城というのも相当に思い切ったものだ。伊藤光の潜在能力は高いと思うし、白崎高城はDeNAでは頭打ちという感じだったから、悪くないトレードだと思う。
高城に関しては、打撃センスが悪いというか、打撃頭脳が悪すぎるのが難点で、現在のDeNAのように打てないチームの中でも自動アウトに近い状態だったから、一軍では使いにくかったと思う。打率は不調の嶺井とさほど変わらないが、三振率が高すぎる(と思う)し、三振の内容が悪すぎる。ここしばらくの打席内容を見て、首脳陣も見切りをつけたのではないか。いや、首脳陣と言うよりフロント(高田GMか)かもしれない。
ベンチから見るよりテレビで見ているほうが細部はよく分かるものだ。おそらく、監督やコーチはビデオ録画による試合の反省などしていないと思う。していたら、たとえば阪神にあそこまで無能無策であるはずがない。
(追記)今、赤間投手について調べてみたが、プロ成績はあまり良くない。だからこそ出されたのだろう。しかし、動画を見た感じは悪くない。もちろん、いい時の動画だろうから割り引く必要はあるが、阪神相手にどっしりと落ち着いた感じで投げ、ロサリオをストレートで三振に取っていた。(その次の打者も三振に取ったが、誰かは分からない。)プロ通算の成績で見ると奪三振率は高くないから、この時はたまたまだったのかもしれないが、素材は悪くないかもしれない。大学であまり投げていないようだから、遅咲きタイプなら、年齢は高いがこれから成長する可能性もあるのではないか。キャッチャーから返されるボールを受ける感じが、運動感覚の良さを感じる。ただ、持ち球の種類が少ないような気がする。何か武器があれば飛躍できるのではないか。
(追記2)或るスレッドにこういうコメントがあった。オリックスファンで赤間という投手を良く知っている人だと思うが、これが本当なら期待できる。チェンジアップがいいらしいから、「武器」もあるし、ボールが動くタイプなら「打たして取る」タイプだろうから、横浜球場や今の内野陣には向いているのではないか。
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- トレードが決まった左上から時計回りにDeNA白崎、オリックス赤間、オリックス伊藤光、DeNA高城
DeNA白崎浩之内野手(27)高城俊人捕手(25)とオリックス赤間謙投手(27)伊藤光捕手(29)との2対2の交換トレードが、両球団から発表された。バッテリー強化を図るDeNAと、得点力のある内野手を狙っていたオリックスと双方の思惑が合致した。
白崎は12年ドラフトで大型内野手として駒大から1位指名を受け入団。昨秋19年ぶりに進出したソフトバンクとの日本シリーズでは指名打者で出場し本塁打を放った。今季は1軍での出場はなかったが、オリックスは小谷野、中島、T-岡田のベテラン内野手がけがで2軍再調整中で、潜在能力を評価する白崎獲得に乗り出した。高城は強肩と捕球が持ち味。昨季は浜口の専属捕手としてルーキー左腕を2桁勝利へと導いていた。
伊藤光は14年にベストナインとゴールデングラブ賞を獲得するなど、正捕手として高い経験値を持つ。今季7試合出場にとどまり出場機会が激減したが、正捕手を固定できていなかったDeNAは、伊藤光獲得で捕手強化を図る。今季1軍登板のない赤間はリリーフ要員として獲得した。
ロング、敗戦処理、緊急先発なんでもこなすスイングマンで、チェンジアップという絶対的な決め球があり、ムービング的に球を散らす一癖ある投手
今季はオリのリリーフ鉄壁すぎてまったく出番ないけど、加賀とか武藤が定期的に一軍に顔出すレベルの横浜のリリーフなら絶対に戦力になるよ