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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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部員は、たしか10名だけで、そのうち8人が1年生。(たぶん、である。)
エースは軟投派、ということで、リアル「おおきくふりかぶって」である。まあ、次の試合で轟沈、となりそうな気がするが、こういうできたてホヤホヤのチームが沖縄の横綱チームを倒しただけでも凄い。これが高校野球の面白いところでもある。


(以下引用)



宮古総実 ミラクル 県秋季高校野球第6日

琉球新報 9月16日(火)10時50分配信

 第64回県高校野球秋季大会第6日は15日、沖縄セルラースタジアム那覇などで2回戦8試合を行い、部員10人で臨んでいる宮古総実が第1シードの沖縄尚学を6―4で破り16強入りした。沖尚の5季連続甲子園出場は絶望的となった。首里は七回に2点差を追い付き、延長十五回の末に3―2で読谷にサヨナラ勝ちした。第4シードの那覇は那覇国際を5―2で下した。このほか具志川、八重山、糸満、名護、北中城が3回戦へ進んだ。第7日は20日、同スタジアムなどで2回戦の残り8試合を行い、ベスト16が出そろう。

◆シード沖尚を撃破/部員10人、基本伸び伸び
 三塁側スタンドに歓声と指笛がこだまし、球場のどよめきはしばらくやまなかった。ミラクルと言っては失礼だろうか。部員10人の宮古総実が、5季連続甲子園出場を目指す第1シードの夢を打ち砕く大金星。根間塁主将は「言葉にできない」と感極まり、完投のエース友利叶夢は「実感がない」と興奮気味だった。
 1回戦で県大会初勝利を飾ったチームと優勝候補。神里正太監督の指示はシンプルだった。「自分たちを見失わず、できるプレーをこつこつやり通そう」。大振りせずコンパクトに強く打つ、積極的に次の塁を狙う、丁寧な捕球と送球で確実にアウトを取る―。簡単そうで難しいことをナインは伸び伸びと実行した。
 一回、2四球と中前打で2死満塁とし、押し出し死球で先制点が転がり込んできた。さらに友利礼の右前打で1点を加えて流れを引き寄せると、二回は相手の2番手投手の四死球に2安打を絡めて2得点。友利叶と友利礼のいとこバッテリーは、90キロ台の緩い変化球で相手打線を翻弄(ほんろう)し、一度も逆転を許さなかった。
 昨年5月に宮里旭前監督が急逝。1年生が入学するまで部員わずか5人という時期もあった。苦難を乗り越え、全力で野球を楽しむ宮古総実ナイン。本命不在の今大会を象徴するような快進撃で、歴史の扉を開いた。(大城周子)


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