執念の試合続行はならなかった。14時の試合開始時から雨が降り続けていた甲子園。


雨の影響で阪神先発の青柳晃洋投手が、マウンドで足を滑らせ、審判に土を入れてもらうことを要求するなど、グラウンドコンディションはよくなかった。


4回表終了時(阪神0-2巨人)の15時09分に試合は一時中断。内野グラウンドには水たまりができるほど、大雨が降っていた。


中断から約30分がたったタイミングで真鍋球審と阪神園芸の金沢甲子園施設部長が一塁側ベンチ前で話し合うシーンも見られた。


中断から45分後の15時54分には、阪神園芸スタッフがグラウンド整備を開始。阪神園芸スタッフにしかできない“神技”で試合再開に全力を挙げた。


しかし、再度、雨が強くなり、1時間28分の中断を経て降雨ノーゲームとなった。


阪神は今季雨天中止が相次いでおり、今回の巨人戦ノーゲームでシーズン終盤に20連戦となる可能性が出てきた。