ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「ベースボール・バイブル」というサイトで紹介されていた記事である。
要するに、「違う球種を同じフォーム(同じ腕の振り)で投げる」
ただこれだけのことだ。これができるかどうかで、投手としての能力や成績が格段に上がるのではないか。もちろん、ものすごい速球やものすごい変化球を持っていれば、フォームで投げる球種がわかっても打者を圧倒できるだろう。だが、それは天才の道である。
私が見た限りでは、各球団のエースで、天才というタイプはほとんどいない。ヤクルトの石川や日ハムの武田など、小柄な投手であり、球も速くないのに、安定して勝てるが、彼らより体格に恵まれ、球も速いたくさんの投手が一軍にも上がれずに引退していく。それはひとえに「制球力」と「投球術」の有無のためなのである。で、その「投球術」の中でも大切なのが、「違う球種を同じフォームで投げる」ことができるかどうかだと思うのである。
ついでながら、西武の大石がこの前一軍で投げたが、ほとんどストライクが入らず、無惨なざまであった。自慢の速球も影をひそめ、プロのマウンドに立つレベルではないのは明らかであったが、なぜそうなったのか。あるいは、もともとプロに入れるレベルではなかったのか。まさか後者であるはずはない。そうならば、各球団がドラフトで競合するはずはないだろう。ならば、西武の投手育成には、大きな問題があるのではないだろうか。
(以下引用)
すっごいオジサンが新たな歴史を刻んだ。ロッキーズのジェイミー・モイヤー投手(49)が17日(日本時間18日)、パドレス戦で勝利投手となり、メジャー最年長勝利記録を実に80年ぶりに更新した。7回6安打2失点(自責0)の好投で、49歳151日での白星。1932年にドジャースのジャック・クインがつくった49歳74日を塗り替えた。一昨年に左肘の腱移植手術を受けて復活した左腕が、大きな勲章を手に入れた。
モイヤーの顔は、笑うとしわだらけになった。白髪が増えた髪をかき上げながら静かに、勝利の余韻にひたった。
「ベストを尽くそうとしただけ。でも、歴史上の人物や殿堂入り選手と同じように称えてくれるのは本当に特別だね」
最速は79マイル(約127キロ)と高校生より遅い。そんな中でカットボール、スライダー、チェンジアップを丁寧にコーナーに投げ分けた。6回まで無失点。7回に失策絡みで2点を失ったが、その老かいな投球に本拠地のファンも拍手喝采だ。「投げる上で年は関係ない。まだ自分はチームに貢献できると思ってマウンドに立っている」。漫画「野球狂の詩」の岩田鉄五郎もビックリの「アラフィフ」の快挙だった。
10年12月1日に左肘の腱移植手術を受けた。当時48歳。「スーパーマン(モイヤーの愛称)は必ず戻ってくる」と、厳しいリハビリにも耐えた。「息子に近い年齢のトレーナーに“痛みを我慢しろ”と言われたら頑張るしかないだろう」とモイヤー。昨季の登板はゼロで、今春キャンプのマイナー契約から不死鳥のごとくはい上がった。96年から背番号50。「50歳までマウンドに」が理由だ。子供は7人で長男ディロンさんは20歳、一番下は5歳。野球に打ち込む姿を子供に見せることも、原動力となっている。
どの球種でも同じ腕の振り。打者のタイミングをずらすフォームをつくり上げるため、エアロビクスで体幹を鍛える日々は変わらない。さらに、究極ともいえる考えがモイヤーを支える。「本塁打と紙一重の大ファウルは、“危ない”じゃなくて“やった”と思う。ファウルを打たせた上に、打者は打ち気にはやる。打ち取れる確率が上がるんだ」。絶妙な緩急に抜群の制球力、相手心理を読み切る力――。だからこそ49歳でも勝てる。
「1勝するために復帰したいと思ったんじゃない。まだ夢の中を生きている。野球への情熱を持っている」。メジャーデビューから26年。当時まだ生まれていなかった若手選手に負けないくらい、その目は輝いている。
▼中日・山本昌(15日の阪神戦でセ・リーグ最年長の46歳8カ月で白星)あの年までやるということは、運不運もあるが凄いことだと思う。(自身も体力面の衰えはないが)だからと言って、49歳までやれるとは言えないな。
≪年長登板は史上4位≫モイヤーはこの日が49歳151日。J・クインの49歳74日の大リーグ最年長勝利記録を77日更新した。また、この日は自身が持つ史上4位の年長登板記録を、前回登板時から5日更新。来季も現役を続行すれば、2位のJ・クインの50歳6日を上回る。1位のS・ペイジが持つ59歳80日は、話題作りのため1試合だけ現役復帰してマークしたもの。日本での最年長勝利は浜崎真二(阪急)が50年に記録した48歳148日。
[ 2012年4月19日 06:00 ]
要するに、「違う球種を同じフォーム(同じ腕の振り)で投げる」
ただこれだけのことだ。これができるかどうかで、投手としての能力や成績が格段に上がるのではないか。もちろん、ものすごい速球やものすごい変化球を持っていれば、フォームで投げる球種がわかっても打者を圧倒できるだろう。だが、それは天才の道である。
私が見た限りでは、各球団のエースで、天才というタイプはほとんどいない。ヤクルトの石川や日ハムの武田など、小柄な投手であり、球も速くないのに、安定して勝てるが、彼らより体格に恵まれ、球も速いたくさんの投手が一軍にも上がれずに引退していく。それはひとえに「制球力」と「投球術」の有無のためなのである。で、その「投球術」の中でも大切なのが、「違う球種を同じフォームで投げる」ことができるかどうかだと思うのである。
ついでながら、西武の大石がこの前一軍で投げたが、ほとんどストライクが入らず、無惨なざまであった。自慢の速球も影をひそめ、プロのマウンドに立つレベルではないのは明らかであったが、なぜそうなったのか。あるいは、もともとプロに入れるレベルではなかったのか。まさか後者であるはずはない。そうならば、各球団がドラフトで競合するはずはないだろう。ならば、西武の投手育成には、大きな問題があるのではないだろうか。
(以下引用)
49歳モイヤー最年長勝利「投げる上で年は関係ない」
ナ・リーグ ロッキーズ5―3パドレス (4月17日 デンバー)
<ロッキーズ・パドレス>49歳151日で勝利投手になったロッキーズのモイヤー。大リーグ記録を80年ぶりに更新 Photo By AP |
モイヤーの顔は、笑うとしわだらけになった。白髪が増えた髪をかき上げながら静かに、勝利の余韻にひたった。
「ベストを尽くそうとしただけ。でも、歴史上の人物や殿堂入り選手と同じように称えてくれるのは本当に特別だね」
最速は79マイル(約127キロ)と高校生より遅い。そんな中でカットボール、スライダー、チェンジアップを丁寧にコーナーに投げ分けた。6回まで無失点。7回に失策絡みで2点を失ったが、その老かいな投球に本拠地のファンも拍手喝采だ。「投げる上で年は関係ない。まだ自分はチームに貢献できると思ってマウンドに立っている」。漫画「野球狂の詩」の岩田鉄五郎もビックリの「アラフィフ」の快挙だった。
10年12月1日に左肘の腱移植手術を受けた。当時48歳。「スーパーマン(モイヤーの愛称)は必ず戻ってくる」と、厳しいリハビリにも耐えた。「息子に近い年齢のトレーナーに“痛みを我慢しろ”と言われたら頑張るしかないだろう」とモイヤー。昨季の登板はゼロで、今春キャンプのマイナー契約から不死鳥のごとくはい上がった。96年から背番号50。「50歳までマウンドに」が理由だ。子供は7人で長男ディロンさんは20歳、一番下は5歳。野球に打ち込む姿を子供に見せることも、原動力となっている。
どの球種でも同じ腕の振り。打者のタイミングをずらすフォームをつくり上げるため、エアロビクスで体幹を鍛える日々は変わらない。さらに、究極ともいえる考えがモイヤーを支える。「本塁打と紙一重の大ファウルは、“危ない”じゃなくて“やった”と思う。ファウルを打たせた上に、打者は打ち気にはやる。打ち取れる確率が上がるんだ」。絶妙な緩急に抜群の制球力、相手心理を読み切る力――。だからこそ49歳でも勝てる。
「1勝するために復帰したいと思ったんじゃない。まだ夢の中を生きている。野球への情熱を持っている」。メジャーデビューから26年。当時まだ生まれていなかった若手選手に負けないくらい、その目は輝いている。
▼中日・山本昌(15日の阪神戦でセ・リーグ最年長の46歳8カ月で白星)あの年までやるということは、運不運もあるが凄いことだと思う。(自身も体力面の衰えはないが)だからと言って、49歳までやれるとは言えないな。
≪年長登板は史上4位≫モイヤーはこの日が49歳151日。J・クインの49歳74日の大リーグ最年長勝利記録を77日更新した。また、この日は自身が持つ史上4位の年長登板記録を、前回登板時から5日更新。来季も現役を続行すれば、2位のJ・クインの50歳6日を上回る。1位のS・ペイジが持つ59歳80日は、話題作りのため1試合だけ現役復帰してマークしたもの。日本での最年長勝利は浜崎真二(阪急)が50年に記録した48歳148日。
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