ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です
管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「Adminではないけれど」というブログの過去ログから転載。
このブログは、特に漫画についての見解が面白く、時々見に行く一つである。なぜ毎日行かないかというと、更新があんまり頻繁ではないからである。そこが残念だ。しかし、過去ログがけっこう多いから、しばらくはそれでも読んで楽しむことにする。これがネットのいいところだ。
下記記事に書かれた「食パン少女」が「猿マン」が最初に提示したネタなのかどうかは、これからまだ検証されるべきであるが、それを実際に検証しようとした田幸さんの姿勢は素晴らしい。もちろん、「猿マン」の偉大さについては言うまでもない。
(以下引用)
このブログは、特に漫画についての見解が面白く、時々見に行く一つである。なぜ毎日行かないかというと、更新があんまり頻繁ではないからである。そこが残念だ。しかし、過去ログがけっこう多いから、しばらくはそれでも読んで楽しむことにする。これがネットのいいところだ。
下記記事に書かれた「食パン少女」が「猿マン」が最初に提示したネタなのかどうかは、これからまだ検証されるべきであるが、それを実際に検証しようとした田幸さんの姿勢は素晴らしい。もちろん、「猿マン」の偉大さについては言うまでもない。
(以下引用)
■[漫画] 出会いの秘密
- 「遅刻する“食パン少女”」は少女マンガに実在するか(エキサイトニュース、1998/12/22)
主人公の女の子が、食パンをくわえて『ちこく、ちこく~!』と言いながら走り、角で転校生と衝突する、というのが少女マンガの典型的な出会いのシーンだとよく言われるが、本当にそういう漫画があるのか、と調べたが見つからなかった……という検証報告。
「典型的な出会いのシーンだとよく言われる」というが、誰が言っているかというと、今から20年近く前に、相原コージ・竹熊健太郎が『サルでも描けるまんが教室』で喝破したのである。『サルでも描けるまんが教室』は、「実際にはないけれど、言われてみれば確かにありがち」とみんなが思えるようなエッセンスを抽出し、提示し続けたところが偉大であり、先見の明があったのである。
女の子が食パンを咥えて走るなんて、いかにもありそうじゃないか。そう『サルでも描けるまんが教室』が述べたら、以来20年近く、それが少女マンガの出会いシーンだと信じられ続けたのである。今回酔狂な人が調べてみたら、そういうシーンは実在しなかったことがわかって、ますます『サルでも描けるまんが教室』の偉大さが証明されたのである、と言いたいが、この調査はかなりいい加減なもののようで、本当は何も結論は出せない。
調査をするなら(サルまん以前の)昭和期の作品を調べなければ意味がない。調査子の田幸和歌子はそのあたりを全く考慮していない。いくつか名前の出ているものについては平成時代の作品のようだから、サルまん以降である。サルまんの提案をそのまま真似るのはいくらなんでも避けた、ということかも知れない。それならそれで、別な意味でサルまんの偉大さを示すものでもあるのだが。
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