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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「場末の。」から転載。
吉田さんの美しい微笑みと、言っている内容のアホさのギャップに思わず笑ってしまう。それに即座に突っ込む岡田さんも、実にいいキャラである。
「わたモテ」の大きな特長は、こうして解説付きで読むと面白さが倍増することで、それは、解説するだけの深い内容と繊細精密な描写をもともとこの漫画が持っているからだが、読者の多くは一読しただけではなかなかそれに気づかないのである。ある意味、漫画における、良い意味での「純文学(筋の面白さだけではなく細部の表現自体が優れた作品)」と言えるだろう。



(以下引用)





一方、二人が険悪なムードである事に気づいたのか「根元と喧嘩してんのか?」と声をかける吉田さん。
「あんたには関係ないでしょ」と突き放す岡田さんでしたが、「あるよ 私も一緒だ」と、岡田さんと同じ問題を抱えている事を明かします。
同じ痛みを抱えている人間が、一番その人の痛みを理解してあげられるものです。その点吉田さんは完璧な導入で、不幸なすれ違いから友人と喧嘩別れしたこと、そして自分は悪くない(?)ことを伝え、その上で「自分から折れてやるつもりだ」と、友人を許してやるつもりであることを口にします。
最初は突き放そうとしていた岡田さんでしたが、その吉田さんの大人な態度と真摯な言葉に耳を傾けます。
そして一体何があったのかの説明を求めますが……。



 



 



 



f:id:ciel_machine:20180203053421j:plain



研ぎ澄まされたマジレスの刃が吉田さんを襲う──!!



 



吉田さんは超真面目に言ってるのでマジギレ、岡田さんも「ちょっと真面目に聞いちゃったじゃん!!時間返せ!!」とつかみ合いの言い争いに。
これはあれです、岡田さんの言っていることは至極そのとおりなんですが、吉田さんはピュアヤンキーなので判定を甘くしてあげないとですよね。
確かに吉田さんはこの遊園地に入ってから幾分か精神年齢が低下しつつありますが、岡田さんの事を思いやって「まあ、何があったのか知らねーけど根元のことを許してやれよ」と言いたかったのは確かですからね。とはいえ真剣に悩み、思い詰めているからこそ「そんなことかよ!悩みの次元が違うんだよ!」とつい言いたくなってしまったんでしょう。状況的にも精神的余裕はあまり無さそうですからね……。










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