バルビツール酸系の睡眠薬の副作用
現在では使われなくなったバルビツール酸系の睡眠薬
バルビツール酸系の睡眠薬はベンゾジアゼピン系の睡眠薬と比べて、もっと直接的に作用するもので、脳の睡眠や覚醒を司る部分に作用し、強い催眠効果をもたらすと言われています。そのため、バルビツール酸系の睡眠薬の副作用はとても危険とされています。
副作用の一つは呼吸を司る部分にも作用し、呼吸が停止してしまうという副作用があるということ。また、バルビツール酸系の睡眠薬は習慣性があり、薬剤耐性がみられるものが多く、量を増やしていかないと効かなくなってしまうという副作用があります。睡眠薬に頼り過ぎると、服用していないと眠れないと思い込んで薬を飲み続けていくうちに、量が多くなり依存性を高めてしまいます。
バルビツール酸系の睡眠薬はこのような危険な副作用があるため、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬で不眠が改善できない場合や、高齢者や脳器質障害のある人、意識障害や幻覚などがみられる危険性がある場合を除いて、現在ではほとんど使われなくなりました。
危険な副作用
バルビツール酸系の睡眠薬の副作用に耐性があります。薬に体が慣れてしまい、どんどん薬の量を増やさなければ効果が出なくなってしまうという副作用です。バルビツール酸系の睡眠薬は効果が強いと言われているだけに、薬の量が増えるほど、臓器へのダメージも出てきます。大量摂取による中毒では、深いこん睡状態に陥り、呼吸緩徐や血圧低下を招き、肺浮腫や呼吸麻痺で死亡する危険性もあるとされています。慢性の中毒になると、不安や食欲不振、脱力感、幻覚、てんかん様発作などが起こる危険性があり、モルヒネと同等の習慣性があるとされています。
また、禁断症状もバルビツール酸系の睡眠薬の副作用の一つです。長期間薬を服用していて、突然薬の服用を中止した場合、強い不安感や不快感などにおそわれて、いてもたってもいられないという症状が引き起こされることがあります。
どうしても副作用が気になる時は・・・
薬の効果が実感できればひとまずは安心というところですが、将来的には依存症の問題、あるいは副作用の症状などが正直気になるところです。
とはいえ、全く危険の伴わない、副作用もない睡眠薬というのは実際には存在しません。こればかりは仕方のないことであり、薬を使用する以上は、その効果と引き換えに、ある程度の副作用を受け入れるしかないのが現状です。
しかし最近では研究が進み、薬ではなく、サプリメントで睡眠障害を改善しようという動きも出てきました。
中でもいま注目を浴びているのが「スヤナイトα」というサプリメントです。スヤナイトαは、睡眠障害の方向けの寝具を販売していることで有名な㈱イッティが開発したサプリで、眠りに欠かせない2つのアミノ酸(グリシンとトリプトファン)に着目することでようやく商品化までこぎつけることができたようです。
すぐに眠れないのは、精神的なものであり、気持ちの問題と言われることが多いのですが、実は眠りに必要な体内のアミノ酸が単に不足しているだけというケースも珍しくありません。
その問題を解消するために「スヤナイトα」が開発されたわけですが、実際に試した方の満足度が95%と高い数値を示していることから、もし将来的な依存症や副作用に対する心配がぬぐえないという方は、一度試してみる価値はあるように感じます。
もしご興味がある場合は、こちらで詳細をご確認ください。(スヤナイトαを使用した方の感想をたくさん見ることができます。)
以上、参考になれば幸いです。