アニメやゲームミュージック界隈の人気メジャーバンド「岸田教団&THE明星ロケッツ」。その主宰者「岸田」さん(40)が、2022年7月22日にTwitterで悩みを打ち明けた。


このご時世、「教団」という名前が誤解を生み、いわゆるカルト、新興宗教団体ではないのかという風評被害が。「コンプライアンス(法令遵守、倫理観、公序良俗)的にヤバイ」状態になっているという。また「岸田教団」、現首相の「岸田文雄教団」と受け止める人もいるのだという。

名前が恐ろしいまでにピンポイント

「岸田教団&THE明星ロケッツ」は、2005年から個人サークル「岸田教団」として同人「東方Project」のアレンジCDなどを手掛け、07年にバンド「岸田教団&THE明星ロケッツ」を結成、10年にメジャーデビューをした。アニメでは「ストライク・ザ・ブラッド」シリーズや、「とある科学の超電磁砲T」前期エンディングなどを手掛けている。


そんな「岸田」さんが7月22日、Twitterで、


「もしかして:岸田教団って名前、現在の状況に対して恐ろしいまでにピンポイントでまずいのでは?」


「バンド名がコンプライアンスにひっかかる可能性が出てくる未来流石に想定してないんですけどー?!」


などと悩みを打ち明けた。

「カルトだったんですね、コミュ抜けます」

これまでもどんな教団なのか?と言われることがあった。また、岸田首相に代わってから本人と間違われたこと(岸田さんの別名は「岸田総帥」)や、「岸田文雄教団」と言われたこともあった。そしてこのご時世である。「岸田」さんのtweetには、


「友達に『好きなアーティスト要る?』って言われて『岸田教団』って言ったら『え、え、何の団体?大丈夫?…汗』って言われました」

「岸田教団のライブTシャツ着てたら、なんの宗教?って言われるのはあるあるやったのや笑笑 夏場はほぼライブTシャツで岸田教団は2度見されるwww」


「カルトだったんですね、幻滅しました コミュ抜けます」


といったリプが付いている。

「岸田ロケッツ団」という別名案も

「岸田」さんは、あくまで普通のロックバンド、宗教とは無関係であることを強調。いっそのことバンド名や呼び方を変えようということもツイッター内で議論されている。「岸田ロケッツ団」という案が出たが、コンプライアンス的にポケモンと被るとして却下。バンド「SEKAI NO OWARI」のようにローマ字表記「Kishida no kyoudan」にするのはどうかとの案も出た。しかし「kyoudan」ではまた何かと被ってヤバイ、となり、今後どうすればいいのかの結論はまだ出ていないようだ。