以下、ああ、賢い人が書いているなあ、と感心したので、備忘としてメモする。
1
「けものフレンズ」というIP企画自体について
825 : 名無しのフレンズ 2019/02/03 09:12
KFP〔けものフレンズプロジェクト〕は「1期の人気が出たのはけものフレンズの地力が認められたから」と思っていたが、ヤオヨロズや多くのファンは「たつき監督の力」だと思っていた。
が、権利的な意味でKFPの意見が正しいとされ、けものフレンズの地力だけで勝負した結果が現状〔「けものフレンズ2」の不出来と不人気〕。 それだけにとどまらず、KFPはヤオヨロズを徹底的に潰したかったように感じる。 ビートルアニメに投げるほど製作間に合ってないにも関わらずケムリクサと放送時期をかぶせたり、アイカツの監督、ゾンビランドサガの脚本と、有名どころを据えてきた。 KFPは「けものフレンズ2大人気、ケムリクサ?なにそれ」という想定をしていたのではないかと思う。
2
「けものフレンズ2」の木村隆一監督が(KFPたちにとって満を持しての第五話が大不評だったため)相当心折れているらしいツイートをして、そのことが旧作「けものフレンズ」ファンの中で話題になった。
たつき監督を追い出したうえでの「けものフレンズ」のアニメ続編監督就任なんて「火中の栗」を拾うことだろ、分かっていただろ、とたいがいの人が思う件について。
461 : 名無しのフレンズ 2019/02/15 13:13
そもそも、けも2を「火中の栗」ではなく、「虎穴の虎子」と〔「けものフレンズプロジェクト」は〕勘違いしていたのではないかと。
けもフレ自体が金鉱脈のIPだから、誰が監督をやってもうまくいけばヒットさせられるものと思ってた。
実際には高く売れる虎子どころか、栗としても虫が巣食ってて食い物にならない屑栗だった。
それでもヒットさせられるほど前の監督が未曾有の鬼才だったという見当外れ。
〔木村隆一監督が〕万人ウケを目指すことすら諦めるという前言撤回ぶりは、実績あるプロとしての立場すら見失ったかのような狼狽ぶりだけど、そうならざるを得ないほどの大誤算があったのだと思われ。463 : 名無しのフレンズ 2019/02/15 14:02
1期は、動物を美少女化して飼育するという旧コンテンツの邪悪さを、人類の側を絶滅させる大どんでん返しの発想で浄化したのがウケたのであって、元来のけもフレは「売れざるべくして売れなかったもの」でこそあるのに。
そもそもが元から優しい世界を構築していたものだと勘違いして、誰でもやるような正攻法を試みたら潰えた上に、旧作の邪気にまで取り憑かれてしまった。
「万人ウケする作品なんか作れないし、作る気もない」と〔木村隆一監督が〕いうのは、それ故の自信喪失の裏返しなんだろうよ。
3
「けものフレンズ」での擬人化のさせ方について
569 : 名無しのフレンズ 2019/01/24 03:23
フレンズって「動物が女の子になった」という設定だけど、動物と人間では形態が異なるために、動物ではできなかったことができてしまう。 サーバルキャットには自転車をこぐことも、カップを掴んで飲むこともできないけど、サーバルちゃんにはできちゃうんだよね。 むしろ、人間にできることはほぼすべて、フレンズにもできる。
できないのは「知識がないから」。
1期は「人がもういないパーク」だから、知識が無くてできないことがあり、それが動物っぽさを描写する下地になっていた。
2期はパークが崩壊して、人が住んでいない描写をしていながら、フレンズの行動がかなり人寄りという矛盾が存在するから違和感が出てしまう。
そもそも、パークが崩壊してる割にはモノレールは普通に動くし、ロバの店にはじゃぱりまん以外の食べ物が普通に売ってる。
こうした矛盾を解消するには、早い段階で「2期のパークはまだ人が完全にいなくなったわけではない」と、せめて台詞のうえだけでも言わせるべきだったが、カラカルは人を知らないという逆の描写をしてしまっている。
設定と描写が矛盾しているから、視聴者からの「人がいないはずのパークで、なぜかフレンズが人っぽい動きをする」という矛盾の指摘に繋がる。