忍者ブログ
ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
o-zone
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
[682]  [683]  [684]  [685]  [686]  [687]  [688]  [689]  [690]  [691]  [692
田中マー君の歴史的偉業の記念として備忘的に転載保存しておく。
大リーグのボブ・ギブソンがこれに近い記録を残しているが、20勝以上で無敗というのは大リーグにも無い記録だろう。しかも防御率も凄い。



(以下引用)




サンケイスポーツ
2013年10月08日21時40分
楽天・田中、開幕24連勝!史上初の無敗で最多勝投手







写真拡大
試合終了後、開幕24連勝の記念パネルと花束を手にする楽天・田中=Kスタ宮城(撮影・土谷創造)



 (パ・リーグ、楽天7-3オリックス、22回戦、楽天15勝6敗1分、8日、Kスタ宮城)楽天のエース田中は7回2失点で自身のプロ野球記録(開幕24連勝と自身28連勝)を更新し、プロ野球史上初のシーズン無敗での最多勝投手となった。

 田中は一回、先頭の安達に四球を与えるなど無死二塁から味方のエラーが絡み先制点を与えた。二回は二死から駿太、安達の連打で一、三塁にされると、重盗を仕掛けられ、嶋が二塁へ送球。カットした松井が本塁へ送球するも、駿太に生還を許し2失点目を喫した。

 徐々に調子を上げた田中は、三回以降4イニング連続3者凡退に抑える完璧な投球を見せた。七回は一死から後藤に左二塁打を打たれたが、縞田を二飛、駿太を二ゴロに抑え、勝利投手の権利をもってマウンドを託した。

 打線も田中を援護した。1点を追いかける三回、二死三塁から銀次が中前に同点適時打を放つなど、打者12人の猛攻で一挙6点を奪った。

 八回、二番手の青山が連打と四球で無死満塁のピンチを招くと、バルディリスの左犠飛で7-3とされ降板。長谷部がT-岡田を三振、竹原を三ゴロに抑えた。九回は斎藤が3者凡退に抑えた。

 過去、規定投球回以上を投げて勝率10割でシーズンを終えたのは、1936年秋のタイガース・景浦将(6勝0敗)、37年秋のタイガース・御園生崇男(11勝0敗)、81年の日本ハム・間柴茂有(15勝0敗)の3人だけ。
PR
「酔いどれギャラリー」から転載。
医者や医療評論家の言う話は全部「公式論」だが、こうした実体験談は「事実論」だ。もちろん、前者は嘘ばかり、後者が真実だ、ということである。


(以下引用)



昨日の昼前にかかりつけの循環器科に行き、

主治医にワーファリンの服用中止を相談して、休薬となりましたw

渋々、自己責任でと、逃げ打って同意しましたよ、何せ骨内で内出血なのですから。

「脈の乱れがここ何年もないから、まー大丈夫だと思うが・・・」

ワーファリンに替る抗凝固剤の新薬・ブラザキサの副作用につき聞いたりしましたが、

すごい事言ってましたよ、

「新薬だから、いろいろ大騒ぎになるけど、実は、ワーファリンも同じだ、

古い薬だから騒ぎにならないだけで、現場での医療事故は少なくはない。

この間も会合で話を聞いた。血栓予防にはなるが、効きすぎて失血死ということもある」。

何せ、殺鼠剤の原料ですからねぇ。

手前の骨内での内出血はワーファリン以外考えられない、因果関係は大いにある。

ワーファリンの骨への悪影響につき、主治医は少し知見ありましたが、

骨専門の整形外科医にはまったく知見なし。 初めて聞いた、ですから。

ネットでじっくり検索すれば、あるはあるはw ビタミンK関連でザクザクですよ。

手前は薬物過敏症で一般化は出来ませんが、

こういうこともある、ということを頭の片隅に。 医療盲信は危険ですぞ。






「人力でGO」というブログから一部転載。
ゆうきまさみはあまりに過小評価されている漫画家である。
彼は長編タイプの作家(=クリエイター・漫画家)なので、雑誌連載中に人気が出ることはない。また、ギャグやネタが渋いので、頭の単純な子供(精神年齢の低い「子供大人」も含める)層には内容の高さが理解できない。彼の「じゃじゃ馬☆グルーミングUP!」は、日本の長編漫画のベスト10に入るべき作品だと私は思っている。一般には「パトレイバー」だけの漫画家だと思われているようだが、「銀の匙」などは、「じゃじゃ馬グルーミングUp」の影響がかなりある、と私は見ている。主人公の八軒のキャラは特に。
「あまちゃん」で有名になった「その火を飛び越えて来い!」は、山口百恵主演映画よりも、同じく「じゃじゃ馬」で知った人が多いのではないか。



(以下引用)



当然、こういう作画はアメリカのCG映画にも影響を与える訳で、ザック・スナイダー監督の話題作『マン オブ スティール』(スーパーマンの最新作)はストレートに作品に取り入れています。

主演の俳優が次の様に語っています。

「『鉄腕バーディー』という漫画があるんだけど、主人公の女の子が怪力を持っているという設定なんだ。スーパーマンの市街戦は、漫画の中で描かれている戦いからインスパイアされたものなんだよ」と日本の漫画から着想を得たことを明かした。

「鉄腕バーディー」は、1985年にオリジナル版が連載された、ゆうきまさみによるSF漫画作品。「『テツワン』というと、みんながアトム? って聞くんだけど、僕はこっちにインスパイアされたんだよ」と話したスナイダー監督は
「めちゃくちゃ面白くて、一話丸ごとアイデアの基にしたくらいだった」と絶賛する。





「智慧の泉」「箴言の宝庫」である「小田嶋隆ツィッター」より転載。志位和夫のツィッターにまで目を通しているとは、さすがに「9条仲間」と言うべきか。こういうことで小田嶋師をサヨク認定する阿呆もたくさんいそうだが、まあ、右翼左翼という言葉もそのうちレッテルとして意味をなさなくなるだろう。



(以下引用)





志位和夫 ‏@shiikazuo 10月2日

首相は「法人税を減税すれば賃金が上がる」。しかし97年~12年で法人税は37・5%→34・5%→30%と減税されたが、労働者の年間平均賃金は70万円も落ち込んだ。大企業の内部留保は270兆円まで積みあがった。法人税減税しても賃金は下がり続けた。この歴然たる事実をどう説明するのか。

「in deep」といサイトから転載。
ネット世界は、架空現実でありながら、本物の現実以上の利害関係に満ちている、危険な空間だ、ということだ。まあ、ありふれた結論ではあるが、こうした危険性をもう少し、世間に知らせるべきではないだろうか。





(以下引用)





先日、下のようなメールが来ていたんです。

もちろん、私のメールアドレス宛にです。

facebook-01.png


私はツイッターにもフェイスブックにも興味がなく、もちろん、自分でアカウントを作ったことはないのですが、上のように、「自分の知らないうちに」私のメールアドレスで新しいフェイスブックアカウントが作られたようです。

メールのヘッダー(差出人など)やソースなどを見てみたんですが、どうやら確かに Facebook そのものから来ていて、迷惑メールのたぐいではない模様。

こういうのは放っておけばいいやと思っていたんですが、次の日から怒濤のメール攻勢。

facebook-02.jpg

「ログインできませんか?」
「プロフィールを更新しましょう」
「この方々はあなたのお知り合いではないですか?」

などなど、日に何度もメールが来るのですが、やや驚いたのが、この「この方々はあなたのお知り合いではないですか?」というメールに載っている人たちは確かにみんな知っている人たちなんです。

facebook-03.png


それも、何年も十何年も会っていない人を含めて、しかも、それぞれに何の関係もない私の別筋の知り合いの人たち。さすがに何だかアレなので、ログインしてみたんですが、しかし、そこでふと「?」と思うわけです。


今回初めて知ったのですが、 Facebook ではログインにメールアドレス(あるいは電話番号)とパスワードを使うようなんですが、私が自分でアカウントを開設したわけではないですので、私自身はパスワードを知らないのです。そして、最初の認証時にはパスワードが必要です。

こういうサービスにはどんなものであっても、「パスワードをお忘れですか?」というようなリンクがあり、そこから自分のメールアドレスにパスワードの再設定のリンクが送られてくる仕組みになっていて、 Facebook にもそれはありました。

それで、パスワードを再設定してみると、当たり前ではあるのですが、「私のメールアドレス」にパスワードがくるわけです。やはり、ここで、

「ん?」

と思うわけです。

このアカウントは「認証された状態」だったですので、その際に私のメールアドレスにログインする必要があるはずです。

ということは、このラスティさんは、私のメールアドレスにログインできていると。

「ああ、誰かアクセスしたのかもなあ」と。

で、一応、「自分のメールアドレスで」 Facebook にログインしてみますと、そこにはラスティ・プルーデンさんという方の FaceBook ページが出来上がっていたのでした。

facebook-05.png


しかも、そこの下にある「あなたの知り合いでは?」というところにいる人々もまた別の実際の知り合なのです(苦笑)。


まあ、いわゆる不正的なことともいえるのかもしれないですが、そのことよりも、私は「インターネット上での自我」ということを思い、

「うーん・・・」

と考えてしまいました。

「現代の私たちは何を規準に存在しているのだろうなあ」と。

そのページにある何人ものお知り合いは確かに私「オカ」の知り合いなのですが、でも、その人たちは Facebook 上では、オカの知り合いではなく、ラスティ・プルーデンさんのお知り合いということになるわけで、あるいは、私はそこではすでにオカではなく、ラスティ・プルーデンという人か、あるいは単なる「メールアドレスが認識票」としての記号的な存在であるのです。





まさしくおっしゃる通り。
横浜の最大の問題は、先発投手不足である。にもかかわらず、昨年のドラフトで遊撃手を(しかも1位で)「縁故指名」したことで私の中畑への評価は2ランクほど下がったのである。
横浜の最大の問題は、投手を育て切れないことだ。
横浜は二軍の打撃コーチや外野守備コーチではなく、投手コーチを首にするべきだろう。ここ10年近く、まともに投手が育っていないではないか。いや、それより、フロントに一番問題がありそうだ。
ところで、私は弱小球団ファンだから横浜を応援しているのだが、チームとしての魅力は今の横浜には感じていない。この選手がいるから、応援していて楽しい、という選手がいないのである。
そういう選手が、ぜひ出てきてほしいものだ。今年のドラフトで、面白い選手が取れればいいのだが。もっとも、そういう選手も横浜に入るとだめになる可能性は高いのだが、まあ、そういう「チームの伝統」も含めての弱小球団ファンなのである。



(以下引用)




蔵建て男 ‏@kuratateo 9月30日
ベイは、FA・新外国人・トレード・メジャーからの復帰・ドラフト含めて、最低5人は開幕ローテーションを期待できる投手を獲得する必要があるだろう。そのぐらいの刺激与え・競争を煽らないと、この投手陣の弱さは解消できない。

「非レギュラー」(イレギュラーではない)に対する運動部監督の本心はこんなものだろう。



(以下引用)




小田嶋隆 ‏@tako_ashi 18時間
大会を勝ち抜くことしか考えてない監督にとって、ベンチ外の部員はお荷物。だから、50人の中から2〜3人這い上がってくれば上等ぐらいに考えて、校舎のまわりを暗くなるまで走らせておく。名前は伏せるけど、ある高校を囲む道路にはそういう「一日中走ってる部員」がいまも走っている。










小田嶋隆 ‏@tako_ashi 18時間
安倍ちゃんの中では、貧困層を冷遇している感覚は無くて、むしろ試練の機会と成長刺激を与えてるぐらいな気分なんだと思う。非レギュラーの一年生にグランド100周を命じて、自分じゃ育成してるつもりでいるコーチみたいな感じかな。


「蔵建て男」ツィッターから、転載。
横浜と中日の監督の話である。落合が中日監督に復帰するという話が浮上しているが、横浜に来てほしいものだ。だが、今の投手陣では、落合は「これは無理だ」と判断するだろう。それが当然の判断である。
今の横浜に必要なのは、監督よりも投手の数だ。監督は、昔の国鉄の砂押のように大学野球の監督を連れてきてもいいし、外国人監督でもいい。
下の記事ではやたらと森コーチが評価されているが、尾花にしても、投手コーチとしてなら高く評価されていたのである。
日ハムを離れた吉井理人によれば、投手コーチにできることなど、投手を励ますくらいだ、ということだ。もちろん、試合での投手交代時期の判断や誰を継投させるかの判断なども大事だろうが、その程度の仕事ならたいていのプロ経験者なら誰でもできるのではないか。つまり、吉井の言うことが正しいなら、森コーチが来たところで、横浜の投手陣が飛躍的によくなるということは無いだろう。
むしろ一軍投手コーチよりも二軍投手コーチが大事ではないか。二軍投手コーチならば、実際に投手を育てるのにかなり関与しているはずであり、横浜がまったく投手を育て切れない以上は、二軍投手コーチから換えるべきだろう。
もちろん、一軍の友利コーチが首になるのは、結果責任として当然ではある。



(以下引用)




蔵建て男 ‏@kuratateo 19時間
中日は、旧勢力が盛り返して、監督として何の実績も能力もない高木氏を就任させた時点で、申し訳ないが終わったなと思います。これは、ベイで言えば横浜閥が盛り返して、ハゲいや山下が監督に返り咲くようなもので、時代の針を逆行させて、実績も実力もない人に再び任せちゃイカンということでしょう。













北畠伊勢守 ‏@isenokami1560 19時間
それは同感ですね。素材型投手育てるのは下手な球団ですが、野手の育成はまずまずだと思ってます。"@kuratateo: @shinichi811503  個人的には、上位で投手に目処をつけ、野手に関しては次世代を見据えて高卒野手で固めて欲しいと思っています。"


開く














hamachan0906 ‏@hamacan0906 19時間
@isenokami1560 @kuratateo @shinichi811503 上位の投手指名は当然桐光学園松井君ですよね!同時に投手コーチとして野村さん・小谷さんを招聘して欲しいです。RT


開く














蔵建て男 ‏@kuratateo 19時間
@hamacan0906 @isenokami1560 @shinichi811503  個人的に今年のオフの人事のポイントは、森繁和氏を呼べるかにかかっていると思います。ただ落合氏が、何処かの監督を引き受けるようなことになると、森氏はそちらに流れるでしょうね。












hamachan0906 ‏@hamacan0906 17時間
@kuratateo @isenokami1560 @shinichi811503 そうですね!なんせ落合さんの腹心ですからね!RT



ドラフトもあとひと月後くらいなので、私が以前に別ブログに載せた記事(もちろん、私自身が書いたものだが、そのブログは政治経済の話題が中心の「真面目ブログ」である。こちらの「アンファニズム」は私の別の顔。)を紹介する。
下の記事はハンカチ王子、斎藤がプロ入りする前、大学4年の夏頃に書いた記事だが、我ながらよく見抜いていた、と思う。松坂についても同様。
斎藤は1、2年目に一軍で少々勝てただけでも偉い、と言うべきであり、現在の彼は二軍でさえも並以下ではないだろうか。逆に言えば、今二軍にいる選手の多くは、一軍での出場機会さえ与えられれば斎藤くらいの働きはできる可能性はある、ということだ。
「選手不足」というのは常にヘボ首脳陣の言い訳にすぎない。
今年の楽天の優勝に関しては、遅すぎたくらいである。
私は、星野が楽天の監督に就任した時点で、(正確には、松井や岩村らを補強した時点で)楽天は優勝する力がある、と書いている。要するに、ダルビッシュや杉内やらがいなくなったパリーグでは田中がナンバーワンになるしかないし、パリーグの楽天以外の監督には、ロクな監督がいなかったからだ。当時から、星野には「オーナーから補強のための金を引き出す」という凄い能力だけはあると分かっていたから、私は星野嫌いだが、楽天をその年の優勝候補としたのである。
なお、桐光の松井の両親は、「育成のしっかりした球団に入れたい」と話しているらしい。素晴らしい見識である。自分の息子がまだまだ発展途上であり、前途に危険性がある、ということをよく分かっている。(これも拙ブログで前に書いたことだが、まさか、ご両親がそれを読んだ、ということはないだろう。w)



(以下引用)




ハンカチ王子のプロ適性について









ハンカチ王子はプロレベルか、という問題は野球ファンにとっては興味深い問題だが、彼が六大学野球で残した実績などからそれを考えてみよう。下記の数字が、4年春までの結果である。さて、この数字はかなり微妙である。念のために言うと、これはインターネットの六大学野球情報から取った数字だが、もとの表自体も失点と自責点の数字が逆ではないかと思われるなど、正確さの点では保証はできない。とりあえず、この数字がだいたいは正しいとして考えよう。
数字は、その母集団のレベルによって意味が異なるから、問題は現在の東京六大学のレベルがどの程度かということだが、おそらくはプロの二軍よりもやや下といったところだろう。あるいは、かなり下かもしれない。ノンプロがちょうど二軍レベルと考えていいと思う。なぜプロの二軍より下かというと、大学野球というものは、高校野球でのプロレベルの選手がドラフトで指名され、その「指名されなかった」残りかすだからである。ひどい言い方だが、大学野球からプロ入りできる人間のパーセンテージは、全体の一割もいないのだから、仕方がない。もちろん、東北福祉大などのような野球名門校には野球エリートが集まるが、東京六大学の中でプロが意識できるレベルの選手が集まるのは法政・明治・早稲田・慶応の4校だけであり、その法政・明治もかなりレベルが落ちている。下の齋藤佑樹の数字はそういう「実質的四大学リーグ」の中での数字なのである。





斎藤佑 48試合 25勝 9敗 286 1/3投球回 207被安打 5被本塁打 82与死四球 265奪三振 45失点 51自責点 通算防御率 1.60


さて、結論を言えば、現在の齋藤祐樹はプロレベルではない、と思う。甲子園を沸かせた頃の彼の力を10とすれば、現在の彼は7か8くらいだろう。そして、その力が10に戻る可能性は少ないと思う。もちろん、彼の野球頭脳、投手頭脳はすぐれたものがあるとは思うが、奪三振の割合を考えれば、彼には投手としての「武器」が無いと思われる。安定した制球力に加えて、スピードボールか、空振りの取れる鋭い変化球があってはじめて、投球技術が生きてくるはずだ。彼にそういう「武器」があるようには見えない。そこが、3年時から4年春にかけて、六大学でさえも彼が勝ち切れなくなっている理由である。25勝の大半は1、2年時のものなのだ。つまり、周囲は進歩しているのに、彼の進歩は無かったのである。むしろ、1、2年時より退化したのではないか。そういう人間が、プロに入ってこれから進化するとは思えないのである。
私は齋藤佑樹のファンだから、このような結論は残念だが、投手というものは精密機械のようなものであり、フォームが変化すると、そのフォームを全盛時に戻すことはほとんど不可能に近い。大リーグの松坂投手も肥満からフォームに微妙な変化が生じたのが今年の不振の原因だろう。そうなると、彼はもはや全盛時の状態には戻らないと私は推測する。齋藤佑樹の場合には、前に踏み出した足が突っ張るようなフォームに、なぜなってしまったのか、原因は不明だが、今のままではプロの一軍レベルになるのは難しいと思う。



「はてな匿名ダイアリー」というサイトから転載。誰の記述かは不明。
私もトラックバックコメントと同様、これは「天才」の定義がおかしいのではないか、と思う。少なくとも、「商業的に成功している」は天才の定義としては不可だろう。同時代に理解されないことこそ、真の天才だ、という考えもあるくらいで、手塚治虫のように、この1~5の要件をすべて満たす天才は稀である。つまり、下に名前の挙がっている中で、この定義に合う天才は手塚治虫しかいない。鳥山明は技法上の革新性のみ、尾田栄一郎は商業的成功のみで、あえて言えば電通的なバックアップがあってのものだろう。手塚に近いレベルが石森章太郎、萩尾望都くらいか。それも、競馬で言えば20馬身くらいの差がある。(当人たちもそれは分かっているだろうし、分かっていただろう。)
まあ、「天才」のレベルを下げれば5人だろうが100人だろうが、挙げられる、というだけの話である。
なお、天才、手塚治虫は、漫画が人生そのものだったような人物であったと思う。



(以下引用)



■5大天才漫画家

五大天才漫画家「手塚治虫」「尾田栄一郎」「鳥山明」あと二人は?

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4323316.html




天才の定義が曖昧だけど、

1.質が高い作品を複数、残している。

2.商業的に成功している。

3.エピゴーネンを多数派生させている。

4.表現技法上の革新を成している。

5.ジャンル・フォーマット上の革新を成している。

を条件とした場合、

手塚が入るのは当然として、赤塚は作品自体のクオリティはともかくとして革新性が弱い。

尾田は商業的にはひょっとしたら鳥山よりも成功した漫画家かも知れないが、やはり革新性に劣る。尾田はたとえるなら少年漫画界のマーガレット・ミッチェルみたいなもの。作品の訴求力と当人のクリエイターとしての革新性とは別。

鳥山は天才に当てはまると思う。ギミックを詰め込んだデフォルメされながらもリアリティを持つ画風自体が衝撃的であったのと、アメコミの影響を受けて租借したうえで、日本の漫画の原稿に和風化して落とし込むという表現技法上の革新もあった。「Dr.スランプ」は大友克洋の「AKIRA」よりも早い。言うまでもなくメガヒットを複数出している。大友をして大友的な革新性の代表として天才扱いするならば、大友的な革新性は鳥山の中に抱合することが出来、時系列的にもそれが妥当だと思う。

水木しげるは天才と言うよりはアルチザン。緻密に粘着的に徹底するという程度が他者を凌駕しているのであって、漫画史全体で見れば、それほど重きを置かれるわけではない。これは水木を軽視しているのではない。作品への評価で言えば、私はむしろ水木を手塚を凌駕して評価している。ただ、漫画史的な視点での評価はおのずと作品評価とは異なると言うことだ。田山花袋や横光利一が作品単体では大した作品は残していないにも関わらず、文学史的な革新性において評価されるように、ここで言う天才とは、作品自体の質はもとより、その数、社会的影響力、そして革新性を備えている必要があるということだ。

そういう意味では石ノ森章太郎は、天才何人か分の重要、かつ致命的な影響を漫画史に残している。フォーマットの創始者という点においても、集団ヒーローの群像劇、そのキャラクターの性格づけはもとより、マーチャンダイジングの手法においてもパイオニアと呼ぶべきである。更に重要なのは、いわゆる「オタク的」な要素の萌芽がすべて石ノ森作品の中に顕著にみられることであって、少年サンデー的な、中産階級的な趣味的なマンガすべてが石ノ森マンガに端を発しているという点である。意外と重要なのは、「日本経済入門」のような、それまで非マンガ的な要素とされていたものについてもマンガに取り込んだことで、手塚や水木の中に見られるマンガというイデオロギーを脱して、徹底的に表現手段として分解してみせるという、作家性とは別の次元の理数系的な分析をマンガに持ち込んだのも石ノ森である。

漫画表現の飛躍的な革新を成したという点では24年組(竹宮恵子、萩尾望都、大島弓子、山岸涼子)を挙げなければならないが、その集大成的な立場としては萩尾を挙げるべきだろう。手塚が基本フォーマットを作ったと言われる戦後マンガの基本は、映画表現をいかにして紙の上に再現するかと言う視点から成り立っていた。萩尾らによってマンガは初めて独立した表現手段になったと言ってよい。マンガは文字と絵が同じ一つのコマの中にあり、吹き出しのセリフ、吹き出し抜きの内面のセリフ、そして絵とそれぞれ矛盾した内容を同時に表現できる唯一の表現手段である。たとえばぶっきらぼうな少年が少女に向かって毒づきながら、なおかつ画面上では頬を染めるなどをして、明らかに少女への好意を示しているような表現は文学では難しい。描写ではなく説明になってしまう。更に実はそれも演技だとして、内面は実はこうすれば少女は自分に対してぶっきらぼうな少年に対する好意を増すであろうとの計算があるとすれば、その内心を同時に表現するのはこれは映画等でも不可能なのである。こうしたマンガ独自の表現方法の確立は萩尾望都を代表とするのであり、その表現手段の派生が致命的過ぎてもはやエピゴーネンとも意識されないほどの重大な影響を及ぼしていることを踏まえれば、彼女の存在は、二十年、三十年のスパンではなく、百年、二百年のスパンで見るならば、手塚をもはるかに凌駕する重大かつ致命的な転換点となったのであった。

手塚治虫

鳥山明

石ノ森章太郎

萩尾望都

と5人のうち4人までが選ばれたが、ここは議論の余地がないところである。つまり個々のこのみや評価の違いはあっても、漫画史の視点から言えば、偏見なく選べばこの4人は欠かせないということである。残りの一人は評価と好みの違いになるだろう。私は、

藤子・F・不二雄を挙げる。

[補足]

まあ、みなさんいろいろご意見はおありでしょうが、そもそも5人に絞るのが無理っちゃあ無理とちゃぶ台をひっくり返してみる。

「てめー、あれ読んでねえだろ」「俺はビートルズの武道館ライヴ見に行ったんだぜ」「江夏の21球も実際に見てない奴が投球論を語るな」的な反応はプロレス論の醍醐味で正しいレスポンス。

レスが挙げているような御大たち、高橋留美子、大友克洋、白土三平、水木しげる、赤塚不二夫、永井豪、いしいひさいち、つげ義春、大島弓子、大和和紀、三原順、梶原一騎、吉田秋生あたりは誰が入ってもおかしくない。個人的にはいくえみ綾とかも入れたい気もするが、個人的過ぎるので止めた。

あと、尾田先生が入っているのはつりですか、みたいなことを言う人には、何といっていいものやら。

[補足の補足]

ekken さんがブコメで尾田は外せよみたいなこと言ってたんですが、私もそれはリンクを張っている元記事について言っているんだろうなって思いました。そうじゃなくてもっと直接に私に向かって「尾田先生が入っているのはつりですか」と言っている人がいたんで(消されたみたいですわ。こわっ)、書いたことで批判されるならともかくさすがに言ってもないことで揶揄されるのはやだなあと思って補足しました。ekkenさん、ご迷惑おかけしてごめんなさいね。この点をブコメで指摘してくださった方も、言ってもいないことで私が批判されるみたいな流れになるのをくぎをさしてくださったんだと思います。ありがとうね。

ONE PIECE, 私も好きだけど、正直、尾田先生をもし入れるぐらいなら富樫先生を推したいの。

枠が5つしかないんだから、候補で名前が挙がるってだけでそれだけでもう本当は天才なんだけどね。






Permalink | トラックバック(9) | 10:00


トラックバック - http://anond.hatelabo.jp/20121029100029
•http://anond.hatelabo.jp/20121029100029


議論はとてもいいと思うし定義も明示されてるけど それ「天才」って言葉のチョイスだけがなんか違うと思う。



忍者ブログ [PR]