日本高野連は20日、9月1日から10日までカナダ(サンダーベイ)で行われる第28回U18(18歳以下)ワールドカップに参加する高校日本代表選手20人を発表した。



 甲子園に出場しなかった早実(西東京)の清宮幸太郎内野手(3年)履正社(大阪)の安田尚憲内野手(3年)福岡大大濠の三浦銀二投手(3年)もメンバー入り。20人中、全国高校野球選手権で勝ち残っていることなどで合流が遅れる3人をのぞく17人が、22日から合宿をスタートさせる。



 メンバーは以下の通り(名前の前の数字は背番号)。



▽投手(8人)



11 清水達也(3年=花咲徳栄)



13 川端健斗(3年=秀岳館)



14 三浦銀二(3年=福岡大大濠)



15 山下輝(3年=木更津総合)



16 桜井周斗(3年=日大三)



17 磯村峻平(3年=中京大中京)



18 徳山壮磨(3年=大阪桐蔭)



19 田浦文丸(3年=秀岳館)



▽捕手(2人)



10 中村奨成(3年=広陵)



22 古賀悠斗(3年=福岡大大濠)



▽内野手(6人)



1 西巻賢二(3年=仙台育英)



2 鯨井祥敬(3年=東海大市原望洋)



3 清宮幸太郎(3年=早実)



5 安田尚憲(3年=履正社)



7 小園海斗(2年=報徳学園)



8 井上大成(3年=日大三)



▽外野手(4人)



9 丸山和郁(3年=前橋育英)



21 伊藤康祐(3年=中京大中京)



24 増田珠(3年=横浜)



28 藤原恭大(2年=大阪桐蔭)



 小枝守監督のコメント 「昨秋から技術・振興委員の方々のご協力を得て、各大会への視察を重ね、最終的には日本代表にふさわしい20人を選出することができた。厳しい戦いが続くと予想されるが、投手を中心として守りと機動力をからめた攻撃で勝機をつかんでいきたい。短期間でチーム力を上げていく必要があるため、スタッフ、選手全員で力を結集し、チームの結束力を高め大会に臨みたい。日本はこれまであと1歩のところで優勝を逃しているので、悲願の優勝を目指します」