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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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PL野球部廃部危機の原因は意外なところにあったようだ。
女が権力を持つとロクなことがない。




(以下引用)


衝撃!PL学園“野球部廃部”危機に球界激震、噂される監督問題の真相とは…?

週プレNEWS 10月11日(土)23時0分配信


高校球界、屈指の名門であり、桑田&清原のKKコンビはじめプロ野球でも多くのOBを輩出してきたPL学園(大阪)が、来春の野球部員受け入れを停止することが10日、明らかとなり大きな波紋を呼んでいる。

数々の名勝負を繰り広げ、伝説を生んできた同校野球部だが、2001年には部内でのいじめが発覚、その後も不祥事が相次ぎ、昨年2月には再び部員の暴力事件が明るみとなり、当時の監督が辞任。今夏も後任が不在のまま野球経験のない正井一真校長が代行してベンチに入るなど、迷走状態が続き、OBや保護者の間からも危惧する声が強くなっていた。

そこに青天の霹靂(へきれき)といえる今回の通告。部員の保護者へは学園の理事長と校長の連名で、9日付の文書が届けられたという。

そこには停止の理由として、「監督の適任者を得ることができず十分な教育的指導が果たせないこと」が記され、またこの措置は継続的なものではないという。だが現在、今秋の近畿大会出場を果たし18日から春のセンバツを目指す戦いを控える部内に大きな動揺が走ったのは間違いない。

もちろん、それはOBたちにとっても同様、まさに寝耳に水で「一体、どうなってんねん?」と互いに情報を探り合っているとか。あるプロ野球関係者のOBが絶句しつつ、こう語る。

「そもそも監督はどうするんや?という話だったわけです。いつまでも決められないで、学園というか、教団は何を考えてるんやと。ほんま子供たちがかわいそうですもん。それがまさか新入部員を入れないって…」

たとえ、この措置が1年間だけのことであっても、3学年しかない高校生では大きな痛手。もちろん、長年積み上げてきたものがそこで一度断たれる影響も甚大なはず。特にPLは「付き人制度」という厳格な上下関係の伝統で強さを生み出してきたともされる。

「その『付き人制度』が体罰やイジメの元となったみたいにされて、部内改革を進めると学園側も言い続けてますけど、それならまず早くふさわしい監督を見つけて動き出すべきでしょう。それを全くやれてないんですから理解できませんよ」(前出・OB)

適任者探しについては、指導者が教団を信仰していることを条件として難航が続いたとされるが、別のOBがそれを否定する。

「そんな話も、そもそも監督を打診されたとか、誰かに声が掛けられたなんて聞いたことない。大体、OBがどんだけいると思ってるんですか。いろんな問題があって、火中の栗を拾うようなことであっても、俺がこの窮状をなんとかしようという人間はいくらでもいますよ。それこそ報酬なんていらん、とね」

では、なぜここまで泥沼化してしまったのか? 「これはあまり知られてないことですけど…」と重い口を開いてくれたのは関東在住のOBだ。

「野球部のOB会を正式に発足させようとしたときに、実は教団側からPLの名前を使うのはやめてくれと横やりが入ったことがあるんです。当時しばらく揉(も)めてまして……」

それは意外な……PLといえばなんといっても野球部を広告塔として布教活動を全国的にした宗教法人が母体。輩出したOBたちも名前を挙げれば球界一のきら星のごとく。それを否定するようなメリットがどこに?

「実は、今の3代目である教祖の夫人が野球部を目の敵にしているというんです。積年の理由がいろいろあるようですが、ここ数年、3代目が体調を崩して実権は夫人が握っているとされてます。そこで、野球部を支えてきた力のある幹部を次々放逐し弱体化させたというわけ」

しかし、いくら不祥事が続き、以前のような広告塔イメージに傷がついたとはいえ、今回の騒動はさらに逆効果。それも権力闘争のもつれといえるのか…?

「いや、私情でしょう。我々の間では単純に野球部に対する復讐か?と。盲目的につぶそうとしてるから、これがどれだけ大問題なのかも見えてないんですよ」

その私怨についてはOBたちに聞いても「3代目との結婚を当時の野球部幹部に大反対されたらしい」「自分の子供も野球部に入れたが、そこでつぶされた」など噂が錯綜しているそうだが……。そうだとして、この存続騒動は野球部のみならず球界を揺るがしかねない。その火の粉が教団そのものを炎上させるだけの影響力があるはずだ。

最初に話を聞いた野球界関係者OBが憤りを隠さず、こう語る。

「こんだけスキャンダルだらけで甲子園にも出られんようになって、それでもまだ勝った負けたと話題にしてもらってるのはPLの歴史があるから。それに憧れて、夢をもって入ってきた今の子供たちの気持ちを思うと、どんだけ踏みにじってくれんねんと。

たいそうな理想を語って、教育のためとか責任とか言っても、やってることを見たらわかるでしょう。こうやって泥を塗って、社会的にもイメージ悪くさせる前にきちんと監督を決めてくれと。ほんま誠心誠意、我々OBを頼ってくれるなら、みんな協力するんやから」

PL野球部というブランドは良くも悪くも教団の枠を越え、すべての野球ファンに愛され憎まれる金看板となった。その判断を誤り、伝統を絶やすことになれば、あまりにも波紋は大きすぎる。「ああ PL~、永遠(とわ)の学園~♪」ーーその校歌を甲子園で聞くことができなくなるのか?

(取材・文/週プレNEWS編集部)


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