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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「AERA」の野球記事だが、この西尾という正体不明の筆者によれば、DeNAの今年のドラフトはセリーグで最低のようである。私は、広島に次ぐ2位だと評価している。
ただ、入江を1位で指名したのはどうかな、という点には同意する。(この筆者はドラ1で有名選手を指名できたらそれだけで高得点にする傾向があるようだから、全体的点数は私とは大違いになる。私はドラ1よりも総合的に評価する。)

■DeNA:65点

 目玉選手に向かわずに独自路線を貫くことが多いが、今年も1位で入江大生(明治大)を単独指名した。入江は楽天なども1位指名候補として名前を挙げていると報道されていたが、早川、伊藤大海(苫小牧駒沢大→日本ハム1位)と比べると明らかに格が落ち、木沢と比べても少し劣るというのが現状である。抽選を避けるあまり1位で指名する選手のスケールを求めないという方針は今年も疑問が残った。

 それでも全体的に悪くない指名に落ち着いたのは2位の牧秀悟(中央大)と4位の小深田大地(履正社)という強打者タイプが二人獲得できたことが非常に大きい。現在の打線は外国人選手への依存度が非常に高く、数年後のオーダーも不安が多かっただけにこの二人が中心となれば一気に将来が明るくなる。3位以下の投手ではサウスポーに偏りがあるのは気になったが、松本隆之介(横浜)、高田琢登(静岡商)という将来性豊かな高校生を二人獲得できたのもプラスと言えるだろう。

(文・西尾典文)

●プロフィール
西尾典文
1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行っている。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。
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