いきなりプロの洗礼だ。ヤクルトは8日、東京・新橋のヤクルトホールで新入団選手発表会を行い、ドラフト1位の寺島ら新人7人がファンにお披露目された。
発表会の終盤、司会者が「ご来場のファンの方から質問を受けたいと思います」と呼びかけたものの、誰も手を挙げず。そこで真中監督が「ちょっと質問していいですか?」と助け舟を出した。
「ぶっちゃけた話、ヤクルトに指名されてよかったかどうか?」と内角をえぐるような質問。司会者も「寺島投手からお願いします」と振った。
ところが寺島は複雑な表情を浮かべて沈黙。これで“察した”真中監督は「冗談です、冗談。次の質問いってください」と強制終了した。昨年のドラフトの“勘違いガッツポーズ事件”に続き、またもやバツの悪い雰囲気に包まれた。