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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「スポルティバ」記事の一節で、伊勢孝夫の談話である。
この前の部分(監督のふたつのタイプ)も面白いが、阪神の矢野監督の現状が、まさに下の談話にある「新人監督によく見られる欠点」に該当するのではないか。

なお、監督のふたつのタイプとは、要するに、「自分の理想が先にあって、その理想に近づけるようにチームを作っていくタイプ」と、「与えられた戦力を分析して、それぞれの選手に合った起用法をしていくタイプ」で、前者の代表が野村克也、後者の代表が仰木彬だと言っている。
私の見方だと、前者の代表が広岡達郎で、後者の代表が西武で広岡の後を引き継いで広岡以上の成績を残した森監督である。新人監督には前者のタイプが多く、そして失敗するのもこのタイプが多い、と私は見ている。落合などは、西武の森監督以上に後者の代表だろう。ダメチームを、現有戦力で戦える、として、まったく補強をせず、一年目で優勝したのだから、凄い。
なお、同じく「スポルティバ」の記事に、中日の与田監督の談話があったが、なかなか頭のいい人だ、という印象で、もしかしたら中日のAクラス入りもあるかな、と思う。


(以下引用)




 このようにある程度、指揮官として経験を積めば自分のスタイルというものが確立されていくだが、阪神の矢野監督、中日の与田監督はどのタイプなのか。こればかりは始まってみないとわからない。


 そのなかで新人監督が気をつけないといけないのは、自分の個性を出そうとし過ぎることだ。多くは前任者のチームの不振により監督に抜擢されるわけだが、選手起用にしても作戦面においても、これまでとは違った戦いをしたがる傾向にある。もちろん、その気持ちは理解できるし、チームを変えるという意味では当然のことである。ただ、「変えなきゃ」という意識だけが先走りすると非常に危険である。


 まずはしっかりと戦力を見極め、その上で自分のスタイルを確立していくというのが理想だろうが、そこもある程度の結果を出さないと「あの監督は何がしたいのかわからない……」となってしまう。そのあたりのさじ加減が非常に難しい。






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