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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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「ゲンダイネット」から転載。
プロ入り1年目は新入団選手のフォームはいじらないという日ハムの指導方針は素晴らしい。他のチームでは、1年目からフォーム改造を強要し、その選手を潰した例が非常に多い。
大谷自身も、壁にぶつかってからフォーム改造などをした方が納得もできるだろう。もっとも、フォーム改造云々よりも、頭の改造、つまり制球力と投球術がプロレベルになるかどうかが一番の問題だと私は思う。何度も言うが、甲子園にも出られなかったレベルの投手なのである。球速だけが突出し、総合力が足りないのだ。
サンデー・コーファックスは、若いころは滅茶苦茶球が速かったが、勝てなかった。それが、スピードを抑え、制球力を重視するようになってから勝てるようになり、超一流の投手になったのである。
ダルビッシュも、ただ投げるだけなら多分160キロは出せる、と当人が言っていたはずだ。
投手は、勝てる投手が一番であり、防御率がいいのが二番目に優れた投手。球が速いだけではまったく無意味である。もっとも、勝てるかどうかはバックとの兼ね合いもあるから、弱いチームの投手なら15勝15敗というような成績でも一流投手と言える。だが、巨人のようなバックがありながら10勝10敗といったような成績しか残せない沢村などは、まだまだ二流である。
大谷の場合は、高校生段階で160キロを出したというだけでも滅多に無い素材であることは確かだが、しかし、素材は素材でしかない。現在は、周囲が騒ぎ過ぎ、期待しすぎである。まあ、西武の菊地あたりが彼に近い例になると思う。1、2年目は鳴かず飛ばずで、3年目くらいにやっと1軍で使えるようになり、その頃は、制球力重視で、球速は140キロ前後の平凡なものになっているのではないか。もちろん、ロッテの村田のように、あくまでもスピード重視で、25歳くらいから勝てるようになり、それも一流の成績を残す、という可能性もある。(村田はプロ引退後も、いや、50歳を過ぎても140キロを超える球を投げたという化け物である。)




(以下引用)




大谷 コーチはフォームをいじりたくてもいじれない


【野球】

2013年2月9日 掲載


卒業試験終え、再びキャンプ地入り

<日本ハム>

「正直、第1クール(キャンプの最初のひと区切り)の練習を見ただけで、大谷の気になる点はある。でも、結局のところ、野球は結果が出れば、どんなフォームだろうと構わない。(だからこそ)気付いたところを言うべきか迷うね」

 日本ハムのあるコーチが、大谷翔平(18)に関してこう言った。技術的に気付いたポイントを指摘すべきかどうか、ためらっているようなのだ。

 そもそも日ハムはルーキーの投球フォームや打撃フォームに関して、1年目は基本的にイジらない方針だ。

 ドラ1だった中田翔(23)や斎藤佑樹(24)に限らない。大谷だけでなく、同期の高校生ルーキー2人も同様で、打撃フォームや投球フォームにメスを入れることは今後しばらくしない。

 彼らは日ハムのスカウトたちのメガネにかなってプロ入りしてきた連中だ。球団は突出したものがあるからドラフトで指名したわけで、投手に関しても野手に関しても、とりあえずは本人のフォームを尊重する。多少のクセや欠点があったとしても、それを矯正して結果として長所までそいでしまうことを危惧している。

 本人がどうしようもない壁に当たったり、高校生の場合はプロでやっていける体ができるようになるまでは基本的に手を加えない。そんな方針が徹底しているからこそコーチも歯がゆいのかもしれない。

 もっとも他球団のルーキーの中には、1年目のキャンプでいきなりフォームを矯正され、それっきりサッパリなのも結構いる。大谷にそういう心配はなさそうだ。

 卒業試験で帰郷していた本人は8日、再び沖縄のキャンプ地・国頭に戻った。早ければ10日にも捕手を座らせた投球練習をする予定だ。




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