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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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まあ、9回裏の巨人の攻撃で逆転できる可能性すらあったわけで、8番ウィーラーの犠飛が唯一の得点になったが、史上もっとも無意味な犠飛だろう。(1点が取れただけで喜ぶ層もいるだろうが、負ければ無意味である。)
と言うのは、あの回は森が制球に苦しんでおり、ウィーラーが犠飛を打つ前のカウントは1死満塁で3ボール1ストライクだったのである。私が監督なら、あえてここで「1球待て」のサインを出す。たとえ3ボール2ストライクになってもピッチャーが苦しい状況は変わらないし、それでウィーラーが凡退してもまだ2死満塁という状況は残る。つまり、投手が苦しい状況は続くのである。2死1、2塁はそれに比べたらはるかに楽だ。ホームランを打たれてもまだ1点リードである。そんな代打は巨人にはいない。
ウィーラーの待球の後の凡退やその後の岸田や代打が凡退して負ければ、監督の「無策」が責められただろうが、ここでの待球はむしろ勇気の要る積極的戦術である。
広岡達郎あたりなら、私の考えを支持してくれるのではないか。あの場面でウィーラーが満塁本塁打を打ってもまだ1点リードされているわけで、そこからの1点の獲得は至難の技だっただろう。
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