花咲徳栄は初の決勝で参加3839校の頂点に立った。初戦から全6試合2桁安打の16安打14得点の猛攻で、埼玉県勢としても悲願の初優勝となった。



 選手のおもなコメントは以下の通り。



 花咲徳栄・綱脇(全6試合に先発)「今までやってきたことを信じて投げた。ピンチでも1点に食い止められたことがよかった」



 花咲徳栄・清水(5回途中から好救援)「一生記憶に残る忘れられない大会になった。真っすぐ中心に力で押せた」



 花咲徳栄・須永(中村に3安打も2三振を奪うリード)「日本一しか目指していなかった。(広陵の中村は)緩急に弱いと感じたのでスライダーを多めに使った」



 花咲徳栄・千丸主将(3回戦敗退の昨夏も主力)「先輩たちの悔しい思いを見てきたので、自分たちこそは日本一と思ってやってきた。優勝できて、ほっとした」



 花咲徳栄・岩瀬「つないで、つないでという野球が貫けた」



 花咲徳栄・西川(4打点の活躍)「目標としていた日本一になれてうれしい。全員でつかんだ優勝だと思う」



 花咲徳栄・太刀岡中堅手(1番で1回に先制点につながる中前打)「1回に(塁に)出て得点になった形が多い。何としても出るという気持ちだった」



 花咲徳栄・小川右翼手「常にプレッシャーとの戦いで苦しい場面もあったが、それを乗り越えられた。最高にうれしい」