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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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速いストレートは変化球とのコンビネーションで生きて来るというのは永遠の真実だろう。ストレートだけで抑えるというのは漫画の世界だ。現実でも、ひとつのチームと1試合しかしない甲子園野球なら、相手の球の速さに慣れる暇はないから速球だけで抑えることもあるだろう。しかし、プロは、速いだけなら当てることはできるし、慣れれば打ち込むだろう。ヤクルトに行った寺島や日ハムに行った吉田輝星について私が危惧していたのも、武器になる変化球が無いことだった。
平良海馬は賢い投手であるようだ。


 
 
 




<楽天3-3西武>◇11日◇楽天生命パーク


西武の160キロ右腕、平良海馬投手が、開幕20試合連続無失点に抑えた。8回、4番島内をチェンジアップで空振り三振、茂木を一飛、内田を遊飛に打ち取って9球で3者凡退。開幕から無双状態の平良は「いい調子でいっているので、このまま継続します」。いまだ防御率0点という抜群の安定感を発揮した。


9球のうち、直球は島内への初球のみ。ほかはチェンジアップ、スライダーを駆使した。最速160キロの剛腕のイメージとは裏腹に、変化球で打ち取るスタイルに「それが今年だと思います。真っすぐが一番打たれている球なので慎重に投げています。自信がある球は真っすぐ以外。真っすぐはちょっと怖いですね」と剛腕のイメージに直球を狙い打ちされることを逆手に取った。


準備には余念がなかった。昨季から課題に変化球を挙げ自主トレから取り組んだ。キャンプ、シーズン開幕と段階を踏んでいく中でも、練習でのキャッチボールからチェンジアップを多投。「遠投してもチェンジアップ投げてますし。どんなときもチェンジアップ投げ続けていたので感覚よくなった。キャンプとか、最初の頃はあんまりよくなかったと思います。最近はいいんじゃないかなと思います」と自信を深めている。


会場には侍ジャパンの稲葉監督が視察に訪れた。東京五輪での選出に現実味を帯びており「(東京五輪に)出られるなら出たいなという思いです。結果出さないとやっぱりどうにもならないので、頑張ります」と、気持ちを高めた。


楽天対西武 8回に登板した西武平良(撮影・菅敏)© 日刊スポーツ新聞社 楽天対西武 8回に登板した西武平良(撮影・菅敏)



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