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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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私は、この法則は絶対的に正しいと思っている。ただし、誰にとって屑か、という問題がそこにはある。ある人にとっての名作が他の人には屑であるのは普通にある話だ。
さらに言えば、この言葉は言った本人に跳ね返る。
つまり、「スタージョンの作品の90%は屑だ」ということになる。だが、それもまた、あらゆる作家に言えることだろう。単に、賢い作家は、その90%を公開しないだけであり、図々しい作家だと公開する。そして、その屑によって名声を得ることもよくあることだ。なぜなら、世間の90%の人間は(鑑賞能力において)屑だ、という可能性もある、いや、たぶんそうだからだ。

(以下引用)

スタージョンの法則



ダーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

スタージョンの法則(スタージョンのほうそく、英語:Sturgeon's law)は、SF作家シオドア・スタージョンの言葉から導きだされた格言である。

「常に絶対的にそうであるものは、存在しない」("Nothing is always absolutely so.")
スタージョンはまた、これより有名な格言も残している。それは正確な名称としては「スタージョンの黙示(すっぱ抜き)」として知られているものであるが、現在では「スタージョンの法則」といった場合、実際にはこちらを指すことがほとんどである。例えば、オックスフォード英語辞典でもそのようになっている。

「どんなものも、その90%はカス(crud)である」[1]
起源
スタージョンの法則は1972年の編集者デイヴィッド・G・ハートウェル(英語版)との対談で初めて言及された(この対談はThe New York Review of Science Fiction #7 and #8, March and April 1989として出版されている)。それには「スタージョンの法則は元来、"Nothing is always absolutely so." のことであった。もう一つの方は「スタージョンの黙示」として知られている」とある。

「スタージョンの黙示」の初出は『Venture Science Fiction』誌(1958年3月号)である。そこでスタージョンは、以下のように述べた。

私はスタージョンの黙示を繰り返す。これは、私が20年というもの、SFを人々の攻撃からひぃひぃ言って守ってきた経験から絞り出されたものである。奴ら(訳注:SFを攻撃する人々)はこの分野における最低の作例を引っ張り出しては叩き、SFの90%はカスだと結論付けた。
またこの話には別のバージョンがある。

そこではスタージョンは、現代文学に関するパネルディスカッションに参加した。
そこに参加していた英文学の教授は、通俗SFから選んだどぎつい文をいくつか読んだ後、次のように言った。

「SFの9割はガラクタ(crap)だ。」
スタージョンはこう切り返した。

「どんなものでも9割はガラクタ(crap)だ。」

「スタージョンの黙示」は時として以下のように拡張される。

黙示: 全てのものの90%はカスである。
系1: 遺憾ながらSFの中に膨大な量のゴミがあることは事実といえる。だが、そこら中にゴミがあることは自然であるという他ない。
系2: 最良のSFはあらゆる領域における最良の小説に比肩する。
異なる表現
「スタージョンの黙示」を表現する場合、しばしばカス(crud)の代わりにガラクタ(crap)やクソ(shit)という用語が用いられる。パーセンテージについても揺れがあり、「94%」という文献もあった。またごく稀にではあるが、もっと楽観的な第2の文節が加えられることもある。それは、「……だが、残りの10%はそのために死んでもいい位である」。

解釈
「スタージョンの黙示」の意味は、本人によって詳細に明示されている。

「最低の作例を引っ張り出しては叩く」という悪意の攻撃に対して、自分から直接反撃しているのだ。90%のSF作品をゴミカス扱いするのと同じ基準を用いれば、映画、文学、消費財などその他あらゆるものの90%も同様にゴミである。言葉を変えれば、「SFの90%がカスだ」という主張ないし事実のもつ情報量はゼロである。なぜならば、SFは他の芸術/技術の産物と同様の質的傾向を示しているに過ぎないからである[2]。

また、「スタージョンの法則(黙示)」はパレートの法則の一例と見られる場合もある[3]。

創作一般に関して
他方で、「一定の名作を生むジャンルには、常に多量の駄作がある」という風に言い換えることもできる。例えばゲーム業界であれば、名作ゲームの影には常に大量の駄作ゲームがあるということになる。

多量の駄作の存在は、それらを受け入れる市場の存在を前提にするが、それが存在しないジャンルは名作を生み出せない。そのような駄作は、駆け出しの制作者の修練の場でもあるからである。それを失ったジャンルは、後継者を失って先細りになりがちである。

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