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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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これは、よくぞ言ってくれた、というコメントだ。
漫画読者経験の浅い連中は「現在のブーム」の状態しか知らないから、流行っている連中が「言った者勝ち」になる。つまり、まさに電通商法だ。
私の記憶だと、ジョジョ人気が(というかジョジョ認識が)生じた起点は、「きっこのブログ」できっこが「ジョジョに奇妙に」というフレーズをやたらに使い始めたことだった。つまり、311の少し前くらいから、この漫画が世間に認知され始めたのであり、それまでは、ジャンプに長く続いてはいるが、さほど人気もない「気持ち悪い絵柄の漫画」にすぎなかったのである。

(以下引用)

2022-02-07

anond:20220205220729

追記


いや、「ジョジョ人気なんてなかった」って言いたいわけじゃない。


これは書き方が悪かったけど。



絶対数でいえば、読者は(隠れも含め)大勢いただろう。


バオーの頃から根強いファンがいたのも知ってる。


言い訳じゃないが、6部の時点で80巻の漫画だし、こういうのは書かなくても当たり前に伝わる部分だと思った)



だけど相対的には、他のジャンプ漫画が「圧倒的多数派」でジョジョが「少数派」っていう立ち位置だったでしょ?


ジョジョの話をするとき、「日陰者」の意識はあったでしょ?



ネットで「お前も好きだったのか!」ってなって連帯したり、反動で盛り上がるのは全然いいよ。


ネット流行ったのも「そういうキワモノ感」の反動はあるだろうし。


刃牙シリーズだって今じゃ知らない人はいない大人気作だけど、「バキ」のころなんて、普通に「バキかあ。。(そもそもチャンピオンかあ)」って空気だっただろ。


テキストサイト面白枠」だっただろ。


既に40巻以上続いてる漫画だったけど。



で、元々のファンは「少数派の意識がある故」、荒木が変なこと言ってても「まあ、荒木先生だし」って大目に見るスタンスだったのよ。


逆に、「荒木瑕疵があること」なんて前提でしかないのよ、そういう作者だから


ゆでたまごファンと似たようなもんだよ。



あれだけ現代イラストレーターポーズを数えきれないほど「丸パクリ」しておいて、


ジョジョ立ちの起源ルネッサンス芸術で~ミケランジェロ彫刻が~」とか豪語する人間だぜ。


カーッ、荒木先生今日もトバしてんねい!ってのが「ファンとして正しい対応」だろ。



でもそういう「荒木は信用ならない人」というファンにとっての常識が、いつから通用しなくなったでしょ?



元々のファンは、「荒木は平気でパクリもやるし、それを開き直るし、発言は一貫しないし、展開は適当だし、そのくせインタビューでは大見栄を切るし、全然褒められた人間じゃないんだよ。。」と思ってるのに、


しろその破天荒さや恥ずかしさも含めて魅力だと思ってるのに、



今じゃ真面目な顔して「さすが荒木先生」と褒め讃える奴しかいないじゃん。


荒木先生がパクリ?あれはパクリじゃなくて~漫画におけるアイデアの借用は一般的なことで~」とか、したり顔で「擁護する奴」ばっかりじゃん。



そういう話をしてる。



ネットにおける「パクリトレース騒動」がいつ発祥かはわからないけど、おそらく初期と言っていい2000年代からジョジョはその俎上に上がってた。


おれは心あるジョジョファンとして当時のことを証言するけど、


そのとき、「ジョジョファン荒木だけは擁護して、冨樫義博を叩く」という分岐点光景を目にした。



当時のネット空気を覚えてる人もいるだろう。


今では考えられないけれど、富樫は「貶していい存在」だった。


一時期のBLEACHとまでは言わないが、とにかくネットでは「叩いていいもの」扱いだった。


そんで、「富樫のパクリは叩いていいけど、ジョジョパクリは何が何でも認めない」みたいな、俺からしたら意味の分からない連中がたくさんいて、荒木擁護・富樫disに連日邁進していたんだよ。


どっちも同じようなパクリをしているのに、「ジョジョ絶対擁護」という気色悪いダブスタ披露していた。


理屈」では擁護できないジョジョを無理やり庇う流れが、確実にあった。


その流れが、現代ネットに続いてると思ってる。



だって、今なんて荒木発言を「ネタ」として楽しむ余裕がまったくないじゃん。


ネタ扱いして突っ込み入れたら、「著作権とは~」って急に大上段の話をしはじめるじゃん。


おいおい、俺たちは「荒木飛呂彦」の話をしてるんだぜ?って思う。



それが通用しないから「神格化」と表現した。



後追いのジョジョファンには届かないかもしれないが、昔からジョジョを好きだった人間はいくらかは通じる話だと思って長文で追記した。


失礼。



追記終わり



この辺、荒木ジョジョ擁護するために急激に神格化が進んだよね。


からジョジョファンだと、温度感が変わったのがわかると思うけど。


ネットパクリとか色々指摘され始めた頃からジョジョ世界中で認められてる素晴らしい作品なんだアピールが妙に強くなったよね。


芸術理解のあるインテリ荒木先生はすごい人なんだ!みたいな、信者を増やして批判を減らす方法っていうか。


ジョジョなんて読んでる奴は少数派」「ジャンプの後ろに乗ってる気持ち悪い漫画」というリアル体験がないファンも増えた。



元々は荒木飛呂彦って適当なことばかり発言してたので、ファンからも「はいはい荒木先生、荒木先生」って扱われるのが共通認識だった。


それがいつの間にか「人間賛歌…!流石荒木神…!」みたいな、荒木発言自体を本気で受け止めて、祀り上げる連中が急増したんだよね。


ジョジョなんてご都合主義連続で、人間中心主義じゃ全然ないだろ!)


パクリに関して言えば、


「死んだ人間のまねをするのがオマージュ、生きてる人間のまねをするのはパクリで、パクリダメだ」って堂々とインタビューで言いながら、平気で「生きてる人間の真似をしまくってる」のが荒木先生クオリティですよ。


本来、「はいはい荒木先生、荒木先生」って扱うべき人物なんだよ。


マジでジョジョ荒木神格化したネットは最悪だと思う。


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