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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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インタビューのコメントがそれぞれ面白い。さすがに、漫画家たちである。おざなりのコメントではなく、血が通ったコメントだ。好記事。

(以下引用)


水島さん訃報に「ドカベン」里中投手モデル里中満智子氏「誰もが主人公になれると教えてくれた」
1/18(火) 5:30配信

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スポニチアネックス
里中満智子氏

 ◇水島新司さん死去

 水島新司さん(享年82)の訃報に17日、漫画界を支えてきた同志から哀悼の声が相次いだ。「ドカベン」に出てくる里中智投手の名前のモデルになった日本漫画家協会の里中満智子理事長(73)は「チームプレーとは何かを描き、誰もが主人公になれると読者に教えてくれた」と功績を称えた。

 「いつも明るくてエネルギッシュな方でした。周りがそのエネルギーにあおられてしまうようだった」

 「アリエスの乙女たち」などの作者、里中氏は水島さんの人柄について、そう回想した。「野球狂の詩」特別版として里中氏が女性キャラクターを描いた作品「ウォッス10番」などで共作。「一つの会議室で集まって描いたが、水島さんの凄い情熱に乗せられてこちらも熱くなった」と懐かしんだ。

 水島さんが野球漫画を相次いで発表したのは70年代。「魔球」を投げる投手や「スポ根」「熱血」などの要素が強い作品が主流の時代だった。里中氏は水島作品について「一人の天才がチームを勝利に導く漫画でなかった。エースや4番だけでなく、一人一人の役割をしっかり描いた」と指摘。「ドカベンはチームプレーとは何かをリアルに描き、突出したヒーローでなくても、誰もが主人公になれると少年たち読者に教えてくれた。登場キャラクターはまさにオールスターでした」と、発表から半世紀たっても色あせない魅力を語った。

 「あしたのジョー」で知られるちばてつや氏(83)は自身の公式サイトで追悼。「元々野球漫画はピッチャーとキャッチャーにライバル、というヒーローものが定番だったが、彼の手にかかるとチームの9人一人一人の個性、それどころか監督や控え選手などを含むベンチワークまで綿密に描ききり、プロ野球選手をうならせるほど専門的な目線で野球の“可能性”と“面白さ”を探り続けてきたと思う」と称えた。

 ドカベンと同じく、昭和を代表する野球漫画「巨人の星」の作画を担当した川崎のぼる氏(80)は本紙の取材に「巨人の星は人間ドラマ中心で、野球を知らない僕が想像で描いて膨らませた面も多いが、水島さんは野球そのものをよく知っていた。投球や打撃のフォームの描き方がリアルだった」と敬意を表した。「ルパン三世」のモンキー・パンチさん(享年81)、「ゴルゴ13」のさいとう・たかをさん(享年84)ら漫画界の同世代が相次いで旅立った。「仲間がどんどんいなくなって寂しい」と語った。


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