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ゲーム・スポーツなどについての感想と妄想の作文集です 管理者名(記事筆者名)は「O-ZONE」「老幼児」「都虎」など。
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井口博士のブログから抜粋転載。
非常に興味深い。これをネタに格闘技小説が書けそうだ。相手が常に自分より0.5秒遅れてしか反応できないならば、連戦連勝だろう。
ただ、これ(電話が鳴るより先に電話が鳴る予感があったりすること)は実際には聴覚だけに限定した反応遅延ではないか。つまり、音の速度は光速度などとくらべると遥かに遅いものだから、音の到達以前に、実は体は別の刺激で電話が鳴っているのを音より早く察知しているのではないだろうか。たとえば音より速い空気振動が、音に先行していて、皮膚などがそれを感じていたとか。
もちろん、音に限らず、感覚器官から脳に達するまでに0.5秒かかるのが通常だ、ということも大いにありそうである。

(以下引用)

(お)「0・5秒の遅れ」の問題

実際に、脳の反応には、「0・5秒の遅れ」が存在するという。これは、たとえば、人間は何かの反応を実際に(つまり、物理的に)受けた瞬間からわずか「0・5秒の遅れ」を持ってそれを認識する。言い換えれば、それがなにかを感知するまでに「0・5秒の遅れ」があるということである。

一番卑近な例は、よく「自分は電話がなるのを予感する」というものである。「いま電話がなった」と予感してそのちょっと後に「リリリリリー」と電話が鳴る。こういう経験がある。

がしかし、それは、実際にはいま電話が鳴った瞬間はまだ自分の脳が電話がなったと認知できていないが、「0・5秒の遅れ」て、電話が来たと判断して電話をとるが、その瞬間に今度は自分の脳が、「0・5秒の遅れ」た後を「今」と感じて、最初のものは「0・5秒前」に起こったことかのように認識を捏造するという現象である。

したがって、相手は実際には今蹴りやパンチを打ったとしても、すぐには認識できず、「0・5秒の遅れ」て認識する。ところが、パンチや蹴りは「0・1秒の遅れ」で繰り出されるから、見事にパンチやケリを食らう。こうして、武道ではお互いに常に「0・5秒の遅れ」の世界で試合をしているが、愛魂の精神に入った達人は、ほぼ瞬時に動いているために、ほとんど物理現象が「起こった」瞬間に動けるために、相手を「0・5秒の遅れ」でかわし、その瞬間に「相手の動きが読めた」と感じるという問題である。

合気をかける側が特別の精神状態を作ることで、普通の精神状態で戦う相手に対していつも「0・5秒」先回りするから、相手の動きが見え、相手をかわして相手を斬る。これが「夢想剣」だろうということになる。
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